MYBOがMYKAN Barebowモデルを発表。

イギリスのMYBOがベアボウ用に設計されたMYKANハンドルを発表しました。ベアボウ専用モデルとはなにか、メーカーの定義では”ジオメトリー、バランス、重量、フレックス”とあり、ほぼそのとおりだと思います。フレックスが何を指しているのかちょっとわかりませんが、柔らかい素材の採用という意味か、72インチのXLサイズを組める長いリムがでるのかな?

あと一点加えるとしたら、多様のウェイト装着場所も必要ですが、それらが干渉しないことも大切です(せいぜい22mm程度のロッド使用前提で設計するとホイットのように干渉します)。

ジオメトリーとはリムとグリップと位置のこと、リムを前に出すことでよりスピードを得ることができますが、安定性が劣ります。このような設計はハンティングモデルやフィールド用のモデルに採用されています。対して、(ターゲット)ベアボウでは、スピードを優先して安定性を損なうことにメリットが無いので、安定性を重視したジオメトリーを採用しています。

重量というのはベアボウはリカーブと違いスタビライザーを使用しないかわりに全体にウェイトを追加してチューニングしていくので、ハンドル自体を重くし(1650g+350g)、追加ウェイトを大量に装着しなくても良いようにしています。

バランスとは、同じ重量でも、その重量をどこに配置するかということで。ハンドルを正しく制御して、振動を素早くとるには、全体の重心をハンドル下部に、更にリムポットを重くする(重さをグリップからできるだけ離す)のが良いとされていて、そのような設計となっています。

あとは、ハンドルとマスターウェイト(写真上の黒の部分)を別々の色にすることも可能のようで

ライザーカラー

  • ミッドナイトブラック
  • アーバングレー
  • ロイヤルブルー
  • チェリーレッド

マスターウェイトカラー

  • ミッドナイトブラック
  • アーバングレー
  • ロイヤルブルー
  • アイスブルー
  • ビビッドバイオレット
  • ブレイズオレンジ
  • リザードグリーン
  • ソニックシルバー

という多彩なラインナップにはなっています。ベーシックなものしか在庫はできないことはご了承下さい。2ヶ月程度の取り寄せになります。

まだ、値段と発売時期が出ていませんが、4-5万円台で販売できれば、ベアボウハンドルとしてはかなりおすすめできるものになると思います。楽しみです。


イギリスのマイボウ(Mybo)が2021年モデル、レボリューション(Revolution)を発表しました。

イギリスのマイボウが2021年モデルで三代目となる、レボリューション(Revolution)を発表しました。初代からハンドルの設計はほぼ変わっていませんが、カムシステムが一新されています。

ATAは34/37/40インチの3モデルがあり、12月に37インチモデルから出荷が始まる予定です。矢速は315-320fpsと標準的で、カム1はドローレングス27.5-31.5インチ、カム2しは24-28インチに対応します。一番の特徴としては55-80%まで幅広い範囲で調整ができます。

価格は13万円前後です。記憶が正しければ、取り扱いを開始してからまだマイボウのコンパウンドは1台も売れていないので、ぜひ挑戦してみてください!!


マイボウ(MYBO)からWaveシリーズ二代目Wave-Xハンドルが入荷しました。

イギリスのメーカー、マイボウ(MYBO)からWaveシリーズ二代目Wave-X(R)ハンドルが入荷しました。新しいシリーズではサイズによって名称が異なり、23インチがXS、25インチがXR、27インチがXLです。競技用23インチハンドルの選択肢が増えたのはよいことかと思います。イギリスの国産で36,800円です。我が国の、メイド・イン・ジャパンにも期待しています(本日時点で価格は発表されていません)。

MYBO(マイボウ)が2020年モデルとしてWAVE-Xを発表、23インチモデルあり!

さて、初代Waveハンドルとはリムポケットやグリップなどで共通のデザインを採用していますが、フォルムは大きく変わり、一番の特徴はコンパウンドハンドルではよく見る左右対称のオフセットデザインをリカーブハンドルで採用しているところです。記憶ではPSEのハンドル以来でしょうか。少し高かったけど、軽量でいいハンドルだったと記憶しています。このハンドルも25インチで1,136gと軽量で、重量バランスも良いです(一般的なハンドルはウィンドウ側に重心が偏っている)。


キネティックのソヴレンハンドルの時にも書きましたが、このハンドルでも安全性の高いリムポケットが採用されています。価格は少し高くなりましたが、オフセットハンドルも新しいリムポケットもよいアップグレードだと思います。25インチは出荷が始まっていますが、23インチと27インチはもう少し時間がかかります。販売開始しました。

Mybo Wave-X ハンドル – JPアーチェリー

キネティック(KINETIC)の第三世代モデル、90点、いいですね。


MYBO(マイボウ)が2020年モデルとしてWAVE-Xを発表、23インチモデルあり!


MYBO(マイボウ)が2020年モデルとして、新しいモデルのWAVE-Xを発表しました。

23” = 1076g
25” = 1136g
27” = 1180g

と3サイズのラインナップがあり、現状競技用23インチハンドルは非常少ないので、23インチをご使用の方にはいい選択肢になると思います。1月から出荷が始まるとのことです。まだ価格は届いていませんが、イギリスでの定価は4万円前後なので、3万円後半になると思います。1台は在庫予定です。現行のWAVEは販売を終了する予定です。


マイボウ(MYBO)CNCモデルに注力する方針でRIO(ダイキャスト)廃盤となります。

イギリスのメーカーが新しいCNCマシンを導入して生産を拡大するという喜ばしいニュースがありましたが、同時に2015年から販売してきましたRIOマグネシウムダイキャストハンドルの生産が終了するとのことです。


新しい製造ラインの導入に伴い、今後はよりCNCハンドルに注力していくとのことです。それもよい選択肢だとは思いますが、低価格のマグネシウムモデルでの選択肢がなくなるとは非常に残念です。

最後の1台です(RH黒25インチ)


Myboが今度は競技用コンパウンドボウ、Originを発表

Mybo_shooter10月末に新型のリカーブハンドルWaveを発表したMyboですが、今度は新しいコンパウンドボウ「Origin」を発表しました。ちなみに、Wakeは来週の中ごろに届きます。
12310029_531364007022615_3500075310398955706_oエントリー向けラインナップがメインのリカーブと違い、本格的な競技用のコンパウンドボウでイギリス代表の現世界ランキング24位のアダム・レーベンスクロフト(Adam RAVENSCROFT)選手がさっそく使用を始めています。
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12370672_532040190288330_4800823922384211645_oアクセル間は35インチ、ブレースハイト7.75インチ、矢速は318fpsで、重さは4.5ポンド(2,040g)、希望小売価格は14.5万円です。バーティカルなリムに高いブレースハイトと、なかなかのクラシックなデザインのように見えます。

メイド・イン・UKのコンパウンドボウです。近いうちにイギリスのアーチェリー雑誌「Bow International」誌に詳細のレビューがのるはずですので、それを見てから取り扱いを判断したいと思います。

まずは、来週届くWaveですね。3万円台前半の価格帯のハンドルがあまり市場にないので期待しています。