この記事は2017年2月17日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

ホイット(HOYT)のKSL(リー・キーシクデザイン)グリップが少数入荷しました。

ホイット(HOYT)とリー・キーシク氏が協力してデザインしたエリソン選手使用のKSLグリップが少数入荷しました。初期ロッドの問題で少数での入荷です。2-3週間後の入荷で20個(左用2個含む)、発注数の全部が入荷する予定です。

写真の右が現在のホイットハンドルに標準で搭載されているグリップですが、横からの印象と握った時の手のひらの部分のフィーリングは大きく変わらないと思います。

このグリップのユニークなデザインは親指の部分で、この部分をかなり細くデザインすることで、親指の動きがかなり制限されます。写真でも親指の部分の上が厚く盛られていることがわかるかと思います。これによって親指は水平に近い角度で固定されます。

もともとこの角度でシューティングしている、または親指の安定感を求める方には合うかと思いますが、水平よりも高め(的側に行くほど上がる)にしている方には違和感があるデザインになります。

個人的には好きですが、グリップの自由度を下げるデザインですので、標準グリップとして採用できない理由も納得です。記事を書いている間に1つ売れました。ありがとうございます。

HOYT KSLデザイン グリップ

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山口 諒

熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

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