ハンガーゲーム2の弓を再現するという動画が先週公開されました。
ハンドルの素材は普通ですが、リムをスチール(4140鋼)で作るというとんでもない設計。結果出来上がった弓は約100ポンドに。完成品を見ると大分ブレースハイトが高いです。意図したものかわかりませんが、これでブレースハイト低かったら、腕に当たって大けがしそうな。
ハンガーゲームの最新話公開中です!
今日はサイトチャートの作り方について。とりあえず使うためのサイトチャートは市販されています。また、ネットで無料で配布されているものも存在します。ただ、競技用サイトチャートは自分のデータから作る必要があります。そのための…無料ソフトがないのです。理由はその計算には弓のデータなどが必要で、これは更新が必要です。なので有料でなければ運営できません。
よく知られているソフトとしては、アーチャーズアドバンテージ(Archers Advantage)とOnTarget2!が知られています。今回使用したのはアーチャーズアドバンテージの方です。このソフトは1500円/年(12ドル)です。OnTarget2!が最新のOSに対応しているのか確認できなかったためです。
すべて、英語ですが、中学校レベルの英語力があれば使用できます。今回はポイントだけ説明します。年間購入しログインするとこのような画面になります。まずは「Setup」を開き、「Add Setup」をクリックして、セッティングの名前を入れたら、「Select Bow From List」から自分の弓を選択します。その後、ピークウェイト、ブレースハイト、ドローレングスを入力します。画面右側の値はデータベースより自動入力されます。
つぎに「Sight Configuration」を開き、サイトとピープの情報を入力します、「Sight Type」はAxcelのアチーブCXLの場合は「32Turn x 20Clicks(サイトのマニュアルに書いてある)」です。「Peep to sight」はフルドローの時のピープの中央からレンズまでの距離です。「Peep Height」はシャフトの中央からピープまでの垂直の距離です。どちらもインチで入力してください。ここでは近距離での目盛りの修正が行われます。
次に「Arrow Configuration」で矢の情報を入力していきます。特に難しいところはないですが、アローレングスはシャフトだけの長さです。ポイントやノック溝までではないので注意してください。FOCなどは自動で計算されます。
次に…方法は3つあります。矢速を測定してやる方法(Chronograph)とサイトを2つとって計算する方法(Calculate Speed)、カタログ値(Build Bow Speed)を使う方法です。このソフトではサイトをとる方法を推薦していて、これが一番正確とされています。なのでサイトをとりましょう。その前にゼロインが必要です。微調整用のノブの目盛りが0にあるときに、メモリがぴったりとライン上にあるように調整します。これをしないとすべてが狂います。
「Sight In」をクリックし、2つの距離でサイトをとります。矢がわずかに落ちる位置と、大きく落ちる位置がよいさとれています。メーカー推薦は18mと70mです(自分は20mと50mでやりました)。注意点は上にある「Metric Ranges」が選択されていることをしっかりと確認することです。でないとヤード設定になってしまいます。射場でとったサイトの値を「Range」のところに距離、「Mark」のところにサイトの数字を入れます。これで計算は完了です。
「Customize」をクリックすることで印刷するチャートのデザインをいじれます。いろいろいじってみてください。「Justification」の部分は通常、サイトのインジケーター(メモリを示すピン)の位置を確認し、逆の方に数字を入れます。
最後にプリンタのキャリブレーションを「Calibration Scales」で「Metric Scale」を選択して印刷してください。印刷されるのは10cm分の目盛りです。これが10cmになっていれば、正しく印刷されています。
これで完成です。正しいと思われるもの。それよりも少し矢速が遅かったときのものと、少し早かったときのものが印刷されます。まぁ、通常の目盛りと同じですが、上の13というのは13mの時の目盛りです。この設定の場合、13mよりも短いときにはサイトを上げるのではなく下げる必要があることを示しています。右にあるShort Range Conversionsがその値で、10mを射つ時には17mの時の目盛りに合わせる必要があることを示しています。
また、このソフトにはスパインセレクト機能もあります。ただ、これまでの流れからわかるようにすでに矢を持っていて、距離を射っていて、サイトがあることが必要なので、初心者のシャフト選択には使用できないです。
これで完了です。あとはサイトに貼って終わりです。参考になれば幸いです。
カタログから消えたの気が付きませんでした。お客様から依頼があり、問い合わせて判明しました。
ウィンドウが狭いために23インチハンドルが製造できないフォーミュラータイプのハンドルですが、これで64インチの弓を組むためにXS(エクストラショート)サイズが2014-2015年で製造されていましたが、今後製造を終了するそうです。
現在の在庫限り。よく読むとカタログからも削除されています。必要な方は早めに確保してください。
まずはハイパーエッジエリートとアルファエリートRKT(2013)で、ブレース時やフルドロー時でのアクセル間の違いを比較してみます。
なぜ前作プロエッジエリートではなくアルファエリートかと言うと、プロエッジエリートはアクセル間が35インチなので比較するにはサイズが違うためです。
下の写真はハイパーエッジのブレース時のサイズです。インチセンチが混同していますが分かり易くするためです、ご容赦ください。
アクセル間36インチ(約92センチ)ですね。そしてカムの上面から下面までが約101センチとなっています。
では下の2枚の写真です。
上がハイパーエッジ、下がアルファエリートです。
*引き尺27.5インチで設定
写真に記した数値をご覧いただくと、もう言わずもがな、です。
(カムの上面から下面で)実に3センチ余りもハイパーエッジの方が広いストリング角度になっています。
比較したアルファエリートは(ブレース時)アクセル間36-5/8インチ(約93センチ)です。
ブレース時はアルファエリートの方が約1センチ広いのに、フルドローで大幅に逆転しています。
大きく湾曲したウルトラフレックスリムにDFXカムの組み合わせでここまで違いが出ます。
このため36インチアクセル間で38インチ相当のストリング角度になるという事が見てお分かり頂けるかと思います。
さて、この画期的なリムとカムの採用により、最大の懸案事項と言っても過言ではないボウプレス問題が浮上しました。
超パストパラレルリムの所為で、使用可能なボウプレスが限定されるという事案です。
そこでホイットは3社のボウプレスを挙げています。
-Last Chance(ラストチャンス) ボウプレス & ウルトラロックリムアダプター(←どちらも当店販売中)
–Sureloc(シュアロック) X Press Pro Press
–Bowforce(ボウ・フォース) Hunter V-Press
上記3つのボウプレス以外での作業は保証が無効になります。くれぐれもご注意ください。
以下の写真は当店販売中のラストチャンスアーチェリー(LCA)の「ウルトラロックリムアダプター」です。
このアダプターだけでは使用できません。LCA製のボウプレスと組み合わせて初めて使用できます。
コチラはアダプターをウルトラフレックスリムにあてがってみたところです。
リムの先端側と、リムの中ほどの2か所に接点を設け、確実にリムをホールドする仕組みになっています。
(決してマネをしないでください)ためしにこのアダプターを使用せずにハイパーエッジを通常のLCAボウプレスのフィンガーに当ててみましたが、一見いけそうな気がしても、プレスを始めると“バイィィィ~~~ン”と弓(リム)がフィンガーを弾きながら真下に落下してしまいそうな感じになったので直ちにプレスを中止しました。
絶対にアダプターなしでプレスするのはお止め下さい。
禁止です。
と言う事は、当店販売中の「ボウマスター・ポータブルボウプレス」、「シンナム・ボウプレス」は残念ながらその形状から使用はできません。
絶対にお止め下さい。
つまり、この弓を導入するという事は、ボウプレスから見直さなければなりません。
先に記載した3社のプレス機をお持ちでない方にとっては、二の足を踏んでしまうアタマの痛い話になりそうです。。。。。
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それでは当店販売中のウルトラロックリムアダプターをLCAボウプレスのアームに取り付ける際の様子です。
指で示したフィンガーベースとプレスアームの隙間、約10センチの箇所にアダプターを取り付けます。
もう一方の反対側(向かって右側)の方は、手動式プレス機なら左側と同じ要領で取り付ますが、もしプレス機が電動式(モーター式)の場合は、もうひと手間作業が必要です。
詳しくは以下の製品紹介動画、4分45秒あたりからご覧ください。
もう一度言いますが、このウルトラフレックスリム&DFXカムを搭載しているハイパーエッジエリートの他に・・・
-DEFIANT シリーズ
-Carbon DEFIANT シリーズ
上記の3モデル(シリーズ)には必ず指定のボウプレスを使用してください。
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話をハイパーエッジに戻します。
このハイパーエッジには2015~2016年のターゲットモデル(ポディウムXエリート)で採用されている「アジャスタブルケーブルガード・システム」ではなく、ハンティングモデルの「ディファイアント、スパイダー・シリーズ」などで採用されている「ゼロトルクケーブルガード・システム」が採用されました。
右写真の黄矢印で示した箇所がフルドロー時に約4ミリほど左へ露出します。
これにより、ケーブルにかかるテンションを和らげ、ハンドルトルクを軽減させる効果をもたらします。
その他には、ポディウムXエリートにも採用されている、モジュラーグリップシステム(0度(セット済)、2度、4度、6度のモジュールパーツ)を搭載しています。
HOYTの2016年フラッグシップモデル・CPボウ ハイパーエッジエリートは店舗およびあちぇ屋CPにて販売中ですヽ(^o^)丿
先日に入荷したPSEのエクスプレッション(XPRESSION)とエクスプレッション3Dですが、新しくLAS(Wedge lock)というシステムが搭載されました。それについての解説です。
これがどういうシステムかというと、リカーブではおなじみのセンターショット調整機構、ボルトでリムを左右に振るという調整機構です。ただし、センターショットといってもリカーブのセンターショットとコンパウンドでは大きく違います。
リカーブではセンターショットで一番大事なのは正しいアライメントのリムの真ん中に弦があること。逆に、フィンガーリリースによるパラドックがあるために、矢はセンターショットのライン上にはありません。コンパウンドにおいてのセンターショットでは、複雑な機構の中において一意的にセンターショットを定めることは難しく、メーカーがおおよその目安を公表しています(ラリーによればそれはおおむねハンドルの重心の中心)。なので、センターショットが弓の見た目の真ん中にないかわり(自分の弓は3/4″-13/16″)に、リカーブとは違い、矢はセンターショットのライン上にあります。これを調整する時、このLASシステムは新しい調整機構ではなく、既存の調節方法に加わる第5の方法です。
これ以外にもやり方があるかもしれませんが、レスト、ケーブル、ケーブルガード(トルク量)、ワッシャーの4つが一般的だと思います。
レストの調整方法はレンチで左右を調整するというものです。たいていの弓では最終的な微調整のために使われます。
ケーブルガードを調整することでフルドロー時の弓の傾きが変わり、センターショットが変わり、カムの傾きも変わります。調整は簡単ですが、あまりにも多くの部分に影響を与えるので多くのチューニングがやり直しになります。
ケーブルの調整方法については、以前にApex7を調整した時の記事が参考になるかと思います。この弓ではこの手法を使いました。
ワッシャーの調整方法については、以前にEnergy 35を調整した時の記事が参考になるかと思います。この弓ではこの手法を使いました。
そして、第5の方法がLASです。
さて、正直この4つの方法でチューニングできないことはないと思います。それでも矢がまっすぐ飛ばないのであれば、ほかの部分に問題がある可能性が高いです。このLASの一番のメリットはこれらの調整を射場などで簡単にできるようにすることです。
ケーブルではプレスしてケーブルを外すこと、ワッシャーに至っては、カムを解体する必要があります。時間とともに環境的な制限も多く、近くにボウプレスがない出来ないものです。対して、LASシステムではこれをレンチ1つで出来るようにしました。便利なシステムではないでしょうか。また、長期間の使用において、クリープによって少しずれてくるケーブル調整に対して、このシステムの方がより堅牢性が高いと考えられます(それでもケーブルのクリープは発生しますが)。
エクスプレッションを手に入れた時には、ぜひこの新しいチューニング方法をお試しください。
追記
—
最初にアップした記事ではケーブルガードによる調整がリストから漏れていました。加筆しました。
準備と理論を理解したうえで、いよいよ作っていきます。
必要なのは準備編で用意したジグと原糸とサービングです。原糸の選択にも意味があるかもしれませんが、正直、こちらでもまだテスト段階なので、結論は出ていません。今回は8本で作ったので、できるだけ強靭な素材と、ライノー(クロスボウ用)を選択しました。
弦と違い短いので、軽く巻き、真ん中に来るように調整してから、しっかりと固定します。
ぜひお試しください。また、店舗で販売もします(通販は無理ですが、店舗であれば取り付けもできます)。在庫は土曜日には用意できると思います。これであなたもセバスチャン選手のようなシューティングができる!かも:)
作って、取り付けする前に、トルクレスDループについての理論的な解説をします。このDループのメリットはレットオフ=ホールディングウェイトに大きく影響を受けます。
この動画はピーク58ポンドに設定されている弓をフルドローまで引き、その時のストリングのテンションを表現したものです。ホールディング時にはポンドは10ポンド程度になっているので、指一本で軽く触れるだけで大きく変化していることがわかるかと思います。
トルクレスDループとはフルドローで最もストリングにかかるテンションが低いときに、Dループと顔の接触によるテンションやリリーサーからのテンションをできるだけストリングに伝えないようにするためのアイデアです。理論上ホールディングウェイトが低いほどメリットがあります。
先日のArchery TVで登場したトルクレスDループ。WAがDループというのだからDループなのでしょうが…通常のDループと違ってDの部分はありません。話題になっているようなので、作ってみようと思います。今後店舗でもサービスとして提供する予定です。
弦を作るやり方について書きましたが、トルクレスDループは基本的には両方のループにサーピングがされていないリカーブ弦です。作り方は同じです。
作り方は同じなのですが、長さが4cmほどなので、一般的なストリングジグでは作ることはできません。ということで、準備編はトルクレスDループを作るためのジグの準備です。製作するためのジグは2cm-5cmの間くらいで自由に調整できる2つのフックがあり、サービングするときにテンションがかかるので、それに耐える剛性があることが必要です。今回、材料は新宿の東京ハンズでそろえてきました。全部で2,000円ほどでした。もう一度言いますが、サービングするときにテンションがかかるので、ジグの素材は高くてもよいものを使用したほうが良いと思います。
ジグの組みたては…坂本と二人で5分くらい。まぁ、ここの部分は設計次第ですかね。
これで完成です。もう一点ありました。両方のフックに原糸をかけて、その真ん中をサービングしていく必要があるので、赤丸で囲んだ部分にはある程度の空間が必要です。この空間が確保されていないジグを設計してしまうと、サービング時に地獄を見ます。ご注意ください。
私の方で考えたジグを参考にしていただいてもかまいませんが、自分でジグを設計するのであれば、まずは適当に釘でもポールでも見つけて1度作ってみることをお勧めします。それで作ってもトルクレスDループは高品質のものはできませんが、そうすればどんなものを設計していくことが必要なのか見えてきます。
では、続きは明日。
PSEの2016年最新作「XPRESSION(エクスプレッション)」が到着しました。
写真は40インチモデル。他に「XPRESSION 3D」と言うアクセル間36.5インチのモデルも同時に発表されています。
さて、近年のPSEらしからぬアシンメトリーを主体としたハンドルデザインに「New DMカム」が搭載されてのリリースです。
詳細スペックは商品ページをご覧いただくとして、この記事では写真を中心に紹介します。
ドミネーターで培われた(完全対称形の)シュートスルーハンドルが今作では「アシンメトリー」という非対称形の取り回して世に送り出されました。
左側から見るシルエットと右側から見るシルエット。
左右の波打つ曲線が見事に重なり、調和したデザインとなっています。
グリップは私がる範囲では最も幅広い20mmにもなる厚みがあるフラット、かつ、極めてエッジの立ったスクエアなグリップとなっています。
好きです、こんな感じ。
シュートスルーの幅も他社に比べ5mmほど広い設計です。
2016年モデルから新しくなった「New フックススライド2」
これまでのフレックススライドについていたカラーパーツは無くなり、シンプルで強度の高い樹脂製の1本ロッドが装着されています。
バックストップは「バックストップ4」となり、本体バーは伸縮しなくなりました。
先端のゴム付け根のネジで微調整します。
*別売り用としてブレースハイトの高さに応じた5サイズの長さが用意されています。
さて、New DMカムです。
このカムは下カムのみにモジュールがあり、上カムにはモジュールは存在しません。
またレットオフですが、工場出荷では75%モジュールが装着されています。
で!!朗報です!
これまでのPSEのカムで例えば「MEカム」や「DCカム」等のレットオフは基本的に75%なので、65%にする場合は別売りで65%モジュールを購入しなければなりませんでしたが、エクスプレッションには65%モジュールが付属してきます。
お財布にやさしい!(いや、最初からこれ込みの価格なのかも・・・)
そしてドローストップは基本的にはケーブルストップ式が最初に装着していますが、付属品を付け替える事で、リムストップ式にも変更できます。この流れってPRIMEのONEからの流行でしょうか、今年のHOYTハイパーエッジでもこの形式を採用しています。
基本的にはどちらかの方式のペグで使用してください。絶対ダメ!とは言いませんが“併用”は前提としていません。
リムストップにする場合は右下黄矢印の背の高いペグを下左黄矢印の三日月上の溝へ取り付けます。写真手前側にペグ、写真反対の裏側にナットを持ってきて挟みます
ペグを付ける位置に“刻み”等はありません。「A⇔L」というあいまいな感じになっています。なのでケーブルストップペグで決まった位置まで引いた場所にアタリをつけて、その位置にリムストップペグを持ってくる・・・と言う手順になります。
カムの形式は一般的な1.5ハイブリッドカム方式。
ブレース状態で黄矢印の示すカムのロケーションマークにそれぞれのケーブルが通っていればOKです。
新開発のターゲット競技に特化したDMカム。
引き味の滑らかな、それでいてメリハリのあるヴァレーからウォールとなっています。
さて、最も?厄介な?、、、いや画期的な構造が今回リムポケットに採用されています。
それはリムボルトの“左右”調整・・・・・「ウェッジ-ロック・ポケットシステム」です。
RC(リカーブ)ではおなじみのこの調整機構。おそらくCPでは私の知る限りでは初搭載だと思います。
リムポケットの側面に目印となる線が引いてあり、そして両サイドから「T-25」ヘックスローブレンチを使って左右から必要量の移動をおこないます。
これはRCにおけるストリングのセンター調整のような仕組みでリムポケットが左右に動くのですが、この「ウェッジ-ロック・ポケットシステム」の場合は若干意味が異なります。
詳しくは山口がこの後の記事で取り上げますのでそちらをご覧ください。
ヘックスローブレンチの話が出たので、ちょっとここで触れておきます。
PSEは2014年モデルから引き尺調整やモジュールの変更に使う工具がヘックスローブになりました。
そのため「T-15」サイズのレンチが1本が付属していたのですが、今年からどうやら付属しなくなったようです。
今作も引き尺変更やモジュール変更にはT-15が必要です。さらにこの“センター調整”にはT-25サイズが必要となります。
このT-25サイズは他にフレックススライド2の留めネジや、リムの固定ネジ(リムボルトの上にあるネジ)で出番があります。
もっと言えばリムを分解するにはさらにT-27サイズも必要です。(リムポケット横両サイド)
PSEユーザーになったらこの機会にヘックスローブレンチを揃えた方が良いでしょうね。
ちなみに2015年モデルまでのPSEボウのフレックススライド・カラーパーツとバックストップ2では、T-8が必要です。
でも、ポンド調整を行うネジは通常の六角なので、7/32インチ六角レンチが必要です。
コチラもご用意をお忘れなく。
スタビライザーのセッティングにおいてはこのハンドルには実に5か所の5/16インチ穴が切ってあります。
もはや穴だらけ。センターブッシングも併せれば6か所のアレンジメントが考えられます。
迷います。
ハッキリ言って、迷います。
でも、嬉しい悩みです。
自身の好みにとことん付き合ってくれる弓だと思えば、さらに愛着もわいてきます。
PSE XPRESSION(3D)は、店舗およびあちぇ屋CPにて販売中ですヽ(^o^)丿
是非一度お店に見にきてね~~~~~~~~
12年間マシューズのプロシューターとして活躍した、現在世界ランク9位のマーティン・ダスボがマシューズからG5プライムへの移籍を発表しました。さっそく、プライムのONE STXでインドア満点の150点でトーナメントに優勝したようです。今後の活躍に期待です。自分の使用しているメーカーのプロシューターが増えると、セッティングを参考にできる人が増えて、より楽しくなりますね。
また、マシューズの2016年のターゲットモデルですが、ATAで発表するようです。ご期待ください。