この記事は2011年2月1日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

KAYAのK5リムの進歩(2011.2)


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フランス出張の間にたまってた仕事が半分くらいは片付きました。あとは、納品が遅れている荷物(スピン在中)と韓国・中国の旧正月休みのせいで進まない仕事ですね。今日、MKリムで奇跡的に連絡が入りましたが、Fivicsはもう休み入ってます。Saker3の入荷は3週間後くらいになりそうです。
さて、新しいKAYAのK5リムの2011年モデルがテスト入荷しました。
去年の6月にKAYAの2010年モデルのVPERF(当時の最上級モデル)をテストしましたので、その時のものを比べてみます。
KAYA VPERFリムテスト入荷しました(2010-06-17)
http://jparchery.blog62.fc2.com/blog-entry-487.html

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左がK5で、右がVPERF(2010.6)です。昨年のテストで指摘したリムチップ部分の仕上げ加工の精度(左右非対称)の問題が解消されています。競合他社と同じレベル程度にはなっています。十分販売に耐える仕上げです。ハスコさんでも、昨年の9月にKAYAとの交渉をアナウンスして以来、今年の1月になってやっと販売を開始しましたが納得です。
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また、矢飛びや矢速に大きな影響を与えるリムの重さですが、これも大きく改善されています。大宮のショップで多くの方にテストシュートしていただくために、テスト用リムをM40からM38に今回変更したために、直接の比較はできませんが、M40で204gだったリムが、今回はM38で164gです。ワンサイズの違いは通常3-4g程度ですので、30gは軽くなっています。これだけ違えば、矢飛び・矢速はかなり違ったものになります。
*引き尺がアメリカ規格以下だったり、30ポンド台ではリムの重さはシューティングと点数に大きな影響を与えますが、Nimesで話したミケーレ・フランジィーリはインドアでも70インチの52ホンドのVPERFリムを使用していますので…ポンドが45ポンドを超えれば、リムの重さが点数やシューティングに与える影響はわずかです。むしろ、シューティング後の体への影響を考えれば、逆に重いリムのほうがよいのかもしれません。
昨年の記事で指摘してメーカーのKAYAにフィードバックしたチップの完成度・塗装のムラ(←リムが白と黒になるとムラの出ようがないのですが…)は解消され、カーボンの種類の選択を変え、バック側だけではなくリムの両側にカーボンを、カーボン使用量を倍にしたことで、(価格は15%程度高くなりましたが)リムの重さも、他社の同等レベルのリムと十分に競争できるようになりました。
前の記事でも書いていますが、今年一年の市場での評価を見て、予定通り、2012年にはグローバルに老舗と戦えるようになるのではないでしょうか。もう少し手元において、今週末には大宮店に送る予定です。展示+テストできるように手配してみます。


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Ryo

(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。

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