この記事は2015年1月30日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

イーストンのコンツアースタビライザーが入荷しました。

DSC_0859イーストンのコンツアー(Contour)スタビライザーが入荷しました。ほかのものも入荷しているのですが、少しずつアップしていきますので、少しお待ちください。

上の写真では前回の世界選手権で最も使用されたHMC+スタビライザーと比較しました。ベースにある設計思想は、HMC+などのスタビライザーがロッドの外径をそのままに、内径を先端側で絞っているのに対して、コンツアーでは先端の外径を細くすることで、同様の効果を追求しつつ、さらに風の影響を低減しています。一見ベストな答えに思えますが、欠点は製造コストが高いことではないかと思います。あとは、このユニークな見た目に対して違和感を持つ人もいるかもしれません。

HMC+の外径が20.5mmであるのに対して、コンツアーでは、根本が約1.5倍の30.5mmで、先端側は30%細い14.4mmとなっています。ロッドの重さは軽量ロッドとして考えられる数値でHMC+とほぼ同じレベルで設定されています。

ただ、センターとサイドはテーパー状に設計されていますが、エクステンダーはただのストレートの大口径ロッドとして設計されているので、エクステンダーだけは重いです。

DSC_0856
DSC_0857ウェイト側の接続ねじは接着されていません。写真上のように5/16と1/4の変換ねじが動かせる状態で装着されていて、これを取り外して向きを変えることで、1/4と5/16の両方のウェイト、ダンパーを装着できます。スタビライザー側のメスねじは5/16です。

CX-350などテーパー型のスタビライザーというのは昔からありましたが、根本側と先端側で外径が半分以下になるものはあまりなかったのではないかと思います。”風の影響の低減”をキーワードにして、HMC+の1.5倍以上の価格をつけていますので、今シーズンのアウトドアでのHMC+使用ユーザーを引き離せる実績を残していかないと、”風の影響の低減”だけでこの価格のものを購入してもらうのは難しいように思います。常時在庫しますが、あまり大量に在庫する予定はないです。


The following two tabs change content below.
アバター画像

Ryo

(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です