【予告】ビギナーボウにもデザインを

company2アーチェリー業界で働くのも9年目になり、今まで計画だけで終わっていたものができるようになってきました。実績がないとできないこともあるので、継続は力なりというものを実感しています。

現状、国内で流通しているビギナーボウ(リムとハンド合わせて1万円前後のもの)は、フランス製のカラフルなローランのプラスチック樹脂のものと、中国製のウッドのもの(SFのオプティモ+とサミックのポラリス)しかないのが現状です。もちろん、この中でもローランのリムを除けば、性能的にはどれもよいもので、トラブルも非常に少ないので、商品としては十分によいのですが、1万円台でももう少しデザインが良いものがないかずっと探してきました。

探し回って、また、弊社の販売規模との兼ね合いも考えた結果、イタリアの老舗アーチェリーメーカーである、Ragimの取り扱いをすることとしました。メイド・イン・イタリアのビギナーボウです。

matrixずっと、ずっと探してきましたので、初回入荷ロッドを見てがっかりということにならなければ、同一価格帯では世界中で最もきれいなデザインと仕上げをされている弓ではないかと思っています。

1(Rick Rappe著 Vintage Bowより)

厳密には同一の会社ではないのですが、Ragimは、かつてアメリカにあったブローニング(Browning)という会社の弓を製造していたメーカーです。この辺りはもう歴史の小咄ですがブローニングは19世紀に設立された銃器の会社で、20世紀に入ってから、OEMでそのディーラーネットワークを使って、弓の販売もしていました。その製造を担っていたのが、イタリアのRagim社です。

その関係はブローニングが1963年、Gordon Compositeというアメリカのサンディエゴにある会社のアーチェリー部門(工場)を買収し、67年に工場の設備を自社工場に移設するまで続きました。

ちなみに、ブローニングは現在ではアーチェリーから撤退しています。1970年代の後半にリカーブボウの製造を終了して、コンパウンドの製造を開始。2001年からPSEのライセンス生産に切り替え、2008-2009年に完全に生産を終了しています。

Ragim社はあまり日本では知られていないかもしれませんが、かなりの長い歴史がある会社です。歴史がありながら、まったりと拡大せずに生産をしているのがイタリアという国らしいと思うのですが、ご期待ください。


FIVICSのトップセーバーについて

SONY DSCFIVICSから新しく発表されたトップセーバー(弦とリムの間に入れるタイプのダンパー)が届き、間もなく実射テストの予定です。シューティングマシンと測定センサ類がある大久保店が朝から大忙しとのことで、現在近射レーンの順番待ちです。

なので、この商品に関して少し書きます。

販売する前のテストで一つびっくりしたのが、この商品がヤマハによって、特許が取られていたことです。特許公開2003-75095というもので、その後アーチェリー事業から撤退したためか、特許は放棄され、権利消滅日は平成20.2.4です。また、もう一つ、2004年にも同様の特許申請がされていますが、こちらはその後自主的に取り下げられています(未審査請求によるみなし取下)。

実際に特許になった申請 – 洋弓及び振動吸収部材並びに振動吸収方法
取り下げられた申請 – 洋弓及びその振動吸収部材

特許の中身を知りたい方はリンクの先で見ていただくとして…特許の仕組みにはあまり詳しくありませんが、発明しなくても簡単に特許ってとれるんですね…。

この商品はリカーブというものが使われ始めた時から、おそらく500年前から存在しているものです。それで特許が取れるとは…。

longbow
前に、京都店の米田からリカーブの定義を聞かれたことがありますが、言葉上の定義はともかく、アーチェリー屋の定義としては「弦がリムのチップ以外の場所でリムと触れている弓」がリカーブボウです。なぜ、そのように定義されているかというと、伝統的なロングボウと呼ばれる弓ではリムチップのみで弦とリムが接触しています。このタイプの弓は非常に静かです。リムチップでしか弦が弓と接触していないので、弦がリムに当たって発する音がありません。

対して、リカーブボウではリムチップ以外で、弦とリムが接触しているので、発射時に弦がその場所に当たり音が発生します。リカーブボウではロングボウは違い、その対策が必要になります。

BOHP-110500-EICHLER-02
上の写真のものは「リムサイレンサー」と呼ばれるものです。その理由は、現在の競技においては振動を吸収し弓を安定させることが目的ですが、このアイテムがはるか昔にアーチャーによって発明されたときには、獲物に逃げられないようリカーブ構造によって発生する音を消し、獲物に気づかれないようにするのが目的でした。そのため、ダンパーやセーバーではなく、サイレンサー(消音器)と呼ばれます。ただ、働きは同じです。
!BrGD4vw!2k~$(KGrHqUH-DUEvH)(hocnBLyNKELywg~~_1
革の切れ端やゴムの切れ端で自作するのが一般的ですが、商品としても販売されています。商品としては60年前くらいから販売されていると思います。

もうヤマハの特許は失効しているので、現状でトップセーバーなどの「リムサイレンサー」を販売することには何の問題もないと思いますが、何百年もリカーブスタイルのボウハンターたちによって使われてきた商品で特許を取れることは驚きです。失効していなかったら、この商品を販売できなかったことを考えると、「特許」というのは恐ろしいものですね。


テルフォード 残りのブース

SONY DSC今回一番の目的はカーボンエクスプレス(CX)とのミーティングでした。技術担当(肩書きはプロスタッフマネージャー)のトラリス(Dietmar Trillus – 2007年世界選手権コンパウンド個人優勝、2008年ワールドカップコンパウンド個人優勝)と3時間近くミーティングでき、話すぎて、コーチングを担当している選手が決勝ラウンドに向けてのプラクティスを始める時間になり、終話しましたが良い関係が築けたかと思います。

途中、昨年のワールドカップを制したマーチン(DAMSBO Martin)も来てくれて、矢のセッティングについて語りました。

小ネタを2つ、CXのシャフトを使用しているマーチンは120grのポイントを使用しているそうです。それと、2007年のトラリス選手が世界選手権で優勝した時、プリントはNano XRでしたが、中身はNano Proのプロトタイプだったそうです。

さて、カーボンエクスプレスとの細かい話は結論までもう少し時間かかるので、また報告します。

残りのブースを一気に紹介します。

SONY DSC
まずは、Myboというメーカー。マーリンアーチェリーと中国のOEMメーカーのコラボブランドで、アクセサリーを中心に販売してきましたが、新しくハンドルを開発したそうです。ブースでは他社のハンドルの重さとの比較が掲示されており、マグネシウムを使用したRIOというハンドルは25インチ、23インチともに1,000gを切る軽量ハンドルです。

Mybo Archery
http://www.ilovemybo.com/index.html

SONY DSC付き合いが長い代理店からも見といたらといわれたので詳細に見てきましたが…写真の通り、クリッカープレートはまっすぐ付かず(少し下向き)、グリップも正しくハマっていません。無理やりねじ込んでいるだけです。話をしていて、中国に技術がないというより、気にならないんだろうなという印象です。確かにクリッカープレートがまっすぐ装着できなくても、点数には関係ないですけど…成長を見守ります。

SONY DSC
SONY DSC
次はINFITECとカーテルのブース。これがブースの良いところだと思うのですが、カタログを見て取り扱わないと決めていた商品の実物を確認したら良さげでした。

このフレッチャーは、ねじ一つで2つのポジジョンをとれるというものですが、ねじ式のものは調整しているうちにねじがばかになってきて、固定が効かなくなり、最後には横のポジションでしか使用できなくなるものばかりですが、この新しいフレッチャーでは、ねじ固定の1点固定ではなく、ペグとねじの2点固定なり、斜めポジションの場合無段階調整ではなく、45度でしか固定できませんが、ねじとペグの2点固定なので、ねじがばかになって調整が効かなくなる心配がありません。今後の取扱いを考えています。

SONY DSC
CBEの新しいサイト、自分はこのメーカーのサイトを使用しています。好きなメーカーなのですが、価格が高いのが難点。ただ、スコープのほうはリーズナブルで品質も良いので、取扱いするか迷っています。

SONY DSC
ホイットがATAで発表したリカーブ用のステルスショット。コンパウンド用と同じ構造かと思いましたが、コンパウンドよりも細かい作りになっていました。あと1-2週間で入荷するそうです。
SONY DSC
SONY DSC
ビー・スティンガー(Bee-Stinger)からもカラーウェイトとカラーダンパーが発表されました。ビー・スティンガーのウェイトはアルマイトではなく、ペイントです。まぁ、FIVICSと違い、ディスクウェイトで、アルマイトしても9割の部分は見えなかったりするので、低コストのペイントでもよいかと思います。入荷は3月の予定です。

SONY DSC最イーストンが新しく発表したアウトドア用品のラインアウトフィッターズ(OUTFITTERS)のバックパックとか。

SONY DSC
イギリスのメーカー(KG Archery)さんは、会っていきなり、我々のメーカーの作るリムはホイットやW&Wとは全く異次元の性能なんだぞと語り始め、なかなか面白い話をしてくれました。さすがアーチェリー発祥の地です。性能だけではなく、価格も異次元でしたので…あまり細かい話はしませんでしたが、性能はともかく、そして、競技用リカーブの世界での彼らのポジションもともかく、製造している伝統的なトラディショナルボウはなかなかの美しさでした。


製造工程のスライドショーです。

DSC02050 (2)
以上、テルフォードのブースたちでした。例年のニーム(Nimes)に比べると、イギリスのメーカーさんたちが来ていて、初めてランチテックの社長とも話しできたし、会場は広く快適でした。Bee-Stinger/Gold Tipも来ているのは意外でした。反面、Flex ArcheryやKAYA(展示のみ)、Krossen、MKコリアなど来ていないメーカーも数多くあり、ミーティングができず残念でした。

紹介した商品、早く入荷できるよう働いていきます!!


最終編集作業中…….

all_pages

2014年の新商品発表も落ち着き、2月から始まる入荷までの、おそらく一年で一番静かな時期。

朝からずっとビリージョエルの2006年の東京公演を聴きながら、今週中に仕上げる本の最終編集作業中。258ページ(写真が入るのでもう少し増えます)、18万9千字。今までで一番の大作になる予定です。表紙から、60ページまで終わりました。

印刷代が高いので、この本も完売しても赤字ですが…出版した本はどれも…日本のアーチェリー界に対しての恩返しと思っています。

ちなみに、次回作の版権交渉が最終段階です。決まり次第発表します。


PILLA  560A(Archery)サングラス

20140115_121030

まずは当社スタッフ坂本のデモンストレーションから。

*装着レンズは25CBなので本来は屋外晴天用です。

シューティングサングラスのトップブランド「PILLA」(ピラ)からアーチェリー専用のサングラスが入荷しました。

入荷したのは「560A(Archery)」。

付属するレンズは25CB(屋外晴天用)

さっそく手に持ってみます。

軽い!!

レンズとフレームを合わせても40グラム。

では装着してみます。

フレームのサイズは基本的にフリーですが、面長、丸顔、、、ほぼ大人サイズの幅であれば心地よく装着できると思います。

一方で小顔の方にとってはもしかすると若干もてあますかもしれません。

このサングラスはレンズとフレームがスナップボタンで留められています。

注意点としては装着時、乱雑に装着するとこのスナップボタンが外れます。もちろんすぐに留める事は出来ますが、ご注意を。

ツルは粘りのあるステンレス。耳あて部分は合成ゴムで耳の裏に回り込むものではなくこめかみの延長上をやさしく、しかし確実にホールドしてくれます。

20140115_122143

そして一番の?驚きはノーズブリッジが無い事。

20140115_122104

このおかげで見事に視界全体が色に制御され、また視野を邪魔するものが一切ないので対象物やターゲットに意識を向ける事が出来ます。

装着前はレンズ上部に渡るフレームが気になりましたがそれも全く忘れるほどに、です。

・・・・・・で、ここでちょっと気になる事が。

視界全体を覆う様に深く掛けてしまうと、(個人差が有りますが)まつげやまぶたがレンズ裏に当ってしまいます。また、環境によっては曇り易くなりますので適度な位置で鼻に置く(装着)事をおすすめします。

 

ではレンズについて。

このPILLAは、光学分野ではトップブランドである「ZEISS(ツァイス)」とタッグを組みこのサングラスを開発しました。

アーチェリーに最も適したレンズを、と言う事で様々な環境下においてもゆがみのない高精細な色彩・色調を選手にもたらすために用意されました。

ざっくり分けると、、、、

屋外で直射日光、晴天、曇天。

室内で明るい時、暗い時。

この5パターンでレンズを切り替えられれば理想的だと思います。

レンズの品番の見方ですが、例えば付属レンズ「25CB」や当社で別売りのレンズ「70CY」。

これらのアタマについている二けたの数字は、そのまま可視光の透過率を指します。

20140115_122220

 

レンズの色味は茶色系~オレンジ系、黄色系。

屋外晴天用の透過率の低いレンズは余計な光を抑え、ターゲット面の色彩をより際立たせてくれる事で集中力を高める効果に期待が持てます。

ちなみに下の写真は大久保店の窓の外の様子です。*この日は曇天でした。

20140115_121302

これに下の写真は(あくまでもイメージですが)、25CBレンズを通して見た時の色調です。

20140115_121308

そして次は、70CYの色調です。

20140115_121325

どうでしょうか。いずれもイメージですが雰囲気を掴んでいただけたかと思います。

室内用レンズについても晴天用と同じことが言えます。

これらの色調は例えば霧の中、暗い室内、電灯の灯りの下などで出来る限りの光を取り入れ、標的をより鮮明にする効果があります。

いずれも目の疲れを抑制し、認知と判断力を最大限に維持することは最高のパフォーマンスを実現するために非常に重要です。

 

サングラスを用いる、と言う選択。

大いにアリですね。

 

以下はセット内容です。

20140115_122043

PILLA 560アーチェリーサングラスは店舗およびあちぇ屋にて絶賛発売中です!!


Pillaのアーチェリー用サングラスが入荷しました。

2013-11-01_11-25-22-damsbo--1
SONY DSC
SONY DSC
前に記事で書いたPillaのアーチェリー用サングラスが入荷しました。上は自分の眼鏡ですが、比較したもかなり大きなレンズで、視界全体をカバーします。入ってくる光ですべてレンズを通ることになるので、正しく光をコントロールできます。
SONY DSC
レンズはボタン式でフレームに装着されます。フレームの重さは19gで、レンズの重さは20gで、この大きさのレンズとしては軽量です。
SONY DSC
サングラス以外では、ソフトケース、ソフトカバー、クロスが付属します。

ぜひ、大久保店でお試しください。試着・試射可能です。

まずは、コンパウンド向けとしての発売です。サングラスを装着することで、コンパウンドではスコープレンズもあるので、2枚以上のレンズを通してエイミングするため、解像度の高い、高品質なレンズが必要です。それに比べて、リカーブではレンズはサングラスの1枚だけですので、コンパウンドに比べると要求されるレンズの性能は高くありません(安物でよいという意味ではないです)。


ホイットのリカーブ用ステルスショット

昨日、アプリで紹介したジェークが、本日はホイット(HOYT)の新商品の解説に登場しています!! めっちゃ仕事してるなー。

1525740_10152162052912700_654926080_n

Hoyt Recurve Stealth Shot-0.00.27.53

Hoyt Recurve Stealth Shot-0.00.31.83

Hoyt Recurve Stealth Shot-0.00.45.08

コンパウンド用のステルスショットとはほぼ同じ構造です。ダンパーは同じものが使えますので、色のカスタマイズが可能です。現状使用できるのは、ホイットのION-Xハンドルだけのようです。

Hoyt Recurve Stealth Shot-0.01.19.81

Hoyt Recurve Stealth Shot-0.01.20.18

Hoyt Recurve Stealth Shot-0.01.20.41

Hoyt Recurve Stealth Shot-0.01.20.51

Hoyt Recurve Stealth Shot-0.01.22.12

発射時に弦がダンパーに当たり、その後はリムが前後に揺れるのに従い、弦がアッパー側ダンパーとロア側ダンパーに交互にあたり、ジェークの弓では、弓が20度程度傾いた時には既に弦の振動はほぼ止まっています。

対応ハンドルが非常に少ないのが残念ですが、リムの長さリムの硬さが異なるコンパウンドのようにダンパー一つだけでは難しいのでしょう。弦が上下のダンパーに交互に当たって振動を吸収する仕組みのため、両方にダンパーが必要で、そのために対応できるハンドルが少なくなってしまっているものと思います。

2015年のラインナップについて書くのはさすがに気が早すぎるかもしれませんが、グランプリラインのハンドルでも対応するものが発表してほしいです。こちらもテルフォードで直接聞いてみたいと思います。

Book 3, Article 11.1 – World Archery

http://www.worldarchery.org/Portals/1/Documents/Rules/Interpretations/2013/Bk3_Art.11.1_Limb_Vibration_Dampening_Device.pdf

そして、さっそく世界アーチェリー連盟から、レポートが公表され、

「ブレースの状態(弓を張った状態)でダンパーが弦に触れないように調整すれば、このダンパーは公式試合で使用することができる」

という見解です。ブレース状態で弦がダンパーに触れていると、公式戦では失格になります。ご注意ください。

recurve_upper
そして、このレポートの中にエイミング時の見え方についての写真がありましたが…どうでしょうか。気にならない人はならないと思いますが、正直、自分はアッパー側のダンパーが、若干気になってしまいそうです。


ボウテックから新しいハイパワーモデルが2つ発表

本日、アメリカのアーチェリー展示会ATAショーで、ボウテック(BOWTECH)が2モデル、新型コンパウンドボウを発表しました。

事前発表の「ピュア・パワー」という言葉通り、2つともハイパワーモデルです。

carbon_over

こちらが、カーボンハンドルのハイパワーモデルのカーボン・オーバードライブ(Carbon OverDrive)です。昨年の後半に発表されたカーボンナイトと比較すると、ハイトが7インチから6.5インチに下がり、その分、矢速が7fps向上、342fpsに。これまで最速のカーボンボウだったカーボンスパイダー・ターボを追い抜きました。

対応するドローレングスは25-30インチになり、カーボンナイトが26.5-30.5インチ、カーボンローズが22.5-27インチ、3つのカーボンモデルで、ほぼすべてのアーチャーのドローレングスにフィットします。

重さはカーボンナイトよりも、45g(0.1ポンド)重い、1,495gで、ホイットのカーボンスパイダーよりも、220g軽いです。

ハンドルはカーボンナイト/カーボンローズ/カーボンオーバードライブで共通です。ボウテックでは100万射のテスト、的方向から800ポンドの圧力をかけても、歪まない高性能のカーボンハンドルです。

rpm360次に、アルミハンドルのRPM360では、ボウテック最速のインサニティCPXよりも5fps速い360fpsに達しました。マシューズとPSEはすでに360fpsのモデルがありますが、いずれもブレースハイト5インチと5.25インチで、どちらも取り扱いが難しいですが、RPMでは取扱いしやすいブレースハイト6インチで360fpsのスピードをたたき出します。

どちらもまだ卸価格の連絡が来ていませんが、例年の流れからして2月に出荷開始です。RPM360は在庫の予定はないです。カーボンオーバードライブは、テルフォードの展示会で確認してから、即納モデルとして在庫するか決めます。


2013年もありがとうございました。

sparkle

気がついたらもう12月30日でしたか…。明日も出勤の予定はありますが、今年一年の反省と来年の抱負は余裕がある本日に。

去年の記事によれば、今年の方針は、グレン・グラント5年の1979年を飲みながら考えたようです。今年の反省と来年の方針は…このカクテル(飲み屋が暗くて写真が撮れないので代用)、「午後の死(Death in the Afternoon)」を飲みながら考えてきました。このカクテルは当初、火薬(!?)のシャンパン割りとして考案されたそうで…現在では、火薬よりも飲みやすいアブサンをシャンパンで割って作ります。独特としか言いようのないカクテルです。1979年のボルトよりはるかに手に入れやすいので、お酒が飲める方はぜひお試しください。

2013年、個人的な一番の変化は、創業以来初めて休みを取りました。2007-2012年まで、年10日程度しか休みをとっていませんでしたが、作業をする時間よりも考える時間がほしくて、2013年は計20日は休みをとったと思います。ゆっくり考える時間ができたおかげで、迷いはなくなりましたので、2014年からはまた休まず仕事するモードに切り替えます。

2013年のJPアーチェリーを数字で見ると、円安が進んだことにより、仕入れ価格は上昇し、収益は悪化しました。その一方でより多くのお客様に来店していただき、本当にありがとうございます。2013年塁計で8,770名(前年比 1,708名増)の方が店舗にお越しくださいました。本当にありがとうございます。

売り上げ面では、千葉店の前年度比34%増を筆頭に、4店舗平均で前年比21%増加しました。本当にお客様に感謝です。他社が通販の増強をしている中、地域型の店舗でも努力すればきっと認めていただけるという営業方針をお客様が支持してくださった結果かと思います。今後も、地域密着型の店舗でお客様の支持を得られるようより一層努力します。

また、2013年は大きなトラブルもなく、大変だったのはINNO MAXハンドルの青の塗装リコールと、HOYTのエアショックスのアーム破損くらいでした。品質を正しく管理してくださったメーカーの皆様にも感謝です。

自分の仕事では、取扱いメーカー・代理店となっているメーカーの数は正式に数えていませんが、年始のB-Stingerに始まり、先日カンタピンチだけ入荷したブラックマンバ(タブは今日届いています)まで、10社程度は増加したのではないかと思います。また、問い合わせシステムの更新、ブログシステムの更新、新しい社内情報共有システムの導入など、管理系システムの増強に力を入れてきました。

SONY DSC

管理系のシステムはお客様が見えない裏側の業務ですが、将来に備えて早めに更新したものもあります。これで2014年は安心して新しいことに取り組めます。

2014年に向けては、11月に社員の募集をしましたが、さっそく1名、1月に入社が決まりました。落ち着いたら紹介したいと思います。それと合わせて、現在研究機関の専門家の方と話し合いを進めており、正しい弓具の性能評価と情報の提供について、2014年にはさらに新しい取り組みを開始します。

何度か書いていますが、弓具の性能がここまで向上した時代にあっては、弓具を研究し、よりそれぞれの個人にあった弓具をお客様に提供することがプロショップに最も求められている仕事だと思います。弓具を購入するところが限定されている部活の部員全員が、男女、体格・身長・ポンド関係なく、みんなが同じメーカーのスタビライザーを使っている学校を見ると、本当にかわいそうになります。そういう悲しい状態を減らしたいです。

2014年は新しいスタッフ迎え入れるとともに、新しいサービス・豊富な情報を提供します。国内のアーチェリー業界全体が通販にシフトしていく中で、来年も今年同様に店舗を利用していただけるよう、また、通販では流れに乗って、ヤフー・アマゾン・楽天の3強が競争しながらも、共に成長している構図をイメージに、大手の競合の皆様のと共に成長していけるよう競争していきたいと思います。

このブログも今週で累計者アクセス数が220万回を超えました。ありがとうございます。

2014年でアーチェリーショップを初めて、7年目になりました。新しいプロショップが誕生するところも目にしましたし、力尽きたプロショップも目にしてきました。営業を続けて行くためには、8年目を迎えるためには、お客様に評価される成果を生み出していくことに尽きると思います。2014年もよろしくお願いします。

さっそく、ブラックマンバの荷物をあけましょう。


PILLA アーチェリー競技用 サングラス

PARIS_DA1_5075-XL
pilla

準備に時間がかかってしまいましたが、今年の9月の話です。ワールドカップ・ファイナルのコンパウンド競技で、金銀銅のメダリスト全員が競技中にサングラスを着用することがありました。そのうちの、1・2位の選手が着用していたのが、新しくアーチェリー競技専用に開発されたPILLAのサングラスです。

braden_archery

アーチェリー専用のサングラスの開発は世界初のことではないかと思うのですが、2013年は世界選手権の競技ルールが改定され、特にコンパウンドでは50mという短距離の重要性が一気に高まりました。この商品は、アメリカとデンマークのトップコンパウンドアーチャーのBraden Gellenthien選手(現在世界ランキング3位)とMartin Damsbo選手(現在世界ランキング4位)がメーカーに開発をオファーし、実現したものです。

距離が短くなることによって、エイミング作業の重要性が高まっています。サングラスによって、的が見やすいように色彩を強調し、天候によって全5種類のレンズを交換して使用することで、透過率を調整して目に入ってくる光量を調整して、安定したエイミングを実現することが目標です。

2012-11-08_13-32-56-enhanced-def-kit

PILLAというメーカーはクレー射撃の世界ではかなりのシェアを持つメーカーだそうなのですが、今回アーチェリー用に3つフレームが投入され、また、カール・ツァイスと共同開発した高性能レンズの中から、アーチェリー用に5つのレンズが選ばれました。

-直射日光用 22ED
-晴天用 42ED
-曇り用 58HC
-明るいインドア会場用 78HC
-暗いインドア会場用 88ED

の5種類で、会場のコンディションによって使い分けすることが推奨されています。

PILLA_FRAME

フレームは3種類があり、エントリーモデルの560A、可動式カーボンチタンフレームのOutlaw X6A、最上位モデルのMAGNETO Aの3つです。ちなみに最上位モデルのメーカー定価は16万円(1,500ドル)ですので、これはさすがに取り扱う自信がないです。

前から話していて、年明けには少量ですが、入荷しそうです。リカーブではルール改定後も70m&裸眼ですので、サングラスの必要性が高まったとは言えませんが、ルール改定で50m&倍率レンズになったコンパウンド競技においては、一度サングラスというアイテムを見直してみてはいかがでしょうか。

PILLA ARCHERY サングラス カタログ
http://archery-shop.jp/catalog_CP/PILLA_Archery_2014_Brochure.pdf

PILLA ホームページ
http://www.pillasport.com/pilla-world/archery.html