6月に発表されたフランジィーリが開発したG1ハンドルが入荷しました。発表時との違いはグリップで、ウッドグリップではなく、3Dプリンタによって製造されるプラスチックグリップに変更されています。少しざらつきがあります。
センター調整機能はスタンダードなものです。ウィンのハンドルと同じような手順で調整できます。
クリッカープレートは2種類付属していて、メモリがついています。クリッカーはMKなどで使用されているM4ねじ用のものが必要です。
このハンドルで一番の特徴は6か所にウェイトを装着できることで、これによってハンドルの重さだけではなく、装着場所を変更することで、ハンドルの重心を変更することも可能です。ただし、ベースの1350gに追加していくことになるので、なかなか重いハンドルになってしまいます。追加ウェイトは別売りです。ウェイトを追加後、上からカバーをします。
そして、オプションでウッドグリップに交換できるのですが、スタンダートデザインに加えて、フランジィーリが設計したボールグリップを装着できます。このグリップはのグリップ上でのプレッシャーポイントが変化することによるミスを最小限に抑えることを目標に、開発されたものです。独特なフォルムを持っております。ちなみにこう書いていますが、これまでこのグリップはイタリアのBest社向けのものしか存在しなかったので、自分は触ったことがあるものの、ハンドルにつけて実射したことはありません。現在発注はしていますが、ハンドルとともには入荷しませんでした。入荷が楽しみです。
イタリアにはBestやベルナルディーニなどいくつかの名の知られたメーカーがありますが、いずれも日本では受け入れられていません。理由は一つではないとは思いますが、大きな要因としては、手作りの工程が多く、かつ、”イタリア人感覚”で作業しているので、メーカーとして何の問題もないハンドルでも、日本人には不良品に見えるためです。今回入荷したものもセンターブッシングがド・センターにはありません。メーカーは顧客に育てられるとも言いますが、このあたりイタリア人はあまり気にしないので、メーカーもこのレベルで問題ないと出荷してきます。
以前のこのことで某メーカーと長く議論したことがありますが、結局「うちはこれで問題ない。日本人がそれを受け入れないなら、買ってもらう必要はない」的な結論にたどり着きました。販売ページにも書きましたが、G1ハンドルは興味深い特徴がいくつもあるので、取り扱わないよりも、注意書きを入れて、気にされる方は店舗で実物を確認して購入してもらう方がよいのではないかと思いましたので、この売り方を試してみたいと思います。うまくいかない場合は再度検討します。よろしくお願いします。
山口 諒
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上記のボールグリップは他社製のハンドルと互換性がありますか?
>センター調整機能はスタンダードなものです。
>ウィンと同じ調整システムを採用しています。
このシステムは2001年にARCOスポーツが採用しており、WINは後発でこれを真似たものです。
オリジナルのメーカーの模倣ではなく、後発でアイデアをパクッたメーカーを模倣しているような書き方はどうかと思います。
まだ入荷していませんが、今のグリップを見る限り、大半のホイット・W&Wのハンドルにはつきそうにはないです。つくとしても、物理的につくというだけで、他社のハンドルで設定されているプレッシャーポイントと合わない可能性もあるので、ショップとして、そのような使い価値はお勧めしません。
>このシステムは2001年にARCOスポーツが採用しており、WINは後発でこれを真似たものです。
このあたりの事実関係は確認しようがないので、コメントは控えます。確認できる限りではリムボルトを偏芯させて調整するシステムはホイット氏が1977年に発明しました。(アメリカ特許番号 4091790A)
その後、リムをボルト側ではなく、デタントピンの位置のずらすことで調整するシステムを1995年に再度ホイット氏が特許申請しています。(アメリカ特許番号 5592929 A)
>オリジナルのメーカーの模倣ではなく、後発でアイデアをパクッたメーカーを模倣しているような書き方はどうかと思います。
>>ウィンと同じ調整システムを採用しています。
再度読み返しましたが、私の日本語の読解力では、この文書によってフランジィーリがウィンをパクったという印象を読んだ人に与えることはないと思います。
ここで書きたかったことは、Gilloの新しいハンドルのセンター調整はウィンと同じ手順で行えるということです。
この説明には全くフランジィーリ氏を批判する意図はないので、勘違いを防ぐためにも、
>>ウィンと同じ調整システムを採用しています。
↓
>>ウィンのハンドルと同じような手順で調整できます。
と書き換えます。これで問題ないと考えます。
>「うちはこれで問題ない。日本人がそれを受け入れな>いなら、買ってもらう必要はない」
「やりたいようにやって商売を続けていけるだけの儲けが出ればよし、ひたすら成長を目指すだけが能じゃない」というのは立派な見識だと思います。が、
>ド・センターじゃない
というのは、もしパット見でわかる位だと嫌かもです。不良品とは見ておられないようなので、射たときの感触も含めて性能には問題なし、ということでしょうか?
>「うちはこれで問題ない。日本人がそれを受け入れな>いなら、買ってもらう必要はない」
「やりたいようにやって商売を続けていけるだけの儲けが出ればよし、ひたすら成長を目指すだけが能じゃない」というのは立派な見識だと思います。が、
例えば、イタリアでもアメリカでも、ブッシングのねじがきれいに切られてないときは購入者が自分で「初期セッティングの一環」としてねじを切りますが、
日本では間違いなく不良品として交換となります(日本のショップは検品しているのでそのようなトラブルはありませんが)。
国柄の違いは大きいです。その間を埋める担当者が、アメリカのメーカーであっても日本人のそのような気質を理解している担当者がメーカーにいないと、
そのメーカーと取引するのが困難になっていきます。
>ド・センターじゃない
というのは、もしパット見でわかる位だと嫌かもです。不良品とは見ておられないようなので、射たときの感触も含めて性能には問題なし、ということでしょうか?
完全に問題なしという断言は難しいです。たとえば、リムではメーカーはお客様に表示から2ポンドの差を誤差として受け入れるよう要求していますが、
それがベストかといえば納得いかない人もいると思います。ただ、最終的にはメーカーに技術力がないとかの問題ではなく、精度(誤差)を上げていくためのコストはその商品価格に跳ね返ってきますので、
そのバランスをどう考えるかに行き着くと思います。
同じイタリアのSmartriser XM1ハンドルがシェアを拡大できていない現状を考えると、競技用ハンドルに関してのイタリアスタッフたちの相場観はこのくらいだったのだなというのが感想です。
世間一般ではもうこのシステムはWINのアイデアのような認識になっていますね。残念な話です。
さて、確認のしようはないとおっしゃっていますが、2001年発表のARCO エクスプローラー及び2001VBSからこのシステムが世に出ています。
当時の他社は、HoytはAxis以降現在のドラム+ワッシャのシステム、サミックはアギュラウルトラでアヴァロンプラスと同じリムポケット可動式、Winはエクスフィール~インフィニティの時期は偏芯ボルト、と、主なメーカーに、この記事の写真と同じリムロックピンの受け部分が稼働するシステムは搭載されていません。
Hoytは結局Axis以降システム変更していませんし、サミックではマスターズ、WINではイノカーボンからこのシステムに限りなく近いものを搭載しているはずです(このあたりは調べられると思います)
さて、そこを確認したうえで、私が言いたかったのは、フランジリが採用したアイデアはWIN発祥ではなく、ARCO(あるいはスピギャと呼ぶべきでしょうか)発祥であり、オリジナルに敬意を払うという側面からすれば「WINと同じ」という書き方ではなく「ARCOと同じ」
と書くべきではなかろうかという意味です。
そして、
>再度読み返しましたが、私の日本語の読解力では、この文書によってフランジィーリがウィンをパクったという印象を読んだ人に与えることはないと思います。
私の書き込みで、主語に「フランジリ」とは書いておりませんが。フランジリがWINのアイデアをパクった云々を指摘したのではなく、記事の中における、このアイデアの発祥と系譜が、事実と違うのではないかという事です。
それを踏まえたうえで
「オリジナルのメーカー=ARCO」の模倣ではなく
「後発でアイデアをパクッたメーカー=WIN」を模倣しているような書き方はどうかと思います。
と書かせていただければ宜しいでしょうか。
非常に無礼な物言いになりますが、
この欄で何かしらのやり取りをする際
山口様が使っている「私の理解力では~」や
「私の日本語読解力では~」という表現は
言い訳のように受け取れる面が多く
印象の良い表現ではないと思います。
余計な枕言葉は不要かと。
脱線しましたが、世間的には
「ウィンと同じシステムで調整できます」と
書くのが一番伝わりやすいでしょう。
>さて、確認のしようはないとおっしゃっていますが、2001年発表のARCO エクスプローラー及び2001VBSからこのシステムが世に出ています。
前にも書きましたが、この話に深入りするつもりはないです。誰が先かという議論に興味がないからです。
そして、私の「確認のしようがない」というコメントに関して、上記のような言葉をいただいても、どうしたらよいのでしょうか。この言葉のどこが根拠となっているのでしょうか。
とおりすがりのおっさん様の考えが間違っているとは言いません。
ただ、このコメントが見たほかのお客様に誤解を与えないようにするために下記の事実を記しておきます。
イタリアで1989年に創刊されたアーチェリー雑誌に「Arco」という雑誌があります。
http://www.greentime.it/periodici/arco.html
この雑誌に弓具のレビューを書いている人が、Marco Fedeliさんという人です。
この人は1998年に下記のレビューをArcoという雑誌に書いていて、この弓には既にとおりすがりのおっさん様のおっしゃる機能が搭載されています。
>2001年発表のARCO エクスプローラー及び2001VBSからこのシステムが世に出ています。
>当時の他社は、HoytはAxis以降現在のドラム+ワッシャのシステム、サミックはアギュラウルトラでアヴァロンプラスと同じリムポケット可動式、
>Winはエクスフィール~インフィニティの時期は偏芯ボルト、と、主なメーカーに、この記事の写真と同じリムロックピンの受け部分が稼働するシステムは搭載されていません。
>Hoytは結局Axis以降システム変更していませんし、サミックではマスターズ、WINではイノカーボンからこのシステムに限りなく近いものを搭載しているはずです(このあたりは調べられると思います)
とおりすがりのおっさん様の書いた上記の経緯で確認できるでしょうと言われても困ります。
再度言いますが、この事実を現時点で私は確認できないし、これ以上”私が”追及するつもりはありません。
アーチェリー業界の流通を専門にやっている人間の意見としては、とおりすがりのおっさん様はおそらく日本市場での流通が、
世界的な流通はシンクロしていると勘違いされているのかと思います。今では少なくなりましたが、実際には1996年に韓国で出回ったハンドルが日本に輸入されたのは1998年で、
1998年に輸入を開始した代理店はえてして、「1996年に発売されたモデルを輸入」とは書きません。新発売と書きます。それを1998年発売と勘違いされていませんか。
新発売となっている事例はいくらでもあります。
とおりすがりのおっさん様の意見に反するようにドキュメントを示しましたので、とおりすがりのおっさん様の言葉ではなく、
Arcoのような「匿名ではない誰が書いたのか確かな」ドキュメントなどを、とおりすがりのおっさん様自身が提供するのであれば、反論として再度検討はします。
>オリジナルに敬意を払うという側面からすれば「WINと同じ」という書き方ではなく「ARCOと同じ」
>と書くべきではなかろうかという意味です。
前のコメントで書きましたが、
>ここで書きたかったことは、Gilloの新しいハンドルのセンター調整はウィンと同じ手順で行えるということです。
という意図で書きました。
GilloのセンターチューニングはArcoと同じですと書いても、まず、arcoをチューニングしたことがある人がどの程度いるのでしょうか。
何度も言いますが、この文書の意図はGilloのチューニングのやり方の手順を伝えることであって、その歴史を振り返ることではありません。
これは全部の文脈から明らかと考えます。
であれば、読む人がより理解しやすい=日本でのシェアが高く、多くの人がいじったことあるメーカーを例としてあげる方が適切というのが私の考えです。
そして、再度書きますが、どれがオリジナル化という確固たる証拠が存在することは確認できていません。
>言い訳のように受け取れる面が多く
>印象の良い表現ではないと思います。
言い訳ではありません。
コメント前半のように時系列が関係する問題や事実関係が関係する問題であれば、補足する日本語は必要ありませんが、
「ウィンと同じ調整システムを採用しています」という私が書いた日本語がとおりすがりのおっさん様の書く「事実と違う(のではないかという事です)」ことはないと思います。
単純に読めば、「ウィンと同じ調整システム」という事実関係しか、この文には含まれません。
この一文に、それ以上の「色がついている」とは全く思いません。
このシステムを採用したのは、Spigaよりも、ウィンのほうが先という(とおりすがりのおっさん様が信じる)事実と、
反する内容が「(Gilloは)ウィンと同じ調整システムを採用しています」という一文に含まれるというあなたの主張は理解不能です。
ただ、別に利害関係が存在することでもないので、理解できなくても、少し言い方を変えましたと書いただけです。言い訳といわれては困ってしまいます。
ここはハンドルを簡単に紹介する記事であってシステムの伝統自体についてどうこう言う場じゃないんです、はっきり言って急に「オリジナルは○○なのにウィン表記!」って言ってねちねちくどい文で書かれたららあなたの印象こそ悪いです
正直自分には物凄くあなたの主張が分かり辛いんですよ、結局「ウィンと同じ」って表記するのが分かりやすいと分かってるならそれでいいじゃないですか
>センター調整機能はスタンダードなものです。
>ウィンと同じ調整システムを採用しています。
少し修正済みですが、もともとの文は上記のものです。この文に「このシステムのオリジナルはウィン」という主張が、暗示的にであれ、含まれているとは思いません。
ご理解いただける方がいて幸いです。
まず、匿名様にご指摘いただいていることがすべてです。
今回は板の目的から反れての話、すいません。
ですので、この返信で終了とします。
板の目的からすればアイデアの後先より扱いやすさ、的中性能のほうが遥かに重要な情報でしょうし(権利関係は別です)
山口様も上記で「深入りするつもりはない&興味はない」とおっしゃっていますし。
>さて、確認のしようはないとおっしゃっていますが、2001年発表のARCO エクスプローラー及び2001VBSからこのシステムが世に出ています。
前にも書きましたが、この話に深入りするつもりはないです。誰が先かという議論に興味がないからです。
そして、私の「確認のしようがない」というコメントに関して、上記のような言葉をいただいても、どうしたらよいのでしょうか。この言葉のどこが根拠となっているのでしょうか。
とおりすがりのおっさん様の考えが間違っているとは言いません。
ただ、このコメントが見たほかのお客様に誤解を与えないようにするために下記の事実を記しておきます。
>イタリアで1989年に創刊されたアーチェリー雑誌に「Arco」という雑誌があります。
http://www.greentime.it/periodici/arco.html
>この人は1998年に下記のレビューをArcoという雑誌に書いていて、この弓には既にとおりすがりのおっさん様のおっしゃる機能が搭載されています
私が例示させていただいたエクスプローラーと2001VBSのうち、写真のものが2001VBSです。2000年末~2001年初頭あたりから、日本の一部代理店で扱っておられました。
>とおりすがりのおっさん様の意見に反するようにドキュメントを示しましたので、とおりすがりのおっさん様の言葉ではなく
>Arcoのような「匿名ではない誰が書いたのか確かな」ドキュメントなどを、とおりすがりのおっさん様自身が提供するのであれば、反論として再度検討はします。
前述の私の主張に、「誰がいつ書いた」かわかる記事や、代理店のカタログがありません。万人に提示できるドキュメントがないので、この点に関しては反論出来ません。
取り扱いしているのを確認した代理店がNプロさんだった為、現在電話も出来ないので。
前後しますが
>アーチェリー業界の流通を専門にやっている人間の意見としては、とおりすがりのおっさん様はおそらく日本市場での流通が、
>世界的な流通はシンクロしていると勘違いされているのかと思います。今では少なくなりましたが、実際には1996年に韓国で出回ったハンドルが日本に輸入されたのは1998年で、
>1998年に輸入を開始した代理店はえてして、「1996年に発売されたモデルを輸入」とは書きません。
>新発売と書きます。それを1998年発売と勘違いされていませんか。
逆に、よく知っています。
外国の選手が使っている弓を雑誌で見て、しばらくしてから日本に入ってくる時代でした。
仮に勘違いがあったとしても、このシステムは1998年にイタリアで生まれていて、1998年、ホイットはさておき韓国ではWin=偏芯、サミック=アヴァプラとほぼ同じシステム(この時期にマスターズハンドルが、韓国国内ですでに試作あるいは流通していたなら、私の主張は完全に終了ですが)だったということで、ARCO発祥の・・・と言いたいのですがいかんせん客観的資料がありません。
国内のショップでどのモデルがいつ発売になったかのカタログくらい探せるかもしれませんが、輸入元の国で販売開始されたかを知る方法は、業界人でなく競技者の私にはありません。
また、繰り返しになりますが、判ったところでほぼすべての方にとってなんら意味のない情報でしょう。
>このシステムを採用したのは、Spigaよりも、ウィンのほうが先という(とおりすがりのおっさん様が信じる)事実と、
>反する内容が「(Gilloは)ウィンと同じ調整システムを採用しています」という一文に含まれるというあなたの主張は理解不能です。
逆です、「ウィンよりもスピギャが先」と主張しています。
もう意味がないですが、ここだけ整理しておきます。
一番冒頭で
>このシステムは2001年にARCOスポーツが採用しており、WINは後発でこれを真似たものです。
こう書いております。
発表・発売の年に時期については山口様が提示してくださった記事を基にするなら1998と読み替えて
頂いて構いません。
「1998年にARCOが出したセンター調整機構を、のちにWinが後発で真似た」という日本語です。
つまり ・システムの基本アイデアは一緒
・世に出てきたのはwinがあと
なので、アイデアの発案者に敬意を表してみては・・・と提案したかったのです。
ただ、伝わりやすさで言えば「ARCO」と書くより「ウィン」のほうが趣旨に沿うでしょう。
繰り返しになりますが、これが誰のアイデアであろうと使う人のほとんどにとって関係のない話ですから
この議論をこの板で続ける意味はないということで。
今後このような内容は差し控えます。
とおりすがりのおっさん様
>今回は板の目的から反れての話、すいません。
すれ違っているところがなんとなくわかった気がしますが、
ここは私山口や山田が実名で書くブログ記事のコメント欄で、板(匿名掲示板ということですよね?)ではありません。
板の目的といった話ではなく、そもそも板ではありません。ご理解ください。
>山口様も上記で「深入りするつもりはない&興味はない」とおっしゃっていますし。
リークや内部告発といった類でもない限り、匿名、かつ、客観的な資料がない議論で意義ある話ができるとは思っていません。わかっていただけたら幸いです。
Gilloハンドルについてではない話なのですが、コメント致します。
記事でGilloハンドルの中には気になるほどではないがセンター真ん中に来てないことがあるという指摘がありました。
実際このような場合、真ん中にない場合は構わないのですが、斜めに穴が開いているということはあるのでしょうか。真ん中に開けていないこともそうですし、斜めに穴が開いていた場合、センター調整はどのように行うのでしょうか。
また、センターブッシングが斜め穴が開いているということを確認できる方法はあるのでしょうか。
返信よろしくお願いします。
>記事でGilloハンドルの中には気になるほどではないがセンター真ん中に来てないことがあるという指摘がありました。
この記事を書いてからかなり時間がたち、市場での状況を見てみると、ベアボウ選手(センターブッシュはスタビライザーの取り付けではなくウェイトの取り付け用として使う)を中心に使用が広がっています。気にならないのだと思います。
>実際このような場合、真ん中にない場合は構わないのですが、斜めに穴が開いているということはあるのでしょうか。
ウッドハンドル、プラスチックハンドルではあり得ますが、製造法上、NCハンドルではあまり可能性は高くないと思います。ただないとは言い切れません。
>真ん中に開けていないこともそうですし、斜めに穴が開いていた場合、センター調整はどのように行うのでしょうか。
いろいろと方法がありますが、どれだけ傾いているかをはかってから調整するのが一般的だと思います。ロッド径の1/2傾いている場合、先端ウェイトの角に弦を重ねて見ます。
>また、センターブッシングが斜め穴が開いているということを確認できる方法はあるのでしょうか。
使っていて気が付くことが多いのは、サイトのエクステンダーとセンターが水平になっていない場合などでしょうか。
基準点をもうけて測れば傾いているかどうかは普通にわかると思います。たとえば、ハンドルにセンターをつけてグリップ側を地面につけてハンドルの水平をとり、ドアの端などを基準点にして、スタビライザーがまっすぐになっているかを見てみるなどでしょう。
そちらではレビューするために売る商品を開封して弄くり回して再び販売しているのですか?
在庫数とレビューの内容からして明らかに販売用の商品をレビューする為に開封しているようですが、開封した時点でもうその商品は中古品ではありませんか?
そちらでは中古商品を販売するお店なのでしょうか?
お客様がどういった方がわかりませんので、何らかの製造業にかかわるアーチェリー初心者としてまず回答します。
(返信がある場合にはアーチェリー歴を教えてください)
お客様がほしい誰も開封していない「新品」がほしいときには事前に持ってそのことをプロショップに伝え、かつ、在庫品を購入しないことです。プロショップにメーカーに新規に「新品」を発注させ、新規に注文分を受け取る以外にお客様が望む「新品」を手に入れる方法は日本ではないと思います。
ただし、お客様が初心者の場合にはプロショップに受けてもらえない可能性もあるので信頼関係があるショップに依頼することをお勧めします。
以下、リカーブハンドルについての話に限定します。話が根源なく広がってしまうので。たとえば、製造後パックされること・それを開封しないこと(ロッドの混合を防ぎ精度を保証する)に大きな価値があるイーストンのピンノックで開封されたばら売りは「新品」とは言えないという説には賛同します。
—
>在庫数とレビューの内容からして明らかに販売用の商品をレビューする為に開封しているようですが、開封した時点でもうその商品は中古品ではありませんか?
メーカーでは最終的に製造されて、アクセサリー(レンチ・マニュアル)を入れてシールをして発送します。それが直でお客様に届くことはプロ選手でない限りはありえず、代理店、販売店を通してから、お客様に届くのが一般的です。
これは弊社に限ったことではありません。みんな必ずやっていることです。
メーカーからハンドルが「RH 25″ Blue」と書かれたものが届いた場合、そのまま在庫にすることはありません。代理店でまず一回開封して、間違いなく、そのものが入っているかどうかを検品します。また、その時に付属品が全部そろっているかも確認します。正しくなければ、メーカーに返品し、正しければそれをプロショップに納品します。開封せずにパッキングリストに書かれたものをそのまま信じることはありません。ここで1回目の開封が行われます。
つぎに、プロショップで販売する時、ご存知の通りハンドルはリムと合わせて使用されます。ハンドルだけで販売することも多く、恐らく、その時にはリムはお客様は手持ちのもの、別のショップで購入したものを使用するのでしょう。
ですので、通常はハンドル単体を(リムの装着痕が残らないように)リムに装着し、弊社で納品するハンドル単体での精度のチェックを行います。それを行っておれば、お客様に届き、リムとの問題が発生した時に問題の可能性を狭めることができ、かつ、その場合にもより自信を持ってお客様の手元のリムのほうがより疑わしいと言えることができます。これがプロショップで行われているハンドルの検品です。
その途中で、確認のためにブッシングにタップを入れることもあります。これらはアーチェリーショップで一般的に行われている行為です。開封どころか、タップを入れることもあります。それはお客様のためにしている検品という作業であり、それで「新品」ではなくなるという認識は一般にはないです。
もちろん、前に書いたように「検品しない」でという依頼があれば、しませんが、メーカーから在庫として届いた時点でしてしまっているので、在庫品にそれを求めることは難しいです。
正直お客様の考えは極端なような感じます。弊社のお客様でも他人に触ってほしくないといった要望があり、メーカーから直にとることはありますが、弊社スタッフによる検品、商品の詳細のチェックもしないで、だれも中身を確認しないでシールされたままで納品してくれと言った要望はあまり記憶にないです。品質保証のために必要だと考えます。
>そちらではレビューするために売る商品を開封して弄くり回して再び販売しているのですか?
弄りまわすという言葉があまりにあいまいなので何をおっしゃりたいかわかりませんが、記事を再確認したところ、行われているのは商品の写真撮影、ねじ/ブッシングの品質確認、センター調整機構の目視確認が行われています。お客様の在籍する業界での常識は分かりかねますが、これらは販売準備(販売するものの写真を撮る、調整機構の仕組み確認)、検品(ブッシングの状態、ねじ穴確認)の範囲内であると考えるのがアーチェリー業界では一般的です。また、このハンドルは在庫品として在庫です。展示品でもありません。記憶が正しければ、これまで店頭でお客様の依頼により、2回ほど見せてはいます。
コメントは質問ではなく意見であるとしても弊社としては、そのようにする予定はありません。たとえば、ハンドルの重さはカタログ値(そんなに正確ではない)であることは一般的に知られていますが、在庫品のものの実測値を聞かれることがあります。それには開封することが当然必要ですが、開封すると「中古品」になるからできないといった対応に変わっては、一部の方のニーズを満たすとしても、全体としてはお客様に迷惑をおかけすることの方が多いと判断します。
GILLOのVバーで「THE UFO」と呼ばれる
GVB KO3 BK は取り寄せ可能でしょうか?
その場合の価格はいくらぐらいでしょうか?
その商品番号だとBK黒だと思いますが、取り寄せで2ヶ月程度5200円です。代理店在庫では、GO(ゴールド)は在庫があるようです。
ご連絡、ご確認ありがとうございます。
ついでながら、G1用のThe Blade
G01-BW-02-BL-AL(Aluminum) と
Bare Bow Wolf Headの
G01-BW-01-WFAG (Silver 800)は注文可能でしょうか?
ちなみに、GilloハンドルのG1は代理店在庫ありますでしょうか?
>G01-BW-02-BL-AL(Aluminum)
5200円 1週間
>G01-BW-01-WFAG (Silver 800)
こちらはシルバー800の相場に合わせての時価となります。一応、見込み価格は40万円程度です(3200ユーロ)。希望される場合にはご相談ください。
G1は紫が在庫あります。
お手数おかけしました。ありがとうございます。
詳細については、info@宛メールにてご相談いたします。