1年前から販売しているFLEXのボールダンパーですが、今年になり、INNO MAXハンドルが発売になり、INNO AL1やGMX向けにもともと需要があった、5/16オス・1/4オスのボールダンパーを4色仕入れてみました。
ウェイトは別売りですが(写真はWINのフラットウェイト)、5/16のネジ穴(カウンター・アッパー・フォーミュラーのリム)で使用でき、両方ともにオスネジですので、反対側にはたいていのメーカーのトップウェイトは取り付けることができます。
上はカウンターとアッパーとしての使用例です。黒いキャップは力を入れて締めつけ過ぎた時にダンパーが破損するのを防ぐためのものです。このダンパーは二重構造になっており、中心に硬いゴム・外側が柔らかいゴムという構造のため、ウェイトなどを強く締めすぎると外側のゴムが破損する場合があります。加減をもって取り外ししていただければ、特にこのキャップは必要なものではないので、外してもらっても大丈夫です。
需要があれば、色はバリエーションは増やしていく予定です。
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山口 諒
熱海フィールド代表、サイト管理人。日本スポーツ人類学会員、弓の歴史を研究中。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、ベアボウ競技歴5年。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は準優勝。
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こんばんは。
記事に関係ないことですみません。
KROSSENのスタビ(センター、サイド、エクステンダー、Vバー)のサイズとそれぞれの重さ、値段を教えてください。
あと、『VERATUS』というKROSSENの別のスタビは販売されないのでしょうか?
特にVバーはカッコいいので使ってみたいと思います。
もうひとつ質問ですが、KROSSENのスタビは通販では取り扱いしないのですか?
回答お願いします。
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> KROSSENのスタビ(センター、サイド、エクステンダー、Vバー)のサイズとそれぞれの重さ、値段を教えてください。
エクセルデータのコピペで見づらくて申し訳ないです。価格に関してはメールにてお問い合わせください。取り寄せ、店舗限定で取扱いしています。
Mロッド 4 5 6
60 64 67
サイド 10 11 12
85 87 90
センター 26 28 30
127 133
Vバー 全体 本体 SA
85 49 36
> あと、『VERATUS』というKROSSENの別のスタビは販売されないのでしょうか?
> 特にVバーはカッコいいので使ってみたいと思います。
取り寄せで取扱いしています。
> もうひとつ質問ですが、KROSSENのスタビは通販では取り扱いしないのですか?
取扱いいしており、ある程度在庫も持っていますが、カートに追加しての販売は現状考えていません。店舗・メール・電話での注文に限定しています。
> こんばんは。
> 記事に関係ないことですみません。
>
> KROSSENのスタビ(センター、サイド、エクステンダー、Vバー)のサイズとそれぞれの重さ、値段を教えてください。
>
> あと、『VERATUS』というKROSSENの別のスタビは販売されないのでしょうか?
> 特にVバーはカッコいいので使ってみたいと思います。
>
> もうひとつ質問ですが、KROSSENのスタビは通販では取り扱いしないのですか?
>
>
> 回答お願いします。
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回答ありがとうございます。
私は、スタビを選ぶときにはハンドルとの相性を考えることが大切だと、先輩から教わったことがあります。では、一体ハンドルとの相性とは何でしょうか?
現在、私が使用しているFormula RXのような硬いアルミハンドルには、剛性のあるスタビを選らんだ方が良いのですか?
逆にHMC+のような柔らかいスタビは相性が悪いのですか?
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> 私は、スタビを選ぶときにはハンドルとの相性を考えることが大切だと、先輩から教わったことがあります。
>では、一体ハンドルとの相性とは何でしょうか?
どういった文脈での話か分からないので何とも言えませんが、ハンドルだけを切り分けて、相性というのはあまりないと思います。あるとすれば、剛性ではなく、センターの取り付け位置について、注目すべきだということかと思います。
http://archery-shop.jp/fc2_pic/DSC00448.jpg
この写真のように、センターブッシングの位置は結構ハンドルによって違います。
剛性に関して言えば、センターは弓の振動を最も吸収する部品の一つで、その振動の一番の発生元はハンドルではなくリムです。ですので、大まかに言えば、リムのポンドに一番注目すべきです。また、同じ剛性のロッドでも、長さによって、実際の剛性が違うことにも注目してください。
引き尺が短くてポンドが低い場合は、柔らかいロッド(ACEなど)がおすすめです。
引き尺が長くてポンドが高い場合は、かたいロッドがおすすめです(CEX7やB-stinger、間もなく入荷のHMC22にも期待できます)。
引き尺が長くてポンドが低い場合は、引き尺が短くてポンドが高い場合は、少し選択が難しいです。中間くらいのもの(X10やアバンシー)をまずは検討することをおすすめしますが、違う選択のほうがいい可能性も高いです。
後は、自分の体力とハンドルの重さとのバランスを考えらながら、長さと取り付けるウェイトを検討すればよいのではないかと思います。
> 現在、私が使用しているFormula RXのような硬いアルミハンドルには、剛性のあるスタビを選らんだ方が良いのですか?
ハンドル単体が考えることはあまりないと思います。弓全体で考えてください。RXハンドルでも、30ポンド程度で使用しているのであれば、柔らかいロッドがいいでしょうし、40ポンド程度で使用していて、引き尺も長いのであれば、ある程度は剛性があるものをおすすめします。
> 逆にHMC+のような柔らかいスタビは相性が悪いのですか?
HMC+は決してやわらかいロッドとは言えません。根本は硬く、先端が柔らかい設計ですので、正確にはどちらにも分類できないと思いますが、RXとの相性については、硬さよりも、とても軽いロッドですので、お客様がどういったセッティングを考えているかによるかなと思います。弓を全体を軽く仕上げたいのであれば、選択肢として決して悪くはないと思いますが、重く仕上げたいのであれば、センターにたくさんのウェイトをつけることが必要になり、その場合、HMC+との相性はあまりよくないかもしれません。
> 回答ありがとうございます。
>
> 私は、スタビを選ぶときにはハンドルとの相性を考えることが大切だと、先輩から教わったことがあります。では、一体ハンドルとの相性とは何でしょうか?
>
> 現在、私が使用しているFormula RXのような硬いアルミハンドルには、剛性のあるスタビを選らんだ方が良いのですか?
> 逆にHMC+のような柔らかいスタビは相性が悪いのですか?
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回答ありがとうございます。
質問がわかりにくくてすみません。
今まで、GMXのようなアルミハンドルには硬いロッドが、CXTのようなカーボンハンドルは柔らかいロッドが適していると思っていました。
オリンピックを見ていても、CXTを使用している多くの選手がHMC+を使用していたので、ハンドルとロッドの相性というものが存在するのだと思い込んでいました。
今回、スタビについての質問をさせていただいたのは、後輩に「ロッドを一式購入したいが、どうすればよいかわからない」と相談されたからです。私自身、ロッドについて詳しくないので、このような形で質問いたしました。
後輩はGMXにRCX-100リム 36ポンド 矢尺29インチで、まだまだポンドアップができそうですし、ロッドを買うのは初めてです。
なので、最初の一式は、HMC+かKROSSENのような軽めのロッドを買ってもらい、自分のフォームや好みのシューティング感覚を模索した後、大学で自分好みのセッティングにすればよいと私は考えています。
回答をいただき、とても勉強になりました。ありがとうございました。
あと、回答に少し疑問を感じたので質問いたします。
>引き尺が短くてポンドが低い場合は、柔らかいロッド(ACEなど)がおすすめです
とありますが、ACEなどの柔らかいロッドは高ポンドの弓の振動は取りきれないということですか?
>重く仕上げたいのであれば、センターにたくさんのウェイトをつけることが必要になり、その場合、HMC+との相性はあまりよくないかもしれません
センターに多くウェイトをつけると相対的にロッドは柔らかくなりますが、柔らかいロッドが高ポンドアーチャーに適していないならば、なぜ銀メダリストの古川選手はHMC+のセンターに多くのウェイトをつけているのですか?
最後にダンパーについて質問させてください。
リムのポンドが高い=振動が大きいと解釈すると、センターロッドの大きく振動するものには硬めのダンパーが、逆にサイドロッドの細かく振動するものには柔らかいダンパーが適しているということですか?
この解釈をすると、私が現在使用しているCEX7のサイドロッドのV-ZEROは間違っているのでしょうか…。
あと、HMC+のセンターロッドには、どのダンパーがオススメですか?
長文失礼しました。
回答お願いします。
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> なので、最初の一式は、HMC+かKROSSENのような軽めのロッドを買ってもらい、自分のフォームや
>好みのシューティング感覚を模索した後、大学で自分好みのセッティングにすればよいと私は考えています。
現在すでに使用しているロッドがあるのでしたら、まずはそこからスタートにすることをおすすめします。今使っているロッドに対してどのような感想を持っているか、どう感じているかを聴取し、そこからアドバイスしてあげてはいかがでしょうか。
> >引き尺が短くてポンドが低い場合は、柔らかいロッド(ACEなど)がおすすめです
> とありますが、ACEなどの柔らかいロッドは高ポンドの弓の振動は取りきれないということですか?
あくまでも矢尺が短くポンドが低い場合にお勧めするというだけの話ですが、しかし、24インチのACEではまず29インチ・44ポンド台の振動を取りきれないでしょう。
> >重く仕上げたいのであれば、センターにたくさんのウェイトをつけることが必要になり、その場合、HMC+との相性はあまりよくないかもしれません
>
> センターに多くウェイトをつけると相対的にロッドは柔らかくなりますが、柔らかいロッドが高ポンドアーチャーに適していないならば、なぜ銀メダリストの古川選手はHMC+のセンターに多くのウェイトをつけているのですか?
古川選手の最近のセッティングは存じ上げませんか、ロンドンではセンターは3つだけでした。46~48ポンドを使用するセッティングにおいて3つのウェイトは一般的かと思います。
例えば、多くのウェイトを使用するアメリカチームは、センターには6~8オンス程度のウェイトをつけています。WIN&WINのウェイトでいうと、6個から8個です。FUSEやB-stingerのロッドはこれだけのウェイトを想定して作っています。ウェイトを6~8個装着しても、長さに大きな影響を与えないようにプレート上のウェイトになっています。WIN&WINのロッドでは8個もウェイトをつければ大きく長さが変化し、チューニング・セッティングが困難、という意味です。
> リムのポンドが高い=振動が大きいと解釈すると、センターロッドの大きく振動するものには硬めのダ
>ンパーが、逆にサイドロッドの細かく振動するものには柔らかいダンパーが適しているということですか?
最近、ブロードバンド・リムセーバーというものが発売されましたが、有効な吸収には硬いダンパーと柔らかいダンパーが両方必要です。
振動吸収だけ考えれば、もっといろいろなパターンが考えられると思いますが、最も効果的な振動吸収ではなく、最も効率的な振動吸収を考えた時には、そのセッティングがよいかと思います。
また、もう少し気を付けていただきたいのは、ウェイトとのバランスです。柔らかいダンパーの先端に多くのウェイトをつけると、弓全体が不安定になる場合があります。サイドロッドに2つ以上のウェイトをつける場合には、硬いダンパーも考慮に入れたほうがいいと思います。
> この解釈をすると、私が現在使用しているCEX7のサイドロッドのV-ZEROは間違っているのでしょうか…。
V-ZEROの先に2つ以上のウェイトがあればよいと思います。また、これまでの話はすべて振動吸収の話であり、振動吸収性がよい弓=グルーピングする弓ではありません。お客様はグルーピングする弓を求めているものかと思いますが、そうではなく、振動吸収のみを極限まで追求したい場合には、間違っている部分があるとしたら、ダンパーの選択ではなく、その先のウェイトの数が少なすぎることか間違っているといえるかもしれません。2~3つウェイトをつけてください。
> あと、HMC+のセンターロッドには、どのダンパーがオススメですか?
これもお客様のセッティング次第です。先ほどの話を続ければ、トップウェイト1つだけでセッティングするのであれば、選択肢は広いですし、トップウェイトを3~4つけるのであれば、柔らかいダンパーは選択すべきではないでしょう。どのダンパーがよいかは、どのような環境で使用するかによります。
> 回答ありがとうございます。
> 質問がわかりにくくてすみません。
>
>
> 今まで、GMXのようなアルミハンドルには硬いロッドが、CXTのようなカーボンハンドルは柔らかいロッドが適していると思っていました。
>
> オリンピックを見ていても、CXTを使用している多くの選手がHMC+を使用していたので、ハンドルとロッドの相性というものが存在するのだと思い込んでいました。
>
>
> 今回、スタビについての質問をさせていただいたのは、後輩に「ロッドを一式購入したいが、どうすればよいかわからない」と相談されたからです。私自身、ロッドについて詳しくないので、このような形で質問いたしました。
>
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> 後輩はGMXにRCX-100リム 36ポンド 矢尺29インチで、まだまだポンドアップができそうですし、ロッドを買うのは初めてです。
>
> なので、最初の一式は、HMC+かKROSSENのような軽めのロッドを買ってもらい、自分のフォームや好みのシューティング感覚を模索した後、大学で自分好みのセッティングにすればよいと私は考えています。
>
> 回答をいただき、とても勉強になりました。ありがとうございました。
>
>
>
> あと、回答に少し疑問を感じたので質問いたします。
>
>
> >引き尺が短くてポンドが低い場合は、柔らかいロッド(ACEなど)がおすすめです
>
> とありますが、ACEなどの柔らかいロッドは高ポンドの弓の振動は取りきれないということですか?
>
>
> >重く仕上げたいのであれば、センターにたくさんのウェイトをつけることが必要になり、その場合、HMC+との相性はあまりよくないかもしれません
>
> センターに多くウェイトをつけると相対的にロッドは柔らかくなりますが、柔らかいロッドが高ポンドアーチャーに適していないならば、なぜ銀メダリストの古川選手はHMC+のセンターに多くのウェイトをつけているのですか?
>
>
>
> 最後にダンパーについて質問させてください。
>
> リムのポンドが高い=振動が大きいと解釈すると、センターロッドの大きく振動するものには硬めのダンパーが、逆にサイドロッドの細かく振動するものには柔らかいダンパーが適しているということですか?
>
> この解釈をすると、私が現在使用しているCEX7のサイドロッドのV-ZEROは間違っているのでしょうか…。
>
> あと、HMC+のセンターロッドには、どのダンパーがオススメですか?
>
>
> 長文失礼しました。
> 回答お願いします。
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回答ありがとうございました。
ロッドを選ぶときには、さまざまな状況で最適な物が変化するのですね。
とても勉強になりました。ありがとうございました。