Bowtech(ボウテック)の2015年Newターゲットモデル、FANATIC(ファナティック)が入荷しました。
まずは基本データです。
———DATA——–
2カムモデル
アクセル間:36.5インチ
ブレースハイト:7.75インチ
重さ:2,086g
引き尺調整幅:26~31インチ(0.5インチ刻み)
ボウテックのターゲットモデルに新たに追加されたファナティックは、アクセル間がスペシャリスト(もう一つのターゲットモデル)より1インチ短い36.5インチとなっていますが、ハンドルレングスが2割長くなりました。
また、リムはスペシャリストはソリッドリム(1枚リム)ですが、ファナティックではスプリットリム(2枚リム)を採用。
全体的なイメージとして、なんとなく「INSANITY CPXL」に近いものを感じます。
*右がスペシャリスト
ハンドルが長く、リムポケットの長さも広くなったことで、全体のシルエットがボリュームアップした印象です。
グリップの幅はスペシャリストに比べ0.4ミリ細くなりました。(19.2ミリ⇒18.8ミリ)
カムはスペシャリストと同じく「オーバードライブバイナリーカム」(2カム方式)
ケーブルアレンジメントもスぺシャリストと同じですが、カムアクセル軸のマウントパーツとドローストップピンを留める穴のレイアウトがファナティック用に変更されています。
また、ファナティック専用のドローストップピン「ファナティック・ドローストップ」が搭載。
これはピンの形状が三角形になっていて、ケーブルに当たって止まる面を「ハイ」「ミディアム」「ロウ」のいずれかでセットすることで、レットオフ値を変更できます。
ハイで約75%、ミディアムで約70%、ロウで約60%(いずれも概算値)
*写真は「ハイ」ポジション
そして、ハイからミディアム⇒ロウになるにつれ、引き尺は2ミリずつ短くなります。ご承知置き下さいね。
下はフルドロー時の上カム写真で「ハイ・レットオフ」にしている時のケーブルが当っている様子です。
このように広い面でケーブルに当るので、フルドロー時のウォール感はかなり「ガチッ」としたフィーリングになります。
それではハンドルの細部を見ていきましょう。
ボルトオンによるパーツでシュートスルーデザインになっています。
ホイットやG5プライムのような削り出しではないので、あくまでもフレーム強度アップの補助程度に思っておいて良いかもしれません。
今やおなじみとなりましたケーブルテンションを軽減する「FLX-ガード」も搭載されています。
グリップです。
スペシャリストに比べて0.4ミリ薄くなりましたが、奥行きは変わらず、程よく角の取れたすっきりとしたグリップになっています。
ハンドルはストレートのデザイン。“じゃじゃ馬”なこともなく、とても素直な反応を示してくれます。
フェイス面のアッパー側に1か所、ロウ側に2か所の5/16インチ穴があります。
引き尺調整は、モジュールの位置変更とドローストップピンの差し替えで行います。
行う際は必ずモジュール位置の番号とドローストップピンの挿す番号が同じになるようにしてください。
また、ピンのレットオフ面も上下同じにそろえてください。
1番の位置で31インチ、11番の位置で26インチ。1穴移動で0.5インチ変化します。
今回入荷した入荷した【即納モデル】は右ハンドル・50ポンド・青ですが、
展開は他に、40ポンドモデル、50ポンド、60ポンド、70ポンド。
色は、青(トパーズ)、緑、紫、黒の4色です。
BowtechのNewターゲットモデル FANATIC 店舗および、あちぇ屋CPにて販売中ですヽ(^o^)丿
Yamada
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