マシューズが2016年ハイスピードモデルを発表しました。1つ目は現行のHTRを短く、軽量化したNo Cam HTX。ドローレングスが29インチまでなので、正確なIBO測定ができていませんが、カタログ値ではHTRよりも遅くなっていますが、実際にはよりハイスピードモデルです。1インチ短くなると10fps程度減るので、表示は326fpsですが、実質的には336fpsになます。HTRより2インチ短く、重さは4ポンドを切って3.99ポンド(1,809g)、ドローレングスは23インチ、リムのポンドは40ポンドから用意されています。
また、グリップはHTR(フォーカスグリップ)とは違い、フラットなグリップが装着されています。
もう一つは、デュアルカムタイプの現行のモンスターシリーズWake(写真右)を軽くしたHalon(ヘイロン-写真左)。
アクセル間は30インチ、最もハイスピードのHalon5で353fpsになっています。
カムには新設計のクロスセントリックカムが搭載されていて、理論上完璧なノックトラベルを実現するノーカムシステムをベースとして、引きはじめをより鋭角にすることで引き味とのトレードオフに高い矢速を実現したモデルです。
今回ターゲットモデルは発表されませんでしたが、ATAで新しい発表があると聞いています。もう少しお待ちください。
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

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