朝からワインの話ですみません。土曜日のランチをとったのが甘口ワインの「ソーテルヌ」をグラスで出しているユニークなお店で、ワインを飲みながら、あちぇ屋とアーチェリー業界について考えていました。(もはや職業病ですね)
適当な資料がなかったのでマンガから引用です。
携帯からアクセスしていて、画像がうまく見られないる方のために解説するとワインの価格についての解説で、フレンチレストランにおいてフルボトル12,000円で提供されているワインの価格の内訳について書かれています。
国外メーカー出荷価格 1,200円
代理店輸入価格 1,400円
国内卸価格 2,800円
小売価格 4,000円
→ レストランでは 12,000円
というのがワインの相場です。
これは別に暴露本でもなんでもありません。ワインを飲む人ならだれでも知っていることです。
1,200円のワインを12,000円で飲んでいると知っていても、それでレストランにぼったくられたと思っている人はいません。レストランでは納得してその値段でワインを味わっています。
節約したい人は卸系の酒屋やネットショップで国内卸価格でワインを購入できます。
さらに、並行輸入系の店・ネットショップはさらに安いです。
このようにいくつかの流通ルートで、ゴージャスにワインを味わいたい人からリーズナブルにワインを味わいたい人まで、最適な価格でワインを提供することで業界は成長したのです。
ワイン業界もアーチェリー同様、昔は流通経路が代理店主導で統制・独占され、そのために価格が高騰し、バブル後には消費量が118(千KL)から108まで減りました。その後、国内代理店の力が弱くなったことで、流通が自由化され、価格が低下したことで、平成18年の統計では消費量は229(千KL)まで成長しています。アーチェリー業界も見習いたいですね。
もう一つは卸価格について。
ワイン業界では、一般消費者が入荷した価格の10倍で販売されていると知っていても、それに納得して購入していますし、安い並行輸入のネットショップでは、1.5~2倍程度で販売されています。正確な卸価格はもちろんわかりませんが、まぁ、だいたいわかりますし、写真のような解説もいろんな本に載っています。
それを理解した上で、ショップが上乗せしている利益の額と提供している情報とサービスとを秤にかけた上で、利用するショップを選ぶのが一般的です。
対して、アーチェリー業界では、卸価格の目安について語られることはほとんどなく、そんな話をした日にはボコボコにされかねないです。
この差は何なのでしょうか。一部のアーチェリーショップが自分たちの提供しているサービスと商品価格に対して、自分たちですらそれを正当な対価だと思っていないからではないかと推測するのですが。邪推でしょうか。
あちぇ屋としては、別に仕入価格の目安を公開してもいいと思っています。他店からの反対がなければ。
うちでやっているのは、メーカーから仕入れ・輸入・送金やそれに付随する業務。そして、入ってきたものを、検品して、仕分けし、在庫として保管。さらに、ホームページを作って管理し、注文を受けたものを梱包してお客様へ配達。最後に入金確認。新しいアーチェリー情報の提供。
簡単にまとめると、以上があちぇ屋の行っている業務であり、それに対して、だいたい○○%を価格に上乗せして販売しています。(○○のところは他店からの反対がなければ、そのうち公表します)
自分たちの業務に対して、お客様に請求する対価は正当な額であり、お客様にも納得していただける額だと思っています。
もちろん、アーチェリーショップの仕入れ価格はお店ごとに違いますから、公表できるのはあくまでも当店の目安ですが、ベースとなっているだいたいの価格が分かれば、皆様がショップでアーチェリー用品を購入した時、いくらが商品代で、いくらがサービスの対価がわかり、受けているサービスの対価が正当なものであるのかの判断しやすくなるでしょう。
いいアイデアだと思うのですが。どうでしょうか。
ここからはワインの話。ワインは自分の数少ない趣味の一つ…
まだ飲んでないコレクションについて喋っても仕方ないので。飲んだもので一番おいしかったのは、
ANDRE BEAUFORT DOUX ROSE GRAND CRU MILLESIME 1988
アンドレ・ボーフォール・ドゥー・ロゼ・グラン・クリュ・ミレジメ
(リンクを検索しましたが、1985/1988/1990はいずれもすでに出回っていないようです)
という赤いロゼ・シャンパーニュ。お勧めです。ちなみに、ロマンも何もなく、ワイン好き男子3人で飲みましたが…女の子と飲めばきっとロマンチックになるかと。
また、図にあるように1,400円のワインもレストランで飲むと12,000円になってしまって、とても日常的には飲めない値段になってしまうので、自分はネットショップで安いところから買っています。そうすると末端価格が12,000円の物は大体、3000円くらいで買えるはずです。それを近くの10席くらいしかない、アットホームな感じのイタリアンレストランに持ち込んで、プロの料理と一緒に出してもらっています。常連になれば、別に自分で安く買ったワイン持ち込みでも嫌な顔されませんよ。たぶん。
長かった一週間でした。日曜日も働きますけど…。
佐川急便さんは本日が2回目の集荷でしたが順調な感じです。本日の集荷は6時でしたので、それ以降に発送準備完了通知を受け取られた方の分については、明日の朝の発送になると思います。荷物が多く処理が終わらなかったので、夜に梱包したものを朝に一回取りに来てもらう予定です。
友人に使ってもらっていたGMXの感想を送ってもらいましたので、コピペします。かなりレベルの高い選手です。
主に、エアロテックよりセンターの取り付け位置がプレッシャーポイントに近くなった事の影響をかなり感じました。
まず、プラス面ですが、弓の重心が上がったことでポンドの割にドローイングと、取り掛けが楽になったと思います。また、エアロテックよりも弦音が静かになりました。これもセンターが弓の中心に近くなったことが影響しているのではないかと思います。
マイナス面はあまり感じませんでした。強いて言うなら、条件が重なるとグリップの下の平らな面が太陽光を反射して眩しい事が有ります。
とのことです。ありがとうございました。
SOMAアーチェリーの荷物は午後に届きました。少しずつアップします。ちなみに新しい商品はありません。
また、前に掲示板で話題になったAXCELのサイト見本が届いています。ダンパー付きの珍しいターゲットサイトです。ねじサイズは8/32のリカーブ用。値段も29,000円くらいで販売できそうな感じでお手頃ですが、しかし、一点問題があって、しっかりとサイトピンを固定できないのです。ねじが必要なのですが、そもそもついていないのか、それとも見本に入れ忘れただけなのか現在問い合わせ中です。
コアトル・ヘッドさんのEASTON2009についての記事には同感ですね…。(リンクさせていただきます。)
これから、商品の撮影ダー。
他のアーチェリーショップですが、情報を公開する方に業界が進むのは大歓迎ですので、紹介させていただきます。
どんなことを書くのか、楽しみにしています。がんばってください。
あまり更新しないと心配されるので、たまっていたことをいくつか。
昨日の発送より運送会社を佐川急便に変更しました。お客様から送料はいただいていませんが、今まで宅急便さんとは、サイズ同一価格で契約していましたが、公正な送料を計算するために、佐川さんと全国同一価格で契約しました。
また、今週は少し注文の発送が遅れています。国際的にお金も荷物も動かなくなる年末にむけて、全力で(メーカーへの)注文の処理や入金などに奔走していました。クリスマス後は年末年始とATAのアーチェリー展示会が続くか関係で、今週中に注文を処理してもらわないと、次のメーカーからの荷物は1月の後半になります。これを知らないで、去年は荷物が届かず、さらに、メーカーの海外担当者がATAで出張していたので連絡もつかず…泣きそうでした。
今週にだいぶ、注文や入金を執行できたので、今年は無事に乗り切れると信じていますが、本格的にアーチェリーショップを始めて、初めての年末ですので、いろいろと心配。
うれしいことにEASTON/FUSE/HOYTの三大アメリカメーカーをまとめて入れてくれているアメリカの代理店のインボイスが間に合いました。(このくらいのビッグメーカーは代理店を通しています)
EASTONの新型スタビライザーは間に合いませんでしたが、X10シャフトは年内に入りそうです。また、FUSEの新型スタビライザーは次回号の雑誌アーチェリーに広告も出した関係で何としても年内にゲットしたかったのですが、サイドロッドは間に合わなかったものの、センターは年内の荷物に入っています。
26インチが5本頼んで、3本、29インチは10本頼んで、9本入荷です。比例配分を狙ったのが当たったのかも。価格は雑誌アーチェリーに出した12,800円でお願いしようと思っています。
EASTONのクィーバーはトラブルがあって、中国のOEMメーカーからEASTONへ入荷が止まっているそうですので、OEM品につき、中国→EASTON→代理店→あちぇ屋という経路をたどるために、製造が再開されても、しばらくは当店には入りません。
また、HOYTのGMXの白は1本だけゲット…しかし、お客様の予約分につき、私の手元には入ってこないのです。残念。
さっき、ショップのサイトをみたらFUSIONが売り切れていました。たぶん、発送は金曜日になります。
現在、手元にGMXでまだ出していないのは、EMBERとJADEです。今週末はJADEの方を出します。写真を撮っている時間がないので、まずは商品だけ出しておきました。写真は夜アップします。
こんな感じで、今週は発送率が悪く、注文を受けてから発送まで平均3日程度かかっていますが、年末に営業を続けるためですので、ご理解いただければ幸いです。代わりに、日曜日も発送を行う予定です。
あ、SOMAの荷物はまだ来ません。トラッキングナンバーを問い合わせたら、こちらの送料を節約するために、届くのが一番遅いEMSで発送したらしい。がんばれ郵便局。
関係ない話ですが、いつもお世話になっている郵便局員と話したら、今年の年賀状のノルマは7000枚らしいです。まだ、5000枚程度しかさばいていないとか。そっちもがんばれ。
(普通航空便が届く速さは EMS < TNT < フェデックス < UPS)
あと、思い出しましたが、常時在庫を約束しているROMのスピンウィング用ラッピングテープが不覚にも在庫切れとなってしまいました。申し訳ございません。ROMへの再注文は月曜日にしていて、12月20日前後には入荷するはずです。
それとGMXの定価はいくらになったんでしょうね。雑誌アーチェリーの入稿期限が先週の金曜日だったので、その時点では絶対価格が決まっていると思うのですが。まだ、どこも出していませんね。へリックスより高いので、128,000円かなと前に書いたのですが、どうやらへリックスを値下げするみたいなので、どうなるか分からないですね。1ドル100円で計算すると定価は112,000円程度ですね。
先日、いくつか入りました。1ペアは販売する予定ですが、HOYTのリムを今後、在庫して販売する予定はありません。あくまでもセール品としてです。円高還元商品のネタがなくなってきたのに、予想以上に円高が収まる気配がない。
実物を初めてみたのですが、リムの接合部には金属のHOYTエンブレムが張られいます。リムにエンブレムというデザインは初めてじゃないかと思うのですが、見た目だけで入れたのでしょうか。性能アップには貢献しないと思うのですが。
出す予定なのはM-42(68-42/66-44)です。保証1ヵ月で58,000円の予定です。
+
終了しました。
本日は午後から事務手続きなどがあるために、先ほど宅急便に来てもらって荷物を全部持って行ってもらいました。
SFアーチェリーから荷物が来そうです。国際運送のUPSから明日付けの配達予告のメールが来ました。
ユーロ送金を強要(?)されて、なんとかやりましたが、送金が届くのに1週間もかかったそうです。ドルならニューヨーク市場経由で翌日には届くのに…。
最近のニュース。
昨日、扱いを始めたアーチェリーケースは好評でした。7個入荷して、現在在庫は3つです。ありがとうございます。全部先ほどの便で出ました。だいたい明日には着きます。
それと、タイタンサイトピンの値段を下げました。多くのメーカーとは国際送金で決済しているので、ドル決済ですが、タイタンはクレジット決済ですので、オーストラリアドルで決済されています。オーストラリアドルの国際送金などは不可能に近いですが、クレジット決済の場合は特にどの通貨でされても、こちらの負担にはならないので。その決済通貨が30%程度下げたため、タイタンサイトピンの値段を7,800円に改定しました。
あとは、サンプルで入れてみたFLEXの新しいアローブラーが後輩に気持ち悪いと好評でしたので、次回には少しまとまった量が入る予定です。
写真は先日行った牛角にて。ポケモンカード・遊戯王カードでの支払いはできないのか…。残念です。
先日と本日でいくつかのメーカーの納品が続けてあり、出品しきれていない状況です。
それと、最近はできるだけ宅急便での発送を心がけているのですが、そのために、段ボールでの発送量が増えてしまい、中に入れる新聞が不足しています。
これまではうちの日経新聞を入れていたのですが、最近はそれでは足りないことが多く…捨てられているものをお客様に出すことはできないので、別ルートで入手したのがいらなくなった新品のスポーツ新聞50セット。
今度は新品ですので、サービス向上かなと思ったのですが…先ほど、さっそく使おうとした…よろしくない写真が大量に。
スポーツ新聞をはじめて読んでみましたが、こんな写真を新聞に載せていいんですか?
すごいですね。
こういう新聞が普通に駅で大量に売られている現状に、それと、それを知らなかった自分にびっくりしました。
ということで、どうしようか迷っているところです。当分の間は使うページをチェックして、変な写真が載っているページを発送に使わないようにします。
ネットでは調べたところ、梱包材として「イタリアの新聞」というものがありました。ただの新聞というか、現地ではごみでしかない売れ残りの新聞なのに、日本に来ると梱包材として立派な値段になります。
イタリア語プレミアムというやつですか。
日本のお花屋さんや小物屋さんなどが購入しているようです。
この際、諦めて新聞も梱包材として購入しなくてはいけないのか。
また、ソフトアーチェリーケースを本格的に取り扱います。今まで、アーチェリーケースを扱ってほしいという要望は多かったのですが、在庫スペースの関係で扱ってきませんでした。
先月にテスト入荷したAuroraのアーチェリーケースがとても好評だった上、ソフトケースであれば、あまり送料もかからず(それでも本体卸価格の3割程度はかかってます)、在庫スペースもなんとかなりそうなので、扱いを本格的に開始します。
同時にLEGEND ARCHERYという新しいアーチェリーメーカーの取り扱いも始めました。こちらの商品はアームガードはクィーバーとアーチェリーケース。最初はケース1個だけの入荷ですが、評判が良ければ。こちらのケースはなかなか機能的です。ヘッドホンを通すホールがついていたり、収納がやたらと多いのが特徴でしょうか。ぜも大きなはAuroraのものより少し小さいので、収納量はAuroraの勝ちですね。
ここだけの話。
どちらも作っているのは同じ中国のメーカーなんですけどね。
作っているメーカーは同じでも、デザインしている会社が違うので物は全然似ていませんが。