MEDELLIN 2021 WORLD GAMES予選会。

先週末、日本ではナショナルチームの選考会が行われ、コロンビアでは本来の来年行われる予定のワールドゲームズの予選会が行われました。

2022年モデルとしては17日にプライムアーチェリーの新作発表が予定されています。例年通りなら、韓国メーカーは12月から発表を初めます。

また、2022年のイーストンピンノック新色・スモークと紫がS/Lともに入荷しました。


ノックはどれ程で交換すべきか?

最近、ノックはこまめに交換すべきかという質問を受けることが何度かありました。個人的にコンパウンドにおいては、あまり気にしたことがありません。というのも、1度の練習で2-3個はノックが壊れるので、自分の場合、10日くらいでノックは一周している計算になります。5回練習 x 150射 / 12= 1本約62射ほどでノックが新しくなるので、精度的な問題があると感じたことはありません。トップ選手に聞いても、細かく管理している人はあまりいません(間違いなく私以上に壊れて交換しているので)。

逆にリカーブでは、特に現在は70mwが主流で、よほどのレベルでない限り、毎回練習でノックが必ず壊れることはないと思います。その場合には管理が必要です。ノックの精度と摩耗に関してはいくつかの考え方がありますが、上手(グルーピングしている)な場合には射数で、そうではない場合には、練習時間での管理が一般的だと思います。前者はグルーピングによる摩耗などの対策、2000-3000射(ダースあたり)での交換が一般的です。週2で練習しているのであれば、2-3か月での交換です。

後者はノックは樹脂で出来ているので紫外線に弱いです。紫外線によって劣化します。ただ、この部分は練習場に屋根があるか、室内か屋外かでも違ってくるので、基準はないですが、試合に出ているのであれば、アウトドアシーズン前に新しいものにして、1年ごとの交換は必要だと思います。

と、アドバイスするのは簡単ですが、2-3か月で交換するのであれば、年間で100近くノックが必要となります。かなりの出費になるでしょう。プロショップとしてはお客様に何かできないかと考え、試験的に100個パックでの販売を始めることにしました。プロショップでは基本的に100個・500個単位でノックをメーカーから仕入れて、それを小分けにして販売しています(*)。

*イーストンのピンノック・Gピンノックは金型によって、12個パックで同一金型・同一製造時期にする管理をしているので、ダースのみです。弊社では創業時から保証を行っています。そのためバラ売りができません。

いかに性能の良いノックを安く販売できるか考えた時に、当然、仕入れ値を安くしろではメーカーさんに負担をかけるだけですので、数量検品・小分けをなくし、見込み送料コストを削減することで、調整させていただきました。

メーカーから入荷した100個パックの数量検品(おおよそ99-102個入っています)せず、小分けせず、レターパックで発送することで、仕入れ値以外のコストをできる限り削減し、100個パックで3200円(送料込み・税込み)に設定させていただきます。高価なピンノック2ダース分の価格です。

プロショップですので、”こまめにノックを交換してね”ではただの営業になってしまいます。なので、言いにくかったのですが、この商品を加えたことで、大きな声で言えます(笑)1つあたり32円ですから!

お客様の受け止めが予想できませんが、好評だった場合にはスカイロン以外のノックにも対象を広げたいと思います。逆にあまり人気がない場合には、廃止する予定です。

SKYLON ピンノック 100個