この記事は2011年11月21日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

SAMICK VISION NEXT モデル

SAMICKのビジョンハンドルの次世代2012年モデルが先週届きました。前の記事にも書いたとおり、期待していたのですが、結論から言うと、こちらも販売はしません。
まず特長ですが、このハンドルもSAMICKが中国の工場で作ったものです。今後、中国での生産を増やしていくにあたって、いろいろな事を試しているのだと思いますが、リムでも上位モデルに元気がない今、下位モデルで巻き返そうとする作戦は間違いではないと思います。競技用のリムがMKに取って代わられても、ポラリスシリーズは世界中でものすごい量が売れています。

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最初のVISIONハンドルでは、設計時点でいろいろなトラブルがありました。当店ではテスト入荷して終了しています。問題点をメーカーにフィードバックして、正式な販売は行っていません。今回のVISION 2では、設計段階のトラブルは無くなりましたし、HOYTのマトリックスをそのままコピーしたデザインも、オリジナルのものに変更されています。
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ハンドル自体はスタンダードな設計です。VISIONの最初のハンドル同様にSAMICKで使われてきたセンター方式をやめ、見た目はHOYTで、やり方WIN&WIN(左右のレンチ)方式です。RX/HPX同様にリムを後ろから支える方式のリムポケットですが、強度を確保するためにリムボルト側とフェイス側に大量にアルミを使用したために、リムポケットが「肉抜き」になっている割に、重さに前とほぼ変わりません。
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いいところはグリップがユニークなもので、ピボット周辺だけひと回り細くなっていて、細いグリップ好きに方にはお勧めです。
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と、ここまで問題点はなかったのですが…一言で言えば、仕上げが雑です。全体が汚れていたり、接着剤が飛び出していたり、いろいろと細かい問題がありました。まぁ、それらは出荷する度に拭いてきれいにしてから出荷すればよいのですが、グリップが上の写真のようにまっすぐ作られていません。(グリップの下の方がハンドルに対して斜めっているのが確認できるかと思います)
こちらのVISIONハンドルは価格で言うと、SFのForged PlusやSAMICKのアスリート、WIN&WINのWINACTと同じくらい価格帯ですが、その価格帯の他のハンドルと比べると、ちょっと良いものとは評価できませんので、今回販売はしないこととしました。もう少し、仕上げのレベルを上げてくれば、販売できる所まで来ていますので、次回作に期待です。
何本か入荷していますが、想定販売価格の半額で特価品に追加しましたどなちか心やさしい方が買っていただけると嬉しいです(ありがとうございました)。汚れか綺麗にしてありますが、グリップは写真の通り、どれも斜めです・・・・


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Ryo

(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。

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