昨日書いたフェザーがついに入荷しました。ベインに比べて軽い、また、ベインよりもクリアランスがよいといった利点ばかり書きましたが、問題点といえば、やはり個体差です。天然のものですので、仕方ないのですが、個々のパーツの誤差がより少ないことを求めるアーチェリーにおいては気になる人が多いかもしれません。
パッケージには…検疫でしょうか、アメリカ政府による「虫とかウイルスとか入ってないよ」シールが貼られています。
このフェザーは天然のターキー(七面鳥)の翼で、メーカーによると1つのターキーの翼からは1つか2つのフェザーしか作ることはできないそうです。ただ、色は天然のものではなく、着色されています。トラディショナルアーチェリーの著者、サム・ファダラは本の中で
フェザーの色は完全に個人の好みだ。白いフェザーが無数の色素によって染められるのは、農家たちが白い羽毛を持ったターキーを愛しているからではない。肉汁が多い胸肉を提供する成長速度の早い鳥は、何故だか白い羽で産まれるからだ。自然にしま模様のついたフェザーは巨大なアメリカンターキーから採れる。ただし、人工的にしま模様に染められたフェザーの方が自然界のものよりかなり安く手に入れることができる。自然なしま模様がついているフェザーは、白いフェザーより少しだけ耐久性が高いと言われているが、私には違いがないようにしか見えない。
(P.165より)
今回をきっかけに、自然の縞模様がついているフェザーまで手に入れる予定はないので、サムさんのいうことを信じて、この着色された天然ターキーフェザーで矢を作ってみます。
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Ryo
(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。
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