LEGEND EVEREST 2016年新色で登場

2015年1月に登場し、多くの方から好評を得ていたコンパウンド用ローラー(トロリー)ダブルボウケース「LEGEND EVEREST(レジェンド・エベレスト)」が2016年Newカラーで再登場です。
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サイズ展開は「44」と「40」
サイズや重さは2015年モデルと変わりはありません。*参考記事「LEGEND EVEREST 44 ボウケース」

変更点は「青/黒」基調だったカラーが「オレンジ/黒」基調へ変更され、そして下部にハンドルが追加されました。
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肩バンドは収納式

内部のコンパートメント・レイアウトに変更はありません。こちらも配色が変更されたのみとなっています。
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付属品は1点追加されました。その他は変更ありません。
コーナーポシェット
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アローケース(伸縮タイプ)
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追加されたのはカムカバーです。
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弓を仮固定するベルクロバンドも付属します。
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今回、入荷後すぐに「44」が売り切れになるなど、人気の高いボウケースです。
是非チェックしてください!!

あちぇ屋CP、および店舗にて販売中です(^o^)丿


TruBall ABYSS(アビス)に4本掛けモデルが追加。

ジェシー・ブロードウォーター選手のシグネチャーモデルとして昨年登場した「ABYSS(アビス)」に4本掛けモデルが追加されました。(いずれもMサイズ、Lサイズでの展開です)
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左:4本掛け 全長:100ミリ(10センチ) 重さ:145グラム
右:3本掛け 全長:85ミリ(8.5センチ) 重さ:134グラム
*ともにMサイズの場合

機構は良いのに4本掛けは無いの?!という方には朗報ですね。

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Tru Ball ABYSS(アビス)は店舗およびあちぇ屋CPで好評発売中です♪(^o^)丿


TRUBALL から新製品「Sweet Spot-Pro」が入荷!

安全装置付きトリガーレスリリーサーとして好評をいただいていますTruBall 「Sweet Spot2(スイートスポット2」)にブラス(真鍮)モデルが登場です。

その名も「Sweet Spot PRO(スイートスポット・プロ)」
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しかもフィンガースタイルがインターチェンジャブル(交換式)ハンドルになりました。
*黒い部分がフィンガーパーツです。

さらにさらに!フィンガー交換パーツが全種類付属しての提供です。
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2本掛け、3本掛け、4本掛けへと、好みのセッティングを試すことが出来ます!

ブラス(真鍮)仕様なので当然重量感たっぷり。以下はそれぞれのパーツを装着したときの重さです。
2本掛け・・・118グラム
3本掛け・・・121グラム
4本掛け・・・123グラム

安全装置の動作手順は「スイートスポット2」と同じ。
ただスイートスポット2と比べて実際にスイッチングした時の感触がよりバチッ!とした明瞭な動きになっています。

安全装置「ON(ロック)」の時(ドローイング)
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安全装置「OFF(ロック解除)」の時(ファイヤ)
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スイッチを「ON」にしてフックを起こしドローイング。
すべての発射準備が整ってからスイッチを「OFF」
そしてバックテンションをかけてファイヤ!!

調整箇所は1箇所のみ。トラベルアジャストメント・スクリュー(イモネジ)を締めこむ(時計回り)と発射タイミングが早くなり、緩める(反時計回り)と遅くなります。
早い/遅いとは、解除後、発射までのフックの移動距離が短いと「早く発射」となり反対に移動距離が長いと「遅く発射」となります。
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注意すべきはこのイモネジを緩めすぎると(ネジ穴の掛かりが浅いと)、ネジの脱落・紛失を招きますので注意してください。
*ネジ止め剤をの併用をお勧めします。

ちなみに同時に入荷した別売り「スイートスポット・プロ フィンガー交換パーツ」ですが、正直、本体購入段階ですでに全てのパーツが付属しているのでコチラは万が一パーツを紛失した時の為のモノかなぁ、と思っていましたが、、、、
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なんと!この交換パーツ、同じくTruBallの「インクレディブル」でも使えるんです!!
ただ、2本掛けと4本掛けはインクレディブルと共通デザインのようですが、特筆すべきは3本掛けです。
インクレディブルの3本掛けは、一番外側にくる薬指のエンド側が“ストン”と落ちていますが、スイートスポットプロ用の3本掛けは「クロウ(カギ爪)」!

通常のインクレディブル・3本掛
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インクレディブルにスイートスポット・プロ3本掛け(クロウ)を装着!
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このようにクロウ部分が薬指を包むように回り込むので感覚的に薬指のホールド感が増すため、よりスムーズなリリースに期待が持てます。

【サイズ】*ワンサイズのみです(Mサイズ相当)
全長:85ミリ(3本掛け時)
95ミリ(4本掛け時)
70ミリ(2本掛け時)
厚さ:14ミリ(共通)

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TruBall「Sweet Spot PRO」はまもなく販売開始です☆彡(^o^)丿


EASTON(イーストン) 2016Newクイーバーが入荷

EASTONのクイーバーでこれまでの「QF-50 フィールドクイーバー」が廃盤となり、2016年Newデザインとなって生まれ変わりました。
2種類のラインナップとなっています。
・イーストン エリートフィールドクイーバー
・イーストン デラックスフィールドクイーバー

それぞれの違いは、、、、本体を構成する生地の違いとベルトの付属有無です。

サイズ、重さ、使い勝手は特に大きな違いはありません。

まずは外観です。ちなみに一番右は特価品に回ったQF-50フィールドクイーバーです。
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裏面です。
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見ていただくとわかりますが、アローポケット部分の深さ、全体の丈、幅は同じなのがお分かりいただけると思います。
ただ裏面にT/Lゲージを挿す穴がこれまでのQF-50が隅っこにあったのがセンターに来ました。

表面のファスナー、ポケットなどのレイアウト・アレンジはQF-50をほぼ引き継いでいます。

それぞれの生地のアップです。

まず「エリート」
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次に「デラックス」
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ちなみに廃盤となりますが「QF-50」
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エリートの生地はポリウレタン系の合成皮革で、高級感・重厚感にあふれています。
付属のベルトも統一感のある配色となっています。
またベルトの留め具(バックル)は軽さと着脱の手軽さが売りのコブラバックルに変更されました。
長さの調節はベルクロバンドになっています。

「デラックス」はヘビーナイロン系の生地でQF-50と同じ耐久性・耐水性の高い素材です。
コチラにはベルトは付属しません。ご承知置きくださいね。 

矢をしまうコンパートメントですが、これまでの一体形成品だった“入り口”が、ビスとロッドによる仕切りになったため、4区画を好みの配置にする事が出来るようになりました。(写真右側。左はQF-50)
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基本構造は同じですが、使い勝手が向上し、さらに「エリート」は高級感のあるクイーバーになっての登場です。

この機会に新調してみてはいかがでしょうか(^o^)丿


HAMSKEA(ハムスキー) ハイブリッドターゲット・プロが入荷しました。

「神レスト」として販売してきましたハムスキー・バーサレストが軽量化に成功し、新たな商品として登場しました。
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これまでのレストは約150グラムあり、レストとしては重めの部類でした。
今回の「ハイブリッドターゲット・プロ(マイクロチューン)」は約110グラムとなっています。

機能はこれまでと変わらず4つのモードで使用出来ます。
・リムドライブ・フォールアウェイ
・ケーブルドライブ・フォールアウェイ
・ランチャーブレード・レスト
・スプリングテンション・レスト
まず、付属品の確認と各部品の名称です。
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装着済の付属のブレード(1枚)はステンレス製の0.012厚さのブレードとその下側に一緒に挟み込む補強の役割を担う「バッカーブレード」(1枚)です。
マニュアルによると、「バッカーブレードはどのブレードを装着しても必ず一緒にはさんでね」とあります。お忘れなく。

またこの中でイージーアジャスト・コードクランプはマニュアルによると「コードの長短微調整に使用します。ただしネジをはずして分解はしないでね」とあります。絶対に分解してはダメ!と言うほどのモノではありませんが、これは左右をつなぐネジが最低限の短さのため、ひとたびバラすと再度コードを挟んで止めるのが少々めんどくさいからのようです。
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ではまず、「リムドライブ・フォールアウェイ」モードです。

パッケージから出した状態ですでにリムドライブモードです。
レスト本体をハンドルに取り付けセンサーコードをピーンと張り、下リムか上リムに結びます。

結びつける箇所はマニュアルによると、「リム端から2.5インチ~4インチぐらいの間に」とあります。カムの回転運動に邪魔にならない箇所へ連結してください。連結箇所が決まったら「ノンスリップリムパッド」をリムに貼り付けこの箇所にコードを結びます。このパッドはリム表面におけるコードの滑り止めですね。結び方はマニュアルの写真を参照してください。簡単に結べます。
最初のままだと下リムにつける前提のレバーアームの向きになっています。
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もし上リムにコードを連結する場合はこのレバーアームをいったん抜き、下の写真のように向きを替えてください。
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コードをピーンと張りますが、この「ピーン」の目安として「インラインコイルバネ」が約2~3ミリぐらい伸びた状態にして張りましょう。

次に「ケーブルドライブ・フォールアウェイ」です。
このモードに変更するには本体を分解して内蔵のコイルバネを交換する必要があります。
(初期状態である)リムドライブモードでは内蔵バネは「時計回りコイルバネ」です。これを「反時計回りコイルバネ」に交換します。
下の写真は反時計回りコイルバネです。
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反時計回りにまわって写真奥の方へとバネが切られています。時計回りコイルバネと混同しないように注意しましょう。

注意点としては、分解しバネを入れ替えたあと、「テクスチャー・ノブ」でふたをするのですが、このノブの内向き側にコイルバネの突起を挿し込む小さな穴があるのですが、確実にこの穴に突起を挿してください。また、本体の奥内部にも同じくバネの突起を挿す小さな穴があるのでこちらも確実に挿してくださいでないと正しく作動しないばかりか、バネを破損する恐れがあります慎重な作業をお願いします

あとはセンサーコードをレストから離れていく動きをするケーブルに連結します。

次に「ランチャーブレード・レスト」モードと「スプリングテンション・レスト」モードです。

この場合はレバーアームは取り外します。使用しません。内蔵コイルバネは「時計回りコイルバネ」を使用します。(初期状態で内蔵されているバネです)
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ブレードは汎用性の高い、いわゆる「(トロフィー・テイカー)ベストランチャーサイズ(2つ穴)」です、当店で販売中の「ランチテック樹脂ブレード」も使用出来ます。

ブレードモードとスプリングテンションモード、、、、違いは「テクスチャー・ノブ」の締め具合の違いです。

テクスチャー・ノブを留めている2つのネジを抜き取り、ノブを反時計回りに回していくと抵抗(テンション)が強くなり、ランチャーブレードの根元の横軸がカチカチに回らなくなっていきます。反対に時計回りにノブを緩めると横軸はフニャフニャになっていきます。
この抵抗(テンション)の調整幅はノブを抜き取ってこのノブの内側を見てもらうとわかりますが、コイルバネの突起を挿す穴が実は複数個あります。適宜必要なテンションが得られる穴へコイルバネの突起を挿して、ノブを調整してください。

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リムドライブもケーブルドライブもブレードモードもスプリングテンションモードも全て共通して行うのがランチャーの“起こし角度”と“寝かせ角度”の調整です。
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レスト本体底にある2つのネジが“起こし”と“寝かせ”を調整します。

向かって右のネジが「起こし角度」用、
左のネジが「寝かせ角度」用です。

基本的に初期状態のままから特にいじる必要はありませんが、ハンドル形状によっては、寝かせたときのランチャーとハンドルシェルの干渉が起きたときや、起こし角度(初期状態は約35度)を変更したい時に触る程度にしましょう。そのときは向かって右のネジにのみについているワッシャーを左ネジ側に持ってきたり組み合わせを替えたり、また、お手持ちのなにかしらのワッシャーで微調整をしてください。

構造は複雑ですが、良く考えられたレストです。その分価格も少々お高いですが、1台でいろんなモードを選べるメリットは良いですね。

ハムスキー/ハイブリッドターゲット・プロは店舗およびあちぇ屋CPにて販売中ですヽ(^o^)丿


フィンガースリングの取り扱いブランド切り替えました。

IMG_20160215_151457無題取扱いのフィンガースリングですが、レジェンド(Legend)からアバロン(AVALON)に切りえることにしました。

423fb53dcc6feaf4dff665ef73e7a9e9性能面で二つのブランドに違いはありません。切り替えの理由はレジェンドのほうが生産が終了したためです。現在のレジェンドブランドのフィンガーが在庫切れになった色・サイズから順次アバロンのものに切り替えていきます。

よろしくお願いします。


デュアルスライドケーブルスライダー…ダメでした。

デュアルスライドケーブルスライダーテスト以前記事で紹介したデュアルスライドケーブルスライダーのテストをしてきましたが…結論、ダメですね。販売しないこととしました。

問題はケーブルへのストレスが低減することで、弦がより中央によってしまい、自分の使用する29mm(大きくはないです)径のスコープにケーブルが2/5程度かぶってしまうこと、また、グリップの変化でエイミング中にケーブルとドットの動きが気になってしまうことなどがあります。エイミングで問題が発生しましたが、グルーピング自体は悪くないものでした。

自分の弓はケーブルガードによるトルク調整可の35インチの弓ですが、アクセル間が28-31インチ程度でケーブルガードが調整できず、大きなトルクが発生する弓などの場合では、この問題は発生せず、よい方に働く可能性はありますが、ターゲットの世界でそのような弓を使用している方はかなり少数ですので、代理店としては取り扱いはしないこととしました。取り寄せであれば、取り扱いはできると思います。

明日から、ノーマルのものに戻します。。


ボウマスター・ポータブルボウプレス&ブラケットが新しくなりました。

新たに入荷しましたボウマスター社の「ポータブルボウプレス」と「L型ブラケット」。

デザインが一新され、ボウプレスの方は短いアクセル間に対応し、Lブラケットは大きなカム直径に対応するようにデザインが変更になりました。

まずは新旧のボウプレスです。20160201_165531

左がこれまでのモノ、右は新しいものです。

変更点はプレスの際の要である“ジャックスクリュー”の長さが伸びました。

これまでは12センチだったスクリューが、新しいものは17センチへと5センチ伸びました。

その他の変更はありません。

これにより、従来では短いアクセル間の弓にはスクリューか短かったために最後までねじ込んでもプレス仕切れなかった問題が解消されました。

 

次にL型ブラケットです。20160201_165517

写真左の旧型のアーム部分が全長11センチに対し、新しい方は全長13センチになりました。

約2センチ伸びた事で、直径が大きなカムを搭載した弓にも安心してブラケットがご利用いただけます。

これまでの短いモノだと、ブラケット先端がリム端に掛かったとしても、ブラケットの下部がカムに干渉してしまい、カムやストリングに負担をかけていました。

アームが伸びた事でこの干渉が解消されました。

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ただし、この2商品のそれぞれ「ジャックスクリュー」、「ブラケットアーム」が伸びた新デザインがすべてにおいてマッチするかというと、そうではない事案があります。

それは短いアクセル間を持つ弓にプレスする場合に用いるプレスとブラケットの組み合わせです。

短いアクセルの場合は新型プレスがマッチしますが、それに新型ブラケットを組み合わせるとアームが長い分結局はジャックスクリューをねじ込む“尺”が足らなくなります。

この点を十分注意して、ご自身の弓にマッチしたプレスとブラケットの組み合わせをご準備ください。

 

 


軽さをそのままにより強靭になったコンツアーCSスタビライザー

DSC_1531イーストンの新型コンツアーシリーズのCSスタビライザーが入荷しました。入荷したのはずっと前なのですが、評価に迷い、記事をやっとアップします。というのも、このスタビライザーはスタンダードと同じ重さでより強靭になり、剛性が向上したというセールストークで登場したのですが、テストした結果、その通りで、リカーブであれば、コンツアー(スタンダード)のほうが良い場合もありますが、コンパウンドであれば、圧倒的にCSのほうがすぐれていて、体でわかるくらいに剛性が向上しています。コンパウンド向けとしては、CSは非常に出来の良いスタビライザーであることは間違いありません。この軽さでこれだけの剛性を持つスタビライザーは(超高額なHEROを除けば)ないと思います。

評価して迷って、まわりの方に相談したのは、現状のイーストン販売戦略で、これだけの違いがあるのにもかかわらず、コンツアー(スタンダード)とは1000円しか価格が変わらず…なぜそのような価格付けになったのか非常に理解に苦しみます。結局、他のプロショップの方でも納得できる答えを持っている人はおらず、そのまま記事にすることにしました。感覚からすると4000円程度の価格差はあるべきです。

現状柔らかいスタビライザーを好むリカーブアーチャー以外で、コンツアー(スタンダード)のほうが良いということはないと思います。もちろん、価格差があることは確かですが、1000円でこの価格差であれば、惜しまずに高い方(CS)を選択することをお勧めします。特にコンパウンドボウ向けでは、絶対にCSのほうが良いです。自分もこのスタビライザーにするか迷っているところです。商品は通販ではコンパウンド店で販売します。

イーストン_プロリンク_エクステンダーもう一つ入荷したのは、プロリンクエクステンダー。こちらはコンツアーエクステンダーのモデルチェンジという位置づけですが、設計は大きく異なります(コンツアーエクステンダーは生産終了)。

プロリンク内部構造コンツアーエクステンダーではブッシング周りの問題が報告されたために、ドインカーのように両方のブッシングをロッドでつなげて強度を向上させる設計になりました。この変更によって間違いなく強度は向上しましたが、内部構造が全く違うので、重さも大きく変わり、6インチでは72gから131gと倍です。ちなみに、先ほど紹介したコンツアーCSは33インチでも128gで、6インチエクステンダーよりも軽いです。


トルク低減の別視点、デュアルスライドケーブルスライダー

デュアルスライド現在、別の視点からトルク低減を目指したデュアルスライドケーブルスライダーなるものをテストしています。メーカー側でもテスト中で、自分がもらった試作品はケーブルがジャンパアップする(溝から外れる)場合があるので、少しデザインを変更してから正式に発売されるようです。
PSE_Colored_Flex_Guardトルク低減というと、2011年に登場したCPRシステムをきっかけに、弓のバック方向でケーブルガードを可動させることでトルクの低減を目指す流れがずっと続いてきました。メーカーごとにいろいろな工夫がされ、現在ターゲットモデルにはほぼ搭載されるようになりました。
DSC_1509cc2063e6ce54d12398136ee9a68e2636この新しいケーブルガードシステムでは、別の視点、弓のサイド面でゲーブルを可動させることで、より一層のトルクの低減を目指します。たとえば、エリートのエナジー35は上下のカムが同じ型をしていて同期して働きます。なので、当然ケーブルも左右対称のX型に交わっています。ただし、ケーブルガードはその左右対称に交わるポイントには設けられておらず、その少し上に設定されています。なので、2つのケーブルの間には距離があり、通常ケーブルスライダーはこの距離を考慮して作られています。

DSC_1508しかし、この距離は一定ではありません。フルドロー時に二つのケーブルは近づくので、当然この距離も近づきます。固定式のケーブルスライドではケーブル同士の距離は一定に設計されているので、この距離の変化に対応できず、そのストレスがトルクを作り出します。

DSC_15091この新しいケーブルスライダーはデュアルスライド機構を搭載することで、ドローイング時にケーブルがスライドするだけではなく、ケーブルの相対関係の変化にも対応し、これによってより一層のトルク低減が実現できます。

面白い発想だと思います。現在テスト中です。