この記事は2009年2月8日に書かれたものです。1年以上前の記事は内容が書かれた当時とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

豊かな社会とは? ちょっとした感想です。

ちょっとした話。アーチェリーに関係ない話。

アーチェリー関係だと、明日仕事の引き継ぎをします。業務は普通に行っていましたが、新商品のアップのやり方は教えてなかったので、新商品をアップする業務がたまっています。

以上です。ここから、ヨーロッパの話を少し。
今回はアーチェリーだけでなく、いくつかの目的があり、ヨーロッパに少し残っていました。そちらの目的もいい結果に終わって今回のヨーロッパ訪問は大成功です。あとは17時間飛行機にのるだけ…

ポルトガルのポルトという町(Oporto)。

人口23万人の港町。日本で言うと呉市や佐世保市とおなじくらいの人口です。産業ではポートワインなどが有名でしょうか。そんな小さな地方都市が信じられないほど豊かだったのが印象的でした。

線路には自然な感じで芝生が。

駅も緑化されていて、屋根は公園になっています。

ポルトガルはけっして高税率でもなく、国民負担(租税負担+社会保障負担)は日本より20%高いくらい。そのくらいの税金でこんなにも豊かな町づくりができるなら、喜んで払います。
試合の遠征などで日本の地方都市に行くことがありますが、中心部でも元気がないように感じます。この差はなんでしょうか。

ちなみに写真のメトロ(といっても大半は地上を走るのですが…)でいちばん大きな駅。それでもこの規模の本当に小さな町。

個人的な考えですが、市場原理だけで豊かな社会づくりはできません。ケインズの「穴を掘って埋め戻す公共事業」的な「無駄」は必要なのでしょう。

その「無駄」を合理的な目的を非効率的に達成することでねん出した国(必要な一つの橋を昼寝しながら20年もかけて作るとか)と、非合理的な目的を効率的に達成することでねん出した国(橋を昼夜休まず努力して3本も作るとか)の蓄積の差なのかなと感じました。

偶然、道で工事をしているところに出会いました。たぶん、水道管の工事だったと思いますが、道路は壊さずに解体し、全部番号をふって横に置いてありました。工事が終わったら、また元に戻すのでしょう。

実に非効率的であるし、仕事も夏は昼寝(シエスタ)をしながらして、定時には帰るのでしょうが、効率的に昼夜も休まずに「熊しか通らない道路」よりも社会を豊かにするのではないでしょうか。
豊かな社会とは何かについて、いろいろと学ぶことの多かった日々だったかな。

The following two tabs change content below.

Ryo

山口諒 - JPアーチェリー代表。担当業務はアーチェリー用品の仕入れ。リカーブ競技歴13年、2014年コンパウンドに転向、2018年よりベアボウに挑戦中。リカーブ・コンパウンド両方で全日本ターゲットに何度か出場、最高成績は2位(準優勝)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。