ホイット2020届きました。

明日の出社までには500万アクセス達成しそうです。ありがとうございます!

さて、ホイットの2020モデル、実物届いたので、カタログに書かれていない気になったポイントを調べてみました。まずは、ベアボウのライザーウェイトを装着した時点でセンターブッシングへの干渉ですが、B-stingerのウェイトがまさに調査にうってつけで、センターブッシングに直接ウェイトを装着する場合、30-31mmが限界です。33mm以上は装着できません。

ライザーウェイトの固定はこのようになっており、#1/#3/#4は取り外し可能ですが、少なくとも2点で固定したほうが良さそうなので、、取り外すのはどれか1つまでが良いと思います。

新しいストリングテンション調整を搭載したシステムでも、リムをねじる機能はありますが、昔と違い現在では初期状態ではワッシャーは装着されていません。調整用のプレートは付属しているので、搭載はしないものの、オプションとしては残しておいたということでしょう。

個人的に気になっていた点はすべて確認できたので、販売開始します。エクシードは大量に在庫ありますが、Formula-Xiは初期出荷在庫がほぼないです。次回入荷は9月終わりの予定です。

HOYT Formula-Xi ハンドル

HOYT Xceed ハンドル

HOYT リムポケットウェイト

HOYT ウェイトプレート


ホイットのハンドルは最速に合わせてあるのでご注意を。

(USA Archeryより – 自分で撮るの?? – リムボルトもう変えてるw)

このブログを書き始めて計12年となりましたが、現在497万回アクセス、10月には500万に達しそうです。いつも読んでいただき本当にありがとうございます。

日ごろから心がけていることは、客観的な記事を書くことです。某アーチェリーメディアは広告主に好意的な記事しか書きませんが、それはそれで仕方ないのかもしれませんが(私たちは広告なしで書いているので圧力は特にない)、それでお客様に正しい事実を伝えられるのでしょうか。ずっと書いていますので、良くないものはよくないと言わないと、次の年、メーカーが不具合対応した時に指摘できないのでは。物事には流れがあるのです。なぜ、そうなったのかを書くためには、前の年に客観的な記事がないと繋がりません。

さて、ホイットから新しく登場したストリングテンション調整が、どのような状況に役に立つのか、他のチューニングとどう違うのかは昨日の記事に書きましたが、昨年の2019年ラインについて、当時私は「謎」と書きました。その時の私の予想は、


タイトルには謎と書きましたが、正直、マーケットに出して、新しいシステムの評価を試して2020年(オリンピック)に向かう感じかなと感じています。なので、通常はホイットのリカーブ上位モデルは2年ごとの更新ですが、来年の2020年(19年秋発表)にも、フォーミュラーXを踏まえての何か出る気がします。


しかし、すべてのアーチャーが矢速のみを求めるものではなく、だからこそ、ウィンは6以上も競技用上位モデルをそろえていますが、矢速が速いというリムの一本勝負に最大手のホイットが打って出ます。なぜそんな必要がという疑問でいっぱいです。

と、2点について書きました。両方ともホイットは答えを出してきましたね。ハンドルに関しては、そのままズバリ予想が的中したと思います。しかし、リムの方に関しては、まさかの結果に。

ホイット2020、ストリングテンション調整はいつ使われるのか?

ホイット(HOYT)の2019年リカーブ、大改革ですが、謎も。

リムはホイットは「1種だけ」「矢速が速ければいいってものではない」と書きましたので、新しい性質の「リム」ができるものと予想していましたが、まさかの、ハンドル側を調整することで、リムにバリエーションを出すという機能でこの問題を解決するは全く思いませんでした。本当に感心しています。お客様にとってもメリットですし、私たちにとっても在庫・流通上、助かることになります。

さらに大事なことは、これはリムではなく、ハンドルに搭載された機能ということです。つまり、ホイットのハンドルを使用すれば、リムは他社のものでも3種類のクリッカーゾーンの感覚をチューニングで得ることができるということです。

ただし、注意していただきたいのは、このシステムはホイット史上最速のVelosリムに合わせて作られたもの、つまり、基本的には最速のリムを落とす(引きをスムース)方向にするものであるということです。ですので、基本的には他社のリムでも速さ重視の硬めのリムが合うと考えます。他のハンドルで矢速があまり出ないようなリムを、このハンドルのパフォーマンスポジションにつけたら、すごく性能が出るといった期待はしないほうがいいでしょう。

競合他社はどうするのか。ホイットは可動式のリムボルトを導入し、リムをねじるシステムを導入しました。が競合他社はどこも追随しませんでした。まぁ、結果を見ればその必要がなかったのでしょう。

しかし、このシステムは、発売されたばかりなので、断言はできませんが、安定性の面でだけ問題がなければ、多くのアーチャーに恩恵をもたらすシステムです(*)。同様なシステムが可能がどうかはわかりませんが(**)、同様にポンド調整、ブレースハイト以外の第三の方法でリムの性質を変更できる仕組みを、競合も考えるのではないかと思います。

*例えばリムをねじるシステムは、リムがねじれている人にしか恩恵はない。可動式リムボルトはリムから音が出る人にしか恩恵はない。
**このシステムがホイットの特許かわかるのは基本18か月後。

続く(ベアボウ編)


ホイット2020、ストリングテンション調整はいつ使われるのか?


昨日の記事の続きです。昨日はフォーミュラーXiを紹介しましたが、もう一つの競技用グランプリタイプのハンドル・エクシード(Xceed)ハンドルにも同様のストリングテンション調整システムが搭載されています。こちらも週末から販売を始める予定です。

ホイットの新しいシステムは面白いですね!


この新しいシステムは端的に言えば、リムの長さを変更することでリムの性質を変えるというものですが、問題はリムのどこを長くするかという点です。このシステムではリムの根元の最も厚みがある部分の長さを延長します。つまり、プレドロー段階ではほぼ曲がらず、テンションがかからない部分です。フルドロー(クリッカーゾーン)の近くなったときにのみテンションがかかり、その時には初めて大きくドローフォースに作用するので、クリッカーゾーンでの感覚のみ(厳密には多分違いますが)違いを生み出すというものです。

このシステムの登場によって、チューニングは3つ可能になります。一つは全体のエネルギーを調整し、ホールディングウェイトを変化させるリムボルトでの調整。グラフでいえば、グレーの面積に影響を与えます。つぎに、ブレースハイトの調整は主にグラフの長さ(パワーストローク)と、リムの初期状態を変更させるのでドローイング全体の感覚に変化を与えます。最後に、ストリングテンションの調整によって、赤で囲んだ部分のみ、ポンドやブレースハイトに大きな影響を与えることなく、クリッカーゾーンの引き心地を調整できます。

続く。


ホイット(HOYT) 2020年の新しいリムはGPが大幅な値上げ。


新しいホイットのハンドルについては続きの記事の構成が終わったところですが、いったん休憩して、完成させますので、まずはリムについて。

2020年も競技用リムとしてはVelosの1種類のみです。理由は次の記事で。新作としては安定した品質の840リム(記録では破損ゼロ)のリプレイスとして、インテグラ(Integra)リムが発表されました。代理店にはもう在庫が豊富にあるようで、販売開始します。価格ですが、840リムでは、フォーミュラータイプとGPタイプでは(弊社価格で)5000円以上の違いがありましたが、2020年の価格表ではGPタイプが値上げされ両方とも同じ価格に統一されました。それに伴い、フォーミュラータイプの方は840リムのリプレイスといっていいほぼ同じ価格ですが、GPタイプは1万円近くの値上げとなりました。ご理解ください。

最近、10月の増税に向けて価格の見直しをしているのですが、大手プロショップがうちの価格を参考にしているような??こちらのリム、さっそく大手さんでは昨日から56,160円(ポイント1%)で販売が始まっています(12月14時19分時点)が、弊社が価格を発表したら、変わるのかな(-_-;)まさか、発売してすぐ1万円以上の値下げはないと思うが。。

HOYT 2020 Integraリム – JPアーチェリー


ホイットの新しいシステムは面白いですね!


今日の朝にホイットの2020リカーブラインが発表されましたが、新しい「ストリングテンションテクノロジー(String Tension Technology)」はなかなか面白そうです。来週に届くので、詳細は届いてから測定して書きますが、まずは概要についておさらいしておきましょう。

近年、ホイットはなぜか2度(角度)もリムをねじるシステムや、音の対策として可動式のリムボルトを導入しましたが、多くのトップ選手、仕舞いには自社のカタログを飾るエリソン選手にすら、リムボルトをソリッドタイプに交換されてしまう事態に至りました。ホイットが近年そのような歓迎されない技術を採用した理由は、確実には分かるわけないのですが、個人的には、どんなもんだろうと新技術を投入しないと既存の選手がGMXのような完成されたハンドル(今年のワールドカップファイナル4位の選手もまだ使用)を使用し続け、消耗品のリムと違い、ハンドルの買い替え期間が延びるためだと推測します。

ホイット(HOYT)の2019年リカーブ、大改革ですが、謎も。

しかし、そのような状況に至り、2019年にはついに方向転換をし、競技用ハンドルはすべてソリッリムボルトに切り替え、大幅にハンドルの種類を削減し、新しいフォーミュラーXハンドルはインドアシリーズで4勝、ターゲットでも1位と3位を獲得しました。

ベガスシュート(ワールドシリーズファイナル)でもホイットが、惜しい。

面白いというか、設計にかかわるメインエンジニアが交代になったのかと思うくらいに、明らかな2019年に続き、2020年もかなり保守に、成功したハンドルのデザインをほぼそのままに(写真で見た限りでは同じ)、リムポケットの設計だけを変えて、Xiときました。しかも、Xモデルも新モデルで結果が出るまで当面は販売を続けるという、安全策に安全策で確実にオリンピックイヤーに結果を出そうとしています。

そして、新しく追加された機能は「ストリングテンションテクノロジー」と「ベアボウ対応」の2つです。ちょっと先にベアボウ始めてよかったです(笑)おかげでこの機能もそれなりに正しく説明できます。


ストリングテンションテクノロジー(笑)英語にすると凄そうです。どんな機能かといえば、ハンドルの実効的な長さを調整できるようにしたものです。日本のベテランアーチャーにとってはなじみがあるヤマハがかつて採用していた機能に極めて似ています。違いはヤマハがジオメトリーが変わることでリムのポンドも変わってしまっていたのに対して、今回ホイットが採用したシステムではリムボルトの位置を調整することで、ポンドを変えずにジオメトリーを変更でき、その時、ポンドは変わらないが、グリップに対してテンションがかかる角度(赤いライン)が変わることで感覚が変わることを、ストリングテンションという新しい概念として名付けています。

最適リム差し込み角度という謎の概念のはじまり。

上は以前書いた記事ですが、この概念が再度アーチェリー業界に戻ってきそうです。続きはまた明日。販売開始は今週末の予定です。


適正価格のディスクウェイトを本格的に販売開始します。

(Lancaster ArcheryのFBより)

近年リカーブでもコンパウンドで使用された来たディスクタイプのウェイトをセッティングで選択する流れがあります。ウェイトを多くつけても長くならないし、また、直近の14-16mmのスタビライザーではロッド直径に合わせたウェイト直径にすることが困難です。

しかし、これまで1/4″ねじのディスクウェイトはあまりにも馬鹿げたぼったくりな値段(*)で販売されていて、1/4″ねじ5つで1300円って…ウェイトも通常のものの倍の値付けがされています。そのために、弊社でお客様が要望された場合以外では取り扱いしてきませんでした。

*販売店の問題ではありません。ドインカーの卸価格がおかしいのです。


今回、アバロンが適正な価格で1/4″ねじ用のディスクウェイトの販売を開始したので、弊社でもディスクウェイトの販売を開始します。今まで価格の問題で導入をためらってきた方は是非ご検討ください。

AVALON ディスクウェイト


イタリアのビッグナミ(Bignami)も3.2mm径40トンカーボンシャフトの販売開始。

取り扱いの予定はありませんが、イタリアのビッグナミ(Bignami)も3.2mm径40トンカーボンシャフトの取り扱いを、Cross-Xというブランドとして販売を開始しました。

9月に登場したスカイロンがヨーロッパでは大変な売れ行きになっています。大きなトラブルもなく、今後ますます拡大していくと思いますが、このブランドは現状SSAという代理店が管理しているので、他の代理店はスカイロンのシャフトを販売できません。そこで、今度はイタリアの大手代理店Bignamiが自社管理のブランドCross-Xを立ち上げて、同様のコンセプトのシャフトを販売することとなったようです。

このシャフトはまだアメリカでは販売されていないようですが、売れた分メーカーには利益が出ているはずなので、今後、この利益をどう再投資して、新しい技術をシャフトに導入していくのかが気になるところです。イーストンも多くのカーボンシャフトはアメリカでは製造していない状況ですので、今後、ますます差別化は難しくなっていくのでしょうか。

Cross-X Arrow catalog first edition – ISSUU


ホイットの新しいプロシリーズリムアライメントシステム。

新しいフォーミュラーXハンドル届きました。発表当時にも評価は難しいと書きましたが、実物見ても評価は難しいです。

評価できるのはリムボルト。これまでのボルト式のリムボルト(エリソン選手どが使用)、その後、騒音対策として導入された可動式、かつ、リムとボルトとの摩擦を低減するためにボルト裏にテフロンを貼ったボルト、安定性を高めるために導入されたコレット式と来ましたが、新しいものはテフロンを排して、リムとボルトとの摩擦を出し、もともとのソリッドタイプのボルトをコレット式にしたものです。

つまり、一週回って、これまでの”改良”とされたものをほぼ排して、コレット式のみ引き継いだということになります。また、リムボルトが装着されるハンドル側もかなり分厚く設計されていて、リムボルトの安定性という面での心配はなくなったと考えます。


しかし、今回はリムが装着されるベースも全面的に刷新されています。リムポケット全体が小さくなり(写真の通りぎりぎり)、シム式から、ウィンのようなねじ式になり、リムとの接点が点(●)から面(■)になり、その2点間の距離も2mmほど広げられました。悪い変更ではないと思います。

ただ、これまでのホイットのダボ(Dowel)では、リムと接する面の角度の調節をダボを回すことで調整できましたが、新しいシステムでは、あらかじめ設計された角度だけとなります。これはセッティングの幅を狭めることとなりますが、一方で、この仕組みを正しく理解せずに、正しく調整していないことによるパフォーマンスの低下を防ぐことになります。

リムポケット全体しては、良いと思いますが、逆に言うと、ウィンと差別化できるポイントも減りました。カーボンハンドのCXTでは最終的にリムポケットの精度を出すために、ハンドルを測定して金属のプレートを貼るという仕様ですが、これがそのまま、ただ、フォーミュラーXでは、その部分をユーザーが調整できるようにしたということでしょう。CXTで実績ある設計なので、問題はなくなったが個性が減ったのかなと。

そして、名前は同じプロシリーズリムアジャストメント…これは変えてほしかったです。プロシリーズ2とか、プロシリーズ+とか、区別してほしかったです。

今週販売始めます。


ホイットのエンジニアDoug Dentonさんが素直や(笑)

ランカスターアーチェリーにホイットエンジニアDoug Dentonさんが登場し、新しいハンドルの特徴を説明しています。新しいリムボルトについてですが、

2分15秒のあたり

Doug(ホイットの人): You don’t want that tiller bolt to cut to the left or to the right they can actually tweak your alignment of your limbs so this is really precise expanse throughout 360 degrees into the center locks that tiller bolt firmly in place.

John(プロショップの人): That part of the bolt is the same as before it’s perfectly alignmentbut you did say the top no longer pivots like the pro tiller bolt did in the past.

Doug: That is correct, you know we wanted to dial in a more precise locking fit and with that is came the new design of what we have with tiller bolt.

と会話しています。ざっくり訳すと、

ジョン:ティラーボルトは前と同じだけ正確ですが、過去のプロティラーボルトのようなピボット(可動部)がなくなったということですか?

ダグ: はい、ピボットよりも、新しいティラーボルトの方が確実性は高いです。

よく日本に来られるホイットの営業の方は、質問しても、日本慣れしてしまったのか、のらりくらりという技を獲得していますが、さらっと、この何年間、アーチャーの間で指摘されたことを、アメリカ人らしく素直に認めちゃうという。まぁ、営業じゃないし、大事なことです。

*聞いて書き起こした英語少し間違っているかもしれませんが、お許しください(ご指摘は歓迎です)


ホイット(HOYT)の2019年リカーブ、大改革ですが、謎も。

コンパウンドに続き、ホイットの2019年リカーブです。2017年以来二度目の大改革ですが、フォーミュラーモデルは2018年全廃盤で、新規モデルは1つのみ。また、チューニングシステムは新規のものですが、満を持しての登場であれば、GPモデルにも同じものを搭載すると思いますが、エピックには現状のシステムを残すという異例のラインナップ(*)となりました。アレーロを除くとすると、2019年のホイットのリカーブ競技用モデルはハンドルで2モデル、リムは1つのみでバンブーコアのみ、3つだけという、私がアーチェリーを始めて以来の限定されたモデル数となります。

*エピックも順次切り替えていく可能性はあります

タイトルには謎と書きましたが、正直、マーケットに出して、新しいシステムの評価を試して2020年(オリンピック)に向かう感じかなと感じています。なので、通常はホイットのリカーブ上位モデルは2年ごとの更新ですが、来年の2020年(19年秋発表)にも、フォーミュラーXを踏まえての何か出る気がします。

さて、新しいチューニングシステムですが、簡単に言えば、ウィンと同じ方式です。20年近くシムシステムを採用し、かつ、この部分でのトラブルもなく、一度セットしたら、理論的には絶対ズレないことで、評価されていたと感じていますが、ここをウィンと同じねじ式にしてきた理由が正直思いつきません。もちろん、ねじ式に欠点があるわけでもないので、シムシステムからの切り替えは悪いことではありませんが、変更する理由が謎という意味です。

リムボルトはホイット以外のほぼ全メーカーが採用しているソリッドタイプに戻されました。これで、エリソン選手始め、改造されないで使用されるのではないかと思います。ジオメトリーは結局GMXと同じです。ですが、いつものホイットであれば、同じ設計で、ジオメトリーだけ変更して、2-3モデル揃えますが、今回は1本のみで勝負。このあたりも謎です。

リムポケットにウェイトを追加できるシステムも廃止されました。現在、多くのトップ選手に評価され、生産が終了した1年後の今年のワールドカップファイナルでも半数以上の選手が使用していたウッドグリップも選択できません。ウッドグリップのオプションくらい、大したコスト・手間ではないと思うのですが…謎です。

さて、リムのベロス(Velos)ですがバンブーコアだけの選択です。ホイットがリードして来たフォームコアの流れですが、ホイット自身によって絶たれました。正直意味が…。矢速はホイット史上最速とのことで、まぁ、偽りはないでしょう。しかし、すべてのアーチャーが矢速のみを求めるものではなく、だからこそ、ウィンは6以上も競技用上位モデルをそろえていますが、矢速が速いというリムの一本勝負に最大手のホイットが打って出ます。なぜそんな必要がという疑問でいっぱいです。

カーボン840リムは継続です。なので、競技用はバンブーコア、低価格モデルはウッドコアの2モデル、フォームコアリムはホイットのラインから消えます。フォームコアの優位性を散々宣伝してきた、一時は上位モデルはフォームコアのみもやった、このホイット自身の自己否定は、個人的に理解ができないです。

ということで、

・なぜこれだけモデル数が少ないのか
・なぜウッドグリップを廃止するのか
・なぜフォームコアを排除したのか
・なぜセンター調整のシムシステムを廃止したのか

謎ばかりで正直ホイットらしさを感じられないラインナップとなっています。他のプロショップがどう思っているのかわかりませんが、戸惑っています。11月入荷しますが、現状、リムは言葉通り速いでしょうし、バンブーコアも評価はよく、成功しています。ベロスは良いリムとなるでしょうか。対して、フォーミュラーXはホイットの歴史の下でもアクシスのような非常に実験的なハンドルではないかと思います。

今後は実際の実物を見て、来たるインドアシーズンでトップ選手がどう向き合っていくのか見守りたいと思います。GMX使い続けている選手たちは…2019年も使うのかな??