
↑Bogensport-Magazinさんのページより
ドイツのアーチェリー雑誌Bogensport-Magazinさんのホームページで、WIN&WINの2013年モデルの発表が始まっています。以前の記事でベルリンオープンごろの発表と書きましたが、予想よりもだいぶ早い発表になりました。
Bogensport-Magazin | Facebook
http://www.facebook.com/pages/Bogensport-Magazin/100735193354131
(Facebookのページですが公開ページなので、どなたでもご覧いただけます)

カーボンハンドルのコンパウンドボウも同時に発表されていますが、2012年モデルから、いろいろと取り扱いが定まらす、どのような性能以前に、どのようにテスト品を入手できるのかも不明なので…いろいろと話し合いの結果がつくことを望むばかりです。
さて、リカーブボウの方ですが、現時点での情報では、INNO CXTよりも若干重いようです。また、グリップが写真ではウッドグリップのようですが、デザインはINNO CXT / INNO AL1 とは異なるようです。新しく設計されています。
また、リムポケットが改良されていて、CXTの金属チップを取り付ける形式から、Tブロックに移行します。今までの場合は、Tスロット(リムから飛び出しているパーツ)と呼ばれる部分を左右に動かすことでリムを動かしてセンターを調整していたのですが、この場合、弓を張ったままで調整すると、リムがハンドルと接している状態で左右に擦れて、リムに跡がつきます(跡がつくだけで特に性能に問題はないです。)。

↑Bogensport-Magazinさんのページより
この新しいシステムでは、リムはハンドルとは接触しません。リムとTブロックとのみ接触し、Tブロック全体がハンドルの中で左右に動きセンターを定めます。このTブロックがどの程度の精度でハンドルに取り付くかが全体のシステムの精度を定めることになるので、設計通りの働きをしてくれるなら、とても画期的な設計だと思います。
現時点での情報をまとめると(公式に発表された以上の情報は持っていません)、新しくデザインされたグリップとTタイプセンターショットシステムがINNO MAX ハンドルの大きな特徴になります。CXTとの変更点では、ウェイト調整システムがなくなり、全体の重さが若干重くなります。また、AL1同様グリップの真下にカウンターブッシングがついています。
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Ryo
(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。

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INNO MAX Carbon の位置づけは、 INNO CXTハンドル の後継種として見るのか、
CXTの上位モデルと見るのか、下位モデルと見るのか
どの、位置なのでしょうか?
よろしくおねがいします。
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HOYTでいうとRXとHPXとION-Xのように、CXTもMAXも上位モデルとなります。
WINEXのような中位モデルという位置づけではありません。
また、価格でどちらが上かという質問であれば、正式決定ではないものの、若干MAXのほうが高くなると思います。
> INNO MAX Carbon の位置づけは、 INNO CXTハンドル の後継種として見るのか、
> CXTの上位モデルと見るのか、下位モデルと見るのか
> どの、位置なのでしょうか?
> よろしくおねがいします。
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有難うございました。とても参考になりました