Doinkerスタビライザー「PODIUM(ポディウム)」

Doinker(ドインカー)の新しいスタビライザーPODIUM(ポディウム)です。

ポディウムとは「表彰台」の意味

少し前のHOYTのハイエンドCPボウがこの名前でした。Specialty Archeryにも同じ名前のピープが販売されていますね。なのでもうちょっとひねって欲しかったな、と。

さて、ハイモジュラスカーボンを採用したポディウムは外径0.475インチ(実測約12ミリ)と最も細い部類に入るスタビライザーです。

昨年末登場した「AVALON TEC-X MAXX 13mm」が実測約12.6ミリで「だいぶ細いな!」と思ったぐらいですから、さらにその上をいく感じです。

ちなみに7年前に登場した同じくドインカーの「HERO」で約14.5ミリでしたから時代は変わりましたね。随分細くなりました。

付属ウエイトは「421ウエイトシステム」を採用。4オンス1個、2オンス1個、1オンス1個の合計7オンス。

右下がウエイトエンドキャップ(重さ:約10グラム/ゴム製)とその他1/4ネジや421ウエイト

そして「EXOダンパー」も付属します。

この写っている部分だけで270グラム(約9.5オンス)あります。

ドインカー製はウエイト周りのネジが全て1/4インチ径です。一般的なCP用スタビで採用されている5/16インチ径ではありませんのでご注意を。

ラインナップは30インチと27インチと24インチ。

*24インチについてはお問い合せ下さい。

ちなみに30インチが最長です。現時点では31インチ以上は存在しませんのでご容赦ください。

DOINKER Podiumスタビライザーはオンラインショップで発売中です。


Doinker(ドインカー)再始動、スタビライザー入荷しました。

スタビライザーの製造から撤退したドインカーから8月にふたたびスタビライザーの製造を再開するという連絡を受けましたが、ポディウムスタビライザー昨日届いたようです。私は出社していないので写真もなにもないのですが、年明け出社する楽しみができました。どんなスタビライザーで再参入するのでしょうか。

ドインカーがスタビライザーから撤退したときの記事で、私が

HEROの発売当初の値段(のちに大幅に値下げ)だったり、いろいろと製造ではなく経営戦略に問題があったのかなという印象です。

と書きましたが、例えば、ただのネジのセットが1000円以上したり、ウェイトが異常に高かったりと、Aボムの品質変わっていないのに、10年で卸価格が倍になったり、差別化できない商品まで高く売りつけ、スキあらば値上げしてくるメーカーでしたが、今回の再参入時には、ネジセットの定価もウェイトの定価も、納得できる価格に設定されてい、Aボムの価格もある程度には値下げされました(定価で29ドル)。これを期に正しい方向に進んでいってほしいです。


ドインカー社スタビライザー製造を再開。

昨年スタビライザーの製造を中止したドインカーがスタビライザーの製造を再開するとの連絡がありました。まだ、出荷は限られたサイズのみとのことです。

最上位のチャンピオンは0.475″(12mm)の極細ロッドになるようですが、どんな評価をうけるのでしょうか。チャンピオンは30インチの出荷が始まったら、1本は仕入れる予定です。


ドインカー(Doinker)の2020年は特に新しいものはないです。

ドインカー(Doinker)の2020年のカタログが発表されましたが、ハンティング用スタビライザーの新作以外、特に新しいものはなく、2019年からの継続となります。新しいカタログは下記のリンクで確認できます。

ドインカー(Doinker) 2020 カタログ (URL)


ドインカー(Doinker)2019年を(仮)発表。

ドインカーが2019年カタログを(仮)で発表しました。新しい商品はないです。

というのも、新しい商品・製造工場の建設スケジュールが遅れているようで、2019年の春ごろに新商品を追加する形で発表するようです。しばしお待ちください。


ドインカーがプレシジョン・バランス(Precision Balance)のリニューアルを発表。

ドインカー(Doinker)が傘下ブランドプレシジョン・バランス(Precision Balance)のリニューアルを発表しました。新しいスタビライザーに新しいウェイトと全面的なリニューアルとなっています。

以前のモデルに搭載されていたユニークなダンピングシステムを評価して取扱いしていましたが、新しいロッドはどうでしょうか…価格はドインカーよりもお手頃なので、ただの廉価版ではないかと予想しています。もともとの値段が高いメーカーなので、廉価版と言っても…という感じです。Vバーマウントなどはドインカーのものをロゴを変えて販売するだけのようです。セカンドラインとしての本気さを感じません。まだ、評価できる段階ではないですが、相当に良いものでない限りは取り扱いしないことにする予定です。

現在在庫しているプレシジョン・バランス(Precision Balance)のラインナップは特価品に追加しましたので、興味ある方はぜひ。

プレシジョン・バランス(Precision Balance) - JPアーチェリー


ドインカー(DOINKER)2018年のラインナップが発表されました。

昨日、ドインカー(DOINKER)2018年のラインナップが発表されました。基本的に特に大きな変更はありません。

現行ホイットシュルードから出ていますが、2018年の新作でドインカー社からもプリベイルマウント対応モデルが出ます。サイトバーとハンドルの距離を調節できるのが特徴です。

それと、向きによって硬さが異なるEXOダンパーとウェイトにカラーバリエーションが登場するようです。

また、スタビライザー向けの追加ラップも登場します。値段が結構な金額になりそうなので、取り扱いはしない方向です。

新マウント対応、カラーバリエーションの追加とデザインラップが2018年での変更点となります。


ドインカーからフレックスプレートダンパー(ラウンド)が入荷。

IMG_20160314_1725371月に発表されたドインカー(Doinker)からフレックスプレートダンパー(ラウンド)が入荷しました。リムセーバー、ハッシュパックに次ぐ接着タイプのダンパーで、金属ウェイトを使用していることが一番の特徴です。
12592559_10153731944435622_4683076654972804447_n12647277_10153731944330622_1851456770522680371_n(上のフォーミュラーRXハンドル…さすがにつけすぎな気がしますが…)
今回入荷したのは独立したウランドタイプというもので、ほかに4つ繋がったストライプタイプがあります。ストライプタイプの入荷はもう少し後になりそうです。ラウンドタイプは主にリカーブ/コンパウンドのリムのためのものです。
IMG_20160314_172549金属ウェイト/ダンパーゴム/接着面があり、接着面の直径は26mmです。コンパウンドのスプリットリムでない限りは問題ないと思います。
IMG_20160314_172601SVLのブロードバンドリムセーバーとの比較です。約10mmほど直径が違います。金属タイプのリムセーバーは登場したばかりなので、あまり評価データが手元にありませんが、設計を聞く限り、上の写真のようなリムポケット、リムのよりハンドル側に装着したほうが良いでしょう。金属ウェイトの影響はこのダンパーをよりチップ側に装着した場合にはマイナスになるかもしれません。

フレックスプレートダンパー、本日より販売開始です。


ドインカーの2016年ラインナップ、Vバーが一斉モデルチェンジ

Doinker_2016_catalog_Topアメリカのドインカー(Doinker)が2016年ラインナップを発表しました。今回、こちらのメーカーはATAに不参加だったので、実際にはまだ商品を見れていません。実際の入荷はかなり後になりそうです。

スタビライザーのラインナップに大きな変更はありませんでした。弊社で取り扱いするものも2015年通りになると思います。

doinker_2015_カタログ12471328_10153687909695622_7351111259731518780_o(写真上がドインカーの2015年ラインナップ、下が2016年のラインナップ)

大きな変化はVバーで、写真の上、これまでパワーグリップタイプのVバー/サイドブラケットはすべてカタログ落ちしました。弊社でも在庫がなくなり次第取扱いを終了します(ただ、代理店に在庫が残っていれば取り寄せできます)。Vバーの形は大きく変化していませんが、アジャストする部分の固定方式をすべてのタイプで一新して「コニクルボンド(Conicle Bond)」というテーパー型のロック機構に移行します。シリーズ名はプラチナムマウントから、マイティ(Mighty)マウントシリーズに変更されます。出荷日は確定していないそうです。決まり次第お知らせします。現行品がほしい方は早めに問い合わせください。

ただ、この固定方式がグリッパーに似すぎているという意見が出ています。本当に似ているのであれば、取り扱わない可能性があります。この判断は実物を見てからします。

Doinker_hushpukまた、もう一つの新商品は…ポリマープレートベースを使用した貼るタイプのダンパーです。同じ貼るタイプでも、リムセーバーのようにスタビライザーと同じく先端を振動させるタイプのダンパーではなく、ハッシュパック(Hushpuk)のように制振素材をハンドルやリムにぴったりと貼り付けて振動をとるタイプの、フレックスプレート(Flex Plate)というダンパーです。こちらはもう少し早く入荷しそうですが、ハッシュパックとの違いが気になるところです。

ドインカーは毎年発表から入荷まで…長いときで10か月くらい待ったこともあるメーカーなので、気長にお待ちください。

Doinker Archery 2016(PDF 23MB)
https://archery.co.jp/catalog/Doinker_2016_archery.pdf


超剛性ロッド(Ultra Hi-Mod) ドインカー HEROが入荷しました。

doinker_hero_スタビライザードインカーが昨年に発表したHERO(ヒーロー)スタビライザーの生産がついに始まり、先日届きました。

DSC_1193先日の世界選手権ではスコアミスで予選落ちしてしまいましたが、レオ・ワイルド選手が昨年から使用していて、このスタビライザーで世界記録も更新しました。上の写真はビースティンガーのものとの比較です。

DSC_1195先月入荷したFUSEのカーボンXスリムと同じ細いロッドに非常の剛性のある素材を使用する事で、風の影響を減らしつつ、振動を短時間で吸収することを目指しています。

FUSEのカーボンXスリムは16.0mmでしたが、HEROではより細い14.5mmになっています。現在の販売されている競技用のロッドの中では最も細いと思います。最大の売り、ドインカーによればいまだかつてアーチェリーでは使われたことのないレベルのウルトラハイモジュラスカーボンを使用して組だてられているそうです。

そのために

すごい値段になっています。弊社では在庫しての販売はしないことにしました(テスト用に少し入荷はしています)。予約販売とさせていただきます。

センターロッド 61,800円 - 27/30/33インチ
サイドロッド 31,800円 – 10/12/15インチ

卸価格があまりにも高く、上記の価格になってしまいました。スタビライザー一本でハンドル・リムが買えてしまいます。

DSC_1197ウェイトとダンパー、別途Aボムが1つ付属します。ダンパーに接続されているロッド側のウェイトは取り外しができません。なので、ロッド単体の重さをはかることはできませんが、ウェイトの重さは4オンスだと思われるので、ロッドの重さは154g(30インチ)ほどになります。

テストした感じですが、間違いなくほかのロッドでは感じることのできない感覚です。性能は非常に高く、細く、ストレートで、剛性が高いので、このロッドが合わないという人はいないのではないかと思います。多くのアーチャーが納得いくスタビライザーです。ただ、通常のスタビライザーが高性能のものでも2万円前後という中、その3倍の値段を出しても手に入れるべきかと言われたら、難しいところです。コストパフォーマンスには欠けるが、値段に目をつぶれば非常に完成度の高い商品だというのが自分の評価です。

去年の記事では、今までにない素材を使うとなると3万円は超えるなんて書きましたが、6万円を超える値段になるとは想像もできませんでした…すごい世界になってきましたね。