昨日から販売を開始したリカーブステルスショットの装着ガイドが完成したので、アップしました。当店で購入したお客様には印刷したものを同梱で発送しますので、そちらで確認していただければと思います。
チューニングアプリで一緒に仕事した、ジェークがレビューしている動画がこちらです。
ちなみに、重量は本体がペアで112gで、取り付けのためのねじ・ワッシャー類が31gです。センターロッド1本分の重さです。確実に振動が減り、矢速も向上するとのことですが、Vバーで重めのセッティングの方で装着する場合は、サイドのウェイトを取り外したりして、一度セッティングのほうを見直す必要があるかもしれません。
装着ガイドのPDF版のこちらです。
リカーブステルスショット装着ガイド_JPアーチェリー
https://archery.co.jp/manual/Recurve_Stealth_Shot_Stringstopper_Ion-X.pdf
ハンドルを加工すれば(上側のねじを切る)HPXでも使用できますが、保証対象外となりますので、作業されるときはご注意ください。加工しなくても、下側だけならHPXでも取り付きますが、以前の記事通り、上下のダンパーに順番に当たることで振動を吸収するので、下側だけで使用した時には、あまり良い感覚ではなくなると思います。コンパウンドでは下だけで使用しますが、コンパウンドの場合はリムは上下には振動しないからです(近年のモデルはリムはほぼ水平のため)。リカーブで下だけで使うことはお勧めできません。
The following two tabs change content below.
山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
最新記事 by 山口 諒 (全て見る)
- 伝説の原糸452X販売終了、452Xtraへ移行 - 2024年9月11日
- 久々の新しい原糸メーカーBlood Line Fiber - 2024年9月11日
- パラスポーツとルール - 2024年9月7日
ステルスショットの変えようのゴムのネジ穴部分のサイズは1/4、または5/16でしょうか?
ダンパーゴムを固定するためのレンチのサイズは9/64です。ダンパーゴム側のメスねじは8/32です。
この情報でよろしいでしょうか。
このリカーブステルスショットは一度弓に取り付けたら、そのままつけっぱなしで問題ありませんか?
射つごとにとりつけるのは少し面倒だとは思います。
リカーブステルスショットの装着後、撃ちおわったら、外したほうがいいのでしょうか?
ただ、そうすると弓を組み立てる際にいちいちリカーブステルスショットをつけ直さないといけないので、少し面倒なような気もします・・・
つけたままでよいと思います。
ほとんどのアーチェリーケースでつけたままで問題なく収納できると思いますが、取り外さなければいけいない事態になっているのですか。
いえ、問題ないのなら大丈夫です。
購入を検討したい思います。
お答えいただきありがとうございました。
HPXのねじをきってつけるだけの価値はあるのでしょうか
点数アップは見込めますかね?
>HPXのねじをきってつけるだけの価値はあるのでしょうか
ねじを切ってしまうことの代償はメーカー保証が無効になってしまうことです。それに対するトレードオフなので…お客様がそのことをどうとらえるかによると思います。
個人的には中古で手に入れたハンドルであれば、どうせ保証はないのでやってしまうし、買ったばかりのハンドルなら、ちょっとやりたくはないです。
>点数アップは見込めますかね?
弓は安定しますが、それが点数向上につながるとは断言はできません。自分には合わないというアーチャーの意見も聞いたことがあります。