この記事は2014年10月15日に書かれたものです。最新の情報とは異なる可能性があります。ご注意ください。

【正式発表】ホイット2015年のターゲットモデルはポディウムXシリーズ

ホイットHOYT_Podium-X_Elite Series深夜の1時過ぎから2015年モデルの発表が始まっています。逐次更新のようです。こちらは、2時に出社して情報の整理をしています。

ホイットHOYT_Podium-X_Elite Series_ハンドル_イメージ写真まず、最初に発表されたのは新しいターゲットモデルコンパウンドボウのポディウムX(Podium-X)シリーズです。ショートモデル(37)とロングモデル(40)があり、かつ、カムも2種類から選択できるので、全部で4種類です。

HOYT_SpiralX_CAM_Pro
まず、新しいシステムとして特徴的なのは、スパイラルXカムを進化させた、スパイラル・プロ(Spiral Pro)カムです。スパイラルXカムと同様の特徴を持ちながら、ドローレングスをモジュール交換によって実現した最新のカムで、シングル(1440ラウンド)から50mのみになり、低ポンド、低レットオフと言う選択をする選手が増えている実情に非常にマッチしたカムだと思います。入荷が楽しみです。

ホイットHOYT_Podium-X_Elite Seriesに搭載されるケーブルガイド残る新システムはどれも新しいものではなく、まず、2011年、3年前にドイツで開発されたアークテックのCPRシステムを…そのままぱっくたのではないかとさえ思える…少なくともこの写真からは進歩を見つけることができない新しいケーブルガードです。

ホイットHOYT_Podium-X_Elite Seriesに搭載されるグリップシステムそして、アメリカ国内のプロコーチにずっとホイットのグリップは低い低いと言われていたのを、グリップの角度をモジュール交換で高く設定することができるようにしたモジュラーグリップシステムです。スタンダード、+2度、+4度、+6度が選択でき、プラス4度かプラス6度でライアルズ氏の推薦する22度になるようです。

ホイットHOYT_Podium-X_Elite Series_赤ハンドル
HOYT_2015年コンパウンドボウカラーオプションで、前にコメントでも書きましたが、新色が出ます。上記が2015年モデルのカラーオプションです。2つフュージョン色が廃止され、新しいフュージョン系の色は発表されませんでした。

1980231_468853909923967_3073017914280028516_oターゲットカラーの詳細です。

Mathews2014win2012から2014年シリーズのワールドカップで3年連続でマシューズ(しかも10年間販売され続けているモデル)に負けたホイットは、この4つの新しい特徴(新ハンドル・新カム・新ケーブルガード・新グリップ)で2015年のターゲットで挽回を目指すものと思われます。どうなるか楽しみです。結果が出るのは1年後ですね。


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Ryo

(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。

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