この記事は2017年5月8日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

アバロン(AVALON)のTEC-Xダンパーは予想以上のスーパーハードでした。

ゴールデンウィーク中に止まっていた海外からの入荷が一気に入ってきました。新規商品も多く含まれています。

まずは、ちょっとした商品ですが、アバロンが新しく発表したTEC-Xダンパー。既存のコントロールダンパーより一回り大きいことが特徴かなと発注して、本日入荷しましたが、テストしてみるとかなり硬さであることがわかりました。スーパーハードタイプとして商品説明に登録しましたが、現在市場に出ているダンパーの中でも最も硬いと言っていい部類です。

もちろん、ダンパーと硬ければよいものではなく、適材適所が大事ですが、硬さを求めるお客様にとっては、お勧めできる新しい選択肢かと思います。

AVALON TEC-X ダンパー

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山口 諒

熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

5 thoughts on “アバロン(AVALON)のTEC-Xダンパーは予想以上のスーパーハードでした。

  1. >>もちろん、ダンパーと硬ければよいものではなく、適材適所が大事ですが、

    山口さんの感覚ですと、ウエイト何グラムから何グラムあたりまでこのダンパーでオススメできますか?

    また、今回の様な硬すぎるダンパーを使用する際に、例えばウエイト1個だけといった軽いセッティングですと、何かしらの問題は発生しますでしょうか。

  2. >山口さんの感覚ですと、ウエイト何グラムから何グラムあたりまでこのダンパーでオススメできますか?

    うん…特にそういう方程式みたいなものはありません。

    振動吸収という点ではやってみるしかないというところがありますし、硬いダンパーに少ないウェイトであればエイミングはソリッド(動いた通りにピンが動く)に、柔らかいダンパーに多めのウェイトだとスタビライザー効果が効き、エイミングは安定(狙いが多少動いてもピンはそれほど動かない)します。どちらが良いかは好みとしか言えません。個人的にはソリッドなエイミングが好きですが、安定したエイミングが好きなトップアーチャーも多くいます。

    >また、今回の様な硬すぎるダンパーを使用する際に、例えばウエイト1個だけといった軽いセッティングですと、何かしらの問題は発生しますでしょうか。

    問題が発生することはないです。このような性質を生かすために、「スタビライザー+ウェイト+ウェイト+ダンパー+ウェイト」といったセッティングも可能です。

  3. コメントへのご質問、すみません。

    >>~柔らかいダンパーに多めのウェイトだとスタビライザー効果が効き、エイミングは安定(狙いが多少動いてもピンはそれほど動かない)します。

    との事ですが、理屈ではピンが動きにくいだけで、狙い(実際に矢が飛んでいく方向)はずれているという事でしょうか?

    動いた通りに動くソリッドな感覚を自分はふらふらしている様に捉えていました。
    それを抑える為にVバーの角度を広くしダウン角にしていたのですが、上記の事となるとセッティングを見直したくなってきました。。

  4. >との事ですが、理屈ではピンが動きにくいだけで、狙い(実際に矢が飛んでいく方向)はずれているという事でしょうか?

    質問されていることがあまり理解できていないです。申し訳ございません。

    エイミングについて、ざっくり言ってしまえば、「狙いがあっている事」と「狙いがついた場所に矢が飛ぶこと」のバランスとなります。

    狙いがばっちりXのど真ん中にあっていても、グリップに変に力が入ったりして矢が7点に飛んでしまっても意味がないし、狙ったところにちゃんと矢が飛んで行ったとしても、狙いが赤の中でふらふらしているようでも高得点は狙えません。そのバランスが大事です。

    私がソリッドに設定にしているのは、点数(グルーピング)のためというよりも、そのほうが自分のミスがわかりやすくなり、自分が何を改善すべきが理解しやすいと感じているためです。

    という説明でよいでしょうか?

  5. ご返信ありがとうございます。

    正にその事についてお聞きしたかった次第です。
    自分のセッティングをまた見直してみます。
    ありがとうございました。

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