アメリカのダートン(Darton)アーチェリーがIBO World Championship 2014で2015年、ハイエンドターゲットモデルとしてベガス(Vegas)4500シュートスルーを発表しました。2015年のモデルとして最初に発表されたターゲットモデルです(*)。アクセル間38.5インチ、ブレースハイト8インチ。対応するドローレングスはまだ発表されてていませんが、ベースモデルはDS-4514(2013)で、26-32インチなので、ほぼ同じスペックになると予想されます。
*エントリーモデルでは7月にベアアーチェリーが2つ2015年モデルを発表しています。
設計はかなりユニークで、両側にケーブルガイドがあり、上下にストリングストップがあります。対称的なシュートスルー設計で、かつ、ややこしくなく、シンプルな3本弦(ストリング+2ケーブル)で構成されています。また、ハンドルには親指を立てるアーチャーのために、スペースが設けられています。既存のハンドルで親指を違和感を感じるアーチャーにはおすすめできると思います。
ダートンは現在ターゲットに大きく力を入れていませんが、このハイエンド向けのターゲットモデルを発表して、今後ターゲット競技に力を入れていくのであれば、取り扱ってみようかなと思っています。
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
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