1月に発表されたタイタンのコンパウンドレストが入荷しました。
メーカーが着目した点は矢ができるだけきれいにクリアしていけるようなレストを作ること。そのためにブレードにユニークなカーブを持たせ、かつ、矢と接するブレードにハードテフロンコーティングを施しています。テフロン加工をすることでブレードの滑りを良くし、また、もしベインが接触してしまったとしても、その影響を抑えてくれます。手で触って分かるほどに通常の金属ブレードとは抵抗が異なります。ブレードにテンションをかけることで発射後のブレードの振動を減少させます。
ブレードは5つ付属で、1つは装着済みです。
現在、自分はSS2プロを使用しています。性能面では何一つ不満はないのですが、唯一不満なのが、レンチをケーブル側から入れて調整することが必要で、レンチの大きさによってはケーブルと干渉してかなり作業はしずらいことです。このレストではケーブル側にねじがなく、上と横から全調整ができるので、調整でイラッとすることがないかと思います。
大久保店のアルバイト募集ですが、本日、面接の結果採用が決まりましたので募集は終了しました。ありがとうございます。
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。

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ブレイディ・エリソンが使っているtitanのサイトピンがファイバーではなく、ドット?になっているようなのですが仕様変更でしょうか。
Titanのサイトピンには上記のように9つのレンズのオプションがあります。弊社で在庫しているのは中段の真ん中のものです。ほかのものも取り扱いはできます。またドットであれば、レンズ交換しなくても、レンズのファイバーの穴の上からシールを貼れば同じようにできます。
http://cpbow.cart.fc2.com/ca44/112/p-r-s/
解答ありがとうございます
4枚目の写真、ブレードの先端が変形していますが磨耗によるものですか? それともベインに接触しないように削っているのでしょうか?
いちおう、「摩耗」としておきます。これは樹脂製のブレードです。特徴としては、さびないことと、柔軟性があること。また、シャフトに対して優しいです。欠点はご指摘のブレードが摩耗していくことです。
シャフトは発射時にブレードの上を滑っていくのですが、どうしても摩耗は発生します。金属製ブレードの場合はカーボンシャフトのほうが摩耗し、樹脂ブレードの場合は、ブレードのほうが摩耗します。どちらがよいかは考え方の問題かと思います。
また、4枚目の写真はレストのねじの位置をとったものです。正直、このブレードは削ったりもしています。かつ、摩耗もしています(削ったりしていじるのに新品はもったいないと思って去年の古いので試しているため)。気にしないでください。
樹脂ブレードの摩耗については、下記の記事の写真を参照してください。
レオ・ワイルドのトルクチューニングはブレードの左右のみ
ランチャータイプのレストを使ってますが、ドローイング中のレストダウンに悩まされています。
国際大会などのビデオ映像を見ていると、ほとんどの選手がランチャータイプを使っていて、射ち起こすときにかなり大胆に振り上げる人もいる(特に女子の選手に多い?)ように思うのですが、あれでアローがレストダウンしないものなんでしょうか?
>ランチャータイプのレストを使ってますが、ドローイング中のレストダウンに悩まされています。
まっすぐ引けていないことが問題かと思います。
>国際大会などのビデオ映像を見ていると、ほとんどの選手がランチャータイプを使っていて、射ち起こすときにかなり大胆に振り上げる人もいる(特に女子の選手に多い?)ように思うのですが、あれでアローがレストダウンしないものなんでしょうか?
自分の弓で写真に撮ってみました。ゴールドチップのウルトラライトプロというシャフトにランチテックのXナローというブレードを使用していますが、これだけ傾けても落ちることはありません。レストダウの原因はほぼまっすぐ引けていないこと(引く以外の方向にテンションをかけている)が原因だと思います。