ボウテック(Bowtech)の2015年ターゲットモデルの正式発表は29日です。

Bowtech_archery_2015ボウテック(Bowtech)がおなじみの正式発表までのカウントダウンを開始しました。

ボウテックのプロディジーはハンティングモデルのようなので、ボス(Boss)というモデルのほうがターゲット??

パワーシフトテクノロジーと言う技術が搭載されており、「ターゲットアーチェリーの新しいスタンダード」ですので、新しいターゲットモデルが発表されると予想します。ご期待ください。


個人向けハイスピードカメラの進化が最終段階か?

ハイスピードカメラという検索ワードで調べるといろいろなものがヒットしますが、アーチェリーのチューニング・テストで使用するためには1000fps程度が必要で、120fps/240fpsではあまり役に立ちません。

弊社では400万円程度する業務用のモデルをレンタルして弓具のテストを行っていますが、個人向けのモデルでは2008年にEX-F1というカメラを紹介しました。このカメラでは、1200fpsで336×96(約3万画素)という解像度で撮影できました。

しかし、なぜか、カシオはハイスピードカメラから撤退し(最新モデルは224×64/1000fpsに退化)、その後はニコンがハイスピードカメラを開発し、(確か)2011年ごろに1200fpsで320×120(約4万画素)で撮影できるカメラを、そして、2014年には1200fpsで416×144(約6万画素)で撮影できるカメラを発表しました。自分が知る限りで、10万円以下の個人向けではニコンの”Nikon 1 J4″が最も高性能です。

63ff8f9c839a6355c9493e1066815395_largeこの状況の中で、6万円程度のモデル(Silver)で1300fpsを512×384と、現在の約3倍の20万画素で撮影ができるカメラの開発がイギリスで進んでいるようです。現在開発中で、責任者は2015年の初めごろの製品化を目指しているようです。20万画素があれば少なくともチューニング用としては十分な性能です。

無事発売されたらすぐに入手したいと思います。

1000fps+超ハイスピードモーションカメラが6万円台で手のひらに
http://www.pronews.jp/news/20141017172550.html


ビクトリー(Victory)アーチェリーが2015年、超極細シャフトVAP.166 Elite を発表

Victory_archery_2015ビクトリー(Victory)アーチェリーが2015年の新しいラインナップを発表しました。まだ実物は見ていませんが、本当だとしたら、これまでにない超極細のシャフト「VAP.166 Elite」というシャフトが追加されます。外径なのか内径なのか書かれていませんが、一般的なのは外径を表示することなので、外径として書きます。

fa45464d00f5e204e0991bdb0c84ec0f上のシャフトは現在の極細シャフトの外径比較で、最も細いのはNano Xtremeシャフトで、900番で外径は0.176″(4.47mm)です。それに対して、この新しいシャフトはさらに細い0.166″(4.21mm)です。しかも、驚くべきはイメージ写真では0.166″とともに400番と書かれています。

400番でこの細さを実現しているのであれば、さらに驚くべきことです。これまでのビクトリーのやり方を思い出すと、日にちを決めて、一気に出荷と言うよりも、でき次第順次出荷と言うやり方なので、入荷時期は相談中としておきます。


CBE スコープハウジングとレンズが入荷しました

CBE(Custom Bow Equipment)から、コンパウンド用スコープハウジングとレンズが入荷しました。

削り出し加工・アルミニウム製アルマイト仕上げのスコープで1-3/8インチ(35mm)径のスコープです。
*メーカー表記ではスモールサイズです
CM141021-172154002
重さは26グラム。
最も軽いと言われるシブヤマグネシウムスコープが21グラムですので、軒並み40グラム前後あるアルミニウム製ハウジングの中ではとても軽い設計になっています。

 

このスコープハウジングには、光ファイバーキットが付属します。取り扱う太さは0.29インチ(約0.7ミリ)
CM141021-172224003
個装形態は「光ファイバー2本入り」となっていますが、必要長から見ると実は1本から2本分が取れるので実際は4本分となります。

CM141021-173003006
ファイバーあり、なし、を選べるのでお好みでどうぞ。
CM141021-173140008
ただ、取り付の際はブリッジは細く、またネジ&ワッシャがとても小さいので折損や紛失にはご注意を。(全長約2センチ)

また、このスコープハウジングには各社のサイトにキッチリ装着できるようにネジやナットが付属します。
CM141021-173840018
当然CBEのコンパウンドサイトは相性100%
CM141021-173404009
他社のサイトもロッド(長)やロッド(短)を用いてサイト側の取り付口の仕様にあわせて装着して下さい。
CM141021-173550013

下の写真はハウジング側接続部分の様子です。
CM141021-173715015

 

サイト側の設計によってはネジ穴周りの四角い切欠きが合わない時もあるので、プレートを“噛ませて”段差をなくして装着してください。
CM141021-173732016
 
レンズは付属していないので別売りになります。

その別売りの純正のレンズも同時に入荷しました。
CM141013-172407001
このレンズはツァイス製、両非球面のガラスレンズです。
光透過率は99.98%のため、明るい画像を提供してくれます。
またレンズには、ARコーティングと言う、ハードで滑らかな表面処理が施され、キズが付きにくく、チリやホコリ・水をはじく効果が有るので簡単に汚れをふき取る事が出来ます。

 

CBE スコープ&レンズは好評発売中ですヽ(^o^)丿

CBE スコープ・ハウジング  CBE スコープ・レンズ


新しいアーチェリー雑誌が誕生しました。

アーチェリー雑誌101010南米コスタリカで新しいアーチェリー雑誌「Archery 101010」が誕生しました。同じ記事がスペイン語と英語の2つの言葉で書かれているのが特徴で、登場する選手は南米の選手がメインで、新しい視点を提供してくれるのではないかと思います。

第一号は無料で配布されております。今後は有料になるのか未定のようです。

Archery 1st edition ISSUU / PDF

最新情報はフェイスブックで提供されております。

Archery 10 10 10 magazine
https://www.facebook.com/archery101010magazine


ホイット2015の新しいゼロトルクケーブルガード

ホイットの新しいケーブルガイド_ゼロトルクケーブルガイド2015年のターゲットボウに搭載されたケーブルガードはドイツのアークテック社のまねをしただけですが、ハンティングボウに搭載されたゼロトルクケーブルガードは新しい設計のケーブルガードです。

ホイットゼロトルクケーブルガイドホイットケーブルガードブレース
ホイットケーブルガードフルドロー何が新しいかと言うと、通常のフレックスタイプのケーブルガードとは逆に曲がるのです。写真上がブレースの状態。下のフルドローの状態。フレックスバーが通常のものとは逆向きで曲がっているのが確認できるかと思います。

一般的なフレックスケーブルガード(Bowtech2014)
ホイットケーブルガード振動吸収この構造にすることでよりアライメント(矢・羽根との接触を防ぐ)を得ることができます。さらに、写真(下)のようにフレックスバーの最もまがった部分にダンパーを当てることができ、振動吸収性能は飛躍的に向上していると思われます。写真上は現在の一般的なフレックスゲーブルガードバーですが、物理的にバーの途中にしかダンパーを装着できません。

かなり画期的な進歩だと思います…その分、ターゲットケーブルガードもまじめに作ってほしかったですね。2016年に期待です。


ハスコのハローキティのスコアブックがリニューアル

817828088月末から入荷が止まっていたハローキティのアーチェリースコアブックがリニューアルして再入荷しました。

ハローキティ_アーチェリースコアブック前のデザインと比べると…ちょっとポップな感じになったのでしょうか。

今後はこちらを販売します。中身(スコアシート)は変わっていないです。


プロディジーハンドル/ACEリムの詳細出ました。

ホイット_ACE_Formulaリムホイット_ACE_GPリムプロディジーハンドルとACEリムの詳細情報が届きましたので、値段を付けてカートにアップしました。販売開始は11月の予定です。

カーボン720リムではGPタイプの方が安かったのですが、新しいACEリムでは、GPとFormulaタイプで同じ値段に変更されました。XSサイズとLサイズも同じ値段ですから、そっちの方が自然かもしれないですね。

triaxial carbon
価格帯としてはEX POWERよりも少し安いくらいです。クアトロから導入したtriaxial carbonが使用されているフォームコアリムです。手に入れてみないとわかりませんが、これでEX POWERと同じ程度の性能があれば(EX POWERより4年も新しいモデルなのであり得るとおもいます)、かなり良い選択肢になるかもしれませんね。


ジェシーはもうもらっている!!

10410240_359332970891990_8179896647110358593_nAPPtituneの日本語版製作で協力したジェシー選手のところには、もう新しいポディウムXが届いている模様…いいなぁ。

聞いてみたところ、すでにこの弓の荷物が届いている代理店も多いとのことですが、ホイットの定める販売開始日(お客様に納品を開始していい日)が決まっているようです。もうしばらくお待ちください。


センター調節機構と捻じれ調整機構の違い

スピギャ_センター調整ちょっと昨日の記事がわかり辛いという連絡がありましたので、本質的なところだけ書き直します。これまでハンドルに搭載されているのはセンター調整機構と呼ばれるもので、ハンドルとリムが接合するときに生じたずれを調整することを目的としています。この機構では、そもそもの問題が生じている場所(写真の赤丸)において、その問題を調整して修正して(写真の黄色のボックス)、弓を正しい状態にします。

スピギャ_捻じれ調整対して、捻じれ調整機能においては、問題が生じているのはリムです(写真の赤のライン)。このラインがまっすぐではなく、例えば根元では水平でも、チップ側に行くと1度角度がついてしまう状態だとすると、捻じれ調整機構においては、問題が生じているリムではなく、その根元を逆の方向に1度傾けることでチップの傾きをなくしますが、問題が起きいてる場所を修正しているのではなく、全く違う場所(写真の黄色のボックス)のバランスを逆におかしくすることで、問題を解決しているのではなく、毒を以て毒を制すことで問題を中和しているのです。

これが問題箇所を修正しているセンター調整機構と、問題とは違うところのバランスを逆に崩すことで全体で問題を中和する捻じれ調整機構の本質的な違いとなります。

また、先日リムの角度を1度傾けると書きましたが、上下リムを逆方向1度ずつ傾けることができるので、最大で2度のねじを修正できることとなります。訂正します。

ハンドルのねじれ上記は2007年のウィンの広告。ハンドルのねじれは0.1mm以下で製造されるという広告です。この機構を利用してハンドルのねじれを修正することも可能ですが、現実的にハンドルのねじれはもうほぼ発生していないので…ハンドルのねじれをとる機構としての使用を考えるなら、これを最上位機種に搭載した理由は謎すぎます。低価格のものであれば、役に立ちそうな気はしますが。

昨日、ポディウムXエリートの受注を開始しましたが、それはその価格の連絡が届いたからなのですが、このプロディジーの価格はまだ届いていません。最終的な評価は価格を見てから決めたいと思います。