女子選手を中心として支持を広げるブラック・イーグル(Black Eagle) 、Revelationシャフト。

シャフトに関しての続き4、2020年に新しく出たRevelationシャフトですが、時期が時期だけにターゲット競技が殆ど行われなかった2020年に結果を残すことはできませんでしたが、2021年に入り、現在女子コンパウンド世界ランキング1位のTanja Gellenthien選手をはじめ、多くの、特に女性選手を中心に支持を広めてして、実績も残してきています。

ブラック・イーグルはシャフトメーカーの中でも急成長・規模を拡大していて、2018年にはBernie’sからスタビライザー部門を買収して、コンクエストアーチェリーを設立し、今年は近年ターゲット競技では目立っていないものの、老舗で多くのコンパウンドに係る特許をもつ、タートン(Darton)アーチェリーを買収して、アーチェリー用品全体を供給できるメーカーを目指しています。

Revelationシャフトが女子選手を中心として支持を広めている理由は…正直わかりません。確認してみたいと思います。これまでも取り寄せで販売をしてきましたが、ユニークなポイントウェイトシステムで特許申請中のシャフトの外側にかぶせるタイプのポイントはあまり評判が良くなく、多くの選手は高価なタングステンポイントとともに使用しています。

そのために、シャフトの価格はそこまで高くないものの、通常のインサートタイプのブレークオフポイントでしようとするとタングステンしか選択肢がないので、それなりの価格になります。継続して、取り寄せでの取り扱いはしていきますが、2022年にステンレスブレークオフが出れば、在庫して販売を予定しています。


ブラックイーグル(Black Eagle)が新しい3.2mm径のカーボンシャフトRevelationを発表。

ブラックイーグル(Black Eagle)が2020年の新しいシャフトとして、3.2mm径のカーボンシャフトRevelationを発表しました。James Lutz選手がワールドカップファイナルでテストしていたシャフトですね。スペックとしてはなかなか魅力的ですが、同じ3.2mm径でスペックが似通っているスカイロンのパラゴンと比較して、圧倒的に優れているポイントをなかなか見つけることができませんでした。

さらにシャフト価格は約倍の3万円前後になり、ポイントなどの部品もイーストンのX10よりも高価で、完成矢でACEよりは高くなります。500番で7GPI(パラゴン6.9GPI)、48トンカーボンといったこともなく、バレルシャフト加工、複合スパイン加工なども施されていないのに、この価格(コスト)になった理由が推測できません。今後コスト削減に成功すればよいのですが(それか合理的なハイコストな理由がわかれば)。

ブラックイーグル(Black Eagle)使用のJames Lutz選手、新しいシャフトをテスト中か?!


現在、イーストンのACEと同価格帯ではFIVE-Xを販売していますが、実績があってこそ、それなりに売れています。今回のブラックイーグルのシャフトに関しては、現状何とも評価しがたいところです。価格が半分以下のX-Impactを中心に2020年も行こうと考えています。新しいシャフトは取り寄せでは取り扱い可能です。プロコンプくらいの値段なら売れると思うのですが、


ブラックイーグル取り扱い開始予定です。

2011年に設立されたばかりの、競技用シャフトメーカーではもっもと若いメーカーの一つであるブラックイーグルアロー(Black Eagle Arrow)ですが、弊社の取引先で的などの製造で有名なJVD社が代理店となることが決まりました。新しいメーカーさんとの取引で一気に100ダース単位で仕入れることは困難ですが、代理店を通してであれば、1ダース単位で取引できますので、2018年中の取り扱いに向けて準備を開始します。


まだ、設立7年目ですが、使用しているプロシューターには、クリストファー・パーキンス選手(2011年世界選手権優勝)や、アレックス・ウィフラー選手(2015年ベガスシュート優勝)、ジェイコブ・マーロー選手(2017年ランカスタークラシック準優勝)などの若手の選手が多くおり、今後の成長が楽しみのメーカーです。価格も競技用ラインでも2万円を切り、ゴールドチップとほぼ同じ価格帯となっています。

近年、日本国内の全日本選手権で優勝した実績のあるシャフトは、イーストン、ゴールドチップ、CX、ビクトリーの4社だと思いますが、ここに5社目を加えるべく頑張っていきたいと思います。

今まで使っていなかったメーカーのシャフトを試した結果、あまり合わなかったという話もよく聞きますが、どのシャフトも大会で多くの実績を残している優れたものですので、いいところ見つかるまでじっくり付き合ってあげても楽しいと思いますよ。自分の場合、3-4か月は向き合ってあげないと、仲良くしてくれないと感じています。


ブラックイーグル(BLACK EAGLE)アローが新しいインドア向けシャフトを発表。

毎年ラインナップを拡大してきているブラックイーグルアロー(Black Eagle Arrow)が、新しいインドア向け(ベガスルール)シャフト、PS27 Super X Premiumシャフトを発表し、今後のインドアの試合でプロシューターたち(クリス・パーキンスやアレックス・ウィフラー)が使用する予定です。

今月号のアーチェリー業界誌にブラックイーグル社の記事が載っていましたが、2017のASAトーナメント(3D形式)での表彰台の44%がブラックイーグルの選手だったとのことでした。ただ、WAトーナメントでの使用者はまだほぼいないので、もう少し見守っていく予定です。