この記事は2012年4月2日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

グリップテープ by Liam Grimwood

近年世界のトップアーチャーの中でもちょくちょく装着しているのを見かけるグリップテープ。

先日、新商品として当店でもグリップテープの取り扱いを始めました。

イギリスのトップコンパウンドアーチャー、リアム・グリムウッド選手プロデュース
グリップテープ」です。

このテープは、ハンドルのグリップ部分に巻くことで、ショットの際の手のすべりによる余計な動きを軽減してくれます。
グリップの素材は柔らかく、粘着性のある感触があり、手のひらの湿り気を取り除いてくれます。
商品のウェブページによると、トップ選手で使っているのはリアム選手のほかに、オリンピック選手のラリー・ゴッドフリー選手が使用している、との事です。

使用方法は
1.テーパー状の方の端をグリップの上の部分に当て、まずその上から巻きつけて固定しはじめます。
2.ボウグリップに巻きつけていくときは引っ張りながら下に巻いていき、それぞれの層が下の層に少し上から被るように巻いていきます。
3.必要な分を巻いたら、グリップテープのエンド部分に角度をつけてカットし、付属の固定用テープでしっかりと固定します。

・・・以上がこのグリップテープの特徴と装着方法です。

グリップテープ by Liam Grimwoodはあちぇ屋CPにて販売中です

ですが、ここからは僕の個人的主観も入りつつお話しします。

まず結論から言います。
初心者~中級者はいたずらにグリップを固定することを僕はお勧めしません。

この商品に限らず、グリップテープとは良いグリップ・ダメなグリップを充分に熟知した上級者が、自身の正しいグリップを“より固定させるための補助”として巻いています。

何が正しいグリップで、何が間違っているグリップなのか判断があいまいなうちは、万が一間違ったグリップを固定してしまいかねないこのようなグリップテープは、上達を阻害しかねない諸刃の剣・・・と僕は思っています。

そもそもコンパウンドボウに限らず、アーチェリー全般を通して皆がまず最初に教わるのは、「グリップを握ってはいけない」と言う事。
これは言い換えると「固定してはいけないよ」と言う事。

弓が起こす挙動を素直に受け止め、再現性を高めない事には高スコアにつながりません。

その為には、リリースの瞬間直後から矢が弦から離れるまでのわずか50センチほどの間におきる出来事が矢飛びの良し悪しを左右する一つの要素としてとても重要になってきます。

その「出来事」の要素の一つとしてグリップコントロールが挙げられます。
正しいグリップならまだしも、間違ったグリップでハンドルトルクを発生させてしまうと、すべてが台無しになってしまいます。

商品を販売する立場の人間が矛盾した事を言ってますが、ここで誤解してもらいたくないのは、皆さんに商品の本質を充分ご理解いただいた上でお求め頂き、更なる上達への道を進む皆様のお手伝いが出来ればいいなぁ・・・と思っている事。

今後も、あちぇ屋コンパウンドを宜しくお願いしますね(^_-)♪


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Yamada

山田ヒロ - JPアーチェリープロショップ店長。主にコンパウンドを担当。元日本記録(コンパウンド70mW)保持者。 連絡先 cp_jp@archery-shop.jp

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