この記事は2010年1月1日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。今年も一年間宜しくお願いいたします。
当店では夏休みはないので、一年間で唯一の長期休業をまったりと過ごしています。今日は映画の日(1,000円!)ということで、19時から「2012」を見てきます。5日からは年末年始のメールの返信でスタッフたちも大変だと思いますが、こっちはこっちでATA前は、ブースの準備等でメーカーの担当者にメールをシカトされて、大変です(注文は返信がくるけど…ただの質問だとね…)
今年は初のATA Trade show参加です。参加費が2人で70ドルもかかるんですね…。もとを取れるよう勉強してきます。
さて、この10年間は皆さんにとってどんな10年間だったのでしょうか。
自分の場合、アーチェリーを始めたのが2001年。アーチェリー用品の個人輸入を始めたのが2003年。アーチェリー業界で働き始めたのは2006年。アーチェリーショップを立ち上げたのが2007年。アーチェリーメーカーの日本代理店になったのは2008年。あちぇ屋を法人化して正社員の採用を始めたのが2009年。
2000年以前のアーチェリー業界のことはほぼ分かりません。今、古いアーチェリー関係の資料を図書館などで集めて勉強中です。
年初のブログでは、
・2000年~のアーチェリー業界をアーチェリーショップの視点(流通・小売業の視点)から
・今後の10年間の個人的な展望
を書いてみたいと思います。
このブログの自分の中での位置づけですが、今年度の大手アーチェリーショップの価格表(4~5月発表)で、ボッタクリのような価格はほぼ一掃されると予想しています。この2年間で顧客が賢くなったことが一番の理由でしょう。
価値(Value)と価格(Price)は違うとよく言われますが、情報の非対称性が減少すれば、それだけ価格と価値は接近するという「机上の理論」がそのまま現実になるのでしょう。…そして、2007年から続けてきたこのブログの一番の存在理由がなくなるのかなと。
日本のアーチェリー業界は10億円規模の産業です。今後拡大しないとしても、50~70人の人間が食っていける業界です。小売業の勤続年数が19.6年(平成20年)であることを考えれば、毎年、コンスタントに3~4人の人間が業界に入ってきてくれないと、人材面で業界を維持できません
アーチェリーショップ各社の経営データを取るとどの会社も持続的に安定した利益を上げていて、不況という問題はありません。極めて安定した仕事です。ただ、業界特有の問題(過去の記事参照)があり、新しい人材を惹きつけることには苦労しているのが現状です。
ヤマハは累積赤字で撤退しましたが、では逆に、各社が黒字を積み重ねていれば、日本のアーチェリー業界は安泰ということでもないでしょう。一番大事なのは人だと思います。ちなみに、先日、スタッフに国際審判員の資格取得の話がきました。どうやら、国際審判員も高齢化と人材が問題になっているようです。(本人の意志次第ですが当店では資格取得を応援したいと思っています)
業界の規模を維持するためには、全国で毎年3~4人の新しい人間の参入が必要です。利益も出ていて、安定している業界に人材が入ってこない一番は、閉鎖的でブラックなイメージ、業界のシガラミなどが面倒、新規参入は嫌な顔をされされるなど…いろいろとそのあたりは書いてきたつもりです。
アーチェリーのブログやサイトはいろいろとありますが、アーチェリー業界/産業に興味がある人に一番読まれているのがこのブログだと思っています。メールなどでもいろいろと相談を受けたりしています。アーチェリーショップの仕事の面白さや、内情をクリアに、オープンにして行くことで、新しい人を惹きつけることが、アーチェリー業界に貢献する事なのではないかなというのが今の考えです。
そんな気持ちでこの一年はブログを書きたいと思います。今年も一年間お付き合いください。


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Ryo

(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。

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