この記事は2018年9月4日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

PSE2019年モデル第1弾 Supra・focus

これまでのスープラとは全く違う、、、もはやスープラと呼んでも良いのかと思えるほど全く違う弓になって新登場です。
*先日入荷したんですが、紹介が遅くなりました・・・(;’∀’)

【SUPRA FOCUS(スープラ・フォーカス)】

写真は即納モデル(右ハンドル・60ポンド・黒)

=スペック=
・2カムシステム
・アクセル間 37インチ
・ブレースハイト 7インチ
・重さ 4.7ポンド(2.13キロ)
・引き尺範囲 26~31.5インチ(0.5インチ刻み)
・レットオフ 65%、70%、75%の3段階
・矢速 328(ATA)/320(IBO)
・マックスリムボルトターン  10回転
・用意されるポンド 50lb、60lb、70lb
*40ポンドの用意はないです。

より安定したエイミング性能を求めるためデフレックスデザインを採用しました。

実際目の当たりにした印象は、少し前のドミネーターや古くはマネーメーカーのような真っすぐでクラシカルなスタイルとなっていて、これまでの“攻めた”印象はどこにも感じられませんでした。

カムはスモール・エボルブカム(SEカム)。

スピードとパワー、そこにマイルドな引き味を併せ持ったカムで、2018年モデルではすでにパフォームXやシュートダウンに採用されているカムです。

グリップは、幅(厚み)が1ミリ細くなって19ミリとなりました。

2016年のエクスプレッションで突如21ミリになり、好評・不評の賛否が分かれた2016年から昨年登場のパフォームXで20ミリとなり(シュートダウンも同じく)、そして2019年のスープラフォーカスで19ミリとなりました。個人的には賛成です。

さて、ブッシング(5/16インチ)はサイドに1か所、リア下側に1か所、計2か所です。

穴はたくさんあいていますが、ネジが切ってあるのはこの2か所だけです。

まぁこれで十分だと思います。

リム幅は約66ミリ。

従来のキックスタンドですと“入らなくはない”程度のキツさで、下手すると着脱の際にリムの縁に傷が入りそうな窮屈さです。
安心して使用するにはワイドタイプのキックスタンドの使用をお勧めします。
ちなみにメーカーが違うのであまり試す人はいないと思いますが、一応報告しておくと「マシューズ リムレッグス」が使えます。イイ感じで。

その他の写真です。

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ちなみにアメリカのDan Jasa選手(現在イタリアで開催中の世界フィールド選手権アメリカ代表)からこんな声が届いています。

◆シュートダウンと同じ重さにセットしたがフルドローでは軽く感じられる
◆デフレックスハンドルなので、エイミング時の安定性が高い
◆リムが立っている古いタイプのデザインだが、カムとの相性が良く、古い弓のような荒々しさは全くない

とのことで、確かにバーチカルなリムの設置により、いわゆる“飛び出し”が強めに出る半面これを“暴れる・荒い”と評してしまう一定の声に対し、カムの性能でそれらを抑えるという処方が見事にバランスよくマッチしている印象です。
ま、そんなこと言っても飛び出しだの暴れるだの荒いだの。何やかんや言ってもその時すでに矢は飛んで行っているわけですから私に言わせれば「そんなのカンケーねー」です。
大事なのはエイミング性能。これがいかに優れているか。安定しているか。とても重要な要素です。久しぶりにこれはイイ!とてもイイ!と感じた弓でした。

【即納】PSE スウープラ・フォーカス(右・61lb・黒)は大久保店でご覧いただけます。売れちゃう前にぜひお店に見に来てください!!

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Yamada

山田ヒロ  TLA代表 主にコンパウンドを担当。元日本記録(コンパウンド70mW)保持者。 連絡先:targetlinearchery@gmail.com

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