リングシールとは言いますが、外径1.9センチの方はもはやマスクレベルの大きさですね。
エイミングの補助としてドットシールやファイバーピン、リングシールなどが存在しますが、いずれを選ぶかは射手次第です。
ファイバーピンやドットで「X」を隠して狙うか、リングシールで「X」を囲んで狙うか。
的を狙う心理状態は人それぞれどころか、同じ人間でも状況によってはかなり変わります。
そういった状況下でも一定したエイミングをもたらせるようにピンやドット、あるいはリングを選びます。
ただ、こればかりは試してみないと分からない部分が大半を占めるので、コレ!と言った方程式が無いだけに困りもんです。
そんな中、今年の初め辺りから海外で流行の兆しを見せ始め、国内でもちらほら装着している選手も現れ始めた「Precision Archery Reticles(プレシジョンアーチェリー・レティクル)」から上記のリングシール(ミディアムサイズ)が入荷しました。
コンセプトはズバリ「心安らかに狙う!」
的紙のほとんどを隠して、中心部分のゴールド(9/10点エリア)しか見えなくするので、他のエリア(赤から外側)が見える事による心の負担(ストレス)を少なくする効果が期待できます。言い換えるとゴールドに対しての意識(集中力)が増す、とも言えますね。
反面、風の強い場面でエイムオフを強いられる場合は、さすがにキツイかもしれません。選択を間違わないように。
現在はミディアムサイズのみの取り扱いです。
レンズ倍率と引き尺とで照らし合わせたサイズのチャートは商品ページをご覧ください。

Yamada

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HOYT Formula クアトロリムの性能について質問です。
商品ページの棒グラフでクアトロはF7に比べて「振動の大きさ」「振動の一定性」が低くなっています。
これはF7に比べてクアトロが「振動は小さいが、安定性のない振動(返り?バタつき?)」をするリムという見方でよいのでしょうか?
以前のブログの商品説明ではクアトロは安定性の高いリムという印象を受けたので、気になったので質問させていただきました。
山田の記事ですが、かわりに山口が回答します。
https://archerreports.org/?p=7241
こちらの記事をご覧ください。
「振動の一定性」は振動のばらつきを表しています。グラフが短いほどバラつきが小さいことを表現しています。バラつきが小さいということは、毎回同じパターンで振動しているということですので、安定していると言えます。