ホイット(HOYT) 2018年コンパウンドラインは大きな変化なし。

ホイット(HOYT) 2018年の今度はコンパウンドラインですが、リカーブと違い大きな変化はありません(リカーブは1増9減の大幅な削減)。既存のハイパーエッジがプロ・フォース(PRO FORCE)というモデルに置換され、新しくミドルラインとして実験的というか、水増し的なダブルXLターゲット(DOUBLE XL Target)が登場します。

プロ・フォースですが、前のハイパーエッジ同様にターゲットでホイットの中では最速という位置づけです。スペックもほぼハイパーエッジと同じで、違いは新しくDFXカムからZT Hyperカムに変わり、ケーブルスプリッターが装着されて、安定性が増したかわりにチューニングがやりづらくなったことでしょうか。妥当なモデルチェンジかと思います。

まぁ、評価が分かれるであろうモデルはこちらのタブルXLターゲット。発表を文面で見た時には、ターゲットのミドルラインでハンティングモデルに今年の新モデルに搭載された技術を詰め込んで、マーケットで評価を見るための実験的なモデルかなと思いました。

が、詳しく見ていくと…ハンティングモデルにタブルXLハンティング(写真右)というモデルがあるのですが、どうやらをこれに着色しただけのモデルがタブルXLターゲットになると思われます。ってか、写真もターゲットモデルにシェルフガード(ハンティング用の矢じりがハンドルに当たって傷にならないようになるもの)いる???

うん…。また、クリップもターゲットでは難しいとされているハンティング向けのグリップがそのまま搭載されているので、価格はミドルラインですが、これから始める人にお勧めできるかと言われると見微妙です。グリップをターゲットタイプにして、シェルフガードを外すだけで十分だし、それだけでターゲットモデルと言っていいと思いますが、それくらいもやらないで着色するだけで出すのか見守る感じでしょうか(いろんな代理店から意見があれば再設計もあるので)。

以上、ホイット2018のコンパウンドです。

ハイパーエッジ(HYPER EDGE) 2017の即納モデルは特価品に追加しました。合う方がいればお買い得です。

新モデルとカタログは下記の通りです。

HOYT PRO FORCE
HOYT DOUBLE XL TARGET

ホイット(HOYT)アーチェリー 2018 カタログ (26MB)


WINの新型コンパウンド、Dragonflyはフレックスガードを

11942186_1070160769675593_5519913110246038788_o2014年に続き、次のWINの新しいコンパウンドボウの詳細が出ました。前回のハリケーンC6はかなりハンティングモデルですが、今度はターゲット向けのデザインになりました。アクセル間40インチ、矢速はIBO:320fps+、重さは4.2ポンドで、ドローレングス25-30/27-32の2モデル。40/50/60ポンドモデルがあります。

11947789_1070160776342259_1825134686833051819_oこれまでのモデルとの一番の違いはケーブルガードがフレックスタイプになり、かつ、ローラーガードになりました。

実測しなければわかりませんが、40インチハンドルで、320fps以上出るのであれば、かなり高性能なカムが搭載されているはずです。現状、レットオフの情報だけが得られていませんので、まずはそこを確認してみたいと思います。ここまで、進化してくると機会があったら一度テストしてみたいですね。


GEARHEAD Archeryからユニークな形状のコンパウンドが登場

11083903_1434219856875542_7258312337422346120_nGEARHEAD Archeryからユニークな形状のコンパウンド、アクセル間18インチのT18が発表されました。(取り扱い予定はなく紹介のみです)

t18_Pack_1024x1024大きさが18インチしかないので、通常サイズのバックパックに入れて持ち運びできます。ライザーは左右対称でその間を通すシュートスルースタイル。バックストップがグリップに取り付いているのも興味深いです。重さは2.9ポンド(約1300g)でかなり軽いです。弓のパワーは62fl-lbsで一般的なデザインの競技用モデルとほぼ同じくらい位はあります。

ターゲット競技においてこのようなデザインの何か優位性があるのかわかりませんが、フィールド・ハンティングで、特に草むらの中からのシューティングや、長期間弓を持ち運ぶときにはこの大きさはかなりのアドバンテージがあると思われます。ハンドルの真ん中にGoProを装着できるようになっています。そして…Dループ長いな。

機会があれば、ぜひ一回射ってみたい弓です。


2014年度、全国選抜大会に男女ミックス戦の意味

Dielen_Tom_WA2013年度までシングル形式だった高体連の選抜大会が、今年からは70mラウンドの予選後、個人と男女ミックスのトーナメントに変更されました。個人戦のトーナメントは慣れたものですが、男女ミックス形式の試合はほぼ行われていないと思います。当日、自分は会場にいませんでしたが、ブース担当からは、ミックス形式で行われた試合にはいろんな意見があったと聞きました。

では、なぜ、ミックス形式の試合が行われたのか。前からWA(世界アーチェリー連盟)はコンパウンドよりも先に、まずはリカーブのミックス形式をオリンピックに入れようというとしていて、ちょっうど良いタイミングで、USAアーチェリーがWAのトム・ディーレン(Tom Dielen)さんにインタビューを行ったのでそれを翻訳してみました。

USA ArcheryのWAインタビュー記事「Compound Archery: an Olympic Hopeful? 」を翻訳した内容です。

コンパウンドアーチェリー:オリンピックの可能性は?

コンパウンドアーチェリーがオリンピックの種目になったらどうなるのだろうか?アーチェリー界に対する利益は明らかだ。スポーツそのものに注目が集まり、オリンピックでのアーチェリー競技におけるメダル数も増える。いずれにせよ、アーチェリーはアーチェリーであり、どんな弓を射とうとも、それは他の人にとっては同じことである。

しかし、果たしてコンパウンドアーチェリーがオリンピックの種目になる可能性はあるのか?そして、それを実現させるためには何が必要なのだろうか?今もっとも注目されているこのトピックのめ、私たちはアーチェリー競技の国際連盟機関であるWAの事務局長トム・ディーレン(Tom Dielen)に話を聞いてみた。

−世界中のコンパウンドアーチャーとリカーブアーチャーの比率を教えていただけますか。

世界全体でそれぞれのアーチャーがどの種類の弓を射っているのかを数えることは非常に難しい。これは、連盟のメンバーに加入せずに、地元のクラブやビジターセンター、ショップなどでも恒常的に射っている人が少なからずいるからです。

実際に数値化できるのはWAイベントなどで競技をしているエリートアスリートたちの数で、彼らに関しては彼らがどんな弓を使っているのかまで分かるので、リカーブとコンパウンドの比率を確認することはできます。

2014年シーズンの世界選手権(インドア・フィールド)とアーチェリー・ワールドカップステージでは、リカーブは909名、コンパウンドは653名がエントリーしたので、比率としては60:40といったところでしょう。

また比較的規模の大きな団体(国内のアーチェリー連盟など)主催する大会などでは、これが大体70:30くらいの割合になるでしょう。

特に北米ではカジュアルコンパウンドアーチャーの数が非常に多いことは知っていますが、私たちとしては彼らを競技アーチャーに取り込むことを目標にしています。

−なぜコンパウンドアーチェリーはオリンピック種目にならないのでしょうか?

コンパウンドアーチェリーが初めて世界選手権に取り入れられたのは1995年、フィールド競技とインドア競技が導入された後のことです。その僅か3年前に、WAは現在のオリンピックプログラムにおけるリカーブアーチェリーの価値を大きく変えることになったマッチ戦方式を導入しています。

これに続いて1990年代後半、コンパウンドをオリンピック種目にしてほしいとの初めて要求したのがジム・イーストンでした。しかし当時受け取ったフィードバックでは、「これ以上競技者の数を増やすことができない」、「方式がリカーブと酷似しすぎている」、そして何より「コンパウンドは普遍性に欠けている(世界の異なる地域や国からアピールや参入が少なすぎる)」との返答を受け取りました。これに加え、当時はアーチェリーの立場そのものが現在ほど強くなかったのです。

特定の競技や種目をオリンピックプログラムに加えることは簡単にできることではないのです。競技は毎回4年ごとにおこなわれる会議の投票で参加の可否が決定され、それがひっくり返ることは滅多にありません。

しかし昨年12月にIOCが「五輪アジェンダ2020 改革案(Agenda 2020 recommendation)」を受け入れたことで状況が変わり、オリンピックプログラムを競技ベースからイベントベースで考えるようになったのです。

−ではコンパウンドアーチェリーがオリンピックゲームに加えられた場合、WAの立ち位置はどうなるのでしょうか。

WAはオリンピックゲームでより多くのアーチェリー競技とメダルが加えられることを望んでいます。最初の目標はリカーブ種目においてミックスチームを加えることです。このゲームでは参加する選手の数が増える訳ではないので、変化は大きくないと考えています。

同競技のコンパウンド競技者がオリンピックに出場し、国際的に各国で露出をする機会が生まれるのはとても素晴らしいことです。2014年アジア大会でコンパウンドが初めて導入されたときのインド選手団の例があります。同国はアーチェリーのコンパウンド種目で獲得したものを含む4つのメダルで、ランキングのトップ10に入ることができました。どこにもこれがリカーブのメダルかコンパウンドのメダルかなどは書かれていません。それは同じアーチェリーにおけるメダルとしてカウントされています。

さらに、現在急成長を遂げている、多数のスポーツが一度におこなわれるイベントのワールドゲームでは、既にコンパウンドが導入されています。次の大会は2017年にワルシャワで、そして2021年にはアメリカ・アラバマ州のバーミンガムへと向かいます。また2013年カリ(コロンビア)大会では、多くの観衆がコンパウンド競技を見学に来ました。2021年のバーミンガム大会はコンパウンドアーチェリーをアピールする、まさに絶好のチャンスなのです。何より、IOCは既に「アジェンダ2020」にサインし、ワールドゲームとより密接に連携していくことを決めています。

基本的にIOCは、ワールドゲームを新たなイベントのテストの場としてとらえています。したがって、私たちとしてもワールドゲームで将来的に大規模なコンパウンドイベントを開催したいと考えています。USAアーチェリーと共同で、バーミンガムでは決勝戦に10,000人の観衆を集めることを目標としています。

これによって、私たちは明確なメッセージを伝えることができるでしょう。またWAは、アジア大会に続いて他のコンチネンタルゲームなどにコンパウンドを加え、さらに露出の機会を増加させようと努力しています。

−IOCが新たなイベントを追加するときに使用している基準はどんなものですか?

オリンピックゲームに新たな競技を加えるときには、様々な点で評価されます。例えば参加者数、競技人口、性別の割合や競技レベル、若者の参加率、高潔さや独自性などです。そして中でも重要なのが、テレビでのアピールです。

コンパウンドアーチェリーはオリンピック種目として高い質を持っています。しかし、スケートボードやスカッシュ、ウェイクボードや3×3バスケットなどと比べると、非常に苦しい戦いになるでしょう。

2016年のオリンピックゲームでは、ロンドンでおこわれた夏期オリンピックの26競技に加え、23の競技から追加要請が送られてきました。素晴らしいアイデアを持っているのは、私たちだけではないのです。

さて、コンパウンドアーチャーがオリンピック会場に入ってくることを想像した今、それを現実のものにするためには何が必要なのか。この戦いをアーチェリーファンはどうやって支援することができるのか、そして運営団体は何をすべきなのか。次回の連載では、このイニシアチブの次の段階について考察する。


テスト入荷 – テンプル(Temple)ターゲット

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IMG_20140526_142111 IMG_20140526_142119ブヨンの生産が諸事情よって長期間停止し、いろんなブヨンの代理店から在庫をかき集めてきましたが、ついに取引のある全代理店から80cm的が消えてしまいました。122cmは店舗に3ロール在庫が残っています。

ブヨンの代理店に確認したところ、ブヨンの生産の滞りで、かわりにいくつかのメーカーをとってみたけど、一番色が近いのは、イギリス製のテンプルだというので、1枚送ってもらいました。もちろん、WA公認のライセンスターゲットです。

届いたものを比較したところ確かに色は近いです。土曜日に東京都の試合に出ましたが、コンパウンド(50m)はブヨン、リカーブ(70m)はブヨンの在庫がなくなったせいか、違うメーカーの的を使っていましたが、発色が全く違っており…さすがに違い過ぎるのではないかと思います。

ブヨンは全く同じとは言いませんが、テンプルの的であれば、十分にブヨン的の代わりとして違和感なく使用できると思います。

引き続き交渉し、ブヨンの代わりに取り扱う方向が考えています。


本当は的はどれほど大きく見えるか – レンズ倍率の謎

調べ物してたら…こんな時間に…これ書いたら通常業務に戻ります。以前に、FOCの謎という記事を書きました。同じような内容だったので、同じような題名に。

知っている人は知っていると思いますが、コンパウンド競技で使用されるスコープ(的を拡大してみるレンズ付きのサイトリング)についての正しい定義です。FOCの正しい定義を書いた時に意外に反響があったので、今度はレンズ編です。

コンパウンドのスコープレンズを購入する時、表示されているのは、多くの店では「0.5(x4)」というような表示がされていると思います。この表記は前者はレンズの度数を単位 “D” ディオプター(Diopters)であらわしており、後者は便宜的な度数表記となっています。つまり、「0.5(x4)」とは0.5Dで4倍のレンズという意味です。

ただ、実際にレンズを持っている方であれば、そのレンズを手にもって目からの距離を近づけてみたり、遠ざけてみたりしてみると見え方が変わってくることがわかるかと思いますが、レンズの倍率はそのレンズの度数だけではなく、レンズまでの距離にも影響受けるということです。0.5Dだから4倍というのは便宜的な表記にしかすぎません。

では、実際にはどの程度的が拡大されるのか。これには、公式があり、

formula

となっています。ESI/39.37の部分はインチ換算です。また、ESI = Eye to Scope distance in Inchsとは目からスコープまでの距離で、それを39.37で割っているのはメートルに換算しているだけです。なので、実際にメートルで測定する場合は、ここにメートル表記で数字を記入してください。80cmなら0.8です。

*なぜこんな式になるのかという計算に興味がある方はこちらをご覧ください。

トップアーチャーの方にインタビューすると、4倍、倍率が高くてもせいぜい6倍までしか使用している選手しかいません。8倍の人はまず聞いたことがないです。しかし、メーカーでは1.0Dや1.2Dと言ったレンズまで作っているところが多くあります。それは何のためなのか…。
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上の表を見ていただくとわかるとおり、それはショートドロー、引き尺が短い人のためのレンズです。上の表はシュアロック(とATA)が作ったもので左軸にレンズまでの距離、右軸にレンズのディオプター値があり、これを線で結ぶと、レンズの実効倍率を知ることができます。

引き尺が24インチでサイトに6インチエクステンダーを使用している場合、大まかに言ってレンズは30インチ先にありますが、その時、1.0Dのレンズを使用して初めて4倍の倍率を得ることができるということになります。

当然大事なのはレンズの便宜的な倍率表示ではなく、実効倍率ですので、自分のレンズが本当は的をどれだけ拡大しているのかを知ったうえで使用しましょう。


ストッカライズドの2014年モデルとダネージターゲットが入荷しました。

1527798_10151843805097231_1635597478_n久々にストッカライズド(STOKERIZED)から入荷がありました。2014年モデルのサイドブラケットと、上の写真のマシューズのハーモニックダンパー・ハーモニックスタビライザーを計4つ使用したオフセットバーが入荷しました。近いうちにコンパウンド店にアップされると思います。

1dcfd5aace7619ddea12e8cbe566f06cそれと、ダネージのXHDターゲットを仕入れてみました。オリンピックや世界選手権で使用されているフォームターゲットマット使用し、セットで折り畳み可能なスタンドがついています。サイズは44cm x 44cmです。6,000射までは防矢ネットなしで使用できます。防矢ネットを使えばもっと使用できます。
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また、真ん中の部分を交換することで、(交換した部分は)さらに6,000射できます。交換パーツは8,000円くらい(*)なので、コストはシングル1回分(144本)で200円くらいですね。

*初めての入荷です。良い商品だったので交換パーツ含め本格的な交渉はこれからします。この価格はあくまでも予価です。


マシューズが新型ハイスピードターゲットボウを発表

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WAがコンパウンド競技を50mメインとしてから、どのメーカーもハイスピードモデルが人気です。マシューズが本日、既存のハイスピードハンティングモデルを再設計した新しいターゲットモデルの「チルX」を発表しました。

ターゲットモデルとしての安定性を得るためにハイトが6.125インチから7インチ、重さが3.95ポンドから4.23ポンド、アクセル感が33インチから35インチになり、スピードは6fps低下し、342fpsから336fpsとなっています。

ドローレングスは25インチからの対応です。

RockMod-Undrawn-84805再設計だけではなく、新規に「ROCK MODS ドローモジュール」という、よりソリッドなウォールを得ることができるモジュールが装着されています…解説読みましたが、詳しい説明がなく、写真だけからでは、これのどこが画期的かよくわかりませんでした。システムとしては、一つの部分だけ(たとえばピンに当たる)でウォールを得るのではなく、システム全体で統合的にウォールを作り出すということらしいのですが…勉強します。

もう一つ、「チルSDX」という30.5インチ、22インチから対応のショートドローモデルも発表されています。


コンパウンドのもう一つの選択肢、ハイスピードフィールドシャフト

20140502 155312現在、コンパウンド店をコンパウンド用の商品がなんでもそろうお店になるよう鋭意改良中です。商品調達業務が自分の本業なので、頑張ります!

先日、世界ターゲット選手権を何度も制したCXの代理店となりましたが、コンパウンドでは50mw標準の競技フォーマットになったのに従い、もう一つの選択肢として、短距離セッティングという選択をする選手が増えています。2014年のコンパウンドボウの売れ筋も、PSEの Dominator 3D MAXや、ホイットのプロエッジエリートなどのハイスピードモデルです。

そして、弓だけではなく、シャフトもハイスピードのフィールドシャフト(軽くて太いシャフト)を選択するという選手が増えています。

この話はインドアでのリカーブは太いシャフトを使うべきか、修正力の高いシャフトを使うべきかという話同様、結論がまだ出ていない話です。現在進行中の話です。コンパウンドの50mwでは、X10/Nano Proのように細く修正力(パラドックスからの復元力)に優れ、細く重いシャフトを選択する選手がいる一方で、新しい選択肢として、軽く太いシャフトを使う選手が出てきています。

じつは、CXの入荷とのタイミングでまずはコンパウンド予選最高点の選手として、ハンセン選手にスポットをあてて書いてきましたが、コンパウンド予選2位、最終順位個人3位のアメリカのディートン選手(Bridger Deaton)が、まさにそのセッティングで、この試合に挑みました。ちなみに、1位のハンセン選手が18歳、2位のディートン選手は19歳です。

431431_400989779967027_577976797_n2320015_angle1_4(↑2012世界フィールド選手権でのジェシー選手…APPtituneもよろしく★)

ディートン選手の予選での点数は355-356点の711点。そして、ハイスピードセッティング用のシャフトとしては、フィールド用として数多くの実績があり、ターゲットの世界選手権で結果を残したことはまだないものの、直近の2012年の世界フィールド選手権でも優勝した選手(ジェシー)が使用した、GOTDTIPのシャフトでした。

コンパウンド選手として、2014年の最初のワールドカップから学ぶべきことは本当に多いと思います。予選で1位、713点を射った選手が極細で重みのある、まさに王道を行くロングレンジ向けターゲットシャフトを使い、次点711点で続いた選手は全く逆のセッティングをしていたというのは、本当に珍しい事です。たいてい、上位選手は同じようなセッティングですので…特に選択肢が限られている「矢」では。

つまり、50mを長距離としてとらえるか、短距離として捉えるかの違いです。ルール上の分類とかと言った次元での話ではなく…。

X10を基準にすると、ハンセン選手のシャフトはそれより、3%細く7%重いもので、ディートン選手のシャフトは、11%軽く38%も太いものです。メンタルゲームとしての要素の加わる決勝ラウンドは別とすれば、1位、2位の選手が真逆のセッティングで、それぞれに結果を残しているという事実は、50mwではどのようなシャフトが最適かという答えが、トップレベルの選手の間でも、まだ共通の意見が出ていないということです。

細く重量があり安定するシャフトか、軽量で太くがあり、ハイスピードで飛んでいくシャフトが有利なのか。ワールドカップ第二戦が楽しみで仕方ないです。5月13-18日です。

sha_da1_7032Gold TipはBee-stingerの親会社なので、特に新規に代理店契約をする必要はなく、とりあえず自分でテストするために1ダース発注してみました。現在、Nano Proをテストしているので、新しいシャフトは6月くらいからテストしてみようと思っています。なので、レビューはちょっと先に。


写真撮ってた人…予選一位通過のCXシューターでした。

sha_da1_72691先週から取り扱いを始めたCXのエンジニアにワールドカップ上海でハンセン選手が最高点で予選通過して良いタイミングたったねとメールしたら…なんとリカーブ男子で最高点通過した選手もCXのシューター(Nano Xtreme)でした。

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リカーブ男子の予選最高点はオランダのSjef VAN DEN BERG 選手で、70mwで669点。団体で写真の通り銅メダル…先日記事に掲載した写真を撮影している人でした。

おめでとうございます。リカーブ・コンパウンドともに最高のスタートがきれたようです。今後が楽しみです。