この記事は2011年12月28日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

KAYAコンパクトボウプレス、レビュー。

あらたに入荷した「KAYAコンパクト・ボウプレス」
写真を見ていただきながら、使用感や注意点を案内していきましょう。

まずは外観。

伽耶弓(KAYA archery)ってロゴが、なかなかオリエンタルチックです(笑)
重さはキャリーバッグ込みで、約5.2kg。
バッグの底辺は約109センチ。
高さは持ち手抜きで30センチです。

では、開けてみます。

ショルダーストラップがついています。
ちなみに紙の説明書は無いです。。。
バッグの生地には約5mmほどのウレタンが仕込まれているので、“布きれ”だけのチープな印象は受けません。
メインシャフトとなるバーは長さが105センチ。
リムを“抱え込む”アーム部分が35センチです。上の写真ではアームを中央に折りたたんで収納しています。
設置した時の高さは約12センチになります。

では具体的に。

Twitterで簡単に伝えましたが、軸間約40インチあるHoyt・ヴァンテージエリートやMathews・MR5(軸間33インチ)、さらにMission・メナス(軸間31インチ)でも使用することができます。
今回はHoyt・カーボンエレメント(軸間32インチ)でやってみましょう。

しっかりとした頑丈な机の上か、床で作業を行いましょう。
その際、写真向かって右、ちょうど僕の左腕で隠れてしまっていますが、このアームがずりずり・・・とメインシャフトに沿って、向かって左側へ動くので、あらかじめそれを踏まえた設置をしてくださいね。

商品紹介のホームページ動画などで使用方法を案内しているので、本文はそちらをご覧いただくとして、、、、

作業前の注意点その1。

アームの先端バー(直立している2本の棒)の間にリムを通すんですが、その際カムに近い方・・・指でさした先なんですがバーとカムの間を1~2インチ(オンラインマニュアルによる)離しなさいととあります。
言われてみればそうですね。
バーが内側へ移動してリムを絞るわけですから隙間を作っておかないと、です。

注意点その2

上の写真、2本のバーに通したリムの下側(バーの受側)に右上がりで隙間が出来ていますよね。
これ、だめです。
絶対やっちゃいけません。
下の写真のとおりにピッタリとおいてくださいね。

じゃ、絞っていきましょう。

僕が左手で握っている白いところをしっかりと握り、ハンドルをぐりぐりと回します。
このハンドルが若干曲者です。
持ち手の全長が5センチしかありません!!
僕の手では小さいのです!
もう少し太く長く設計してくれよぅ。。。

充分に絞ったら・・・

写真のように弦がたるんでいるのがお分かりいただけすでしょうか。
これだけ弛めばピープの交換などは楽チンですね♪
ストリング・ケーブル類の交換も適宜絞って作業を行いましょう。

で、作業を終えもとに戻す手順に入るわけですが、下の写真のストリング。
ま、ストリングだけでなく他のケーブル類もそうですが、
ちゃんとケーブルトラック・ストリングトラックに弦がそれぞれきっちりハマっているかを必ず確認しながら作業をしてください!

では、その他の情報を。
下の写真は、アームを抱えるバーの先端のアップです。
リムを挟むにあたり、おそらく「傷がいくんじゃね?」と思いましたよね?
はい、もし、むき出しの金属棒だったなら傷確定です。
が、ご安心下さい。
製品のバーにはご覧のとおり厚さ約1mmほどのビニール系と思われるチューブが仕込んであります。

いーや、これでも不安だ!とおっしゃるのであれば、DIYなどで手に入る相当のチューブやゴムホース!?で補強するなども良いかもしれません。ただし、あくまでも案ですので。。。
その辺は宜しくお願いしますね。

その他、バーの直径13mm。バー同士の距離、約6.5センチ。

最後に、このコンパクトボウプレスでできる事として、おおむね軸間33インチ以下なら、リム外し、リムポケット分解まで行けました。
反対に、軸間が40インチとちょっとあるヴァンテージエリートでは、ケーブル交換、カム交換まではなんら問題なくおこなえますが、リム交換、リムポケット分解はできませんでした。
メインシャフトが開ききってしまってそこから展開しないからです。
これは、当店で先に取り扱っている「ポータブルボウプレス」と同じことが言えます。

つまりパラレルリム、バーティカルリム、どちらにおいても、ケーブル交換、カム交換は問題なく行えます。
その先はめったに施すことのない作業ですので、マイナス評価にはならないと判断します。

ちなみにオンラインマニュアルには「過度なパラレルリムボウには使用しないでね」とありました。
念のためにお伝えしておきますね。

本格的に分解整備まで見据えていらっしゃる方は、ぜひプロ仕様をお求め頂きたいと思います。

個人でお求め頂く価格としては少しお高いかもしれませんが、プロ仕様までは用がなく、されどチーム・クラブに1台は欲しい!と言うニーズにバッチリ応えてくれるんじゃあないでしょうか。

この「KAYAコンパクトボウプレス(¥34,000円)」は、あちぇ屋CPにて取り扱っています!


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Yamada

山田ヒロ - JPアーチェリープロショップ店長。主にコンパウンドを担当。元日本記録(コンパウンド70mW)保持者。 連絡先 cp_jp@archery-shop.jp

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