プライム(PRIME)が2017年ターゲットモデルを発表、STXのマイナーチェンジです。

prime%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%aa%e3%83%bc2017%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%82%aa%e3%83%97%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3プライムがマシューズ同様ターゲットモデルのみを先行で発表しました。特に新しいモデルはなく、既存のラインの整理(MXシリーズの廃止)とSTXシリーズのハンドルデザインの変更となっています。


prime_2016-2016_stx写真左が廃盤の2016年STXで、右が2017年モデルのSTX V2です。カムに変更はないですが、ハンドルのデザインが変更になっています。それによってブレースハイトが6.75インチから0.25インチ伸び、7インチとなりました。また、ハンドルに使用されている素材が82Xに変更され剛性は10%向上しています。

prime%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%aa%e3%83%bc2017%e6%96%b0%e8%a6%8f%e3%83%96%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%b0ケーブルガードにはダンパーが新規に標準搭載され、ロワーブッシングが1つ新設されました。また、カラーオプションも増えました。

prime_2016-2017_stx-39-v2STX39の方も2017年モデルではハンドルの再設計が行われましたが、ブレースハイトの変更はありません。下部のデザインの変更はブッシングを2つ搭載するためのものです。同様にケーブルガードにダンパーが搭載されます。

まぁ、マイナーチェンジとはいえ、ハンドルの再設計ですのPSEの2017年のように一部パーツのみでの2017年モデルへのアップグレードはかなり困難だと思われます。2016年ターゲットで特に不満なく使用されている方であれば買い替えの必要性がどれだけかるかは微妙なところだと思います。もともと、剛性の部分での問題は発生していないモデルですので、10%の剛性の向上(この部分が2016年との一番の違い)が実感できるかは難しいところです。

少し安くなりました(メーカーの卸価格とは関係なく為替の事情です)。