昨年の11月に発表されたプレミアムハンドルの二世代目「プレミアム+」ハンドルが入荷しました。
ハンドル自体は事前に1月のテルフォードで見たデザインとほぼ同じです。違う点としてはロゴの色がゴールドに変更されたことくらいでしょうか。
今回、第一世代のプレミアムとプラスとの一番の違いはセンター調節機構で、プレミアムプラスでは上位機種同等のセンター調整機能にアップグレードされ、センターとティラー・ポンドを別々に調整することが可能になります。
また、グリップの形状はウィネックス(WINEX)とフォージドプラスと同じですので、別売りのウッドグリップに交換することも可能です。
とりあえず黒・青・赤の3色が入荷しました。これ以外の色は次回便だと思いますので、4月の中旬ごろの入荷かと思います。
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
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カウンターについて、最近W&Wがグリップ下部に付けていますが、HOYTやPSE、その他ヨーロッパメーカー、過去のヤマハはハンドル下部に付けており、Wイノmaxを使用している選手の中にはグリップ下部のブッシュを使わず、ネジ穴を改良しているのかハンドル下部に付けているのを拝見しました。
ここから想定するに、カウンターはハンドル下部に付けるのが主流且つ効果的ということでしょうか?
>ここから想定するに、カウンターはハンドル下部に付けるのが主流且つ効果的ということでしょうか?
気になるお話でしたので、直近の世界選手権(2月のNimes)の選手が全員出場している公式練習の写真80枚ほどを確認しましたが、これらの写真に全選手が写っているわけではありませんが、グリップ下にカウンターダンパーを装着している選手が2名、リムポケットにカウンターダンパーを装着している選手は1名のみでした。カウンターを使用している選手は10~15名に1名くらいの割合だと思いますので、カウンター自体は主流ということにはなっていないようです。
カウンターがただのウェイトではなく、カウンターダンパーを指すのであれば、グリップ(を通って体に伝わる)の振動をとるためにグリップの近くか、ハンドル振動の根源であるリムポケット近くに設置するのが一般的かと思います。
カウンターを好む方の中で、ハンドル下部(センターブッシングからリムポケットのはじまりまでの間と解釈しています)につけるのが主流という話はあまり聞かないです。
返答ありがとうございます。
そもそものことなんですが、ダンパーではなくウエイトとしてカウンターとして使う場合、最も効果的な場所はどこでしょうか?
サイド+グリップ下部、サイド+ハンドル下部、センターのみ+グリップ下部、センターのみ+ハンドル下部
とで違いもあると思いますが…
>ダンパーではなくウエイトとしてカウンターとして使う場合、最も効果的な場所はどこでしょうか?
ダンパーではなくウェイトとしてのカウンターということは、今の弓の力学的なバランスをできるだけ変えずに弓の重さだけを増えしたいということかと思いますが、センタースタビライザーの裏側にできるだけ近くが一番それまでの弓にセッティングに影響を与えずに、重量を増やすことができます。その位置から離れれば離れるほど、「単純に弓に重量を増加させる」以外の効果が発生します。