アバロン(AVALON)の防水ズームスコープと防水双眼鏡が入荷しました。

2020年、満を持して販売開始します。新しいズームスコープと双眼鏡です。

最近スマホの調子があまりよくないのですが、3年使ったものの性能に全く不満がありません。何なら同じ機種に買い替えるかもしれません。以前、自分が学生の頃はお金に余裕があれば、最近機種に買い替えていました。それは性能に不満、あるいは1-2年もするとスマホ(携帯)の性能がアプリに追いつかなくなるからです。しかし、今ではそう感じることは全くありません。パソコンもSSDに交換はしましたが、それ以外はいじらず、もう5年使っています。

同じく感じていたのが、ズームスコープと双眼鏡でした。2011年から台湾製の高性能のズームスコープを1000台以上販売してきましたが、その性能に全く不満はありませんでした。お客様からも性能が不十分という意見をいただいたことはありません。さらに、90mが競技としてほぼ採用されなくなったことで、ズームスコープに求められる性能はむしろ低下しています。

そこから10年も技術は進歩しているわけですから、当然同じ値段であれば、もっと高い性能のスコープを購入することができる(より明るい対物レンズなど)わけですが、そうではなく、全く同じ性能(スペック上)で、より低価格のスコープを取り扱うこととしました。


対物レンズの大きさは同じ60mm、20-60倍ズーム(前モデルは18-54倍)、防水(窒素ガス)仕様となっています。スペックでは何も進化していませんが、進化したのは価格です。前モデルは16,800円でしたが、アバロンのズームスコープはこの性能で7,800円です!!他社のスコープとぜひ比べてみてください。自信あります(笑)在庫があれば、あるいは事前に予約いただければ、店舗でお試しできます。

*台湾製→中国製となります

性能で進歩できない(その必要がない)のであれば、価格で時代の進歩を実感していただけます。ちなみに三脚の取り扱いは辞めました。いいものもあるのですが、お客様の手元に届くまでの三脚の原価は2/3以上は送料で、どう頑張っても、アマゾンやヨドバシカメラさんには敵いません。スコープと違い、アーチェリー用(適切な倍率・サイズ・防水機能など)の三脚はないので、カメラ用の三脚で十分です。そちらから適切な価格で買ってください。


双眼鏡も取り扱いします。こちらは10mm x 42mmと、フィールド競技使用するのには一般的なスペックになっていますが、弊社で販売している同じ性能(スペック上)の双眼鏡の価格の半分以下です。レンズに使用されているコーティングの品質などには違いがありますが、そこにどれだけの価値を見出すかは人それぞれですので、選択肢となれば幸いです。

少数入荷ですが次回便でまとまった数の入荷を予定しています。ズームスコープは本店(リカーブ店)、双眼鏡はコンパウンド店で販売します。

AVALON 防水ズームスコープ

AVALON Classic-42 双眼鏡


フィールド向けの高性能双眼鏡の販売を開始します

DSC_1493昨年の11月からフィールド競技の練習を始めましたが、自分も使用している現在弊社が取り扱っているビクセンの双眼鏡では、林の中で暗い状況では長距離での的中が困難な事がありました。50mターゲット競技では全く問題はなかったので、矢の刺さり角度(フィールドでは的がまっすぐなっているとは限らない)や明るさの問題です。

そこで再度相談して違う双眼鏡を探してきました。メーカーは日本・アメリカ・イギリス・オーストラリアなどアーチェリー業界に長くレンズを供給してきたニコンのものにしました。カタログを見せてもらったところ、最上位モデルは…20万円?!いやいやいや…。

DSC_1496まず決まっていたのは倍率、これは10倍で問題ないと判断しました。双眼鏡は手で持って使うので、高い倍率では手振れで逆に確認しにくくなりますし、フィールドでは10mという短い距離でも焦点が合うことが必要です。次に視界の確保と明るさを得るために対物レンズは現行のもの(25mm)よりも大きいものにすることに。上のサイズだと32mm/42mm/50mmといったカテゴリーがあり、2段階上の42mmを選択。

ここからは価格と性能の兼ね合いです。一番高い20万円のモデルは高過ぎですが、探している10×42サイズのノーブランド品なら、小売価格で4,000円くらいのものも見つかります。

その中で考えると、アーチェリーでは的中の場所の確認が目的であり、美しいものを見るわけではないので、例えばニコンの最上位モデルが持つEDガラスによる色収差補正機能は全く必要ではないでしょう。雨に降られても大丈夫な程度の防水は必要ですが、最上位モデルで保証される5mの水深に10分間浸かっていても内部光学系に影響のない防水設計も必要ないと思います。

一方で、的がまっすぐこちらに向いていないことや的とアーチャーの間に角度があることなどから、視野の歪みがあっては困ってしまいます。価格とアーチェリーで必要な性能・必要ない性能とのバランスで考えた結果、最終的にはニコンのアキュロン(Aculon)A211というモデルを取り扱うことにしました。

シンプル(*)で余計な機能がなく低価格(13,800円)で、かつ、レンズには非球面レンズを採用して視野の歪みをなくし、多層膜コーティングレンズで明るい視界を実現しています。最短焦点距離は5mなので、近距離の的中の確認もばっちりです。ターゲット競技であれば、これまでのビクセンのもので十分だと思いますが、フィールドでの使用も考えるのであれば、この新しい高性能モデルもぜひ検討してください。

*その一つ上のモデル、プロスタッフは8000円ほど高く、その特徴はボディにグラスファイバー入りポリカーボネイト樹脂を使用したことで20%程度軽くなっていること。

本日より、取り扱いを開始します。

また、在庫が少なくなった高性能ズームスコープの在庫が少なくなってきたので、先日再発注しましたが、請求番号が”20″になっていました。このモデルの最小注文数は50台なので次回入荷分のスコープを1つ販売すれば、累計販売台数が1000台になります。

*1台展示用。

フィールドスコープについては、地道にコツコツ(販売期間5年間)と販売してきたイメージですが、積み重なっていくとこんな数になるのですね。びっくりしています。


双眼鏡用のスリングが入荷しました。

DSC_1102DSC_1101アメリカ製の双眼鏡スリングが入荷しました。アーチェリー用品ではありませんが、自分がスコープから双眼鏡に切り替えた時にアマゾンでぽちっとすれば買えるだろうくらいの気持ちでいましたが、なかなか買えるところを見つけることができませんでしたので、スリングメーカー(Loc Outdoor Z社)から仕入れて販売することとしました。非常に滑らかな滑りの良いパラコード素材を使用しています(グリップのある素材は使いづらいです)。

Loc OutdoorZ 双眼鏡スリング