エリート(ELITE)アーチェリー 2018年はいい感じのバランスです。

昨日、エリートアーチェリーの2018年ターゲットボウラインナップが発表されましたが、かなりいい感じです。

一番の目玉は、ターゲットで多くの実績を起こしたビクトリーの次世代モデルビクトリーXが登場するのですが、このモデルの凄いところは塗装などのオプションを省いて(3色のみ)大量生産することで、素材などは以前のものと同じグレードのものを使用しながら、価格を抑えてた事です。その他の違いとしては、ダウンセンターブッシングの廃止と、リムセーバーが別途購入となります。

まだ、新しい価格決めていませんが、アメリカの大手代理店ランカスターさんは849ドル(約9万6千円)で価格を提示しています。アメリカと違い弊社では日本までの送料を含めた価格にする必要があるので、まだ決められていませんが、世界大会で実績を多く持つ弓としては、かなり低価格で提供できる弓になります!

近年競技用ターゲットボウの価格は(円安の影響もありますが)どんどん高くなっているので、非常によく選択肢をエリートは提供してくれたと思います。

次に、レボル(Revol)に変わって、エリートのスプリットリムモデルで、初めて37と39インチのアクセル間を持つエシェロン(Echelon)が登場します。26.5インチからしか選択できませんが、37インチモデルで330fpsと十分にスペックです。新しい機能としては、従来のリムストップだけではなく、ケーブルストップ設定が可能で、そのケーブルストップのサイズも3つの大きさから選択でき、感覚を変えられます。

また、ケーブルガードは2軸調整可能なものが導入され、バーの先端を中に入れるか離すかだけではなく、バーの位置自体をストリングに近づけか離すかの調整も可能となります。ビクトリーではその調整はバーを回すことで行うので、バーの上下も変わってしまいますが、この新しいシステムでは上下の位置をそのままに調整が可能となりました。

以上、エリートの2018年ターゲットモデルです。

また、あまり問い合わせありませんが、ハンティングモデルはATAで発表するそうです。自分が愛用していたエナジー35は今年もラインナップに残りました!!

今夜、ボウテックの発表がある予定です。

今年は10日WA最初のインドアトーナメントがあるので、各社それまでに発表しないと、という感じであわただしいです。


エリート(Elite) 2017新色のみ - 弓はATAに合わせる予定

elite-_rhinodize2016年にも多くトップアーチャリーが加わり、絶好調のチームエリートですが、2017年カラーの発表が一足先にありました。色のバリエーションが増えただけではなく、これまでのPROKOTEよりも、より耐久性のあるRhinodize(ライノーダイズ)という全く新しい塗装コーティングのようです。

ちなみに、現在は現行のPROKOTEコーティングの弓を使っていますが、全く耐久性には問題ありません。満足しています。

エリート2017の弓の発表はATAの予定ですが、もしかしたら、他メーカーを見習って、ターゲットモデルのみ少し早く発表されるかもしれません。ご期待ください。


エリートが37インチビクトリーと新しいリカーブボウを発表

Victory37_bannerElite-Victory37-ninjaDSC_1455ATAで発表されたエリートの37インチモデルのビクトリーですが、先日、正式に価格が届きました。自分用にすでに1台発注しています。サイズはエナジー(35インチ)とビクトリー(39インチ)のちょうど中間の37インチで、新しいVカムを搭載したことで、矢速はエナジーと同じ、5fpsアップの330fpsを実現しました。まさに探していたモデルです。届くのが楽しみにモデルです。これが出てなければハロンXにしてましたね。。。

Origin_recurve_bannerBlack-Originもう一つ、びっくりしたことにエリートがリカーブボウの製造に乗り出しました。発表されたのはハンティング用のハイスピードカーボンリムを搭載したOrigin(オリジン)というモデルで、ターゲット向けではない(短い)ので取り扱いはしませんが、今後、リカーブラインでも成功すれば、数少ないコンパウンド・リカーブ両方でターゲット競技向けラインを抱える大メーカーになるかもしれません。リカーブラインについては今後に期待ですね。


レオ・ワイルド選手、ナチュラルトルクとスコープのレベリング

エリート_ビクトリー_レベルワールドカップでローガン選手と話した時に、トップの選手の中で何人かがサイドロッドの大きく開き、弓を左側(アーチャーから見て反時計回り)に回転させる力をかけているという話をしました。それはアーチャー独自のナチュラルトルクを相殺するためのもので、そのようにした方が事前にレベリングができる(弓を垂直にできる)ということでした。
SONY DSC
そこで、レオ・ワイルド選手のセットアップからリリースまでのレベルの動きを追ってみました。面白いことに弓に左回転(バブルが右側に動く)の力がかかっているにもかかわらず、フルドローでアンカーに入れた瞬間にはバブルはわずかに、その逆の左側にあります(0.2目盛り程度)。そこから、中心に動き、リリースに至ります。

興味深い動きです。これに関してはもう少し自分で実験してみて、記事にしたいと思います。


レオ・ワイルド、ホイットからエリートに転向!!

SONY DSC朝、会場についてびっくり!長年、ホイットを使用していたレオ・ワイルド選手がホイットからエリートのビクトリーにかわっていました!

友人のローガン・ワイルド選手に聞いたところ、11月いっぱいまでがホイットとの契約期間だったので、12月1日からエリートになり、これが初国際試合とのことです。
SONY DSCもともと、ローガン・ワイルド選手にインタビューする予定があったのでレオ・ワイルド選手も一緒に写真を。インタビューの内容は後程。

20分後にホテルのロビーで、ステファン選手とミーティングです!!


3Dアーチェリーで最強のアーチャーがエリートに転向

CVN5iOLUEAAOoVq3アーチェリーの世界で最強のアーチャー、Cara Kelly選手がホイットからエリートに転向することが発表されました。

彼女が選択したのは自分と同じエナジー35で、さっそくインドアで300点30X(ベガスルール)を出したようです。今後の活躍に期待です!

エリート盛り上がってきましたよ:)


Elite 2016年モデル インパルス(Impulse)登場 & ターゲットカラーに新色

impulse_1Eliteが2016年モデルとして新しくインパルス(Impulse)を発表しました。31インチと34インチモデルがあり、31インチでは343fpsと新興メーカーのエリート(Elite)では過去最高のレーティングになっています。

Elite-Impulse34-ninja現在、自分が使用しているエナジー35(2014)にハイスピードのカムを装着し、よりアグレッシブにしたようなモデルで、リムポケットが新しく設計されています。

アルマイトカラー_ビクトリー

アルマイトカラー_ビクトリー2
2016年もターゲット向けのフラッグシップモデルはビクトリー(Victory)です。そのビクトリー向けに新色が追加されています。すべてアルマイト塗装です。

SuperDownJktsまた、珍しいところでは迷彩塗装でKUIU社のViasとVerde Camoパターンが選択できるようになるようです。

以上、大きな変更なく、2016年を迎えることになりそうです。

エリート アーチェリー 2016
http://archery-shop.jp/catalog_CP/Elite2015Catalog.pdf


エリート(Elite)のエナジー35 使用レビュー

DSC_1170エリート(Elite)のエナジー35の使用レビューです。ただし、現行の2015年モデルではなく2014年モデルです。違うはリムボルトとバックストップの設計です。

この弓は2014年にコンパウンドに転向するときに購入したものです。シンプルな設計が好みですのでワンカムのApex7とバイナリーカム(シンメトリックツーカム)のエナジー35を購入し、その2つを試してみた結果、Apex7を選択し、2014年シーズンを過ごしました。

2015年、マシューズがApex7の生産を終了し、ノーカムシステム(エナジーと同様にバイナリーカムに分類される)を発表したことで、自分もそれに合わせて1月にTRG7を購入しました。そこから3か月程度、TRG7をいじり、たどり着いた結果は、ローレットオフ(65%)で引き尺を少し短めにして、弓が飛び出さないセッティングでした。しかし、TRG7は非常に重い弓でそのセッティングでは体力が持ちません。横浜で行われている1日に2試合(50mwを2回)というフォーマットでは、風があると後半体力が持ちません。トレーニングをして体力をつけるというアスリートとして一番まっとうな選択肢もありますが、6月に控えている全日本社会人ターゲット選手権に間に合うか、4月末の時点だったので、悩んだ結果、悩みすぎてつまらなくなったので、買ってから3回程度して実射していなかったエナジー35をもって射場に気分転換に行くことになりました。

11164651_10206903125319256_5256966731590667799_o(エナジーに変えて1週間後に練習でのベストを更新 50m356点)
そこで1年ぶりにエナジーを使用したのですが、遊びのつもりが、かなりのグルーピングをたたき出し、そこで本気で2か月間この弓をいじって、これで全日に出場することを決めました。

DSC_1163この弓の大きな特徴の一つはこのライザーゲージと名付けられた設計で、簡単に言えばシュートスルーシステムと同じ考え方で、かつ、ハンドルが軽くなるようにウィンドウの部分を省いたものです。この設計にプラスしてリムはパラレルタイプなので相当におとなしい弓に仕上がっています。なので、スタビライザーの設計では、今までダウン角にしていたスタビライザーをストレートに戻し、少しは飛び出しを得られるようにしました。

DSC_1160DSC_1158sもう一つの特徴は硬いウォール感覚を得るためのリムストップの位置を変えることができることです。これを変えることでレットオフ・ホールディングウェイトが変わりますが、同時に引き尺も変わるので、細かい引き尺の調整に利用することもでき、非常に便利でした。もちろん、これをいじって引き尺が決まったら、プレスしてストリング/ケーブルでその引き尺に設定することが必要です。ちなみに、カタログ値の引き尺はレットオフを最も高い位置に設計した時に出るので、低いセットオフでの利用も考えている方は0.5インチ長い引き尺のモデルを購入することが推奨されています。

また、この調整幅がかなりすごいのですが、実測で、最も高いレットオフが約90%(ピークが58でホールディングが5.6ポンド)、最も低いレットオフは約70%(ピークが58でホールディングが16.5ポンド)で位置を変えるだけで20%分レットオフを変更できます。これは使ってみると思った以上の便利なシステムでした。ちなみに、最終的には全日には8ポンド(85%)で出場しました。

使用して1か月ほどでここまでのセッティングが決まり、後はチューニングです。シンメトリックカムの場合のチューニングはかなりシンプルです。上下同じデザインのカムですので、基本的にはケーブルを調整して回転するタイミングを同じになるようにしてあげるだけです。上下のカムは同じ形ですので、同じタイミングで回転さえすれば、完璧にまっすぐなノックトラベルを実現で来ます。これで矢の上下のばらつきはなくなります。

DSC_1168
問題はカムの傾きです。カムシステムのチューニングがチョー簡単な代償にカムの傾きの調整は少し厄介です。Apex7やホイットのカムシステムのようにケーブルがカムではなくリムにかかっていれば、スプリットになっているケーブルの左右の長さを調整することでカムの傾きを変更できます。しかし、エリートのシステムではケーブルはカム同士だけをつないでいて、その調整方法は使用できません。

DSC_1167エリートのカムの傾きを調整するための方法は二つです。1つはケーブルガードの位置を変更することです。エリートのケーブルガイドはへの字になっていて、これを回転させることで、ケーブルとリムの距離を変更できます(入れすぎると羽に接触するので限界はあります)。距離を離すことで弓によりトルクがかかり、カムの傾きが変わります。これを利用してカムの傾きを正しく合わせます。

DSC_1164もう一つのやり方はリムとカムの位置を変更することです。エリートのカムには2つのワッシャーが入っていますが、一つは厚みがあるもので、もう一つは薄いものです。これを左右交換することで(必ず上下ともに交換する事)、リムに対してのカムの位置を変更できます。写真のようにケーブル側に薄いワッシャーを入れた時にはカムはより弓のセンターに来ていて、ここに厚みのあるワッシャーを入れるとカムは押し手側に移動します。これによってもカムの傾きを調整することができます。

この2つの調整を行うことでカムの傾きをなくし(完全になくすのは理論上無理)、センターショットを正しい位置に合わせることで、矢の左右のばらつきをなくすことができます。この2つ(カム同期とカムの傾き・センターショット)の調整には2週間ほどかかりました。

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ここまでくれば十分な精度がある弓になっています。あとは、バックストップの位置を調整してあげ、2014年モデルでは8190がストリングに使われていましたが、十分におとなしい弓なので、より強靭なBCY-Xに交換しました。2015年モデルでは最初からBCY-Xですので交換は必要ありません。

Energy-35-Black-lighterまた、エナジーはハンティングとしても使用できるスピードを持ったモデルなのですが、静音性向上のためにケーブルとストリングに挟むタイプのダンパーがついています(右上のは違い被せるタイプのダンパー)。ケーブルやストリングの間にゴムダンパーをはさむことはシステムの精度を低下させるので、ターゲットで使用するのであればこれらのダンパーは取り外したほうがよいと思います。ちなみに、ターゲット特化のビクトリーには最初から取り付けられていません。

エナジー35のチューニングを終えて3週間ほど練習して全日に出場しましたが、非常に完成度の高い弓だと思います。エナジーはグリップに少し丸みがあるので、それが嫌いな方にはビクトリーという選択肢がありますが、その部分を除けば癖がなく、シンブルで、ねじひとつでピークポンドとホールディングポンドの調整ができるので、自分の体力に合わせることが簡単です。また、ストップの位置が変わる機能を利用することで、1/16インチ単位での引き尺のフィッティング(お試し)も簡単です。

重さは4.3ポンドでTRG7より約1ポンド(450g)軽い弓でした。チューニングが終わってからの1か月は本当に楽しめました。全日も終わったので、まずはエナジーのレットオフを下げて(70%)体力をつけ、10月の全日本ターゲットに向けて、再度、TRG7(65%)に向き合ってみようかなと思っています。

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以上、エナジー35の使用した後のレビューでした。


【ほぼ確実】ローガンワイルド選手がホイットからエリートアーチェリーにスイッチング

NIM_DA1_2311ディブ・カズンズさんのフェイスブックのページにG5プライムのブースで話し込む長年のホイットプロアーチャーのレオ・ワイルド選手の写真が載って、ちょっと話題になっていますが、実は兄弟のローガン・ワイルドさんの方は一足先にホイットからスイッチングしています。

エリートアーチェリーで、ワールドカップの第三戦・ニームからエリートの弓で戦うはず…とWAの写真集を探していたのですが…正面から写っているものを見つけることはできず、後ろから撮られたものしかありませんでした。

logan_wilde_elite右の写真はホイットをまだ使用していた去年の12月のワールドカップ第二戦で撮ったものです。ひじ周りの射形・矢のデザイン(名前の入れ方)、スタビライザー、使用している双眼鏡から、ほぼ確実にこの写真がローガンワイルド選手だと判断しました。

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昨年はモーガン選手がエリートのプロアーチャーに加わりワールドカップで3位、今年は昨年の11月にスイッチングしたチャンス選手が4位。そして、この試合から、ローガン選手がエリートに加わります。2015年にはアウトドアでも実績を重ねてくれることに期待です。

*写真の選手がローガン選手ではなかったとしてもホイットからエリートに加わったことは確定情報です。