AXCEL ACHIEVE(アチーブ)サイト CX&CXL

 先日入荷しました、AXCELのNewサイト、ACHIEVE(アチーブ)。
これのコンパウンド用となる、「CX」と「CXL」が入荷しました。
 
CXL with Damper

  
CX no Damper    


これまでのAXサイトと大きく違う点が2つ。
・新設計のサイトブロック
・大幅な軽量化

その前にまず「CX」と「CXL」の違いなんですが、簡単に言うとサイトボックスのつくりが若干違うんです。
他社のサイトにも共通して言えるのがエレベーションバーにガッチリはまっているサイトボックス。
そしてエレベーションバーの中心を縦に通るロッドに、しっかりとサイトボックス側の“メスネジパーツ”が適度な圧でかみ合っていますよね。
この“かみあい”が悪いと使用中のガタツキや動作不良を起こし、サイトの高さ調節が不安定になります。

この「かみ合わせ圧の調整」が簡単に行えるように設計されたのがアチーブサイトなのです。
そしてサイドに有ったジャンプボタンの位置が上側に変わりました。

では「CX」と「CXL」の違いの本題に入ります。

まずこちらはCXL。ロックレバーが存在します。

次にこちらがCX。ロックレバーがありません。

「CXL」のおしりの「L」は「Lock」の「L」なんですね。

手順としてはサイト合わせの際、ジャンプボタンで大きく移動したあと微調整はつまみで調節します。「CX」の操作はここまで。
一方「CXL」は調節が決まると、ロックレバーを回してサイトブロックをエレベーションバー上でガッチリとその場所に固定してくれるのです。
別段、ロックレバーを回さなくともちゃんと固定してくれますが、レバーをオンにしておく方が安心ですね。
ただし注意があります。
このロックレバーをオンにしたまま、決して調整つまみを回してはいけません。
サイトボックス側の“メスネジパーツ”がなめてしまい故障してしまいます。
必ずレバーをオフにしてから操作してくださいね。

このロックレバーの有り無しが、「CX」と「CXL」の違いです。

次に軽量化について。

これまでのAXサイト(AX-3000)のエレベーション(サイトボックス込)との比較です。
AX-3000の重さ167グラムに比べ、アチーブ-CXの重さは121グラムと、約30%近くの軽量化に成功しています。

下の写真はAX-3000サイトのエレベーション部分(サイトボックス込)

そして、アチーブCXのエレベーション部分(サイトボックス込)

*エクステンションバーを含めないのは、「ハーモニックダンパー付タイプ」と「ダンパーなしタイプ」がある為一概に比べられ無い為です。

そしてシブヤアルティマCPXサイトとの重さの比較です。
シブヤアルティマCPX(365-6インチ)が204グラム、CX(ダンパーなし6インチ)は216グラム。

シブヤアルティマCPXサイト(365-6in)

アチーブ CX-6in

僅かにアチーブサイトの方が重いですが、これまでの製品(AX-3000(ダンパーなし):262グラム)に比べると、大幅な軽量化により、その差がグーンと縮まりました。

参考:AX-3000サイト(no Damper 6in)

本来、CXとCXLはそれぞれのモデルに「ハーモニックダンパー付エクステンションバー」「ダンパーなしエクステンションバー」の2種類(さらに6インチか9インチ)になっていますが、あちぇ屋CPおよび、店舗では「CX」には「ダンパーなし」モデルを、「CXL」には「ダンパーあり」モデルを用意して販売いたします。

*「CX:ダンパーあり」「CXL:ダンパーなし」のモデルについてはお問合せ下さいね。

どちらも絶賛発売中ですヽ(^o^)丿


Bowtech エクスペリエンス

以前の記事で紹介しました、Bowtechの2013年モデル「エクスぺリエンス」
今日、即納モデルとして右ハンドル・60ポンド、色はブラックオプスが入荷しました。

まずは基本的なデータのおさらいです
≪データ≫
-アクセル間        32インチ
-重量             4.2lb(1,900g)
-レットオフ         80%
-ドローレングス   26.5~31インチ
-ブレースハイト   7インチ
-IBOスピード      335fps
-ドローウエイト   50/60/70
-色     ブラックオプス、モッシーオーク・インフィニティ

構成は、センターピボットハンドルデザインに、オーバードライブバイナリーカム&FLXガード搭載、そして新しくデザインされた新型のダンパーが装着されます。
グリップの形状は昨年発売された「インサニティーCPX」と同じく丸みを帯びた接地面のハンドルとなっています。

・ハンドルのフェイス面に搭載されている「リボルバーダンパー」。
 
周りのウエイトがグニュグニュ動きます。

クラッチストリングストップ(バックストップ)の付け根にも付いています。

・新形状のバックストップ「クラッチストリングストップ」。
 
戻ってくるストリングを“クラッチ”するんですね。ゴムがヘタって来た時の為に取り替えが出来るようになっています。

・色が赤くなった「Dura-FLXストリングダンパー」

昨年発表のインサニティーCPXと同じ「オーバードライブバイナリーカム」を搭載していますが、ブレースハイトが7インチと高くなったためにカタログ数値から見ればIBOスピードが落ちた形にはなっていますが(335fps)、実用スピードとしては全く問題の無いレベルです。
挙動がおとなしく、静かになった仕上がりになっています。
データ上、アクセル間が32インチとなっていますが「オーバードライブバイナリーカム」の直径がとても大きい為に、他の32インチアクセル間のモデルと比べると、持った感じ、とても大きな印象を受けます。

より攻撃的でじゃじゃ馬的な要素を持つインサニティーCPXに対し、静粛性に長け、許容性の広さが持ち味の弓になった「エクスペリエンス」。
とはいえ、デザイン設計はゴリゴリのハンティングですから、どちらかと言うと短距離ターゲットやフィールドでの用途に適してると言えるでしょうね。
反対にロングでの安定性には一抹の不安が残ります。

使用目的を明確に持ってお使いいただく、2台目・3台目の弓として最適ではないでしょうか。

Bowtechエクスペリエンスは店舗およびあちぇ屋CPにて販売中です。
*即納モデルはコチラ


TRUBALLからINCREDIBLE(インクレディブル)が入荷!

2013年、 TruBallの新しいフラッグシップモデルとなるリリーサーの登場です。
その名は「INCREDIBLE」。

大ヒットリリーサー「アブソリュート360」から採用された機能「360度ヘッドスイベル」、「ヘッドセントリックテクノロジー」を継承しつつ、大幅に機能改善がなされたデザインで登場です。

・とても楽チンになった新しいコッキングシステム
・インターチェンジブルハンドルデザイン
・スプリング交換式トリガー圧調整

【コッキングシステム】
これまでのTruBallリリーサーのコッキング位置は『ボディーの背面』と言う、使い勝手を無視した全くもって優しくないデザインでした。(非力な方はいちいち持ち直してコッキングしているそうです)
インクレディブルはボディーの上面トップに設置され、非常に楽にコッキングできるデザインに変貌しました。
ただしトリガーレバーに触れながらコッキング操作するとシアーが掛かりませんのでご注意を。

【インターチェンジブルハンドル】
ボディー中央部分のネジを抜き、別売りハンドルを入れ替える事で2~4本掛けにデザイン変更が可能になりました。

これは、インサイドアウトリリーサーと同じ形式になった、と言う事ですね。
本体ボディーさえあれば、他の指掛けを試したい時は交換パーツだけで済むという、お財布にやさしいデザインとなっています。

【スプリング交換式トリガー圧調整】
工場出荷の状態ではトリガーの硬さが最も柔らかい「ライテストセッティング」になっています。(バネが本体に入っていません
変更するには付属のバネを用います。パッケージ・説明書の裏にセロハンテープで張り付けられています。くれぐれも見落とさない様にしてくださいね。

黄色いバネが柔らかい方、赤いバネが硬い方です。
バネなし、黄色バネ、赤いバネ、、、お好みでセッティングしてください。

バネを仕込む場所など含め、簡単な説明を動画にまとめましたのでそちらもご覧ください。

TruBallの新しいフラッグシップモデル「INCREDIBLE」は店舗およびあちぇ屋CPで発売中です!


TruBallから、インサイドアウト-X リリーサーが入荷!

爆発的ヒットとなった前作、「インサイドアウト」(トリガーレスリリーサー)。
このインサイドアウトがアップグレードを果たして登場です。

変更点が数か所あります。
・リリーサーヘッドの位置
・リリーサーヘッドの位置調整(2段階)
・サムバー取り付け穴レイアウトの変更
・ラバーパーツ入りハンドル

まずはリリーサーヘッド

左が通常のインサイドアウト、右が「インサイドアウト-X」             

並べるとその違いが分かりますね。
「ゼロトルクヘッド」デザインはそのままで、約2ミリほど「X」の方が上方に移動しました。
そしてこのヘッド部分ですが、クリッカープレートを留めているネジ(2か所)を抜けば、ヘッド部分が“まるっと”上方へさらに約5ミリ動かすことが出来ます。(上側のネジ穴1個だけ見えていますね)
*2か所のネジを抜き取り、この部分をスライドさせます。(この部分は外れませんので)
その目的は、フックにかかるストリングテンションの“力の軸”が、より人差し指に近くなる、と言うことです。
どちらかの位置を試してみて、“抜け”の良い方を選んでください。

次に、サムバーの穴レイアウトの変更

左が通常、右が「X」
ビミョーに変更されています。
気にするか気にしないかは、あなた次第・・・・、ですね(苦笑)
こんな感じで若干違います。

最後にハンドル

指の谷を縫う様にラバーの棒が入っている感じになっています。
指の滑りを抑える目的で搭載されました。

注目の「インサイドアウト-X」は店舗、あちぇ屋CPにて販売中です♪

【追記】
このインサイドアウト-Xに搭載された「ラバー入りハンドル」ですが、同時に交換パーツも入荷しました。
この交換用パーツは、通常のインサイドアウトにもお使いいただけます。試してみたい方は是非ヽ(^o^)丿