この記事は2012年4月14日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

商品ラインナップの方向転換の経緯

最近、商品に関する記事が少なくて申し訳ないです。。しばらく前から、会社で取り扱う商品の方向性についていろいろと検討してきました。
メーカーではないので、自分は選択することしかできませんが、市場に出回っている商品の中で最も良い商品をお客様に供給したいという思いを形にするためにはどうしたらいいのか。結論が出ましたので、報告し今年度いっぱいを使って方向を切り替えます。
記事は長くなります。
エグゼクティブ サマリーを書くと、内容は取り扱う商品の変更についてです。最上位モデル以外の商品のラインナップを切り替えます。結論は多くの会社の商品を販売する体制から、WIN&WIN本社からSF商品を供給してもらい、その販売を軸をする方向に転換します。
以下、その詳細の内容と経緯の報告です。


今まで、通販のあちぇ屋だけではなく、店舗を含めたJPアーチェリー全体として、全てのメーカーを平等に扱っていこうという形をとってきました。ただ、販売するなかでいろいろとトラブルが集中するメーカーが目立つようになります。
直接の原因はメーカーの不祥事です。もう1年前のことですので、そろそろ書いてもいいかなと思いますが…でも、まぁ、巻き込まれたくないので、HOYTのテクミチョフさんの記事を原文のまま引用します。詳しく知りたい人は直接聞いてみて下さい。
With the biggest bow company in Korea dealing with serious legal trouble over criminal charges involving bribery, tax evasion and misuse of public money, and the second biggest now reportedly in government receivership, along with more than 200 coaches sacked and hundreds more under investigation, I expect things in the Korean system are going to be rather different in the next few years.
引用元 http://www.archery-forum.com/showthread.php?23838-2012-Hoyt-HPX-Riser-and-F7-Recurve-Limbs&p=321548&highlight=#post321548
と言うようなことがあり、韓国の某メーカーが急速にダメになっていきました。トラブルは多岐にわたりますが、商品が魅力的な事もあり、私達のベストパートナーである某社が金銭的に支援するという話や、私達としても新モデルが出なくても、日本国内での旧モデルを復刻販売することで、なんとか供給を継続できないかと模索してきましたが、その間に商品力まで低下してしまい、結果、販売を終了することを決定しました。
とはいっても、私たちのカタログから消えるだけで、取り寄せの依頼があれば、国内代理店のサポートのもと手配はさせていただきます(納期は1週間程度でしょう)。
次にもう一つの代表的なメーカーであるHOYTのエントリーモデルは…特にエントリーモデルのリムのレベルの低さは、昔から業界内では有名です。そのために、販売店はそもそも販売しないので、上位モデルでは、HOYTの990TXとWIN&WINのEX POWERでシェアを2分する地域でも、エントリー~ミドルレンジは、WINEXやWINACTの一択でで、同価格帯のHOYTとExcelリムやZR330リムとシェアを2分するような地域はまずないと思います。
そうなるとWIN&WINからの供給の一択しかない様にも思いますが、SFのハンドル・リムはWIN&WINの韓国工場と中国工場で生産されているものの、SF(セバスチャン・フルート)というブランドの通り、全ての権利をWIN&WINが有するわけではないので、その調整で、またいろいろとありました。
この半年、話し合いの結果、WIN&WINとの関係を強化し、SFのハンドル・リムの販売体制を強化します。在庫数を現在の5倍のレベルをめどに引き上げます。
0shhet.jpg

それに伴い、在庫商品のラインナップを変更します。上の図はリムについてです。
3万円以下のミドル~エントリーラインの商品はすべてWIN&WINのSF商品へ転換します。間違いなく、全てのメーカーを見ても、この価格帯では、SFの商品が最も優れていると自信を持って言えます。
また、一部商品の表示をWIN&WIN-SFに変更します。これは、一部SFブランド商品にWIN&WIN製ではないものが含まれている為です(SFの弦はStringflex製)。
ハンドルですが、これは1万円以下のハンドルではSAMICK製でコストパフォーマンスが素晴らしいものもありますが、それらを除き、低価格帯のものはすべて、SFのものに切り替えます。
今まで1年間SFの商品を販売してきましたが、流通面や販売戦略の面では、まだまだ改善していくべき点がありますが、商品力はこの価格帯では間違いなく、最強だと確信しています。
今まで、全てのメーカーのものを販売していく方針でしたが、今後は、低~中価格帯の商品に関してはWIN&WIN-SFのものに力を入れて行きます。
お客様の方から持てどう見られるのかは分かりません。特定のメーカーとの関係の強化は、平等な評価をできなくさせるとがっかりされたりすることもあるのかもしれませんが、すべては良い商品を供給する体制を築くためです。理解していただけたら幸いです。
また、同時に在庫品のSAMICKのリムのセールを行います。
SAMICK マスターズMAX 32,000円 
SAMICK Vision Carbon 12,000円 
SAMICK PRIVILEGEリム 5,000円 

在庫サイズ限りですが、自信を持って安いと言える価格です。いずれも現行モデルですので、宜しくお願いします。一部WIN&WINのハンドルには使用できません。WINACTなどでは使用できますが、いろいろと特別仕様のモジュールが出回っている現状では、混乱を防ぐため、WIN&WINのハンドルでは使用できないと表記させていただきます。保証は通常通りですが、リムが折れたりした場合には、交換ではなく、返金対応となりますので、ご理解下さい。


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Ryo

(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。

4 thoughts on “商品ラインナップの方向転換の経緯

  1. SECRET: 0
    PASS: bbf3870d93e20059e5165a2ab2899b86
    SFならば、ハンドル&リムで5万円でそろいますよね。
    SFのよさを知ってもらうために、数年前からSFであっちこちの大会に出ています。
    リムのかえりの速さは、inno power 以上、ハンドルへの精密さは、inno carborn light
    と同等またはそれ以上、ほとんど修正せずに、リムがまっすぐ装着できます。
    まっすぐなリムは、ミスを増幅しないので、効率良く点数アップできます。
    これを機会に、値段ばかりで道具を選ぶのではなく、性能もふくめて、選択できるといいですね。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ありがとうございます。
    SFの商品はモデルによって作っている場所が違います。リムではWIN&WINの韓国工場(EX POWERリムをつくっている工場)製のリム、ハンドルでは中国工場(INNO CXTをつくっている工場)製のハンドルは、かなりの出来のよさです。
    まだ、新しいブランドですので、成長しないといけない部分もありますが、2015年をめどに最もコストパフォーマンスの良い商品ラインナップにしていきたいです。今後とも宜しくお願い致します。
    > SFならば、ハンドル&リムで5万円でそろいますよね。
    > SFのよさを知ってもらうために、数年前からSFであっちこちの大会に出ています。
    > リムのかえりの速さは、inno power 以上、ハンドルへの精密さは、inno carborn light
    > と同等またはそれ以上、ほとんど修正せずに、リムがまっすぐ装着できます。
    > まっすぐなリムは、ミスを増幅しないので、効率良く点数アップできます。
    > これを機会に、値段ばかりで道具を選ぶのではなく、性能もふくめて、選択できるといいですね。

  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    取り扱いはされていませんが、テストはしていると思うのでお聞きしたいと思います。
    FIVICSやKAYAのリムは制度的にはどうでしょうか?
    以前、どちらかのメーカーがMK制作に移った記事を読み、ストックを考えているとのコメントでした。
    また、今回の某メーカーでは他社のリムを作成しているニュアンスの記事がだいぶ前にも載っていたと思います。
    それらのメーカーについても、商品力の低下は目立ってきているのでしょうか?
    昔の記事を探しても、記事が多くてなかなか探せなくて・・・・
    すいません。
    教えてください。

  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > FIVICSやKAYAのリムは制度的にはどうでしょうか?
    Fivicsのリムは2011年まではKAYAが、2012年からはMK Koreaが製作しています。現状FivicsとMKのリムと中身は同じです。KAYA時代のペガサスはテストしましたが、2012年モデルのテストはしていません。
    MK KOREAは営業が変わって、ちょっと問題が。事務的な韓国女性から、英語は達者だけどアーチェリー業界を分かってない人になり、話しましたが、いまいち話がかみ合いません。。。信用できるか微妙になってきたので、仕入れルートを変更し、大手代理店を通すことで、仕入れ価格は上がりますが、信用リスクは減らせるかなと思っています。FivicsブランドのMK製造リムのストックの話も、MKの新しい営業が相当な大風呂敷を広げていますが、信用できるか微妙なので、Fivicsのベクさんは申し訳ないですが、MKと再度信用できる関係が築けるまで話を止めています。
    KAYAですが、精度という点では問題はないです。ただ、販売の大半がヨーロッパ向けの為、ヨーロッパのマーケットに目を向けた開発をしています。性能としてはざっくり言えば、シナジーとか(EXでない)INNO POWERなどのEX POWER/F7から2世代くらい前のモデルと同じくらいの性能です。
    > また、今回の某メーカーでは他社のリムを作成しているニュアンスの記事がだいぶ前にも載っていたと思います。
    > それらのメーカーについても、商品力の低下は目立ってきているのでしょうか?
    ちょっと、そのような記事を書いた記憶がないです。。。WIN&WINがPSEにリムを出している話でしょうか。販売価格の話で、SFはWIN(中国)→あちぇ屋ですが、例えば、PSEのリムは(当時弊社はまだPSEの代理店ではなかった)、WIN(韓国)→PSE(アメリカ)→PSE日本代理店→弊社取引代理店→あちぇ屋という流れで入ってくるので、工場出荷時に同じ100ドルだったものでも、片方は2万円で販売できるけど、もう片方は5万円になってしまうんですよ…という話くらいしか思い出せないです。
    商品力の低下で言えばSAMICKのリムですが、メーカー側商品の問題ではなく、台風と何かで特定の時期のウッドの乾燥に失敗し、その時期に製造されたリムだけが悪いと言っています。どうでしょうか。確かに、それ時期までのリムは問題なかったのですが、その時期を過ぎた後に出荷されたものの品質が元にレベルに戻っているかといわれると…SAMICKとは長年話を続けて来ましたが、昨年の11月を最後に、挨拶程度の話しかしなくなりましたので、最新の状況はわからないとしか言えません。
    > 取り扱いはされていませんが、テストはしていると思うのでお聞きしたいと思います。
    > FIVICSやKAYAのリムは制度的にはどうでしょうか?
    > 以前、どちらかのメーカーがMK制作に移った記事を読み、ストックを考えているとのコメントでした。
    >
    > また、今回の某メーカーでは他社のリムを作成しているニュアンスの記事がだいぶ前にも載っていたと思います。
    > それらのメーカーについても、商品力の低下は目立ってきているのでしょうか?
    >
    > 昔の記事を探しても、記事が多くてなかなか探せなくて・・・・
    >
    > すいません。
    > 教えてください。

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