この記事は2019年1月30日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

SANLIDA(サンリダ) HERO X10 -コンパウンドボウ-

中国のメーカーとして昨年末、にわかに注目を浴びてきたSANLIDAアーチェリーのターゲット用コンパウンドボウ「HERO X10」が入荷しました。

SANLIDA HERO 2019

【基本スペック】
・1.5カムシステム
・アクセル間 40インチ
・ブレースハイト 7.5インチ
・重さ 4.6ポンド(入荷品の実測 4.7ポンド)
・引き尺 27~29.5インチ
*現時点ではこのDLだけです
・ドローウエイト 30~40lb* 40~50lb 50~60lb
・カラバリ 黒、金、銀、赤、青、空青、緑、紫、
・レットオフ 65~75%(3段階)
*30~40lbは少し先のようです。

カタログ数値や見た目はOKアーチェリーのABSOLUTEのような。
ハンドル素材は6061系アルミニウム。リムはUSゴードン社製。意外と言っては怒られますが、ちゃんとした作り込になっています。

カムシステムは1.5カム方式。

分かりやすく言うとHOYTのスパイラルプロカムに似た仕組みとなっています。
引き尺変更は以下のモジュールを付け替えます。

モジュール番号は1から6まで。
予め「2」が装着されています。
1:29.5インチ
2:29インチ
3:28.5インチ
4:28インチ
5:27.5インチ
6:27インチ
雑感ですが、モジュールには数字の前に「U(アッパー)」か「L(ロワー)」が刻まれているのですが、これがまた見にくい打刻印です。打ち込みが浅いというか・・・。
私が見たときは「5」と「6」の見分けは虫眼鏡が必要でした。

レットオフが3段階です。

*写真は太

太・中・細の3種類のドローストップピンを付け替えます。

太いほうから65%、70%、75%と言う具合(目安)
太い時と細い時では細い方がホールディングウエイトは軽くなり、そして太い時よりも約1/8インチ程引き尺が伸びます。

ケーブルガイドバーはネジ固定式のフレックスタイプ。
シュートスルー部分の内幅は46ミリ。
ここ最近の各メーカーのシュートスルー幅からすると狭めの設計ですね。

グリップは細身の17ミリ幅です。

SANLIDA Archery 「HERO X10」 気になる方は是非店頭にお越しくださいヽ(^。^)ノ


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Yamada

山田ヒロ - JPアーチェリープロショップ店長。主にコンパウンドを担当。元日本記録(コンパウンド70mW)保持者。 連絡先 cp_jp@archery-shop.jp

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