ファイビックス(FIVICS) FV-150Sカーボンサイト 入荷しました…かなりおすすめです!

fivics_fv150s%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88-5いやー、いい!いいですよ、これは。最初に書くと、このサイトは2016年モデルでの価格で入荷しました。2017年の価格表は月曜日に届くと聞いています。その時点での価格での再評価は必須ですが、2016年の価格で評価する限り現状では最高のサイトの一つだと思います。シンプル・低価格・多機能・軽量。サイトに求められる性能をほぼ持っています。

fivics_fv150s%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88-4シンプル。サイトボックスの固定はシンプルで微調整可能なエレベーション式で、3点での固定式を採用しています。そのために重量は軽く、エレベーションダンパーを取り外した状態で、178g、装着した状態でも201gしかありません。ウィンの新しいサイトがダンパーをつけない状態で207gですのでその軽さがわかっていただけると思います。

fivics_fv150s%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88-1fivics_fv150s%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88-6そして、2万円を切る価格(2016年価格表より計算)でサイトピンダンパー、エレベーションダンパーが2つ付属します。これらを別途買うだけでも6000円前後はかかるので、コストパフォーマンスの高さが伝わるかと思います。エレベーションダンパーの場所はもちろん調整可能です。

fivics_fv150s%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88-3目盛りもわかりやすく加工されています。パッケージにはほかに、マウントねじとソフトケースが付属しています。

一点注意すべき点は、剛性の向上のためだと思われますが、取り付けが4点でしかできません。そのために、他社のサイトのようにエクステンダーを極端に短くして使用する事はできません。4インチが限界です。なので、逆サイトでの運用は基本無理だと思ってください。

テスト入荷した限定数のみの販売です。ただ、非常に高く評価していますので、2017年価格が出て大きく跳ね上がっていない限りは、相当数発注し在庫して販売する予定です。いやー、これはいいですよ。

FIVICS FV-150S カーボンサイト


ファイビックス(FIVICS)の2017年ラインナップが発表されました。

fivics_top予定通り、ファイビックス(FIVICS)の2017年ラインナップが発表されました。ハンドルの取り扱いについてはまだ検討中ですので、それ以外の商品について紹介します。ハンドルに関してはお客様の方でカタログを参照していただければ幸いです。ハンドル・リムに関しては新商品はほとんどなくアップグレードが中心です。

fivics_2017_sightまず、サイトでFV300サイトが登場します。これは2016年からアナウンスされているものですが、本格的に販売はまだ始まっていないので、2017年の「新商品」として持ち越しました。FV-150サイトの方は11月に1台のみ入荷しました。確認後本格的に販売を開始します。サイトダンパーも2016年から予告されていましたが、まだ届いていないので、2017年新商品です。

fivics_2017_stabilizerスタビライザーではCEX2000スタビライザーが廃盤となり、かわりに、CEX1900スタビライザーがアップグレードし、フェニックス1500Dスタビライザーが登場します。Aロッド/Bロッドの2種類あり、コンパウンド・リカーブの両方に対応します。

fivics_2017_damperダンパーラインナップは大きく整理され、VZ-1500/2000がなくなり、DC1500ダンパー、PX1500ダンパーが追加されます。

fivics_2017_saker_plusタブでは、いくつかのタブが再設計されました。セーカープラスはプレートの形などが変更され、「セーカー+ EPR」として生まれ変わります。カロタグで確認する限りではタブの軽量化を中心とした再設計です。セーカーブラスタブも変わりますが、プレートの色(シルバーに)が変わるだけなので基本的には同じ商品として販売します。重さに変更はありません。気になる方は在庫色について問い合わせください。

カーボンセーカータブがラインからなくなりました。なかなか好評だったので残念です。スタンダードのセーカータブには変更はないです。

fivics_2017_polite2先日、新しいポライトタブの3本掛けが入荷しましたが、2017年は2本掛けも新しくなります。薬指をかける部分の(的方向への)長さの調整が可能になります。取りによって、弦へのとり掛けの角度を変更し、取りかけ時の力の配分を変更できます。

fivics_2017_back_pack_archery_caseまた、アクセサリー類はかなり大幅な削減になっています。クロッセンラインがまだ出ていませんが…ラインの移行でなければ相当残念です。ストレッチバンドとか、10年近く問題なく好評で売れ続けてきたし…削除する理由がよくわかりません。

リカーブ用のバックパックケースはテントロン(TENTRON)-Mという1種類の、かつ、色も黒の1色となります。2017年にはLegendの方のラインナップを充実させることでこれに対応したいと思います。

大幅に削減に伴い、弊社で在庫限りとなるのはかなりの数となります。今週いっぱい在庫数の再確認をし、2017年のFIVICSの入荷が始まるまで通常販売、その後は値下げをしての販売となります。そんなに在庫数がある商品はないと思うので、予備などで必要な方はお早めに。

また、カタログにも興味深いシャフト類も追加されていますが、詳細な価格がまだ出ていないのでどうするかはまだ決めていません。カタログは1時間ほど前に届きましたが、価格表待ちです。ウィンなどに比べるとファイビックスは比較的に早く入荷する傾向にあります。1月後半頃から少しずつ入ってくると思います。

FIVICS ARCHERY 2017 (PDF 19.6MB)


FIVICS 2016年ラインナップ正式発表されました。

fivics_catalog_2016もう4月の終わりですが、やっとFIVICSの2016年の正式なカタログが届きましたので紹介します。1月には仮のカタログを受け取っていましたが、変更点があるとのことだったので紹介してはいませんでした。どこかでご覧になった方がいるかもしれませんが、これから紹介するものが正式なカタログです。

krossen_fivicskrossen_xenia_tabまず、同じ韓国のクロッセン(KROSSEN)がファイビックス(FIVICS)のビギナーラインとして加わります。かわりに、これまでのソーマ(SOMA)はなくなります。現在取扱いしているSOMA JMタブは順次、新しいKrossen セニア(Xenia) JMタブに切り替えていきます。デザインの変更のみで性能に違いはありません。また、卸価格も大きく変動しないので、販売価格も変更の予定はないです。

attack_ケースラインまた、収納ケースの新しいラインナップにAttackシリーズが加わりました。ハードケースは現在取扱いしているサンダーシリーズと比べて大きな違いはないようですので、2016年もこれまで通りサンダーシリーズ(CCD/CCS)を販売します。

attack_ケースライン_コンパウンドコンパウンド向けソフトケースでは、これまでのVストームボウケースが廃盤になったので、かわりとしてAttackシリーズのイージーボウケースを発注しました(納期はまだ未定です)。今後はこれを取扱いします。

vellatorハンドルハンドルではようやく取り扱いしたいものが登場しました。左側がA6061フォージド合金で製造されたVellator(ベラトール)ハンドル、右がクロッセンラインのXenia(セニア)ハンドルです。今までもファイビックスはユニークなハンドルを作っていましたが、値段がかなり高いことが問題で仕入れをしてきませんでした。2016年、いろいろと改善したことによってファイビックスのハンドルの価格は劇的に安くなり、ベラトールがSFフォージド+と同程度、セニアはSFのアクシウム+Lハンドルと同程度で販売できそうです。実際のものを見てみないと最終的には判断できませんが、在庫しての通常販売を開始する見込みです。

fivics_2016_sightサイトは新しくFV-300とFV-150Sが発売されます。ファイビックスのサイトは品質が非常に良いのですが、少し重いのが課題でした。新しいサイトの重さはカタログには載っていませんが、メカニカル的には軽量化されているように見えます。入荷を待ちます。

fivics_2016_tabタブのラインナップには変更は多くありません。唯一、ポライトタブのプレートのデザインが変更になります。穴の変更はないようなので、交換用コードバン・バックスキンのリニューアルはありません。

hyperボウケースクロッセンにはセニアシリーズのほかにHyper(ハイパー)シリーズがあります。こちらはほぼすべて新規の設計です。2016年、現在のK200バックパックは生産が終了したために、かわりにHyperリカーブバックパックに切り替えて販売する予定です。同時にHyperコンパウンドケースもよさそうなので発注済みです。

hyperクイーバークイーバーですが、まだ決定ではないものの、アセンドクイーバーの販売を終了し、こちらのHyperシリーズのクイーバーに切り替える予定です。理由としては取り扱いの中で高価格帯のクイーバーが占める割合が多くなってきたので、中価格帯のクイーバーのラインナップを増やしたいと思ったためです。

以上、2016年のファイビックスです。今週の入荷初めて正式なカタログが届いたため、発表された新商品はどれも入荷にはまだ時間がかかりそうです。新入生シーズンに間に合えばよいのですが…具体的な納期の連絡があり次第お知らせします。

FIVICS Archery 2016 カタログ(英語)


FIVICSのセーカープラスタブが入荷…かなりいい仕上がりです!!

DSC_1083FIVICS(ファイビックス)のセーカープラスタブが入荷しました。昨日は事前発表通りですが、仕上がりは予想を超えてかなり良いです。メーカーの本気さが伝わり、久しぶりに本気でお勧めしたいタブです。
ci_img_fivics_ファイビックス
その前に先日お客様と話していて気になったのですが、FIVICSという会社の読み方は「ファイビックス」です。いろいろな呼び方をしている方がいるようで、まぁ、文脈でわかるので問題ないですが、正しい読みは「ファイビックス」です。FIVCSというの造語で「HIGH FIVE(ハイタッチ) VICTORY(ハイ ファイブ ビクトリー)」からきています。

DSC_1078DSC_1082さて、このタブについて大事なお知らせがあります。このタブは20パターン以上の形状にセットして使用できますが、全部のパーツを使用することはありません。必ず、どれかが余ります。セッティングを変更するときには必要になるので、そのパーツをなくさないように気を付けてください。

DSC_1086これが通常のセーカータブと同じ状態です。この状態ではセーカータブの機能に加えて、手との接触部分の設定と重さの設定が可能です。

DSC_1089DSC_1091写真の左が通常のタブ同様のタブプレートのエッジが手と接する設定です。それに加えて丸みのあるパーツを取り付けてより柔らかい感じでタブの感覚を得ることができます。

DSC_1088さらにここにウェイトを追加することが可能です。1枚7gのアルミウェイトが付属していて、追加で購入することも可能です。

DSC_1087そして、今度新しく標準搭載されたのはEPフレーム。もともとセーカー1タブのために開発され、取りかけ時のタブの安定感を高めるための機構です。さらに角度の調整もできるようになり、形状もスマートになりました。
DSC_1092DSC_1094最後の機能はねじ穴を覆ってプレートの凹凸をなくすためのカバーです。これ用のねじのデザインがなかなかです。

DSC_1095(写真左が正しいねじで固定した時、右が小指サポーターで固定した時)
今回ちょっと感動したのはこのプレートをフラットにするためのねじ。セーカータブに使用されているパーツ固定ねじはすべて丸ねじです。このカバーは小指サポーターを固定するためのねじでも固定できますが、それを流用しての固定ではなく、プレートが完全にフラットになるために、別に皿ねじが入っています。性能上別に関係のないことですが、ここまでこだわることにFIVICS社の成長とこのタブについての本気さを感じました。

これだけの機能がついてセーカータブより3000円弱高いだけですのでかなりおすすめです。追加ウェイトは来月入荷予定です。