本日はコンパウンド用に大量に新商品が入荷しました。

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一か月前に正式にコンパウンドアーチャーに転向して、自分の弓のセッティングを考えるうちに、こんな商品が足りないと思った商品をいくつ仕入れ、本日到着しました。また、B-Stingerの新作のVバーも入荷しています。もう紹介しましたが、W&Wの到着し、まだ、在庫にあげていませんが、SFの商品の2014年モデルのAXIOM+も届いています。

いろいろなものの商品紹介の作成で大忙しです…。

のちほど山田がレビューを上げと思いますが、上から

-ホイット(HOYT)の新型リムショックス
-Bee-Stingerの新型Vバー
-KTECHのオフセットバー
-ドインカーのクイバーマウントホール用のサイドブラケット
-マーリンのサイトピンデカル
-アリゾナのスライダー
-クイバーマウントホールに普通のVバーなどを取り付けるためのアタッチメント・キャップ
-5/16のマウントねじ

です。


ウィン&ウィンの2014年モデル入荷 – その三は「INNO AXT」

DSC_0056ウィン&ウィンの2014年モデル入荷の最後は、INNO AXTハンドルです。CXTをアルミハンドルとして設計し直したモデルです。

20140428_173230正式な入荷は今日が初めてですが、選手向けのデモ用のハンドルで、さっそく今年のワールドカップのインドアステージ3でメダルを獲得しました。

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DSC_0058CXTハンドルとの違いはまず重さ。AXTハンドルの重さはウィン&ウィンのハンドルの中で一番重く1,340グラムです。AL1ハンドルよりも20グラム(ウェイト1個分)重い設計になっています。また、もう一つの違いはカウンターブッシングがあることで、位置はAL1と同じセンターブッシングの裏側、グリップの真下です。

DSC_0060リムポケットのセンター調整機構もAL1と同じです。大きさはウィン&ウィン専用ではなく、MKやホイットのリムも使用できる大きさになっています。

ホイットのハンドルは近年軽くなってきていますので、重みのあるアルミハンドルをお探しの方にお勧めです。ただ、性能的な飛び抜けたポイントはないので、WIN&WINのINNO CXT以降の競技用モデルをお持ちの方であれば、買い替えても大きな違いは感じられないと思います。WINACT/WINACT-XTなどからの買い替えであれば、剛性の違いは感じられると思います。最新技術を搭載したモデルというよりは、ウィンのハンドルの新しい選択肢の一つですね。


UUKHAのVX1000リムが入荷しました。

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UUKHAの2014年の最新モデルVX1000リムが入荷してきました。実射はテルフォードでしましたが、リムの設計について、わかりやすく表現するため、10年前の設計のエクストリーム(2004年)と比較してみました。

パッと見同じサイズに見えないかもしれませんが、どちらもMサイズのリムです(ポンドは違うのでリムの厚みは比較対象ではありません)。

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リムボルトに装着するU字の部分を揃えた写真が上で、リムチップの位置を揃えた写真が下です。エクストリームと比べて、リムのリカーブの設計が全く異なることがわかるかと思います。

今度のリムのコンセプトは、より静かで振動が少なく、より軽く、より矢速の速いリムです。リムは(ブレース状態での)長さが短い方がより振動が少なくなり、大人しくなります。写真からこのリムがかなり短いことが確認できるかと思います。


ただ、リムを短くしても、それはリムの設計ではなく、Mサイズのリムの代わりにSリムを使えばよいだけになってしまうので、高性能なリムではリカーブを強調して、より強いリカーブにすることで、弓の長さを短くしながら、リムのストローク(ドローレングスに対してのなめらかに引き心地)を確保しています。そして、より強いリカーブはより速い矢速を生み出します。

VX1000リムでは、ついに90度の垂直に切り立ったリカーブを製造することに成功しています。リカーブを強くすることはリムのストレスが増えることになります。いくら設計でリカーブを強くしても、リムがそれに耐えられなければ、意味がないことですし、また、リムの重さを重くすれば、そのストレスに耐えるリムを作ることは簡単ですが、反発力のためではなく、耐久性のためにリムの厚みを設計してしまっては本末転倒です。

UUKHAはこのリムで初めてカーボンを90%以上から、完全なるフルカーボン、100%のカーボンリムをコンポジット製法で製造することに成功しますが、100%カーボンコンポジット構造だからこそ、この強くしなやかで軽量なリカーブを持つことができたといえます。

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これは対するホイットのリムのリカーブの変移です。990TXは2009年モデルですので、この間5年経過していますが、新モデルのたびに2-3度ほどリカーブを立ててきます。ホイットはコンポジットではなく、ラミネート製法ですが、この感じで行くと、2018年ごろ(次の次の新モデル)ではUUKHAのような垂直なリカーブを持つリムが出てくるかもしれません。大げさに言えば、UUKHAの設計はホイットの4年先を行っています。

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せっかくなので、先日にベータ版が完成したKinoveaで比較してみました。10年前の設計であるサミックのエクストリームリムと比べ、16度も強調されたリカーブを持っています。

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そして、UX100で使われていたグラスファイバーとアラミドファイバーをなくし、100%のカーボンファイバーでリムを構成する(Monolith C evo 2)ことで、リムの軽量化にも成功しました。

2014 UUKHA VX1000 リム M38 364g(182-182)

(参考値)
2012 HOYT 990TX M38 415g(207-208)
2012 HOYT CARBON 550 M38 442g(220-222)
2014 HOYT GP クアトロ フォーム M38 386g(192-194)
2009 WIN&WIN INNO POWER M38 370g(184-186)
2010 WIN&WIN INNO EX POWER M38 346g(172-174)

現在市場で最軽量のINNO EXシリーズ、RCX-100リムには及びませんが、HOYTのリムよりも5%以上は軽く、最軽量とは言えなくとも、軽量リムといえる位置づけになっています。

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また、ラミネートリムではできない設計として、リムを台形型に加工することで、わずかにでもリリース時の空気抵抗を減らす設計になっています。ラミネートリムの場合はチップ部分にさらに別の素材を張り付けることで、チップ部分だけであれば、同じような設計はできますが、リム本体ではこの設計は実現できません。

さて、UX100リムが登場した時に、次のリムで期待したいこととして依頼したすべての条件を満たしていて、本当に良いリムです。小さいメーカーなのに本当に努力したなと感心します。

ユーロ高で販売価格が高くなりましたが…このリムの良さを頑張ってお伝えし、この技術と性能の良さを分かっていただける方にはぜひ使っていただきたいです。

また、このリムの引きは非常に柔らかいので、硬い引きが好きな方にはおすすめできないです。


ホイットのリカーブステルスショットの装着ガイド完成です。

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昨日から販売を開始したリカーブステルスショットの装着ガイドが完成したので、アップしました。当店で購入したお客様には印刷したものを同梱で発送しますので、そちらで確認していただければと思います。

過去の紹介記事はこちらです。


チューニングアプリで一緒に仕事した、ジェークがレビューしている動画がこちらです。

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ちなみに、重量は本体がペアで112gで、取り付けのためのねじ・ワッシャー類が31gです。センターロッド1本分の重さです。確実に振動が減り、矢速も向上するとのことですが、Vバーで重めのセッティングの方で装着する場合は、サイドのウェイトを取り外したりして、一度セッティングのほうを見直す必要があるかもしれません。

装着ガイドのPDF版のこちらです。

リカーブステルスショット装着ガイド_JPアーチェリー
http://archery-shop.jp/manual/Recurve_Stealth_Shot_Stringstopper_Ion-X.pdf

ハンドルを加工すれば(上側のねじを切る)HPXでも使用できますが、保証対象外となりますので、作業されるときはご注意ください。加工しなくても、下側だけならHPXでも取り付きますが、以前の記事通り、上下のダンパーに順番に当たることで振動を吸収するので、下側だけで使用した時には、あまり良い感覚ではなくなると思います。コンパウンドでは下だけで使用しますが、コンパウンドの場合はリムは上下には振動しないからです(近年のモデルはリムはほぼ水平のため)。リカーブで下だけで使うことはお勧めできません。


カラーグリップとカーボン・セーカータブ

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2月になりました。12月~1月に発表された2014年モデルが続々入ってくる時期です。

まず…1色ずつ順番に作っているのでしょうか。今度はホイットのカラーグリップの白と赤が入荷しました。入荷していないのはあと、紫だけですね。

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2007年から…7年も付き合いのあるFIVICSががんばってくれました。来週まで韓国・中国のメーカーは旧正月休みで、みんな休みなのですが、休み前に新商品の荷物を出してくれました。ありがとうございます。

入荷したのはカーボンプレートの軽量型セーカータブです。あと、リムと弦の間に貼るタイプのダンパーも入荷しましたが、これは圧倒的な振動吸収性能を発揮する反面、確実に矢速が落ちる商品なので、どの程度矢速を低下させるかテストしてから販売します。

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新しいカーボンタイプのセーカータブでは、ピンキーレスト(下の黒の方)が太くなっています。より安定して小指をかけることができます。

ウィン&ウィンから新しい2014年の価格表が発表されましたが、この円安ですので、予想通りのほぼ全商品の値上げです。逆に思ったよりも値上げ幅が小さくて安心したほどに。それに伴い2月中に価格調整がありますので、購入する商品が決まっている方はお早目に。


テルフォード 残りのブース

SONY DSC今回一番の目的はカーボンエクスプレス(CX)とのミーティングでした。技術担当(肩書きはプロスタッフマネージャー)のトラリス(Dietmar Trillus – 2007年世界選手権コンパウンド個人優勝、2008年ワールドカップコンパウンド個人優勝)と3時間近くミーティングでき、話すぎて、コーチングを担当している選手が決勝ラウンドに向けてのプラクティスを始める時間になり、終話しましたが良い関係が築けたかと思います。

途中、昨年のワールドカップを制したマーチン(DAMSBO Martin)も来てくれて、矢のセッティングについて語りました。

小ネタを2つ、CXのシャフトを使用しているマーチンは120grのポイントを使用しているそうです。それと、2007年のトラリス選手が世界選手権で優勝した時、プリントはNano XRでしたが、中身はNano Proのプロトタイプだったそうです。

さて、カーボンエクスプレスとの細かい話は結論までもう少し時間かかるので、また報告します。

残りのブースを一気に紹介します。

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まずは、Myboというメーカー。マーリンアーチェリーと中国のOEMメーカーのコラボブランドで、アクセサリーを中心に販売してきましたが、新しくハンドルを開発したそうです。ブースでは他社のハンドルの重さとの比較が掲示されており、マグネシウムを使用したRIOというハンドルは25インチ、23インチともに1,000gを切る軽量ハンドルです。

Mybo Archery
http://www.ilovemybo.com/index.html

SONY DSC付き合いが長い代理店からも見といたらといわれたので詳細に見てきましたが…写真の通り、クリッカープレートはまっすぐ付かず(少し下向き)、グリップも正しくハマっていません。無理やりねじ込んでいるだけです。話をしていて、中国に技術がないというより、気にならないんだろうなという印象です。確かにクリッカープレートがまっすぐ装着できなくても、点数には関係ないですけど…成長を見守ります。

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次はINFITECとカーテルのブース。これがブースの良いところだと思うのですが、カタログを見て取り扱わないと決めていた商品の実物を確認したら良さげでした。

このフレッチャーは、ねじ一つで2つのポジジョンをとれるというものですが、ねじ式のものは調整しているうちにねじがばかになってきて、固定が効かなくなり、最後には横のポジションでしか使用できなくなるものばかりですが、この新しいフレッチャーでは、ねじ固定の1点固定ではなく、ペグとねじの2点固定なり、斜めポジションの場合無段階調整ではなく、45度でしか固定できませんが、ねじとペグの2点固定なので、ねじがばかになって調整が効かなくなる心配がありません。今後の取扱いを考えています。

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CBEの新しいサイト、自分はこのメーカーのサイトを使用しています。好きなメーカーなのですが、価格が高いのが難点。ただ、スコープのほうはリーズナブルで品質も良いので、取扱いするか迷っています。

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ホイットがATAで発表したリカーブ用のステルスショット。コンパウンド用と同じ構造かと思いましたが、コンパウンドよりも細かい作りになっていました。あと1-2週間で入荷するそうです。
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ビー・スティンガー(Bee-Stinger)からもカラーウェイトとカラーダンパーが発表されました。ビー・スティンガーのウェイトはアルマイトではなく、ペイントです。まぁ、FIVICSと違い、ディスクウェイトで、アルマイトしても9割の部分は見えなかったりするので、低コストのペイントでもよいかと思います。入荷は3月の予定です。

SONY DSC最イーストンが新しく発表したアウトドア用品のラインアウトフィッターズ(OUTFITTERS)のバックパックとか。

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イギリスのメーカー(KG Archery)さんは、会っていきなり、我々のメーカーの作るリムはホイットやW&Wとは全く異次元の性能なんだぞと語り始め、なかなか面白い話をしてくれました。さすがアーチェリー発祥の地です。性能だけではなく、価格も異次元でしたので…あまり細かい話はしませんでしたが、性能はともかく、そして、競技用リカーブの世界での彼らのポジションもともかく、製造している伝統的なトラディショナルボウはなかなかの美しさでした。


製造工程のスライドショーです。

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以上、テルフォードのブースたちでした。例年のニーム(Nimes)に比べると、イギリスのメーカーさんたちが来ていて、初めてランチテックの社長とも話しできたし、会場は広く快適でした。Bee-Stinger/Gold Tipも来ているのは意外でした。反面、Flex ArcheryやKAYA(展示のみ)、Krossen、MKコリアなど来ていないメーカーも数多くあり、ミーティングができず残念でした。

紹介した商品、早く入荷できるよう働いていきます!!


テルフォード SFとW&Wのブース

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昨日、日本に戻ってきました。溜まっていた仕事ほぼ処理しました。今回は時間の都合で、現地からあまり更新できず、これから少しずつ書いて行きます。まずは、2014年のカタログをアップしたウィン&ウィンとSFから。

ウィン&ウィン(WIN&WIN)とSFのブースでは新モデルのうち、2つ新しいハンドルを展示していました。どちらも、2万円以下のエントリー向けのモデルですが、良い仕上がりになっていると思います。センター調整機能は上位モデルと同じものに。ただ、塗装だけは設定された価格帯の問題でアルマイトではなく、今まで通りのペイントになっています。また、グリップの形は同じですが、ハンドルの形状の問題で、フォージド・プラスとは互換性がありません。ですので、ウッドグリップは使用できません。

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こちらは気になっていたウィンの新モデルのラピード。ハンドルはフルカーボンではなくカーボンとグラスの2つの素材を使用し、精度が必要とされるリムポケットをどう処理したのか気になっていましたが、ここはダイキャストで作られており、カーボン&グラスファイバーの本体に金属製のリムポケットを装着した、3つの素材を組み合わせたモデルになっています。

センター調整とリムボルトの間にあるねじを工場出荷時に測定してハンドル全体の精度を確保します(お客様のほうではいじらないでください)。

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過去の記事調べたらびっくりしました。なんと、ウィンがカーボンアームガードの発売を予告したのは4年も前の2010年でした。そして、ついに完成したそうで、春には販売が始まると思いますが、素材はカーボンではないそうです…。デザインとしてカーボンのパターンにしただけで、アームガード自体は通常のものと同じ素材です。まぁ、2013年にルブルネが先にカーボン素材のアームガードを発売していますので、見た目だけではなく素材にもこだわる方はこちらを。

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色を交換して楽しめるように、アルマイトカラーリムボルトが発売される予定です。ただ、気になるのは色だけではなく、素材が通常のものと違うことです。

通常のリムボルトはステンレスですが、ステンレスをアルマイト塗装することは困難です。ですので、カラーリムボルトは銀色の部分がステンレス、金色の部分がアルミという2つの素材から構成されています。精度が必要とされる部分ですので、性能を考えると単一素材で構成されたもののほうがよい気がします。心配しているという話で、実際の精度は手にしてから判断します。
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また、新しいダンパーとFIVICSに続き、ウィンからもアルマイトカラーウェイトが登場。設計もほぼ同じで、同じ工場で作っているのかなと思わせるほど…。それはともかく、ダンパーは現行のWTよりもやわらかいゴムを使用しており、センター用の大きいものとサイドの小さいものの2種類。

カラーウェイトに関してはまだ詳細は決まっていないとのことで、2014年のカタログにも掲載されていません。カラーウェイトの発売開始は春には間に合わないと思います。

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今回のテルフォードはミーティングが多く、あまりアーチャーの方とは話できませんでしたが、イーストンのブースに行ったら、ジェークがいました。試合のほうはあまり良い結果とはならなかったようですが、チューニングアプリのほうもよろしくです。

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2011年から扱っているコンパウンドメーカーのエリート(Elite)は、プロショップで展示してプロモーションしているのですが、あまり販売実績は芳しくなく、代理店としてメーカーにも申し訳なく思っていたのですが、今年からトップアーチャーのレビ・モーガン(Levi MORGAN)選手がシューターとなりました。さっそく、今回のワールドカップで3位という結果を残しました。

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エリート(Elite)の今後の販売方針についてミーティングをしていたら、挨拶に来てくれました。かなりの高身長の方で、とても気さくな方でした。

エリートの弓は良いのですが、ホイットやボウテックのように、簡単にドローレングスの変更ができず、どうしても受注してからの発注で納品に時間がかかるので…でも、ターゲット市場のために強力な助っ人が登場したことはうれしく思います。頑張らなきゃ! ちなみに使用しているのはEnergy 35というモデルです。


FLEXからBCY-Xの完成弦が入荷しました。

SONY DSCFLEXから本日入荷があり、在庫切れだった商品等が補充されました。新色としてルブルネアームガードにピンクが登場です。

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そして、ついにフレックス(FLEX)に特注していたBCY-X用の完成弦が入荷しました。今回は、白と黒に加えて、金(ゴールド)と青/赤/白の4色での展開です。

8190ユニバーサルに使用されているSK90に、強靭なベクトランを加えた究極の弾性を持つ素材です。SK90ダイニーマ 83%・ベクトラン 17%というブレンドで、2013年の夏に開発が終了し、ホイット(HOYT)のコンパウンドボウの2014年モデルから採用されました。

弊社のテストでは、リカーブでも良好な結果を残しています。BCY-X原糸は軽量のため20本弦で製作しました。8190の18本弦で121grに対して、BCY-Xの20本弦は106gr(14%減)です。

*164cmの場合

同系のSK90からなる8190の18本弦からの移行では感じられるほどの差はないかもしれません。それ以外の弦からの移行であれば、はっきりと違いが分かると思います。

ぜひ、お試しください。


テルフォード 1日目

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例年ニームで行われている展示会ですが、今年は世界インドア選手権がニームで行われる関係で、展示会はイギリスのテルフォードでの試合で行われることになりました。

テルフォードはロンドンから2時間ほど、今回は近いのバーミンガムという町に泊りましたが、ここからは35分ほどののどかな町です。

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会場の入り口には、初対面の地元イギリスメーカー・ランチテック(Launchtec)さんのブースが。

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社長さんには初めてお会いしました。素材技術のべラテンさんとは聞いていましたが、予想以上のベテランさんでした。いや…外国の方の声から年齢を推測するのは困難です。特に新商品はありません。現在弊社で在庫が切れているサイズをいくつかもらいましたので、帰国後在庫に復帰させます。

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次はウーカ(UUKHA)のブース。さっそく新しいリムVX1000を試射してみました。4月に発売が開始される予定です。UX100は素材のバランスをよくするために約8%ほどカーボン以外の繊維をブレンドしていましたが、UX100からの開発から4年、ついに完全にカーボン繊維だけで構成された”フル”カーボンリムの開発に成功しました。

UX100比で4%矢速が向上しています。実際の商品でスペックどおりの性能であれば、市場でもっと速いリムと同等、またはそれ以上の矢速となります。

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それを可能にしているのは、すべてカーボン素材から構成されることによって生まれた他のメーカーを圧倒するほどのリム全体の剛性です。これほど小さなリムチップのリムはこれまでなかったと思います。ラミネートリムでチップを小さくしようとすると、その部分に補強のカーボン素材が必要になり、結局リムチップは小さくできたけど、その分重くなって、意味あったのかとなることが多いです。ウーカのリムは全体が同じ高剛性のカーボン繊維素材でできていますので、そういった心配がなく、極限までリムチップを小さくしました。これ以上小さくするのは、リムの素材の性能の問題以前に、物理的に問題で無理ではないかと…。

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次には、極端に強調されたリカーブ。SK90クラスのまったく伸びない弦を使用できるリムで、これほどの強調されたリカーブを持ち、かつ、この軽さのリムはありません。これもカーボン繊維の剛性の賜物で、これまで強調されたリカーブを持つリムは、トラディショナルタイプで、伸びる弦(ダクロンなど)で使用する必要があるものか、ダイニーマに対応したものでは、衝撃にあえるためリムに厚みを必要としました。リカーブを深くすることで矢速はリムの安定性(後述)を得ることができますが、その分の伸びる弦やリムを重くする必要があったのでは、これまたプラマイゼロの世界になってしまい、そのバランスがメーカーの技術力ですし、その限界に挑戦しようとするから、エントリークラスのリムよりも、上位の競技用リムのほうが破損が多いのです。

このバランスでの設計もウーカの素材だからこそ、極限までリムを薄く、かつ、リムはラミネートリムのように長方形ではなく、台形(バック側からフェイス側にかけて広がっていく)で成型し、このリカーブを採用してもリムの耐久性にまったく問題が生じません。

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最後は、このリムの弦溝の長さが、このリムの性能を語っていると思います。黄色の部分がすべて弦溝になっていて、弦とリムが接触している(68インチです)のですが、W&Wやホイットなどの一般的なメーカーでは、この状態での使用はお勧めできません。おそらく、ハイトを6.5インチあたりに設定すると、これだけ長くリムと弦が接触するようになりますが、その状態での使用はラミネートリムでは破損の原因になります。プレース状態(引いていない状態)で弦とリムの接触の長さは、発射時に弦からのリムにダイレクトにもたらされる衝撃の量になります。通常のリムでは耐えられません。

試射し、リムの形状を確認した限り、100%フルカーボンという特質をフルに生かした設計になっています。非常に発売が楽しみです。ただ、問題は高性能な素材を使いすぎたため、値段は8万円を超え、弊社で販売するものの中では最も高いリムになります。5万円台で買えるお得な韓国製のINNO EX POWERなどと比べると、割高感は否めないので、量を販売することは無理でも、わかる人には使っていただきたいリムです。

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次にトップハット社。高性能で低価格のポイントの製造を得意とするメーカーで、昔から連絡は取っていましたが、取引は直接はしていません。代理店を通して購入しています。その商品のうちの、シャフトをカバーするポイントです。昔、同じタイプのもので精度が低く、シャフトを入れると、逆にカバーする部分がシャフトを削って、保護する以前にシャフトを破壊するという笑えないものがありましたが、この会社ならそんなことはないでしょう。

ここにはまだ書けませんが、既存のビジネスとは関係ないところで打ち合わせしてきました。

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これは、ガスプロのW&Wの黒・金ハンドルにぴったりな羽です。W&Wのブースで営業部長と話したら、ガスプロの人とは長い付き合いだそうで、協力関係にあるそうです。面白いコラボです。3月の入荷予定。

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ガスプロの新しいサイトピンです。フードを長くすることで、ピンに当たる光の量をコントロールし、また、ピンの破損を防ぐこともできるようです。アイデアは良いと思いますが、ファイバーが太いような…気が。

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こちらはインフィテックのコンパウンドレスト。低価格ながら、左右の調整、ブレードの角度の調整、プレートのテンションの調整。

 

SONY DSCまた、ブレードの取り付け位置が2つあり、ブレードを長く使うこともできます。ただ、なぜか、ここまでできて、エレベーション(上下)調節機能がありません。新興メーカーにありがちなちょっと残念な感じです。

いったんここまで。


BCY-X 原糸販売用到着、ダイニーマ10廃盤

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テストではかなり好評だったBCY-Xの原糸が本日入荷しました。テスト中での発注で基本的な4色しか発注していませんが、好評につきもう少し色のバリエーションを増やす予定です。

また、BCY-Xの登場に伴い、BCYのライナップからは日本名ダイニーマ10(英語名DynaFLIGHT 10)が販売終了となりました。在庫で少しあるので特価品としています。ダイニーマ10よりも先に発売された、リムに優しいダイニーマ97などはラインナップに残っています。

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また、ホイット(HOYT)からシリコンバンドが届きました。まぁ、ただのシリコンバンドです。長さ20cm。バンドを付けただけだと寂しいなと思い、グリップだけ握って写真撮ってみました。こんな感じです。

BCY-Xの完成弦はすでに完成していて、22日にメーカーから発送されます。28日前後の販売開始を予定しています。