この記事は2018年9月21日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

1万円のグラスリムをどう評価するか。

2019年に向けてリカーブ販売ラインの評価をしています。が、やはり、低価格帯が一番難しいです。

正確には把握していませんが、WNS/KAP/CARTEL/KINETIC/CORE/SAMICK/KROSSENなど、1万円台の低価格のグラスリムは10モデルほど市場に出ています。今名前が出たメーカーはすべて取り扱いできますが、販売する以上、お客様にそれを説明できなければいけないのですが、この価格帯のリムには基本的に違いがありません(少なくとも私には)。また、リムはシリアルに工場の特徴が出るので、10モデル以上あっても、製造しているのは実際には4工場です。

さらに、基本的に初心者の方が購入するものですので、始めたばかりのお客様に求める性能を聞いても、例えば矢速を重視するのかなど、聞いても明確な回答を得られることは稀です。

-リムに大きな性能差がない
-リムに大きな価格差がない
-リムに違いがあるとしても、お客様側のニーズが明確ではない

以上の理由から、実際には今後AXIOM+αよりも1,000円くらい安く販売できるグラスリムはありますが、これまでの実績、モデルチェンジによる細部の調整、耐久性の高さの3点を評価して、2019年も販売する一番安いILFリムは、WINNESのAXIOM+αリムで行きたいと思います。

他にも面白いリムはあるんですけどね…カーボン入っていないとやっぱり大きな違いは出ません(特に低ポンドでは)。

【試入荷】低価格グラスリム
 (ありがとうございました)

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山口 諒

熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

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