国内での2018年のルール変更について。

2017年11月27日の記事でお伝えしたWA(世界アーチェリー連盟)でのルール変更ですが、アメリカでは今アウトドアシーズン(4月1日)から適応されるようです。国内では旧WAルールが9月30日まで有効で、現行のWAルールは10月1日より。10月6日の国体より適応されるとのことです。


勝てない最後の一射/2018年のルール変更について。

スマホ画面われたので本日機種変しましたところ、旧スマホより、書き忘れていたネタがいくつか出てきたので、ここで。

まずは2018年に変更されるルールです。WA(世界アーチェリー連盟)での変更ですが、全日本アーチェリー連盟もそれに沿うようルール変更が進むと思います。

大きなところでは2点です。

1.勝てないときは射たなくてよい(*)。

*(原文) During matchplay in all disciplines, an athlete or team will no longer be forced to shoot their final arrow if unable to win the match – although it would be down to that athlete or team to make the decision.

つまり、リカーブで4-4であと1セットで負けるとき、相手が先に3本で30点を出してしまい、自分がその時点で19点だった場合は射つ必要がないとのことです。コンパウンドの場合も、最終エンドで相手が150点を射った場合、自分がその時点で139点以下なら射つ必要がないとのことです。ただ、射つ必要がないというだけで、射ちたいならどーぞという感じのようです。

2.シュートオフの1回目はリカーブ10点、コンパウンドXなら引き分け(*)。

*(原文) If both recurve athletes shoot a 10 or compound athletes shoot an X10 with their shoot-off arrow, a second tiebreaker arrow will be shot – with the winner of the second tiebreaker decided on which arrow lands closest to the middle of the target.

現状、全ア連では、「個人戦のとき i.得点による1射のシュートオフを行う。 ii.同点の場合、中心に近い矢により決定する。」とされていて、1射目から的に近い矢で勝敗を決しますが、今後は、1射目がリカーブ10点で同点、コンパウンドがXで同点の場合は、測定をせず同点として、2射目から距離の測定をすることとなるようです。

シュートオフの調整はともかく、勝てないなら射たなくて良いっというのは大きな変更のように思います。国内でも近いうちに適応されるはずです。

また、ホットな話題で、パラ競技のシューティング時間で20秒から30秒となります(*)。

*(原文) Other accepted bylaws included increasing the time allowed for individual alternate shooting in para archery competition from 20 to 30 seconds.

先日、NHKの取材のときに、マット・スタッツマン選手が予選ではトップの成績でも、トーナメントには弱いのはなぜかといった話題が出た時に、個人的にこのような回答しました。彼のような射ち方では20秒/1射は結構厳しいと思われます。矢をつがえる時間が違うので、時間との戦いがより厳しいです。今後、30秒になることで彼のような選手には有利になるのではないかと推測します(パラ競技のみです)。

参考:https://worldarchery.org/news/154298/executive-board-confirms-alcohol-ban-pre-congress-meeting