この記事は2009年12月28日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

複数の管構造体を有するハンドル

HOYTはフォーミュラRXを大々的に宣伝していますが、個人的には新しいカーボンハンドル(コンパウンド用)のカーボンマトリックスの方がよっぽど革新的な構造だと思います。

mat.jpg

いったい、どんな構造をしているのかを調べようといろいろ資料集めをしていると、カタログにこんな表示が
Our lightest high-end bow ever, Carbon Matrix boasts a radical, high-tech, hollow carbon tube riser (patent pending) featuring O-Tech™ Technology*.
中空カーボンチューブハンドル(hollow carbon tube riser)として特許取得中じゃないですか!!それを読めばよいのではないかということで検索しました。
検索結果、Archery Bow Having A Multiple-Tube Structure(複数の管構造体を有するハンドル)という特許が該当するのかなと。まだ、特許にはなっておらず、審査中・または、クレーム期間ですね。
特許の中身は3本のカーボンチューブをあわせて、ねじったらハンドルになりますという内容(法律用語の英語が難しいため、外資系法律事務所の友人が細かい内容は現在解読中…)。
mddat.jpg

チューブの複合体でリムを支えるためには、現在広まっている旧ホイット規格(ILF)では不都合で、フォーミュラRXでそのあたりの再設計をしたのかなと推測してみたり。でも、まぁ楽しみな特許です。
HOYTがRXハンドルでハンドルの軽量化とリムにダンパーをつけるだけのために、リムの規格を変更したとは思えません。現在、特許申請中のOテクノロジーをリカーブで採用するための布石としての意味が含まれているのではないかなと妄想しなら、特許を読んでいた昨日の夜でした。
ちなみに調べ物をしていたときに、この特許を検索したら、代表図面が表示され、どこのガキの落書きだよ、と思って、ほか図の見たら…いきなりリアルになってるし!!…トップ画は絶対HOYT罠です。
image10.jpg

騙されなくてよかった。。ちなみに、カーボンマトリックスは当店の海外取引先での小売価格は13万5千円ほどだそうです。
追記
→日本国内での価格は定価で241,500円だそうです。


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Ryo

(株)JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、コンパウンド競技歴5年、2021年よりターゲットベアボウに転向。リカーブとコンパウンドで全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。次はベアボウでの出場を目指す。

8 thoughts on “複数の管構造体を有するハンドル

  1. SECRET: 0
    PASS: 16bbc67855f77ff088931e609dd8e003
    EASTONがHOYTを買収する前にTSS QuedraFlexという弓を次世代CPとして作成メーカーを支援していたそうです。
    http://www.archeryhistory.com/compounds/80picsnew/quadraflex.jpg
    結局HOYTを買収した結果ごくオーソドックスなCPになってしまいましたが、構造は今回のリカーブボウと同様なのでノウハウはずっと暖めていたのだと思います。
    今回のチューブ構造は、並列のカーボンラミネートでは局部的ストレスが大きくなるのを嫌いかつ接着剤のエポキシのへたりも考慮してストレスを分散しやすいチューブラフレームにしたのだと思われます。
    チューブラフレームは往年のレーシングカーなどで使われた構造ですが、現在ではモノコックが主流になっています。
    アーチェリーハンドルではモノコックだと面積が大きくなりすぎて実用的ではないのでこちらの構造に走ったのでは・・・・
    あくまで個人の勝手な想像ですが。

  2. SECRET: 0
    PASS: d9b1d7db4cd6e70935368a1efb10e377
    試験入荷のついでで良いのですがサイズとポンドを指定するので取り寄せて頂けないでしょうか?
    保証等は一切必要ありません、そちらで試験に使った後でも傷物でも構いません。
    お願い出来ないでしょうか?

  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    CPの話はあまりよくわからないのですが、また、CPからRCの転用で、チューブラフレームのリカーブ用ハンドル(今までにありましたか?)が2年後くらいには出てくるのではないかと…出てくると面白いなという程度の考えですが。
    > EASTONがHOYTを買収する前にTSS QuedraFlexという弓を次世代CPとして作成メーカーを支援していたそうです。
    >
    > http://www.archeryhistory.com/compounds/80picsnew/quadraflex.jpg
    >
    > 結局HOYTを買収した結果ごくオーソドックスなCPになってしまいましたが、構造は今回のリカーブボウと同様なのでノウハウはずっと暖めていたのだと思います。
    >
    > 今回のチューブ構造は、並列のカーボンラミネートでは局部的ストレスが大きくなるのを嫌いかつ接着剤のエポキシのへたりも考慮してストレスを分散しやすいチューブラフレームにしたのだと思われます。
    >
    > チューブラフレームは往年のレーシングカーなどで使われた構造ですが、現在ではモノコックが主流になっています。
    > アーチェリーハンドルではモノコックだと面積が大きくなりすぎて実用的ではないのでこちらの構造に走ったのでは・・・・
    >
    > あくまで個人の勝手な想像ですが。

  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いずれにしても、卸価格が決まらないと、なんとも言えませんので、もうしばらくお待ちください。
    また、ともかく早く入手したい場合、ウィン・ジャパンさんが1次代理店ですので、入荷は2~3週間程度、そちらの方が先だと思いますよ。
    > 試験入荷のついでで良いのですがサイズとポンドを指定するので取り寄せて頂けないでしょうか?
    > 保証等は一切必要ありません、そちらで試験に使った後でも傷物でも構いません。
    > お願い出来ないでしょうか?

  5. SECRET: 0
    PASS: 16bbc67855f77ff088931e609dd8e003
    チューブラフレームのリカーブボウでのアイデアは見聞きしたことはありません。
    大体のアイデアは下記URLにアップされていますが・・・・
    http://www.archeryhistory.com
    HOYTがどのように組み上げているかは不明ですが、金属チューブのストレート状態を曲げたりするとひずみや変形が起きやすいのと疲労が心配なのでいままで実現されなかったのかもしれません。
    カーボンだったらある程度曲線に加工したものを焼結すればすむし、結合剤のエポキシを除けばカーボンそのもののへたりは小さいはずなのでハンドルには良いのかなと思ったりもしています。
    ただ、エポキシ樹脂をどの程度の量使っているかが耐久性のカギとなるような気がします。
    センター出しとサイトウィンドウの視野を確保しているためハンドルライザーは削り側に曲がるのは分かっています。
    コンパウントボウの場合には、さらにケーブルガイドが横方向のストレスをハンドルに与えるためへたりが発生しやすいのですが。

  6. SECRET: 0
    PASS: d9b1d7db4cd6e70935368a1efb10e377
    回答ありがとうございます。出来ればあちぇ屋様から買いたいので。出来れば入荷可能になったらメールを頂きたいです。

  7. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    カーボンマトリックスの出荷が始まって3ヶ月経ちますが、不具合が多発しているというような事態はないようですね。
    >コンパウントボウの場合には、さらにケーブルガイドが横方向のストレスをハンドルに与えるためへたりが発生しやすいのですが。
    ヘタリなどはある程度時間が経過しないとわからないので、現状なんともいえないと思いますが…まずはCPでこの特許のアイデアがうまく行くと、次が楽しみなのですが。
    > チューブラフレームのリカーブボウでのアイデアは見聞きしたことはありません。
    > 大体のアイデアは下記URLにアップされていますが・・・・
    >
    > http://www.archeryhistory.com
    >
    > HOYTがどのように組み上げているかは不明ですが、金属チューブのストレート状態を曲げたりするとひずみや変形が起きやすいのと疲労が心配なのでいままで実現されなかったのかもしれません。
    >
    > カーボンだったらある程度曲線に加工したものを焼結すればすむし、結合剤のエポキシを除けばカーボンそのもののへたりは小さいはずなのでハンドルには良いのかなと思ったりもしています。
    >
    > ただ、エポキシ樹脂をどの程度の量使っているかが耐久性のカギとなるような気がします。
    >
    > センター出しとサイトウィンドウの視野を確保しているためハンドルライザーは削り側に曲がるのは分かっています。
    > コンパウントボウの場合には、さらにケーブルガイドが横方向のストレスをハンドルに与えるためへたりが発生しやすいのですが。

  8. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    了解しました。情報が入り次第連絡させていただきます。
    > 回答ありがとうございます。出来ればあちぇ屋様から買いたいので。出来れば入荷可能になったらメールを頂きたいです。

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