【再掲載】水分を補給するとはどういうことか

再掲載です。

夏の練習で、よく水分補給をしてと言われますが、スポーツ栄養学での「水分補給とは何か」についてる考えたことはありますか?

水分補給とは何か。当然ですが、水分を飲むことではなく、水分を体内に取り入れることです。

下記は産経新聞の引用ですが、

「水分を補給しても、腎臓は尿として水分を体外に排出します。この尿が増加することを利尿と言います。利尿作用が強い飲み物は、補給しても思ったほど水分が身体に残らないというわけです。アルコールは腎臓の血液の循環を増やし、結果的に尿が増えます。ビールなどのアルコールを飲むと、飲んだ以上に排尿があります。夜中や朝にのどが乾くのを経験した方もおられると思います」

*アルコールはなぜ水分補給にならない?脱水予防で尿意は我慢してもいい?医師に聞いた より引用

つまり簡単に言えば、摂取した水分量から、排尿された分を引いた量が、水分補給された量となります。多めに水を飲んでも、全部おしっこになってしまったら意味がないということです。

*https://www.acefitness.org/education-and-resources/professional/prosource/april-2016/5855/the-newest-index-on-the-block-the-hydration-indexより引用

まぁ、長く生きていれば経験値から分かって来たりもしますが、科学的な実験によって、数値化されているBHI(Beverage Hydration Index = 飲料水分補給指数)という値があり、個人差もきっとあるので、完全に正しいとは言えないものの、考えるけっきけとしてはよいデータではないかと思います。

このグラフでは水の飲料水分補給指数を1とした場合に、それぞれの飲み物にどれだけ水分補給能力があるのかを示しています。数値が高いほど、能力が高いということです。

最も優れているのは経口補水液(OS-1などが有名)です。水分補給を目的に作られているので当然と言えば当然でしょうか。ついでは牛乳、オレンジジュースと続きます。

逆にびっくりするかもしれませんが、スポーツドリンク(実験ではパワーエイド)は水よりも水分補給能力が低いです。これは水分補給だけではなく、栄養素なども含まれているからだと考えられます。そして、最も水分補給に適していないのは、アルコール類ではなく、ノンアルコールのコーヒーでした。コーヒーと牛乳を混ぜれば、プラマイゼロになるかもしれませんね。

簡単に解説しましたが、元のしっかりとした記事(英語)は下記です。経口補水液は常備しておくと便利です。

The Newest Index on the Block: The Hydration Index


ワールドカップ ステージ3 パリ エリソン選手は元に戻したよう。

ホイットからアメリカ代表に配布されている模様の新型のテスト用リム。

写真で確認した限りでは、エリソン選手とケーシー選手がゲットしているのですが、ステージ3パリでは、ケーシー選手は継続しての使用、エリソン選手はもとのVelosに戻したようです。

それでミックス優勝しているので、どちらのリムも高い性能を持っているのでしょう。発表が楽しみです。


#Ukraine crisis

先週のワールドカップでの選手たちの道具のチェックをしていたら、エストニアの選手たちが支援のリボンをみんなでつけていました。エストニアもロシアと国境を接し、かつ、トラブっています。

エストニアとロシアの領有権問題 - wiki

現在、WAはロシアとベラルーシの選手の競技への参加を禁止しています。


【返信】弓のサイズについて。

コメントに対する返信です。

月間アーチェリーの3月号に2022ナショナルチーム弓具一覧が掲載されていましたが、男子ではMKユーザー、女子ではFIVICSユーザーが増えて来てるのに対して、HOYTユーザーは男子に1人だけでした。
これは何が要因だと思いますか?

まず、個人的に、現在、韓国メーカーとアメリカのメーカーに技術差があるとは考えていません。それを前提に考えると、まずは、JOCエリートアカデミーなど、日本で活躍しているコーチの多くが韓国の方だということ。韓国のコーチは当然韓国のメーカーとコミュニケーションが取りやすいので、指導している選手は韓国メーカーの弓を使用することが多いです。

また、そうでなくても、WINやMK、FIVICSでは日本語を話せる職員・担当が在籍していて、特にMKは近年日本市場の開拓に熱心なように思います。対して、ホイットや中国メーカーはそういう人材を採用していません。

また、WINはエントリー向けブランドとしてKAPとWNSを展開していて、FIVICSはKROSSENを持っています。これらを最初に買ってアーチェリーを始めた選手の一定数はそのまま上位ブランドのWIN/FIVICSに移行します、韓国メーカーがこれらのブランドに力を入れ始めたのが、10年前くらいで、その効果が出始めているのではないかと思います。

あと、多くの選手が一般的に言われている矢尺と弓の長さの適切値よりも長い弓、例えば27.5インチの矢尺に対して70の弓といった大きな弓を使っているのですが、何かメリットがあるのでしょうか?

この話は前にも記事にしましたが、簡単にいえば、”適切な”弓の長さというものは、アーチャーの存在を一切考えておらず、単純にその引き尺なら、その弓のサイズが一番弓の効率性が高いですよという数値です。写真上は適切な弓の長さで、リムのチップが90度よりアーチャー側を向いています。一方で、写真下は、トップ中のトップの選手ですが、明らかに弓が大きすぎて、チップが的側に向いてしまっています。弓の効率性・性能の最大化よりも、鼻に弦がつくことを優先した選択だと聞いています。矢速よりもチェックポイントを増やすことがより高いパフォーマンスにつながると考えての選択です。


初ドルの購入す。

ドキドキの初めてのドルの購入。あ、受付番号が2…はい、この前にテストで100ドル買ってみたので…厳密には初ではないですね…バレてる。

今までも同様のことはやっていたと思いますが、リアルタイムではなかったので(*)、これは…どちらかというと投資っぽい感じですね(汗)

*為替ヘッジほ伴わない海外送金の場合、リアルタイムの為替レートではなく、過去のレート(送金日の朝10時の時点)を使って送金するので、ほぼ固定レートです。朝10時のレートから1円以上変動した場合のみ、レートが更新されます(三菱UFJの場合)。

お客様からのメールで、5月16日に渋谷アーチェリーさんで価格の改定が行われたようですが、前回の価格改定と違い、弊社との価格ペッグを廃止したようです。わたしの方でも確認しました。

よって、下記の2つの記事の情報は、本日時点ではもう正しくないのですが、間違われないように情報を更新し、過去の業界情報としてはいつか引用するかもしれないので、削除はしないこととします。また、現在為替の変動が大きすぎて、創業以来ずっと独自の価格付けをしてきましたが、私の方でも、どのレートをベースに価格をつけたら良い判断に迷うケースがあり、その場合に、私も渋谷アーチェリーさんの価格(定価の55-60%を目処に)を参考に価格付けするケースがあることも合わせてお伝えしておきます。こちらもお世話になっております。


【追記】2022年は波乱の年になりそうです。

【追記】2022年5月の価格改定から弊社と同じ価格で販売するという方針を撤回したようです。

先日、ホロホロ鳥を頂きました。昔、神奈川の動物園でホロホロ鳥を見たときに「うまそうだな」とつぶやいたところ、めっちゃ彼女に引かれたのを思い出し…食べたことのない方には、食材に見えないんでしょうね。今までに頂いたことのない大きなポーションでびっくりしました。

さて、渋谷アーチェリーさんが商品全体の値上げをするというお知らせがあり、今まで、概ね弊社と同じ価格で販売をする方針を撤回するのかなと思って、注目していましたが、蓋を開けてみると、そうではなく競合プロショップに対する一斉値上げが行われたようです。

説明すると販売価格が値上げされた分ポイント還元が更に拡大し、実質の販売価格は固定されています。販売価格1500円(ポイント400円で実質1100円)が値上げされて、1700円(ポイント600円で実質1100円)となってもお客様にはそこまで影響はないと思います。しかし、競合プロショップに販売するための卸価格は定価の60%といったように、定価からパーセンテージで計算されるので、定価が高くなった分、そのまま卸価格は高くなります。

ですので、今回の値上げは実質的には国内卸価格の10%の値上げとなり、卸価格は高くなったのに、渋谷アーチェリーの販売価格は(実質)値上げしていないので、他のプロショップはそれなりにきつくなります。一部の商品に関しては、ポイント還元を引いた実質価格よりも、卸価格のほうが高いのではないかと思います。

ここ何年かアーチェリー商品の価格は安定していたので、他のプロショップの動きや価格に注目することはありませんでしたが、2022年は他のプロショップさんの動向に久々に注目してみたいと思います。きつくなるところが出るんじゃないのかなと心配です。

ただ渋谷のやり方はもう限界に近いのではないかという思いもあり、例えば、セーカータブは10560円ですが、販売価格の半分以上(51%)にもなる5360円のポイント還元があり…販売価格の50%以上をポイント還元するような業界は思いつきません(あれば教えて下さい)。せいぜい20%くらいまでが適切ではないでしょうか。まぁ、お客様が疑問に思わず受け入れている限りは問題ないとは思いますが。

さて、弊社でいうと商品の仕入れ価格の変化はほぼありません。ただし、国際便の送料が20%程度値上げされています。このコストは販売価格に転換したいと思ってはいますが、送料ですので、どの商品に乗せるか迷っているところです。なので、タブとかノックとかの価格は変わらないと思いますが、アーチェリーケースとかの低価格の大型商品、ウェイトなどの重さがある商品については近いうちに10%程度値上げするかもしれないと言う状況です。ご理解いただければ幸いです。

EMS特別追加料金の導入のお知らせ


【追記】私たちのお客様”以外”のアーチャーに対する責任。

【追記】2022年5月の価格改定から弊社と同じ価格で販売するという方針を撤回したようです。

先日、インテグラの販売開始の時に書きましたが、大手さんが新商品販売開始して、2週間で1万円以上も値下げしてきましたね。思い切った作戦です。ただ、すぐに買った人はちょっとかわいそうですね。

ホイット(HOYT) 2020年の新しいリムはGPが大幅な値上げ。

さて、10月に消費税の増税が予定されていますが、正直大した影響はありません。2%の増税ですが、2%の円安なんて、3日もあれば変動するので。しかし、今年に入ってから、送料の値上げ、段ボール代、梱包代の値上げが続いています。また、弊社では創業時から優秀な人材を集めるため、10年前からバイトスタッフの時給は1000円以上からでしたが、まさか、最低賃金が追いついてくる時代が来るとは思いませんでした(現在は1050円なのでセーフ)。

消費税以外の以上の理由により、価格を、特にサイズが大きい商品(送料と梱包代が高い)の価格を上げなければいけないかなと思っています。私が計算して商品の値段をつけているのですが、特に競合を意識したことはなく、商品で勝負していると思っているのですが、値上げのシミュレーションにあたり、大手さんの価格を見てみてびっくりしました。ほぼ、弊社の価格と一緒なのです。

ただ、被害妄想ではいけないので、それが、上のインテグラの記事につながるのですが、大手さんが先に値段を発表した商品で、弊社が値段を付けた後にどうなるのかを観察していました。別に、嫌な気持ちになっているわけではありません。私たちより安い値段なら、大手なのに価格で勝負するのか…となりますが、同じ値段なら、それは、値段は同じ=値段以外のところで戦いましょうという、正々堂々とした戦略でしょう。いいと思います。

ただ、これによってもたらされるものが私の現在の一番の悩みですが、私たちのお客様は日本のアーチャー全体からすれば多くありませんが、私たちが値上げをすることで、大手の価格も値上げとなれば、私たちのお客様だけではなく、そうではないアーチャーの方には負担を強いることになってしまうのではないか(*)、そうなると私たちの値上げは、日本のマーケット全体影響を与えるのだとしたら、ものすごく慎重に価格を変えなければならないと思っています。そのために、ずるずる値上げしないでここまで来ているのですが(-_-;)お客様”以外”のアーチャーにも責任がある立場になるとは不思議な気持ちです。

むぅ…。近日中にはやります。そうなると、大手さんも値上げすると思うので、大手好きの方も買うなら今が買い時ですよ。

*先日予行として8年ほど価格を固定していたスピンを1040円から1100円にしましたが、大手も1100円に値上げしてきました。値下げだけではなく、値上げも付き合うようです。

コンパウンドもかな??ホイット、コンパウンド2020についてはこれから書きます。


Easton(イーストン)の新型ワンピースポイント入荷。

イーストン(EASTON)が新しく発表したワンピースポイントとエコノミーポイントが入荷しました。全サイズ発注はかけているのですが、今回の入荷は1716のみ。安いことがメリットのアルミシャフトXX75/Jazzに、低価格のポイントを供給することが目的です。

スペックとしては、ニブポイントより5gr程度軽い感じです。Jazzは現在デザインチェンジで6-7月に新しいデザインでの納品が可能になる予定です。

EASTON XX75 ワンピースポイント


エリソン選手も試作品をゲットした模様で。

先々週のワールドカップステージ1、こちらは通常のベロスリム

公開されているアカウントへの投稿でしたので、記事にしました。エリソン先週のインスタより。明らかにステージ1に使用していたVelosリムとは違う構造のリム&リムの表示も手書きのものをこれから使うとのこと。10月発表が恒例なので、どんなリムを出してくるか楽しみです。


銀行振込先(取引銀行)変更のお知らせ。

銀行振込先の変更を行います。三菱UFJ銀行より、住信SBIネット銀行に変更させていただきます。

三菱UFJ銀行(東京銀行)は外国為替銀行として非常に長い実績があり、その信頼性から設立以来ずっと取引銀行としましたが、コストを重視し、この度、ネット銀行の住信SBIに変更します。

今後の銀行振込先は、

金融機関名:住信SBIネット銀行
支店名:法人第一支店(支店番号106)
口座種別:普通口座
口座番号:1828958
口座名義:カ)ジェーピーアーチェリー

となります。

今後も当分の間は三菱UFJ銀行にも振り込みいただけますが、告知が進んだのち、7月末を予定に完全に住信SBIに変更する予定です。

よろしくお願いします。