【追記】新しいインドアシャフトのRX7が1ダース入荷しました。


【追記】2021年12月にこちらのシャフトについて再評価を行いました。

RX7という不思議なシャフトを考える。

2020年モデルのRX7の420番が1ダースのみ入荷しました。近年のイーストンのシャフトの中で一番設計が謎のシャフトです。最初コンパウンド用だと思っていきましたが、The Ultimate Indoor Recurve Arrow Shaftとイーストン社のページにあり、どうやら、フィンガーリリースを想定しているようです。しかし、ブッシングにはS(スーパーノック)ブッシングが使用されていて、ノック溝はコンパウンドで一般的に使用されるLサイズとなっています。うん…。

RX7の正体は柔らかいインドア向けシャフトでした。

さらに、大口径で柔らかいのが売りなのですが、前の記事でも書いたように、

RX7 420 = X23 2315 340 (80番柔らかい)
RX7 475 = X7 2214 425 (50番柔らかい)
RX7 525 = X7 2114 506(ほぼ違わない…)

大きく違うのは420番のみで、525に至っては20も違わないので…ということで一応1ダースに参考用に在庫しておきます。


インドア第二戦マカオオープンもフォーミュラーX、同じセッティングで。

ヨーロッパ選手メインのGTオープンに続き、韓国のトップ選手が出場したマカオオープンでも無改造のフォーミュラーXが金メダルをゲット。

ウィン&ウィン(WIN&WINWIAWIS)の2019年が発表。

ウィンの2019年にはアルミハンドルはなかったので、2019年アルミハンドル派はATFか、フォーミュラーXの2択になっていくのでしょうか。次は2週間後にローマです。そちらのエントリーリストでは、ヨーロッパと韓国の双方のトップ選手が出場するようです。


写真担当が違うからでしょうか、GTオープンです。

現在、インドア世界戦第一戦のGTオープンがルクセンブルクで行われています。上位の選手はいつもの顔ぶれといった感じでしょうか。

また、写真担当が違うからのか、試合の写真の場所が異なります。写真は下記のリンクで見ることができます。

0944 GT Open Strassen LUXEMBOURG


2018年からワールドカップインドアがワールドシリーズに。

昨年まで行われていたワールドカップインドアのフォーマットが変更されることが発表されました。今年の予選はルクセンブルク、マカオ、イタリア、韓国、フランスの5試合となり、その中でインドアファイナルに進出する選手が決定します。

また、新しくアマチュアランキングが導入され、参加した選手はすべてがランキングされるとのことです。バンコクステージがなくなりましたが、韓国とマカオが追加されたので、去年よりも参加しやすくなっているでしょうか。

ちなみに現時点でマカオが往復36,000円、ソウルが25,000円です(いずれも金曜到着、月曜帰国)。マカオではベアボウオープンもあるので出ようかな。

世界大会に出る


2018年、インドアワールドカップ初戦はリカーブが大口径シャフト、クレイトン選手コーチに勝てず。

日曜日、モロッコのマラケシュで2018年のインドア世界戦初戦が行われました。ワールドカップ初戦はマッテオ・フィッソーレ(Matteo Fissore)選手が優勝し、大口径シャフトの使用選手が優勝しました。いつも使っているシャフトが良いのか、インドアは大口径のほうがいいのかというテーマですが、個人的にはいつものシャフトのほうが良いと感じています。

16歳のジュニアで戦っていたクレイトン選手ですが、ステファン選手と準決勝ではレオ・ワイルド選手に勝利し、決勝で自身のコーチであるブレディン・ギャレンティ選手に敗れました。

次回、ステージ2はバンコクで12月2日/3日です。


2018年シーズン最初のワールドカップ始まりました。

2018年シーズン最初のワールドカップ、ステージ1マラケシュが始まりました。リカーブは韓国やアメリカのトップが参加しておらず、女子リカーブは全員予選通過の最下位通過点が215点(600点満点)とワールドカップとしては少し寂しい結果となりました。

逆にコンパウンドは多くのトップ選手が出場していて、現在、準決勝までのメンバーが決まり、ほとんどがいつもの顔ぶれですが、16歳でジュニアで戦ってきたジェシー・クレイトン(Jesse Clayton)選手が、予選1位のステファン・ハンセン選手を破り、ベスト4に残っています。今後が楽しみな選手ですね。

道具の方ではPSE/マシューズ/ELITEともに2017年路線を引き継いでいる新モデルでしたので、新モデルへのスイッチングをためらっているようなことはなさそうです。


インドアワールドカップファイナル2017終了

ベガスシュートと同時開催のインドアワールドカップ・ファイナル2017が終了しました。ベガスシュートは2日目を終えたばかりで、まだ1日あります。コンパウンド男子では、25位までがパーフェクトスコア(600/600)です。

コンパウンドは男女ともにマシューズで、男子はマシューズに移籍したジェシー選手が優勝。また、リカーブでは決勝は韓国選手同士となったものの、両方がホイットのユーザーだったのは興味深い光景です。

韓国チームでも男子選手を中心にホイットユーザーが増えているという情報はそれなりに真実味がありそうです。ただ、女子選手に限りれば、ほぼウィンユーザー(またはハンドルのみGMX)です。


【訂正】ニーム・インドア2017、決勝ラウンドはじまる

昨日、予選がすべて終了し、決勝ラウンドが始まりました。

なかなか波乱のあるトーナメントになり、予選で世界新記録を出したエリソン選手がシュートオフの末に、ジンヘク選手に敗れました。また、女子リカーブでは予選は上位10名のうち、8名が韓国選手で独占する勢いでしたが、最終ラウンドに残った4名のうちでは1名だけとなってしまいました。予選ラウンドと決勝トーナメントとでは、また、違う戦略が必要なのかもしれないですね。

男子コンパウンドでは、マシューズに移籍したジェシー選手が594点で10位、ブラックイーグル使用のアレックス選手591点で24位、決勝は昨年インタビューに応じていただいたPSEのハンセン選手XSウィングの開発者であるデヤン選手。共同開発者のエリソン選手も3位決定戦に進出したのですごいですね。

女子コンパウンドは、24位通過のデンマークのタニア選手と2位通過で順当に勝ち上がってきたナタリア選手との戦いとなります。

最終ラウンドは今晩の夜です。

【訂正】 WAのリストに誤りがあり、コンパウンド部門のみ、決勝進出選手と3位決定戦進出の選手が間違っておりました。申し訳ございませんでした。15時公開、19時ごろに誤りに気付き、いったん取り下げて再公開しました。


【インドア】リカーブ・トップ選手のグリップ写真集

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先日のスタンスの写真集に続き、今度はグリップの写真集をアップします。

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その中でも興味深かったのは、LaNola Pritchard選手(561点 予選15位)のグリップの加工です。

Mackenzie Brown同様の加工を同じアメリカチームのMackenzie-Brown選手(567点 予選13位)もしています。グリップの親指側にパテをもって、親指の位置を下げています。なかなかユニークな加工です。

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【インドア】リカーブ・トップ選手のスタンス写真集

SONY DSCワールドカップインドア2015・ステージ2では、リカーブ男子は予選トップのエリソン選手がそのままの勢いで優勝、準優勝はジンヘク選手でした。去年のこと試合でも資料として大量の写真を撮りましたが、全体の写真では結局WAの写真やYoutubeのキャプションと大差ないことに気が付き、今年は細部の写真を大量に撮りました。

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まずは、スタンスとシューズの選択です。こちらは優勝したエリソン選手。コンパクトなオープンスタンスです。シューズはスケートシューズに近いものに分類できると思います。日本ではこのタイプがよいと考えている指導者が多いですね。

SONY DSCこちらは準優勝ジンヘク選手。スタンダードな肩幅程度のオープンスタンスを採用しています。シューズはエリソン選手とは反対のウォーキングシューズタイプです。このタイプをすすめる指導者は日本ではまだ多くないと思います。

SONY DSCこの写真は女子リカーブ1位だったアイーダ選手。1/4の8人中唯一の韓国以外の選手でそのまま優勝しました。スタンスはわずかに開いたオープンスタンスで、シューズはウォーキングタイプのものを選択しています。

SONY DSCリカーブ女子準優勝のイエジ(Yeji)選手。スタンスはストレートスタンスで、ラインを真ん中にまたぐのではなく、右足のラインをシューティングラインに合わせるようにしています(まっすぐにラインが横にあるので足の角度を一定にしやすい)。シューズはウォーキングシューズタイプのものですね。

他にも何枚か決勝まで残った有力選手のスタンスを載せておきます。伝えたいのは正解は一つではないということ。大事なのは自分に合ったものを見つけることです。

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