SURE-LOC バランススタビライザーVバーが入荷

SURE-LOC(シュアロック)から新しいタイプのVバーが入荷しました。
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リストスリングが一体化されたVバーで、コンパウンド用に設計された商品です。
シュアロックバランススタビライザーVバー
特徴はセンタースタビライザーをオフセット位置でマウントし左右のバランス(ローリング)をみる目的が有ります。
右利きの場合、弓のターゲット面から見て向かってセンターマウントを右に水平にスライドをさせて反対側のカウンターバランスを取ります。
移動量は必要(好み)に応じて決定します。

同梱内容は、デタッチ部品x3個、六角レンチ、デカールです。デカールは左利き使用の時、ロゴが上下さかさまになるので張り替えてくださいね、と言うためのモノです。
重さは195グラム(リストスリング込で)
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3か所に入るデタッチのパーツの向きですが、片方がフラット、もう片方はRを付けた形状ですので装着の際のインパーツの方向を間違わずに済むようになっています。(フラットの方が内側になります)

Vバーは両方に対して出ていますが、片側しか必要としない場合は不要な方を外すこともできます。
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*外した時はワッシャをなくさないようにしてください。
全方向、無段階で調整が可能です。接続部分の直径は19ミリです。

一体化デザインののリストスリングが付属しています。色は白/黒の2色あみのみ。
長さ調整は六角イモネジで行います。
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ハンドルとVバーの接続部分ですが、幅は25ミリです。
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お求めの際は必ハンドル幅のサイズをご確認ください。

 

このほかにVバー部分が無い、センタースタビをオフセットするだけのマウントも入荷しています。
syuarokku
*デタッチパーツはセンター用の1個です。

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センタースタビをオフセットさせて左右のカウンターバランスが取れれば片側のサイドスタビによるカウンターは不要になるかと思います。が、ただ今度はサイドが無いままでは前方(センター先端)の重さに対しての後方カウンターが手薄になるのでやはり後ろに重心を延ばす目的でのサイドロッドは必要かもしれません。
と言う事はサイドを両側へ出して左右のバランスを取りつつ前方のカウンターも見るのか、あるいは片方装着だけでロッドの長さとウエイト搭載量で調整するのか・・・と、その組み合わせは何通りにも広がります。
また、下リムポケット近くに「リアブッシング」が付いている弓もあるくらいですから本当に多岐に渡ります。
正直どの組み合わせが正解か現時点では未知数です。
画期的なVバーであることに間違いありませんが、センターをオフセットにする事で得られるメリットを考慮してお求めください。

シュアロックバランススタビライザー
☆バランススタビライザー Vバー
☆バランススタビライザーマウント

ともにあちぇ屋CPおよび店舗にて販売中です。


Loc Outdoor Z リストスリングとダンパーデタッチ

仕入れ担当の記事にもありましたが「Loc Outdoor Z」から新着商品が入荷しました。
共にハーモニックダンパー(ミニサイズ)を搭載したユニークな商品で、3種類のリストスリングと2種類のダンパーデタッチです。
まずはリストスリングから。

3種類

ロープの太さが異なる3種類のスリングで、、、

ウルトラ・・・9ミリ
チャビー・・・9.5ミリ
メガブレイド・・・19ミリ

となっています。
どれも硬くしっかりと編まれた頑丈なロープで、曲げるとちょっとだけ形状が残ります。

ロープの長さは両サイドのつまみで簡単に調節が出来ます。
そしてこの調節つまみにハーモニックダンパーが付いているんです。
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*ウルトラのみ、黒/青/赤の3色展開です。
赤と青

メガブレイドの編様はこんな感じ。
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19ミリの幅に10ミリの厚さですので、見た目からしてかなりヘビーなイメージです。

ハーモニックダンパーのついた接合部分は共通仕様で、ハンドル側/スタビ側共に25ミリ以下の幅で結合できます。
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と言う事はサイドロッド(Vバー)を付けている場合、位置や形によっては装着できない可能性が有ります。
事前にサイズの確認をお願いします。

次にダンパーデタッチ。
タイプは2種類。
ストレートと10度ダウン。
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こちらも両サイドにハーモニックダンパーが付いています。独特のデザインですね。
このダンパーデタッチは、ストレート/10度ダウン共に本体は共通設計で、(銀色の)インサート部品の違いでストレートか10度ダウンかに分かれます。
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インサートを真横から見るとネジの角度が違う事がお分かり頂けると思います。

言い換えるとインサートさえ交換すれば本体はそのままで両方を試すことが可能となります。

(インサートは先々仕入れる予定です)

 

このダンパーデタッチに装着されているハーモニックダンパーの効果についてですが、実際に(B-Stingerロッドにて)撃ってみて若干効果が有るとは感じました。ただし、その差はごくごく僅かであったことをお伝えしておきます。感じ方には個人差が有る為です。

装着した時の写真です。(写真はストレート)
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同社のスリングと組み合わせたイメージです。(写真はメーカーHPより)
(メーカーの写真ではVバーは使っていません。また写真の色はカモフラですので当店では取り扱いはありません、ご容赦ください)
ストレートイメージ

近頃はこのハーモニックダンパーを組み合わせた様々な商品が出回っています。

今回入荷したスリングとダンパーデタッチもその流行に乗っかったアイテムですね(^_^;)

Loc OutdoorZ スリングダンパーデタッチは絶賛販売中です~ヽ(^o^)丿


CARTER Total Control(トータルコントロール)が入荷!

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Carter(カーター)からNewリリーサー・Total Control(トータルコントロール)が入荷しました。
(人差し指穴径:2.5cm、全長:9.8cm、厚み1.3cm、重さ:74.5g/3本掛け)

このトータルコントロールはトリガーレス(バックテンション)リリーサーで、発射(リリース)タイミング調整と、クリッカー音のON/OFF、さらにクリッカーが鳴ってから発射(リリース)までの時間(移動量)を無段階で調整でき、また再現性に優れた機構を採用しています。

これまでのトリガーレスリリーサーの難点と言えば、発射タイミングの調整が面倒でした。

いじった後、元に戻そうとしてもムーンがフリーで動くので再現性が乏しいため中々調整や色んな角度を試すのが億劫になりがちでした。

また、クリッカー音が鳴るタイプのリリーサーはこれまで数多く出回っていますが、ムーンに刻まれた“みぞ”が、製品によっては個体差があり、大きく鳴るものや、ひどいものは殆どならないモノも存在しました。さらにクリッカーが鳴ってからリリースまでの時間(移動量)は変更できず、好みのタイミングなら良いですが、好みでない時はいっそ無い方が良かったりしました。

このトータルコントロールは、音の有り無し変更はもちろん、音が鳴ってからリリースまでの時間(移動量)を自由に、また、再現性に優れた調節方法となっています。

注:同じくカーターの「ツームーン」も同じようにクリッカー音の有り無しと、鳴ってから発射までの時間(移動量)の調整は出来ますが、変更手順が面倒で、無段階ではありません。

≪変更方法:クリッカー音なしの場合≫

両サイドに有るイモネジを緩めます。(クリッカー音有り無し共通作業)
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そしてまず先に左側の発射タイミングを調整します。

写真左側(レンチを挿し込んでいる方)の穴が発射タイミングの調整ネジ穴です。
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時計回りにレンチを回すとタイミングは遅くなります。
下の写真のように左側のムーンが“上”に持ちあがるようになります。
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遅い時はヒンジはこのような角度になります。
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一方、反時計回りに回すとタイミングが早くなります。
下の写真のように左のムーンが“下がった”ようになります。
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早い時のヒンジの角度です。
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左の穴で好みの発射タイミングを探ることが出来ます。もし元に戻したい場合でもレンチをどれだけ回したかを覚えていれば容易に再調整が可能です。

次に右ムーンの穴・・・クリッカーです。
音のON/OFF切り替えは、右のムーンが左のムーンと平行(もしくは右側下がり)になっているか、上に有るかです。
ちなみに下の写真は右側下がり(音なし)です。
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左ムーンと同じく時計回りで上がり、反時計回りで下がります。

クリッカー音なしで良い場合は、これで調整は完了です。
最後に両サイドのイモネジは忘れずに必ず締めてください。

 

≪クリッカー音ありの調整≫

上記(音なし)の手順(左ムーン調整⇒右ムーン調整)とは逆の順序で行います。

右ムーンを上げ下げして好みの発射タイミングを調整します。
好みのポジションが決まったら次に左ムーンの上げ下げを行います。
下の写真は右側上がり(音あり)です。
左ムーンを右ムーンよりも低い位置にし、段差を作ります。
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この段差は音が鳴ってから実際に発射されるまでの時間(移動量)をつかさどります。
僅かな段差だと音が鳴ってからスグの発射。
大きな段差だと音が鳴ってからさらに移動しての発射となります。
好みの段差を見つけてください。

最後に両サイドのイモネジは忘れずに必ず締めてください。

トータルコントロールはこれまで面倒だったリリースタイミングの調整を簡単かつ再現性に優れた調整機構を搭載したトリガーレスリリーサーとしてとても良くできたリリーサーです。

その名の通り、ユーザーにとって「すべてをコントロールできる」リリーサーと言えるでしょうね。

 

最後に、、、、付属の2本の六角レンチ(インチ)ですが、サイズが「.050」と「.035」。

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「.050」は比較的手に入り易いサイズですが、もう一つの「.035」がもしかするとなかなか見つかりにくいかもしれないサイズなので、決してなくさないようにしてください。

Total Controlはあちぇ屋CPおよび店舗にて販売中です~


Scottから「Back Spin」が入荷しました!

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スコットからトリガーレスリリーサー「バックスピン」が入荷しました。
最大の特徴は人差し指を入れる部分の内側(黒いリング部分)がクルクル回ります。
中指、薬指、小指にかかる本体の回転運動をスムーズにサポートします。

まず現物を見て、そして持った感想は、「大きい!」「重い!」と言った第一印象です。
本体はアルミニウム、指掛けの部分(銀の部分)がステンレスです。
3本掛けで119グラム、4本掛け湾曲が139グラム、そして4本掛けストレートは152グラムもあります。

共通である人差し指の部分の内径は24ミリ。
これはカーターのジャストBカズが25.5ミリ、TruBallのインサイドアウトのラージサイズで25.2ミリに次ぐ大きさです。
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カーター・インセイシャブルプラス(右から2つ目、青のリリーサー)との比較です。
大きさの目安がお分かり頂けるかと思います。
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このリリーサーは指掛け部分が交換式になっていて、2~4本と変更出ます。*4本だけ湾曲タイプとストレートタイプが有ります。

先の写真は3本掛けと4本掛け(ストレート)との比較です。
下の写真は、4本掛け湾曲とストレートの比較です。
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湾曲タイプがかなり後ろに下がっているのがお分かり頂けると思います。

発射のタイミングを調整するムーンが両サイドのイモネジをゆるめて調整します。(ネジは抜き取らなくても大丈夫です)
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このリリーサーは出荷時はクリック音が鳴るようになっていますが、鳴らないようにすることもできます。
両サイドのイモネジを緩めてムーンをくるっと回すと・・・・
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写真のようにムーンの反対側にあるイモネジのアタマが出てきます。
このイモネジを緩めると(ネジは抜き取らなくても大丈夫です)ムーンを留めている軸が横から抜けますので、ムーンの向きを反対側にすれば「ノークリック音」に出来ます。

本体の厚みは13.8ミリ
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*写真にある青い矢印で示した箇所のネジは「いじり防止ネジ」になっているので触る事は出来ません。

ヒンジの底部分にはマグネットが仕込んであるので、自動でフックが起きるわけではありませんが比較的起きやすくはなっています。
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このモデルは、2本掛け、3本掛け、4本掛け(湾曲)、4本掛け(ストレート)の4タイプでの展開です。
先にも書いたとおり、比較的大きなプラットフォームなので小柄な手の方はもしかすると持て余してしまうかもしれません。
トリガーレス(バックテンション)リリーサーなので、例えばサムトリガーに指を回したりすることが無いので、さほど気にすることは無いかもしれませんが、この「大きさ」と「重さ」は少し考慮された方が良いかと思います。

~以下は、山田の主観も含まれています。それを念頭に置いてお読みください~
このリリーサー形状は、特に薬指・小指に荷重を置いてバックテンションをかけないと本体が回転しにくい印象を受けました。
(*私は中指に荷重をおいてバックテンションをかけるのが好みなので・・・)
2本掛けモデルよりは3本掛け/4本掛けをお選びになる方が良いかもしれません。
指掛けの一番外側が強めのカーブデザインになっているのもそういった理由が有るからだと思います。
また、4本掛けは湾曲の方が小指がかけ易いです。
ストレートは小指が届きにくい感じがしました。(届かないわけではありません)
ただ小指が届きにくいとは言え、届いてしまえば引っ掛かりが浅い分、反応は早くなります。
トリガーレス類の中では重い方に属しますので、しっかりと矢筋に沿って「後ろに真っ直ぐ引く」と言う意識を持つことが出来るので、そこは良いと思います。
トリガーレスリリーサーは指先を意識して“こねる”ような動きを意識的におこなってリリースしてはいけませんが、このリリーサーは上手にバックテンションを使って薬指や小指で“きる”事が出来る人にとってはとてもマッチするのではないでしょうか。

ScottのNEWリリーサー「BACKSPIN」は店舗およびあちぇ屋CPにて販売中です~

*リバイ・モーガンモデルもあります~


BEAR(ベア)から2014年Newモデルが到着!

BEAR Archeryから2014年のNewモデル「AGENDA 6」(アジェンダ6)が入荷しました。

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アクセル間32インチ、ブレースハイト6インチ、引き尺が25.5インチから30インチまでの調整幅を持つH13カム(1.5カム式)を搭載していて、IBOスピードは350fpsを叩き出します。

独特なフォルムの上下2本のバックストップ形状。

そして2014年モデルから新しく「ヒンジガード」を採用しました。

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ヒンジガードとはいわゆる、ボウテックのFLXガードやアークテックのCPR-システムと同じような、フルドロー時のケーブルテンションを軽減する目的のもの。フルドローになるとケーブルガイド部分のパーツが2軸により手前に倒れ、パーツがより“矢すじ”に近づくというものです。

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また、上下のリムポケット近くにはラバーインサートが挿入され、振動を抑え、静音性を高めてくれます。

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グリップは丸みを帯びた形状で、取り外し可能なモールドラバーグリップはBEARのロゴがあしらわれています。

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写真は下カムです。引き尺変更はドローストップピンの移動とモジュールの移動をワンセットで行います。

範囲は25.5インチから30インチ。

ドローストップピンとモジュールにはそれぞれ数字が刻んであり、6、7、8、9、10とあり、それらは26、27、28、29、30を意味します。

*数字の間にもラインが刻んであるので、0.5インチのポジションも見てすぐにわかるようになっています。

*引き尺変更の際は上下のピン・モジュール4か所全てを同じ位置(数字)にしてください。

 

【その他】

・レットオフは75%

・ポンド調整を行うリムボルトは一番締めこんだ所から4回転まで。(1回転で約3ポンド変化します)

・重さは3.9ポンド(約1.769kg)

・ドローウエイトは50ポンド、60ポンド、70ポンドの3種

・色は シャドウ(つや消し黒)、レッドブラック、グリーンブラック、迷彩色

*今回入荷したモデルは、シャドウ、右ハンドル、60ポンドモデルです。このBEAR Agenda6は、大久保店でご覧いただけます。

お問合せは大久保店080-2564-2181まで!

 

 


FUSE リアオフセットサイドアダプター

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Fuseから新作Vバーとして「リアオフセットサイドアダプター」が入荷しました。

従来からあるFuseのサイドアダプターは、センターブッシングに装着することを前提とした設計で、センタスタビライザーがクイックデタッチ式で取り付けられる仕様になっていました。(サイドスタビは通常のねじ込み式)

ただし角度調節は水平のみの1軸方向だけの稼働箇所でした。ダウン角を付けたいときはアダプター本体を斜めにせねばならずチョッと残念な見た目になるのは否めませんでした。

*参照 カーボンブレードサイドアダプター

一方で今回発売されたサイドアダプターは、従来のサイドアダプターとは使用目的が若干異なります。

昨年から発売されたHoytプロコンプ・エリートをはじめとする2014年モデルでは全てのターゲットモデル(ふりスタイルを除く)に装備された「リアブッシング」に用いる事を前提とした設計になっています。

*以下の写真は取り付けイメージです。

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リアブッシングに付属の5/16インチボルトで取り付けます。

この位置につける目的としては、センタースタビ側にかかる荷重バランスにおけるピッチコントロールを主な目的としています。

左右のローリングに対してのカウンター対策としては展開角度とウエイトの増減、ロッドの長さでチューニングを行います。

もちろん従来のサイドアダプターでも5/16インチのボルトさえ別に用意が出来れば写真のようにリアブッシングに装着しバランスチューニングを行う事は可能です。しかし、左右のみの展開しかできないため、見た目的にもスッキリせず残念な印象が有りました。

このため、より自由度の高い、そして見た目的にもスマートになる、上記のバランスチューニングを行うための上下左右の2軸方向で調節が出来るVバーが今回発売となりました。

では、逆にこのオフセットサイドアダプターを使ってセンターブッシングにつけるとどうなるか、です。

下の写真をご覧ください。

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*写真は付属の5/16インチボルトを使って取り付けましたが、本来は別にSAボルトを用意して取り付けてください。

ご覧のとおり、バッチリ使えます。写真のプロコンプ・エリートのハンドル幅にもギリギリマッチします。

ただ、1点だけご注意を。

ハンドルのフェイス面から撮影した下の写真をご覧ください。

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黄色の矢印で示した箇所のダウン角度調節ネジのアタマが残念なことにすっぽりと隠れてしまいます。

この点を承知の上でお使いいただけるなら問題は無いと思います。

*SAボルトはご自身でご用意くださいね。

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サイズです。

リアブッシングに取り付けるのであれば基本的にこのVバーのサイズを気にすることはありませんが、もしセンターブッシングにつけるのであれば上の写真のサイズをご参考にしてください。

ただ、上下左右の2軸方向で調整できるのはありがたいので、今後はセンタースタビライザー用クイックデタッチのSAボルトが付属したタイプも発売してもらいたいもんです。(←あくまでも個人的希望です)

それにしても、前々から個人的に思っているのはサイドスタビ側の装着方法はねじ込み式で、クイックデタッチ式にはならないのでしょうかね。。。この点がこの新製品の唯一の残念な部分と言えば部分でしょうね。

FUSE リアオフセットサイドアダプターはあちぇ屋CPおよび店舗で発売中です!


Bowtech カーボンローズが入荷!

先日の記事にて紹介したBowtechのカーボンナイトのショートドロー版「カーボンローズ」が入荷致しました。

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最軽量のこの弓は、手に持つともちろん軽く、そして思った以上に綺麗なパープル(紫)です。

女性向けボウの位置づけになっていますが、男性でも全く問題なく、むしろカッコイイぐらいの印象です。

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そして、購入特典のキャップですが、通常のモッシーオーク(迷彩)柄のキャップではなく、「カーボンローズ」に合わせた紫色の刺繍をあしらったこじゃれたキャップが付いてきます。

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ストリング・とケーブルはFlo Purple Speckled(蛍光紫混)。

カムの発色も良いです。

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あらためてスペックを。

———DATA——–
2カムモデル(バイナリーカムシステム)
アクセル間:30インチ
ブレースハイト:6-3/4インチ
重さ:1,450g
ドローレングス:22.5~27.0インチ
トローウェイト:40/50/60
矢速:302(IBO)
レットオフ:80%

————————

今回は、40ポンドモデルと60ポンドモデルの入荷です。


Carter(カーター)の付属品

お客様からご質問を頂きましたのでこの機会にカーターリリーサーに付属するトリガー用交換スプリング(バネ)の詳細(見分け方)をご案内します。20131222_180143

まず、出荷時にリリーサーに内蔵されているバネの強さですが、これが「#43」のバネになります。

そして、付属の袋に書かれている、#30、#80、#95、#135、・・・・4つのバネの見分け方です。

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上段の1個のバネが「#43」(初期内蔵)です。

そして下段左から、#30、#80、#90、#135となります。

いちばん右の唯一、色が銀色のバネが「#135」

その他のバネは、ほぼ色が同じように見えるので、形状と感触で見分けます。

1番硬い銀色の「#135」の見分けがつけば、次に片側が細くなった【テーパー】形状のバネを見分けます。

これが「#80」です。(上写真の下段左から2番目)

そうすると残り2個。

もう後は感触で見分けます。

軟らかい方が「#30」

硬い方が「#90」となります。

いかがですか。見分けは付きましたでしょうか。

もし、内蔵の「#43」をリリーサーから出した時は、「#30」と「#90」が見た目的に似ているので注意が必要ですが、念のため下の写真をご覧ください。20131222_183120

左が「#90」   右が「#43」です。

良く見ていただくと「#90」の方が“巻”のピッチが狭く、線が太いのがお分かり頂けるかと思います。

*「#30」は見た目からして、ピッチが広く、線が細いです。

いかがでしょうか。

カーターリリーサーの付属品、トリガー用スプリング(バネ)の見分け方でした~ヽ(^o^)丿

 


イタリア製ディンプルポイントが入荷しました。

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以前に記事で紹介したディンプル効果を生かした設計のターゲット用ポイントが入荷しました。

イタリアのTECON S.R.L社製のステンレスブレークオフポイントで、120gr-90grの4段階調整です。

TECON S.R.L Archery Target Point
http://www.archerycomponents.com/

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見ての通りポイントの表面は凸凹しています。表面の凸凹は0.1mmで、ディンプルの一つ一つの深さは約0.15mmです。ディンプルはポイント全体に60個設けられています。コンパウンドでは実績があっても、リカーブで実績を残せていないのは、この凸凹がクリッカーゾーンでの不快感を生じさせるためでしょう。一方コンパウンドではポイントがレストに触れるまで引き込んでいない限り、問題は生じません。

ディンプル効果により空気抵抗が低下し、風による影響が減少することは昔から知られていましたが、ロケットや飛行機の研究での高速飛翔体での話でしたが、近年の論文で、ロケットなどのように1000m/sで進んでいく物体でなくとも、10m/s程度のスピードであっても、同じような効果を得ることができるということがわかりました。

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FUSEのカーボンブレードESではディンプルと独特の形状により空気抵抗が70%減少するとされていますが、その実験のデータも20mph(約9m/s)という条件下で行われています。論文だったものが、各メーカーの技術開発によって、低速であっても、ディンプル効果の恩恵を受けることができるというデータが少しずつ集まってきています。

このポイントもその理論によって設計されているものです。矢速の向上、風の影響を低減させることが期待できます。

今回は少量の入荷です。少し高いですが、興味がある方は是非お試しください。


ArcTec ヘキサゴンドローストップ

ARCtecから新しく発売されました新商品「ヘキサゴンドローストップ」

色は4色での展開。色の違いによるスペック差はありません。好みでお選びください。

どの色も何とも言えない半透明感。あめ玉のような風合いです。

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内容は、ヘキサゴンドローストップ、ヘキサゴンストップ専用レンチ、六角レンチとなっています。

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六角レンチは抜いて使って下さい。

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さて、このドローストップですが、2つの観点から使うことが出来ます。

1つ目はレットオフ値を下げてホールディングウエイトを増やす目的に使う事。

2つ目は適正ドローレングスを探る目的で使う事。

 

レットオフを下げると、ホールディングウエイトが増すのでエイミング時の体にかかる負担は増します。その分しっかりと体幹を保持する意識が高まるのでアウトドアでのシーンにおいて、より安定したシューティングに期待が持てます。

一方で、少しでも気を抜くと“グイッ”と引き戻されやすくなるので、そこそこの体力が無いと意識の集中と維持が大変かもしれません。

HoytのRKTカムや新しいZ5カムはレットオフが75%で設定されているので、保持する身体の負担が少なくて済むので体力面で心配の方はこのドローストップは使わない方が良いかもしれません。

メリットとデメリットをしっかり理解したうえで導入を決めた方が良いでしょう。

 

次に適正なドローレングスを探る為・・・・ですが、このストップピンは写真の通り六角形状に留めネジが中心から外れた位置に通してあります。

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純正のドローストップピンは“純”円筒形ですから、当然ネジの中心から外側まで均等です。

ところがこのヘキサゴンはネジの中心から外側までの距離が4つ存在します。

1の位置にケーブルが当るようにセットすると、純正と同じパーセントのレットオフと引き尺が得られ、

2から4にかけて引き尺が短くなっていきます。最大の4で、1/4インチ(約7mm)短くなります。

*これは1つ目の使い道「レットオフを下げる(負担が増す)」と同時進行で変化します。

 

 

見た目で分かり易くしてみました。

*例)26インチの弓だった場合。

*矢印で引き尺を示し、色でホールディングウエイトを表しました。

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このドローストップを使う事で、レットオフを変化させることができ、同時に引き尺を短くすることが出来ます。

そしてどのポジションで使うかを決めたら、最終的には上下のカムタイミングを再調整してあげる必要があります。

下カムのストップピンが先にケーブルにあたるので(引き尺が短くなる)、上のカムは当然遅れます。

なので、適宜スプリットバスバスケーブルを巻き上げて(短くして)上カムのタイミングを合わせましょう。

 

と、ここで少しばかり疑問が生じます。

1)レットオフだけを変化させたいが、引き尺は変えたくない

2)引き尺は変化させたいが、レットオフの変更はしたくない。

という上記の場合はどうするのか?という疑問です。

単純に今のままでこのストップを装着すると同時進行で2つの項目が変化してしまいます。

その対策としてドローストップをどの目的で使うかによって装着後の微調整が必要になってきます。

 

1)の場合の対策

・短くなった分だけDループの高さを長くする。

ただこの場合はストリングのフェイスタッチが微妙に変わるので最大1/4インチ(約7mm)とは言え、気にする方はとことん気にするかもしれません。

・Dループはそのままでケーブル類を巻き上げる。

これはケーブル類を巻き上げる(短くする)事でストリングの巻出し量を増やすので引き尺が伸びます。ただし弊害としてピークポンドが上がるのでリムボルトを若干ゆるめてポンド調整を行わねばなりません。

 

2つの方法を比べると、Dループを伸ばす方が手軽で確実です。ケーブル類をいじるのは、ボウプレスが必要であり、かつ調整のノウハウをしっかりと理解した上級者でなければ手を出さない方が良いでしょう。

 

2)の場合の対策

もうこれは好みの引き尺が決まった時点で純正品に戻すか、「1」のハイポジションでセットして、後は・・・・・・

・Dループを短く作り直す

ただ、現状の高さから限界値に近い場合もあるのでこの方法は、Dループの高さがもともと有る場合に限られます。フェイスタッチの感触も変化します。

・ストリングを適宜巻き上げ(短くする)て、引き尺を短くする。

しかしこの時の弊害としてピークポンドが下がってしまうので、その分を取り戻したい場合は、リムボルトを締めてポンド調整を行う必要があります。

*リムを最大まで締めこんでいてもうそれ以上締めこめない場合はケーブル類をいじる方法が無くもないですが、手を加える箇所が多くなりすぎるので、本末転倒な結果になりかねないため、この場合はポンドが下がったままで使う方が良いでしょう。

 

いずれの場合でも最後には上下のカムタイミングのチェックが必要です。

また、使い続けているうちにケーブル類は必ず伸びて来るので、このドローストップの“面”がケーブルににきっちり真っ直ぐ当たっているかを随時チェックしてください。IMG_7516

ARCtecヘキサゴンドローストップは店舗およびオンライショップで販売中ですヽ(^o^)丿