AAE(アリゾナ)が簡単にトルクチューニングできるレストを発表、けどちょっと高い。

AAE/アリゾナがスタビライザーのようなクイックデタッチ式のレストを発表しました。下のベースをしっかりとハンドルに固定し、その上にレストの部分を固定することで、レストの取り外しを簡単にできるようになります。

また、この機能によって、レストとグリップのピボットポイントとの距離を変更することで、矢が受けるトルクの影響を最小限にするトルクチューニングが簡単に行えるようになります。なかなか面白い発想だと思いますが、まだ確定していないものの、恐らく弊社価格で唯一2万円を超える値段になりそうです。アリゾナのフリークショウレストは実績もある高評価のレストですので、”価格”次第ですかね。トルクチューニングも同じ弓・矢であれば、そんなに頻繁にやるチューニングでもないですし。

入荷後再度お知らせします。


ケーシー選手使用のゴールドシリーズのエクステンション・クリッカーが入荷しました。

週末のGTオープンでケーシー選手も使用した、新型のエクステンション・クリッカーが入荷しました。従来のエクステンションクリッカーがマグネットを使用しているの対して、こちらはプレートを追加することで、通常のクリッカーと同じ仕組みで長い矢の使用を可能にします。

ちなみに、クリッカープレートのエクステンダーとの違いは、クリッカーブレードを矢に対して斜めではなく、直角に接触させることで、矢を跳ね上げるトラブルを防ぎます。

販売開始します。

また、新型のAAEのスタビライザーは年内ぎりぎり間に合うくらいのタイミングで入荷予定です。

Arizona GOLD エクステンション・クリッカー


ワールドカップインドア2016 ファイナルはブロードウォーター選手が優勝

VEGAS16_B16_7397ベガスシュート2日目の夜に行われた、ワールドカップインドア2016 ファイナルは予選(*)10位進出のブロードウォーター選手が優勝しました。

*これまでの各ステージの順位によって与えられたポイントの合計

ジェーシー・ブロードウォーター選手はAAEのホットロッド(HOT RODZ)のナイトラスをずっと使用し続けている選手なのですが、AAEが2016年向けにホットロッドのラインを一新したことで、いつ新しいモデルに乗り換えるのかなと思ってチェックを続けていたのですが、ついにワールドカップファイナルまで、そのままで行きましたね。

ということでこのタイミングで紹介します。

アリゾナ・ナイトラス・スタビライザー2013年に販売を開始したホットロッドシリーズですが、何名かの選手には採用され評価されましたが、大きくセールスを伸ばすことはありませんでした。そこでアリゾナは2016年にホットロッドラインを一新することを決定して、3つのラインとして新しく出発します。

・ホットロッド ナイトラス(Nitrous) – 既存のナイトラスと同じ剛性のまま29%軽量化したロッドを採用した最上位ターゲットモデル

・ホットロッド ストリート(Street) – 剛性を重視しながらも、価格を低く抑えたエントリーモデル(それでもHMC22くらいの価格)

・ホットロッド プロストック(Pro Stock) – ハンティング向けショートモデル(10.25インチ)

ATAでアリゾナ/グリッパーとミーティングをしましたが、昨年までは積極的にアリゾナのスタビライザーは扱いしてきませんでしたが、コンパウンド向けのスタビライザーでは、ビー・スティンガーに対する高い評価(自分も使用しています)はそのままとして、イーストンのコンツアーCSの予想以上の高いレベルでの仕上がり、安定のドイツのアークテックなどがありますが、ドインカーのVバーデザインでの迷走と、最上位モデルの異常な価格帯への移行という流れには、ちょっとついていけないところがあります。2016年も積極的にお客様にお勧めしていいのか迷っています(予算の上限はないという方は別として)。

まだ、実射での評価はしていないので、新型のナイトラスを本格的に販売するかは決めていませんが、グリッパーと接続するシステムの拡大とロッドの軽量化で価格は2015年とほぼ変わらずという方針のアリゾナのほうが、より正しい方向に進んでいるように思います。

新しいナイトラスの出荷は3月と聞いているので、入荷後評価が良ければ本格的に取り扱いをしていこうと思っています。また、旧モデル(現行モデル)は在庫限りとなるようなので、欲しい方はお急ぎください。