Carter Evolution 20

Carter(カーター)からトゥルーバックテンションリリーサーの「エボリューション」が新しくなって帰ってきました。

テンションアジャストメントの調整方法がとても簡単になりました。

これまでは解放値の調整で強さに応じたスプリングの交換が必要でしたがNewバージョン「20」は調整ネジを回すだけで完結するようになりました。

調整前にボディーサイドにある.050Hex(付属)のイモネジを少し緩めてから・・・・

1/16Hex(付属)で底側から差し込んで調整します。

調整幅は10ポンドから40ポンドです。調整後は必ずリリーステストをしてから実射を行うようにしてください。

カーター・Carter Evolution 20(3本掛け)はオンラインショップで販売中ですヽ(^。^)ノ


PSE 2022 Supra RTX 37-EM

PSEの2022年ターゲットモデル「スープラRTX 37 EM」の紹介です。

2022年のスープラにはアクセル間が37インチと40インチの2モデルがラインナップされました。

去年までのノーマルと「XL」のような感じです。そしてカムは2種類から選択します。

違いは引き尺の範囲とレットオフパーセントです。(EM=75%固定、SE=65~75%可変)

ドローウエイトは50ポンドと60ポンドの用意。ただし、37のEMカムモデルのみ40ポンドも用意されています。

どちらのサイズでどちらのカムを選択するかはアクセル間の違いや弓の重量、また、矢速や取り回しの感覚など判断材料はたくさんあります。慎重に検討しましょう。

弓本体を見ていきましょう。

だいぶリム幅が広がりました。

キックスタンドを使用する時はリムの外幅を加味してお選びください。

ケーブルには前作までのヨークセパレートのケーブルから、PBTS(プレシジョンバスチューニングシステム)方式にスープラも変更されました。このおかげで左右のカムリ―ン調整が出来るようになり、またケーブル交換時のコストも抑えられるので一石二鳥と言った感じです。

同じ37インチアクセルのLAZER(左・ブラックチェリー)と並べてみました。

LAZER(レーザー)は直線的なデザインどおりのどストレートなハンドル。

一方のスープラRTX(右)は曲線的なデザインながら、ピボットポイントが1/4インチ(約6ミリ)前方(的側)に出ているデフレックスハンドルになっています。

どちらのハンドルも左右のトルクが出にくく、またバーティカルリム角度の為に飛び出し感のある挙動を示してくれます。

リフレックスハンドルやパラレルリム角度とはまた違った打ち感の為に、これらに乗り換えた当初はやや違和感を覚えるかもしれませんね。

センターブッシングが2段なのは同じですが、その間隔が違います。

レーザーはその間隔は約10センチ。そしてRTXは約6.3センチとなっています。

アクセル間が同じでもRTXはレーザーに比べ、よりリムが立っているためにハンドル長さがやや短いのでこれほどの間隔を取ることが出来なかったのかもしれません。

一見、左のレーザーの方がリムポケットが広いように見えますが、これはデザイン上の錯覚で、実際は右のRTXの方が82ミリ、左のレーザーは79.5ミリとなっています。どちらにしてもこれまでのPSEからするとだいぶ広がりましたね。(ちなみにスープラMAXで69ミリです)

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レーザーもさることながらこのスープラRTXも発売開始となるやいなやとても多くの引き合いがあり、いっときのマシューズ・TRXシリーズさながらのちょっとしたフィーバーになっています。

PSE スープラRTX(37/40)は店舗およびオンラインショップで好評発売中ですヽ(^。^)ノ


AXCEL CarboFlax 550 Acclaim スタビライザー

来ました来ました、やっとのことで入荷しました。「AXCEL CarboFlax 550 Acclaim スタビライザー」

0.55インチの直径で、0.65インチなみの剛性をもつスリム・スタビライザーです。

AXCELでは0.55インチ径スタビ市場の中で最も剛性の高いバーであることを謳っています。

0.55インチは約13.9mmですが、実測値は13.7mmでした。

入荷したのは30インチ。

30インチのロッド自体の重量は190g。

そこにダンパー、ウエイト、アジャスタブルウエイトダンパーが乗っかります。

付属は、「KRYPTOS ARC ダンパー」が1個、ウエイトは1オンスと2オンスで合計3オンス。

さらにX-VIBE ADJUSTABLE WEIGHT DAMPENERがロッド上に1つ設置されます。(センターのみ、サイドには付属せず)

重さは約3.1オンス(約87.9グラム)。

設置位置をスライドさせてバランス調整が可能となっています。

移動するには中のゴムを締め付けている3か所のねじを外してからずらします。

丸まる取り外すこともできます。

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このロッド、高剛性をうたっていますが実射感覚ではその硬さを感じません。

ロッド上に設置されたアジャスタブルウエイトダンパーのおかげかもしれませんね。

AXCEL CarboFlax 550 Acclaim スタビライザーはオンラインショップ・CP店にて発売中です(^^)/


Tru Ball HBC FLEX

レオ・ワイルド シグネチャーモデル HBC(Honey Badger Claw)がFlexタイプになって戻って来ました。

これでTruBallの主要(ターゲット向け)なリリーサーがだいたい「Flex」タイプになりました。

◆可変パーツ◆

Flex=3本掛け⇔4本掛け変更可、角度変更可

カラバリは黒(ブラックタングステン)と銀(クイックシルバー)の2色です。

タングステンやシルバーと言った派手なネーミングですが、どちらも素材はBrass(真鍮)製です。重さは変わりません。

Mサイズは135g、Lサイズが147g(いずれも実測値)です。

LサイズとMサイズでは全長で約5mmほどの違いです。

新しくなったHBC-Flexリリーサー、ぜひどうぞヽ(^。^)ノ


コスパ良し!PSE LAZER(レーザー)

ワクワクするハイエンドモデル・キラーの登場です。

非常に真っすぐです。

正真正銘のストレートハンドル。ターゲット競技の為だけに作り込まれた1台です。

非常に真っすぐなハンドルはアクセル間37インチ。数値以上に大きな印象を受けます。

新しいカム「NFカム」は24インチから30.5インチの調整幅を持ち、40LB、50LB、60LBの用意があります。

40lbリムが用意されているのはありがたいですね。

ATA/IBOスピードレーティングは323-315 fps。レットオフは75%のみ。ケーブルストップ方式。ブレースハイトは7.5インチ。

引き感はポンドよりもやや強めの印象。ピーク後のバレーへは75%のためにストンと落ちる感じが心地よいです。

もし自分にゴリゴリの体力があれば65%の方が本当は矢速も失いにくく、体幹を意識した射を心がけることが出来るのですが、歳を取り体力も落ち、練習量も減った今ではこの75%がとてもありがたく感じます。

2段構えのセンターブッシング(写真左) リアブッシング(写真右)も上下2段あり、ともに低い重心のセッティングが選択できます。

グリップは樹脂製のグリップが装着済みですが、外しても使用できます。たぶん憶測ですが殆どの人が外すでしょうねきっと。

今回のカムシステムで一番感心したのがバスケーブルです。


パッと見ではその仕組みが分からないヨークスプリッタ―。

通常この手のバスケーブルはヨークとケーブルはそれぞれがスプリッターによって分離・独立しており、カムにつながるヨークだけではリーン調整(ヨークチューニング)が不可能でした。

ところが1本のスプリットバスケールをこのユニークなスプリッタ―を介してカムに繋げるので、リーン調整(ヨークチューニング)ができるようになりました。

またケーブルやヨークで一式5本を必要としていましたが、これだったら一式3本で済むので交換コストが余りかからずに済むのはとても助かります。

ストレートハンドルゆえに発射時の弓の飛び出しはひときわ感じます。これを良しと取るか取らないかで好みは分かれますが、恐らくそんなのはスグに慣れると思います。

ローコストながらハイエンドモデルに真っ向勝負が挑める弓がまたここに誕生しました。

PSE LAZERはオンラインショップで販売中です、ぜひどうぞヽ(^。^)ノ


AVALON バーティカルフレッチャー

アバロンからバーティカ(垂直)フレッチャーが入荷しました。

真横から1枚づつフレッチングするタイプです。

120度3枚貼り、90度4枚貼りが簡単に切り替えられます。つまんでスライドするだけです。中のネジは固定用なので動かす必要が無い時は締めておいてよいでしょう。

またRC用⇔CP用の切り替えも付属の六角レンチ1本で簡単に変更できます。裏からネジを緩め(下写真左)、レシーバーをつまんで(下写真右)それぞれのポジションにしてネジを締めます。

この「裏からネジを締め緩め」する時は回転ダイヤルをしっかり持って、ダイヤルが動かない用に保持してネジを回してください。

大きさは高さ26センチ、幅と奥行は12センチ。重さが800グラムあります。

この重さのおかげで安定して作業が行えます。

事前に行う設定は、矢の太さに合わせて矢が垂直になるようにすることと、ピッチ調整です。

ピッチ調整は簡単に行えます。上下のつまみを回して「ストレート」「右ピッチ」「左ピッチ」にします。

過度のピッチづけはベインがうまく貼れなくなります。ヘリカルに貼る事も不可です。

その他、ベインを1枚貼りつけるごとにノックがレシーバーに深くハマっているかどうかを確認するクセをつけておいた方が良いでしょう。そうしないと貼り上りがガタガタになってしまいます。

↓↓付属品です。調整用の六角レンチ2本以外に皿ねじ2本とクロスボウ用ノックレシーバーです。

皿ねじは本体の足を外してから台やテーブルに固定するものです。

クロスボウ用ノックレシーバーがサイズ違いで2個付属ですが、こちらはほぼ出番はないでしょう。

また、羽根貼り作業の用途以外ではフィルムベインを貼るためのライン引きの定規としても十分役に立ちます。

アバロン バーティカルフレッチャーはオンラインショップRC店にて販売中です。


Tru Ball X-tension R/T が入荷しました。

TruBallから新しいリストタイプのリリーサー「X-tension R/T」(エクステンション アールティー)が届きました。

このリリーサーは当店でジャンル分けするとリストストラップタイプのトゥルーバックテンションリリーサーとなります。

操作方法は2種類。

・プルスルー

・リラックステンション

プルスルーとは、安全レバー解除(指を離す)後に5ポンドほど負荷をかけて(引いて)放つ方式。

リラックステンションは安全レバーに掛けた指の力を抜くと放つ方式です。

それぞれで事前設定が必要です。プルスルーの場合はホールディングウエイトに約5ポンド程度加えた設定を。

そうすることでフルドロー時、指を離してもリリースされず、そこから5ポンドほどの負荷(引き)の追加で発射する仕組みです。

リラックステンションではホールディングウエイトよりも約5ポンド軽い設定を行います。

こちらは指に掛けた力を抜いたとたんに発射する仕組みです。

ここで両方の操作でとても大事な点を2つ押さえておきます。

一つ目は、いっけんトリガーのように見える人差し指用レバー。そしてもう一つ、その反対側にある親指用レバー。レバーと言うより四角いボタンのようなものですが。

この二つが安全レバー(ボタン)の役割になります。ドローイング時はこの二つに指を乗せて(押さえて)ドローイングします。ドローイング中に指の力を抜くと暴発しますのでくれぐれも注意して操作してください。

もし万が一片方を離してもリリースしないような構造になっていますが最初から片方しか触れないような操作は絶対しないでください。

発射せずに引き戻すときは、親指・人差し指両方のレバーボタンに力をかけて引き戻してください。

二つ目は、事前設定で行う「レッド ドロー ウエイト アジャストメント ダイヤル」です。リリースする解放値を決めるための調整箇所の事です。

まず反対側のロックイモネジを半回転程ゆるめます。当然調整終了時はしめるわけですが、小さなイモネジなのでくれぐれも締め過ぎだけはしないでください。

この赤いダイヤルには2ミリほどの穴が開いているので適当な棒を挿して回します。

調整のためのダイヤルを回す方向は、上の写真で左へ回すと負荷が増します。反対に軽くするには右へ、となります。

先端のフックは発射ごとにフックが回転し、自動セットされる仕組みになっています。

注意:先端に見える小さなイモネジは一切触らないでください。

出荷時の解放値は18.5lb~19lb。約0.5ポンドの幅があるようです。

Tru Ball X-tension R/T はオンラインショップにて販売中です(^◇^)


緑か黄色か

スカイロンピンノックの「蛍光イエロー」に関してバイターとイーストンを巻き込んでややこしい事になっています。

色の命名は各メーカーの呼称を尊重していますので、こうなってしまっているのだと思います。かと言って勝手に販売側で命名すると、またそれはそれで何かとややこしいので、如何ともし難い状況です。

恐らく「バイター/緑」が万人が納得する「緑」と呼んでよいのかどうかに起因していると思います。

ちなみにこちら↓がバイターの「ダークグリーン」です。確かにバイター/緑に比べるとダークですが、これでこそ皆さん納得の緑だと思いますがいかがでしょうか。

いずれにしましてもご注文の際はお気を付けください m(_ _)m


B3 EXIT PRO

B3から「EXIT」の進化版「EXIT PRO」が届きました。

*通常版の紹介記事はコチラをご覧ください。

ステンレス製のボディーとプラットフォームはそのままに、通常版の方では調整がきかなかったトリガーのテンションとトラベルが調整が可能になりました。

重さは通常版(68g)とほぼ同じ。

トリガーの細かい位置調整も可能に

薬指部分も調整可能になりました。いわゆる“フレックス”タイプですね。

そして、カーブの異なる部品も付属します。

接続部分は歯車のようにかみ合うのでよほどネジが緩まない限りズレる事は無さそうです。

B3「EXIT PRO」はまもなく発売です(⌒∇⌒)


Specialty PXS ターゲットピープシステム

Specialty(スペシャリティー)から『PXSターゲットピープ』が入荷しました。

スコープレンズの倍率にあわせて交換する従来のレンズ付きインサートが、PXSではレンズ単体で存在し、都度インサートに取り付けて穴径とレンズの組み合わせを選択する方式になっています。

ハウジングはこれ1つで45度と37度の両方に対応します。*右下は白ではなく銀です。

インサートも専用のものが用意されます。

これまでは専用工具を使っての着脱・交換でしたが、PXSは工具が不要になり簡単に着脱できるようになりました。

レンズはとても小さくて軽いので射場で交換作業をするときは万が一落としても紛失しないような対策を施してから行ってください。でないと必ず後悔すると思います。紛失には充分、充分注意してください。

コチラはシェードキャップ。

ハウジングの的側へねじ込んで全長を長くする部品です。とはいっても2mm程度です。

以下は全てを組み合わせた例です。

上記4つの合計重量は26グレイン(約1.68グラム)となります。

(ハウジング:18gr、インサート:4.5gr、レンズ:1gr、シェードキャップ:2.5gr)

同じシステムでハムスキの「インサイトピープシステム」があります。

どっちが良いと言うものは正直ありません。

しいて言うならハウジングのカラーバリエーションとレンズパワーのバリエーションが多い点です。

後はご予算と好みでお選びになっても良いと思います。

PXSではインサートフルセット、レンズフルセット、どっちも入ったDXフルセットが用意されています。いずれもケース入りです。ただし、ハウジングとシェードキャップは入っていません。だいぶ高額にはなりますが、単品でそろえるよりはお買い得になっています。ご検討ください(^◇^)

スペシャリティーPXSターゲットピープシステムは間もなく販売価格です。