アーチェリー雑誌も電子書籍に

こんばんわ。「耳をすませば」…いい話ですね。

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さて、アーチェリー雑誌も電子書籍化が進んでいます。現在、iPadで読めるのはイギリス
で(たぶん)購読数1位のアーチェリー雑誌Bow International。書籍版よりも高く一冊700円ですが、それでも日本に送ってもらう送料を考えれば、全然安いです。弓具のレビューなども載っていて、日本の雑誌アーチェリーとはかなり構成が違います。いろいろと参考になります。
こちらから購入できます。
http://itunes.apple.com/jp/app/bow-international/id374457292?mt=8

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中はこんな感じです。
イギリス人がやった以上、アメリカのアーチェリー雑誌もそのうち電子書籍化するんじゃないかな。ダイレクトで時代が世界中を駆け巡る時代。届く楽しみです。
故障の修理で戻ってきたアスリートハンドル…ブッシングの修理はすぐにできず大変申し訳ないです(30時間以上はかかります)。何よりもびっくりしたのは、製造時に使用した接着剤の量(写真のブラックマックス側のブッシングに注目)。ほとんど使っていません。そりゃ取れるよ…。
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一時はかなり品質がよかったSAMICKのハンドルですが、大丈夫でしょうか(あちぇ屋では対策として現在アスリートハンドルの販売は中止しています、今後も当分は取り扱いの予定はありません)。SAMICKよ…。
F3/F4の値下げの話はもう少し待ってください。来週に結論が出る予定です。


いつから雑誌アーチェリーは沈黙したのか(70号~91号)

最近ブラディエリソンの調子が良いですね。インドア、ワールドカップ優勝とアメリカ最強のアーチャーになりつつありますね。私はワンダリーも結構好きですけど…惜しい。ここから先は、ああ、またこいつは独りでぶつくさ言ってるなあ、と思って読んでください。雑アって韓国アーチェリー様様過ぎると思いませんか。確かに韓国アーチェリーは凄いと思います。サイボーグの様なアーチャーを量産できるのは今のと�雑アねえ・・・

*上記のいつも拝見している方の記事へのトラックバックです。
お休みの一日。午後から東京都立図書館でまた勉強をしてきました。雑誌アーチェリーは各月発売されていた時期もあり、前回は3時間かけて69号まで、今回は3時間で91号(1985年頃)まで読破してきました。本当に勉強になります。
まず、リムの重量についての記事をいくつか書いていますが、リムの性能・性格をほぼ決めてしまう重要な数値です。業界内では常識的なことで、リム重が大事な理由について、書くまでもないと思っていたのですが、お客様からのコメントを拝見する限りでは、このことがあまり知られていない地域もあるようです。
そのことについての、メーカーさんの意見が載っていました。リムの重量については、その効能面から「ボウの効率」とヤマハさんでは呼んでいたそうです。
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(抜粋 ヤマハ提供記事:執筆者の署名なし)
リムに蓄えられたエネルギーはすべて矢を打ち出す力になるわけではありません。…実際に矢に飛翔力を与えるために費やされるエネルギーは、蓄えられた量の60~80%程度になります。この割合を「ボウの効率」といいます。ボウの効率を高めるためには、可能な限りリムを軽く作ること。また、リムの内部摩擦によるエネルギーロスを最小限にとどめる材料の選択・組み合わせを考える必要があります。
(抜粋 ニシザワ提供記事:執筆者の署名なし)
リムは軽量になればなるほど反発力が増します。ただ、リムの全体重量が重要なのではなく、リムのフェードアウトからチップの先端、もっと狭義に言えば、ヘッドリカーブの重量の軽量化が重要です。
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リムの重量の重要性という80年には当たり前のことが、いつの間にか消えたのでしょうか・・・
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上の写真は海外のアーチェリー雑誌に載ったKAYAのVPERFリムのレビューです。広告ではありません。読者向けの記事です。ここには、リムの重さから、実際に実験して得られた矢速、F-x曲線などが情報として掲載されています。レビュアーの方の経歴は英語ではないのでわからないのですが…おそらく中立の立場の方でしないでしょうか。なぜ、こういう中立の立場での道具のレビューが日本にはないのか、ずっと悩んできましたが、実はなかったのではなく、なくなってしまったのです
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携帯からご覧の方向けに解説しますと、これは1982年の雑誌アーチェリーに乗った記事で、ZENという新しいカーボンリムのレビューとして、海外の紹介した記事と同じ、発射時の矢速、f-x曲線、リムの重量が載っています。さらに写真にはありませんが、メーカー(正確には取り扱い代理店ですか)へのインタビューでは、商品のヨイショだけではなく、「接着の強度に問題があると聞きましたが…」といった突っ込んだ質問までしています。
昔から雑誌アーチェリーを購読している方には懐かしいだけなのかもしれませんが、2000年以降から雑誌アーチェリーを読み始めた自分としては、どこかのメーカーのリムが大量に破損したり、劣悪な商品が市場に出たり、また、色々な思惑によって日本最後のリムメーカーが生産を終了してしまった時ですら、沈黙を通してきたこの業界誌が、過去にはこれほど意義のある記事を書いていたのには驚きました。80年代だけではなく、今でも読者のみなさんは、メーカーの宣伝だけではなく、こういう記事を求めているのではないでしょうか
…まぁ、個人的には…ショップの経営者としては記事の質に関係なく購入しますけど。雑誌の売上げと広告収入が逆転した今では難しいのかもしれませんね。
1985年までの業界内の主な動きは
・日本バイメタルが直営店であった「新宿アーチェリー」を売却。理由は「目的が達成されたから」。(82.11)
・ハスコアーチェリーが東京のプロショップケンコーを吸収合併し、東京に進出(83.9)
・渋谷アーチェリーが100%カーボンアローを開発。(83.11)
でした。
時間の関係で85年まで読みました。85年~2001年までのバックナンバーを全部読みたいと思っていますが、あと3回くらい行けば全部読破できるかな…。東京都以外では雑誌アーチェリーを所蔵している図書館は余り無いようですが、結構勉強になりますので、おすすめです。


ストッカライズドのアクリルスタビライザーが入荷しました。

<追記>
コンパウンド向けのレビューがアップされました。
昨日届きました。とりあえず、品質は良さそうです。ATAで展示していたものと同じレベルの商品でした。

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写真がうまくとれません…。アクリルなので、光を透過させないと色が出ないのですが、透過させると写真で反射したりで…シロウトですみません。とりあえず、入荷したものは、20インチのセンターと8インチ・10インチのサイドロッド。色は左から、紫、アイスブルー、オレンジ、赤、青の5色です。
(→ 20インチ、紫・青・赤とサイドの赤10インチ、オレンジ10インチはシューターテストで旅立って行きました)
現在、以前に入荷したKAYAスタビライザー同様、シューターテストに入っています。リカーブとコンパウンドの両方です。(ただ、あちぇ屋ではコンパウンド用の商品は代理店として販売し、ショップでは販売しない予定です)
フィードバックをもらってからの販売となりますので、来週の末までには販売開始できるかなと思っています。
メーカー名をネイティブのスタッフに英語で発音してもらいましたが、どう翻訳しても「スラッカライズド」ですね…発音しずらすぎる…。何か考えましょう。
それと、ダンパーは本日より販売開始します。Doinkerのディキーより若干柔らかいくらいのゴムです。
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サイドロッドはエンドキャップが2種類あります。キャップウェイトとダンパーですが、初回入荷では両方入荷しました。今後はトップがウェイトになっているものを販売していく予定です。ダンパーは単体で販売します。ただし、5/16メスねじです。普通のスタビライザーの先端には使用できません
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ダンパー部(柔らかいゴム)とねじ部(プラスチック)です。
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ねじは強度を重視して、すべて5/16を使用しているので、装着できるダンパーはAボムさんだけです。赤のロッドに装着したところですが、背景の上において撮影したので色が出ません…。アクリル恐ろしい・・・
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気になっていたロッドの重さですが、10インチで比較したところHMCのサイドロッドと同じくらいです。8インチは比較対象がなかったので比較できず。ストッカライズドの方がウェイトが軽いので、全体では、HMCよりも軽くなります。リカーブでの使用には問題ないと思います。
とりあえずこんな感じです。打った感じや性能・スペックに関しては、フィードバックがあり次第アップします。コンパウンド用の性能・フィードバックは(当社では専門店へ卸すのみで小売り販売しないため)掲載しない予定です。よろしくお願いいたします。


注文殺到?のスタビライザーの入荷決定

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世界中から注文殺到???
どれだけ売れているのかは不明ですが、「オーダー > 生産量」になってしまったのは確かのようで、1月に注文を出した時点で納品は3月末というお知らせがきました。そして、アメリカのメーカーなのでやはり納品は5月まで伸びました。注文殺到だそうですが、創立4年、開発に成功して販売を初めて2年目なので、もともとの生産能力が少なかった可能性もあるかと。
ATAでこのメーカーとは接触したのですが、日本でも興味を持った大手代理店があったようで、優れた商品を普及されるためには、当店で販売するよりも、大きいところに扱ってもらった方がいいと考え、コンタクトをとるだけにとどめ、ブログでも紹介していませんでしたが、話が進んでいないようなので、あちぇ屋で直接取り扱います。5月末の到着予定です。
ATAで触ってみただけですので、この新しすぎるスタビライザーをうったらどんな感じになるのかは全く不明です。すでに使っている方の間での評価はかなり良いようですが、みなさんコンパウンドアーチャーの方なので…。
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万人向けのスタビライザーではないのは間違いないです。スタビライザーに求められる性能はたくさんありますが、開発者の方は振動吸収のみ追求した結果…「チューブ状よりも、中が空洞より、中身が詰まった方が振動吸収が良い(社長、ATAにて語る)」という、正直当たり前のような結果にたどり着いたとか。なんともアメリカ的。。嫌いじゃないです。しかし、まぁ、そのアイデアにたどり着くまでと言うよりは、アイデアを形にするのに苦労をされたようです。
ATAでは実射はできないので(メーカーによってはできるコーナーも有ります)、ブースでは、(確かドインカーの)チューブスタビライザーと自社のアクリルスタビライザーを机の角で叩いて、「聞け、音がぜんぜん違うだろ(社長、ATAにて語る)」と迫ってきまたので、納得しました。。。音が違うのは間違いないのですが…それがどうアーチェリーのシューティングとつながるのかは教えてくれませんでしたが。
ともかく、まずテスト用に何本かだけ発注しました。過去のアクリルスタビライザーが生産されたことがあるのかは知りませんが、特許を取得しているとか。カーテルからパクリ物が出ても大丈夫そうです。
カタログはこちら。Camo系は入荷しないと思います。
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今までで扱ってきた商品の中では、S3スタビライザー以上に商品の性能が未知数ですが、いろいろな方のレビューを読んでいる限り、面白い商品・アーチェリーをより楽しくしてくれる商品であることは間違いないと思います。とりあえず、友人で人柱になってくれる方にあってテストしてみます。当店への納入は5月末ですが、評価をした上での一般向け販売は6月中旬の予定です。
また、以前に書いた新入生向けの電話でセット注文・コンサルティングはスタッフ3人体制で最後の詰めに入っています。来週の終わりまでにはある程度の結論が出ると思います。また、多くの方に期待をしていただき大変光栄ですが、一年目、最初からハイクオリティなサービスは提供出来ないと思いますので、心配な方は来年以降に利用していただければと思います。アーチェリー業界は人材不足ですので、必要な人間をいちから育てる必要があります。バイト含め、離職率が0%なのが唯一の救いです…。


SAMICKの新モデルVisionの出荷が開始。

どんどんと新製品の情報が入ってきます。テスト入荷の評価結果レビューと紹介は別にしたいと思いますが、SAMICKがVisionラインの出荷を開始しました。

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VisionラインはUniversalラインの後続になります。説明では構造に変更はなく素材をカーボンとウッドともに変更したとのこと。
サミックは国内向け商品では同じ商品を別のデザインと名前で販売しているのですが、Universalラインはミザールと同じリムです。2010年、SAMICKの国内代理店からはFITというリムの発売が予定されていますので、おそらく、FITがVisionと同じものなのだと思います。
Visionの販売開始時期は現在検討中ですが、VisionラインもUniversal同様、グラスリムとカーボンリムがあり、取り扱いは「Vision Carbon リム」のみ予定です。まずは、ユニバーサルカーボンリム(日本名:ミザールカーボンリム)の販売価格を値下げしました。代理店には在庫がまだかなりあるようですので、在庫限りではありません。
取り急ぎご報告を。


WIN&WIN INNO CXTハンドル 2010レビュー

本日入荷しました。God Job UPS.
グロッシーの黒が一本と、お客様から予約のあったオレンジが一本のテスト入荷です。今後在庫しての販売予定はありませんので、ご了承ください。あくまでテストのための入荷です。
開けてみた最初の印象ですが…中身が大量です。

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・タグ x 2
・タオル x 1
・説明書 x 1
・シール x 1
・レンチセット x 1
・ウェイトセット x 1
タオルが入っているので段ボールはパンパンです。
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全体の写真。INNOハンドルに比べて、スリムになった印象ですね。スローガンは「絶対ストリングが腕に当たらないハンドル」だそうです。どうでしょうね~。もともと自分はどのハンドルでも腕に当たらないので評価できません。
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リムのインサート部分(リムと接触する部分)は補強されています。ちなみに中国製。
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うわさのウェイト調節システム。最軽量の1150gではねじがむき出しになってしまいます。また、グリップは独特な加工がされていて、今までにない感覚です。うまく説明できませんが好みが分かれる加工だと思います。
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ウェイトのねじは1/4ねじです。アーチェリー界ではメジャーなサイズのねじ穴ですから、いろいろなものが装着できるはず。写真は(現在は取り扱っていない)カーテルの「1/4スタビライザーセイバー」を装着したところです。なかなかあってる気がしますが、1/4ねじですから強度が若干心配です。ほかにもいろいろと試してみると面白いかもしれませんね。


デフレ時代に逆行したい。

年末が近づいてきましたね。来年に向けていろいろと準備をしています。いろんなアーチェリー関係者とお話をさせていただいて、今後のあちぇ屋について考えているのですが、どうしても、普通のアーチェリーショップになっていくしかないというのが最近の考えです。
何人かの方に指摘をされたのですが、最近はあまり長い記事・業界についての記事は書いていません。新商品のレビュー・紹介が中心です。
ちなみに以前はこんな記事を書いてました。
魂を売り渡したプロショップたち
http://jparchery.blog62.fc2.com/blog-entry-275.html

エントリーは2年前の11月26日。今読むと…若かったですね。
今も熱い思いがあるかはさておき、アルバイトの子を入れれば、5人の会社になりました。経理の方はアーチェリー未経験ですが、後の4人はみんなアーチャーです。所属もばらばらであれば、アーチェリーを習ったコーチも別々です。
現在では、顧客サイドの業務の9割以上はスタッフの方が行っていますが、このブログでの意見=あちぇ屋の意見となってしまいますので、雇用主としての責任を全うするためにも、なかなか書きづらくなってきました。自分がいろいろと書くとスタッフが働きにくくなる事もあります。自分(山口)に苦情が来るのではなく、働いているスタッフを…まぁ、それが日本です。
また、以前はある程度はアウトサイダーとして書いていましたが、色々なルートで現在ではある程度業界内に組み込まれてしまった部分もありますので、書きたくてもかけないこともあります。
ブログは情報紹介が中心になっていくしかないのかもしれません。匿名ブログを書くことも考えていますが、小さな業界ですから無理でしょう。
今後の方針としては、
・顧客サービスの充実
・回転率を下げて在庫の積み増し
・より働きやすい職場へ

を考えています。
以下は検証段階ですので、やることは確定していません。
①(お客様へ)顧客サービスの充実
ポイントサービスの導入。100円に付き、○%を還元することで、価格とドル円レートとの親和性の向上。
②(取引先へ)回転率を下げて在庫の積み増し
リム・ハンドルの在庫数を各カラー1個から3個へ引き上げ。
③(従業員へ)より働きやすい職場へ
あちぇ屋が始まって以来、ずっと同じスタッフ陣が支えてくれています。感謝。職場への加湿機の導入(済)や冷蔵庫の拡充、バイト時給の1,100円から1,150円への引き上げ(2月予)など。

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*今の会社の冷蔵庫。
先日、大学のゼミで発表した企業分析の話で、従業員を大切にする意味を述べたばっかりで(先輩の皆様よかったら意見を下さい)、お客に対しては①、取引先に対しては②、従業員に対しては③の取り組みで、ステークホルダーとの関係強化を考えています。
企業分析の基礎
http://archery-shop.jp/20091109.pdf

12月には具体的に決まっていくと思います。ポイント制導入で少し値上げを考えています実質的に支払額は変わらないと思いますが、あちぇ屋始まって以来値上げはしたことがなく、かつ、デフレ時代に逆行することになってしまいますが、ご理解の程お願いしたいと思っています。
意見がある方はぜひコメントをお願いします。